カープな毎日

カープファンのひとりごと。

充実の春季キャンプ打ち上げ

2023年02月28日 21時09分47秒 | 日記

 チームは春季キャンプを打ち上げました。

 1軍は全員で円陣を組み、選手会長の大瀬良が、「秋にはどこよりも美しく、綺麗な花を咲かせましょう。広島を熱く燃やしていきましょう」と締めの挨拶を行い、手締めではなく、全員で肩を組んで「さあ、いこう」と声を合わせて、キャンプを打ち上げました。

 また、練習終了後には宇草、羽月、矢野、森の2軍降格が決まり、代わりに曽根が1軍に合流することになりました。降格する4選手は、1軍では実戦機会が限られることから、2軍でより多くの実戦経験を積ませるための措置とのことです。

 監督として初めてのキャンプを過ごした新井監督は、キャンプを振り返って100点と採点して、投打ともに手応えを感じることができたようです。また、恒例のキャンプMVPについては、みんな頑張っていたとのことから「あえて名前を挙げません」と答えました。

 

 今キャンプでは、栗林に繋ぐ中継ぎ陣の整備、機動力野球の復活、若手野手の育成が課題となっていましたが、中継ぎ陣では、新人3投手が持ち味を発揮し、現役ドラフトが加入した戸根、復活を目指すアドゥワらが結果を残して、競争が激しくなりました。

 機動力については、積極的に盗塁を仕掛けるだけでなく、隙を突いて次の塁を狙う意識が全ての選手に浸透しています。また、若手では終盤に大盛、田村、韮澤らが良いプレーを見せて、成長を感じさせました。

 そして、懸案事項であった森下と床田の復帰は、順調に調整が進んでおり、開幕に間に合う目途が立ちました。さらに捕手専任になる坂倉も、守備面ではまだ課題がありますが、少しずつ課題を解消しており、打撃面は存在感を示しています。

 矢崎と磯村の離脱は痛かったですが、まだ早い時期だったことは不幸中の幸いだったと思います。

 今年のキャンプは、ここ数年の中では一番充実していたことは間違いなく、今年のチームはかなり期待が持てると感じられる1か月のキャンプだったと思います。

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森下がシート打撃に登板して開幕ローテに向けて前進

2023年02月27日 21時10分46秒 | 日記

 昨秋の右肘手術からの復帰を目指す森下が手術後初のシート打撃に登板して、最速145kmの直球を軸にカットボール、カーブ、チェンジアップの変化球を交え、打者8人に対して27球を投げ3安打1三振無四球でした。

 森下は、「打者相手に投げられたことは良かった。球の質はまだまだ。納得のいく球を投げられるようにこの1カ月で準備したい」と語り、キャンプ中に打者相手に投げられたことが大きな収穫だったようで、開幕ローテ入りに向けてまた一歩前進しました。

 実戦復帰のタイミングは、投手コーチやトレーナーと相談した上で慎重に判断するとのことです。開幕まで残り1カ月ですが、開幕に照準を合わせて調整ペースを上げながら、実戦登板を重ねて課題を潰していって、開幕を万全の状態で迎えられそうですね。

 

 一方で、矢崎が左脇腹に張りを訴えて春季キャンプを離脱しました。昨日の中日とのオープン戦前に違和感を訴えて登板を回避したとのことで、今日は球場に姿を見せたものの、練習は行いませんでした。帰広後に病院で検査を受ける見込みとのことです。

 新井監督によると、昨日の試合で矢崎は登板する意思を示していましたが、新井監督が無理する時期ではないと翻意させたそうです。

 矢崎は8回を担うセットアッパーとして最有力候補であり、長期離脱となると中継ぎ陣にとっては大きな戦力ダウンとなります。まだ開幕まで1カ月あるので、ここで無理をして悪化してはいけないので、今は治療を優先させて、早く戻ってきてほしいですね。

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16安打8得点の逆転勝ちでオープン戦初勝利

2023年02月26日 21時16分31秒 | 日記

広島 003 220 001 8
中日 040 000 000 4
勝利投手:遠藤1勝
敗戦投手:鈴木1敗
本塁打:[中日]アキーノ1号、細川1号

 中日とのオープン戦は4点ビハインドから8点を奪って逆転して、新井監督がオープン戦初勝利を挙げました。

 先発のアンダーソンは、2回に本塁打を浴びて1点を失った後に、坂倉、矢野、田中の3失策も絡んで4点を先行されましたが、直後の3回に田中と矢野の連打から得点機を作り、秋山、野間、西川の適時打で3点を返すと、4回には田中の適時2塁打などで逆転に成功しました。さらに5回にも敵失から得た得点機で韮澤らの適時2塁打などで追加点を奪いました。

 先発ローテを狙うアンダーソンは、3失策も絡んで1回2/3を投げて4安打1四球4失点と残念な結果でしたが、遠藤は3回を投げて1安打1死球無失点、床田は2回を投げて1安打無失点に抑える好投で、ローテ入りに向けて前進しました。

 2回は坂倉の捕邪飛の落球から連鎖反応のように、矢野と田中に適時失策が出てしまい、一挙4失点を苦しい展開となりました。しかし、直後の3回に田中が安打を放って反撃のきっかけを作ると、続く矢野も必死のプレーで内野安打をもぎ取って好機を拡大させて3得点に繋げました。続く4回にも坂倉が内野安打で出塁して逆転へのきっかけを作りました。

 新井監督は、以前から野球にミスをするスポーツであり、ミスが起きた次のプレーや打席が大切だと言い続けていました。今日の試合はミスをした3選手が直後の打席で必死のプレーを見せて逆転への流れを作りました。

 オープン戦とは言え、ミスを取り返す必死さが見られたことは良かったと思いますし、チームにミスを取り返す雰囲気ができることは必ずシーズンでも活きてくると思います。

 今年の野手陣は、最後まで諦めずに必死にプレーする姿を見せてくれると思うので、3連覇時のように逆転のカープが見られるかもしれませんね。

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大瀬良が2回無失点の好投で開幕投手に決まる

2023年02月25日 21時00分32秒 | 日記

広島 100 000 000 1
巨人 000 030 01X 4
勝利投手:菅野1勝
敗戦投手:森浦1敗
セーブ:今村1S

チームは今年初のオープン戦で、巨人と対戦して逆転負けを喫して、オープン戦は黒星スタートで、対外試合は3連敗となりました。

 先発した大瀬良は、初回に安打と四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、長野、中田、丸と打ち取って無失点で凌ぐと、2回は三者凡退に抑えて、2回を投げて1安打1四球無失点に抑える好投でした。

 最速150kmを計測した直球は球威があり、巨人の中軸を力で抑え込む場面も見られ、順調な調整をマウンドで示しました。

 この投球を見た新井監督は、大瀬良の降板後にベンチ裏で「任せるぞ、1年間投手陣の中心でいってくれ」と開幕投手を任せることを伝えました。大瀬良は、5年連続で開幕投手を務めることになり、長谷川、黒田に次ぐ球団史上3人目となりました。

 新井監督は、大瀬良に決めた理由について、「ずっといいモノを見せてくれている。投手陣も納得し、自分たち(首脳陣)も納得する人に決めた」とコメントしており、大瀬良にエースとして今季の投手陣を引っ張る役割を任せられる革新したと思われます。

 大瀬良は、キャンプ序盤からかなり状態が良く、ブルペン投球、シート打撃、紅白戦と順調に状態を上げており、本人も最多勝と最高勝率のタイトルを獲得した18年より状態が良いと手応えを感じていました。さらに開幕投手を争う九里は、フォーム改造がまだ完成していないことを考えれば、ほぼ大瀬良に決まっていたと思いますが、最後に対外試合で誰もが納得するような投球を見せたことで、即決に至ったのでしょう。

 開幕戦は、昨季大幅に負け越したヤクルトとの対戦になります。初戦を取ることができれば、苦手意識も払拭できると思うので、大瀬良にはチームに勝ちが付く投球を見せてほしいですね。

 

3月31日のヤクルト戦(神宮)で開幕投手を務めることが決まった。

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河野と益田が対外試合初登板で好投

2023年02月23日 20時52分36秒 | 日記

 楽天と練習試合を行い、0-1で完封負けを喫して、対外試合は2連敗となりました。

 新人の益田と河野の2人が対外試合初登板しました。

 河野は先発して初回に先頭打者から三振を奪うと、2回も先頭打者を三振に斬るなど危なげない投球で2回を投げて2安打2奪三振無失点に抑えました。

 一方の益田は、グラウンド整備が終わった直後の6回に登板して、最初は制球が安定せず先頭打者に四球を与えましたが、坂倉が間を取ったことで落ち着きを取り戻して、後続を併殺に打ち取るなど無失点で切り抜けると、7回は危なげなく三者凡退に抑えて、2回を投げて無安打1奪三振無失点と、2人とも初登板を上々の投球内容で終えました。次戦では緊張も無くなり、もっと良い投球を見せてくれそうですね。

 新井監督は、益田と河野については、先発と中継ぎの両にらみで調整をさせる方針とのことで、今後も複数イニングを投げさせて、適性を見極めていくことになります。

 先発ローテは、実質的に4人が確定しており、残り2枠を遠藤、森、玉村ら争うことになり、競争はかなり激しくなっています。現状では、遠藤と森が一歩抜け出している状況となっていますが、まだ開幕までは1カ月以上あることから、何が起こるか分からないので、2人も先発候補として調整をさせているのでしょう。もし先発ローテ争いから漏れても、ロングリリーフ要因として起用できそうなので、益田と河野が戦力として計算できれば、先発、中継ぎとも戦力が厚くなり、チームとしては心強いですね。

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床田と森下がブルペンで投げ込み

2023年02月22日 20時59分28秒 | 日記

 床田が、ブルペンで今キャンプ最多となる130球の投げ込みを行いました。

 會澤を相手に直球を中心に、カーブ、スライダー、パームなど全球種を投じ、途中からは打者を立たせて熱のこもった投球を行いました。

 本人も「変化球は全般的に良かったが、直球が良くなかった。あとは直球の精度と質かなと思う。」と語り、状態が上がってきている手応えを得たようです。また、「球数を投げても右足は全然問題なくできたので良かった」とのことで、コンディション面も不安が無くなってきたようです。

 今週末には対外試合にも登板する予定とのことで、ここまで順調に調整が進んでおり、投球に関してはここまで順調にきています。

 また、森下もブルペンで37球を投げました。最初の19球は捕手を立たせて投げ、その後は、捕手を座らせて37球を投げ込みました。直球、カーブ、カットボール、チェンアップを投じ、球速は前回の130km台から140km台に上昇しており、状態が一段階上がったようです。

 本人も「アクシデントがあればまた変わってくるけど、今のところは全然大丈夫。自分の中でも上がってるので、いい準備できてます」と語り、調整が思い通り順調に進んでいるようです。

 床田は故障からの復帰であり、故障箇所の状態が読めませんでしたが、思った以上に順調に回復しているようで、投球については心配することは無さそうです。あとは実戦の中でのフィールディングが不安要素であるだけに、対外試合で問題なくできれば、不安が無くなりますね。

 森下はもともと開幕を逆算して調整のステップを上げており、ここまでは順調そのもので、開幕に向けて何も心配することは無さそうです。

 先発の軸となる2人が、開幕に間に合う見通しがついたことは本当に良かったですね。

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練習試合ロッテ戦で長谷部が初登板

2023年02月21日 20時43分13秒 | 日記

 ロッテとの練習試合が行われ、4-6で敗れて、新井監督の初黒星となりました。

 新人の長谷部が4回から2番手としてプロ初の対外試合に登板し、簡単に2死を取るも、底から3連続四球で満塁のピンチを招いてしまいましたが、田中からの声掛けで落ち着きを取り戻して、続く打者を内野ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、1回を無安打3四球1奪三振で初登板を終えました。

 2死後に四球を与えたことで、絶対に抑えるという意識が強くなってしまい、力みが入り制球を乱したと思われます。それでも、田中のアドバイスで直ぐに落ち着きを取り戻して、後続を抑えたことは良かったと思います。

 新井監督も「初めての試合であれだけ投げられれば。気持ちの入り方も違ったし、良かったと思いますよ。相手に向かっていく姿というのがね。」と評価しました。

 長谷部は、対外試合初登板ということで、緊張するのは仕方ないことであり、練習試合の段階で失敗を経験しておけば、今後の開幕1軍を賭けたオープン戦で同じ失敗を繰り返さないと思います。これからは実戦で持ち味の思い切りの良い投球を存分に見せてほしいですね。

 また、今日もスタメンで1番に入ったのは秋山でした。新井監督は、秋山の1番起用について、決まっていないとしつつも、「十分にある。よーいドンで秋山が一番だと相手が嫌だと思う。」として最有力候補であることを示唆しました。 

 西武時代は1番として打線を牽引した実績があるだけに、1番として起用するのは適役と思います。その場合は2番に野間が入ると思われることから、昨季までと違って攻撃的な打線になりそうで楽しみですね。

 

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新井監督初采配の練習試合は白星発進

2023年02月19日 21時30分27秒 | 日記

 新井監督就任後初の対外試合となるDeNAとの練習試合が行われ、3-1で初戦を白星で飾りました。

 スタメンは1番中堅秋山、2番左翼西川、3番三塁デビットソン、4番一塁マクブルーム、5番捕手坂倉、6番右翼大盛、7番遊撃小園、8番二塁羽月、9番DH田村で、先発は遠藤でした。

 初回にマクブルームがチーム1号本塁打となる3点本塁打で先制すると、遠藤、アドゥワ、松本、森、島内の継投が1失点に抑えて逃げ切りました。また、新井監督が再建を目指す機動力は、3盗塁を決めるだけでなく、積極的に次の塁を狙う姿勢が見られて、選手の走塁への意識が向上していることを伺わせました。

 スタメンの打順はまるで公式戦を見据えたかのようなメンバーでしたが、新井監督によるとベテランが2打席で交代するため、途中出場の選手により多く打席が回るように配慮したとのことで、シーズンを想定したものではないとのことでした。

 野間が、昨日「感冒性胃腸炎」で早退しており、今日は別メニュー調整になっていることから、野間が戻ってくれば上位打線は代わると思いますが、この打順も十分にあり得ると思いますね。

 投手では、先発の遠藤が3回を投げて2安打1四球無失点、森も6回から3回を投げて無安打無失点に抑える完璧な投球で、新井監督も「遠藤もストライク先行でいけていた。しっかり腕を振って、ゾーンの中でストライクが取れていた。森は元々、球種も豊富。ブルペンよりも実戦で映える投手」と好評価しており、ともに開幕ローテ入りに前進しました。

 大瀬良と九里も開幕投手を争っており、手術明けの森下と故障からの復帰を目指す床田は、ともに順調に調整を進めていることから、開幕ローテ4人はほぼ確定していると思われます。

 アンダーソン、コルニエル、2軍では玉村らもローテ入りを狙っていることから、残り2枠を巡る争いは厳しいと思いますが、候補となる選手がたくさんいることは、それだけ戦力が上がっている証拠であり、チームとしては良いことだと思います。

 開幕ローテ争いは始まったばかりで、誰が勝ち抜くのか全く読めませんね。 

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大瀬良が紅白戦で好投して開幕投手へ前進

2023年02月18日 20時27分12秒 | 日記

 沖縄キャンプ初となる紅白戦が行われ、開幕投手候補の大瀬良と九里が先発しました。

 大瀬良は2回で打者9人に投げて1安打3奪三振の無失点、一方の九里も2回で打者8人に投げて2安打4奪三振の無失点と2人とも好投しました。

 大瀬良は、直球に力強さがあり最速は151kmを計測し、スライダーの切れも良く三振を奪いました。2回は簡単に3アウトを取ったことから、球数が予定より少なく、さらに打者2人を相手にして、5アウトまで取って36球を投じました。「

 本人も、「例年と比べても体の状態が良いですし、投げている球も良い。順調なんじゃないかなと思います」とコメントして、ここまでの調整に手応えを得たようです。

 試合後には、新井監督も「良かったね。真っすぐが強かった。本当に何も言うことがない。順調そのものですね」と賛辞を送りました。

 新井監督は、開幕投手について、候補者本人には既に伝えており、キャンプ中には決める意向を示してますが、同じ紅白戦で大瀬良と九里を先発させて競わせたと思われます。

 実戦の中で2人の状態を確認して、最終決定する考えと思われますが、現時点では大瀬良が一歩リードしており、最有力候補なのは間違いないでしょう。もちろん九里もここから調整ペースを上げてくれば、巻き返すことは可能だと思われます。

 2人には、新井監督が決めるのを悩むくらいハイレベルな開幕投手争いを見せてほしいですね。

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2次キャンプ初日に森下がブルペンで捕手を座らせた投球練習

2023年02月17日 21時11分36秒 | 日記

 1軍は沖縄で2次キャンプをスタートさせました。

 練習前に歓迎式が行われ、新井監督は、沖縄の方言「なんくるないさー」を好きな言葉と語り、「一般的には楽観的な意味と思われているが、本当は、どんなときも正しい道で努力を重ねていけば、必ず報われるという意味の言葉と聞いており、長いシーズンでの戦いは、良い時より困難の方がはるかに多いと思う。選手たちは『なんくるないさー』を胸に頑張ってくれると思います」と挨拶を行いました。

 セレモニーの後には外野で円陣を組み、練習が始まりました。

 森下が沖縄2次キャンプ初日にブルペン入りして、昨秋の右肘手術後、初めて捕手を座らせて投球練習を行いました。捕手を立たせて45球を投げ、その後捕手を座らせて直球を4球、カーブ、カットボールをそれぞれ1球ずつを投げました。

 森下は投球後に、「順調にきていると思う。8割ぐらいの力で投げる状態まで上がってきている」と投球内容に納得したようで、今後は投球数を増やしながら、キャンプ期間中には打者を相手にした投球を行う予定とのことで、3月にはオープン戦での実戦登板もできそうです。

 ここまでリハビリは順調で、しっかりと段階を踏んで練習強度を挙げています。開幕を見据え、逆算して手術を受けており、今の様子であれば、開幕には十分に間に合いそうです。大瀬良、九里とともに先発陣を支える存在であることから、欠けると大きな戦力ダウンになるとことだったので、開幕に間に合いそうで本当に良かったです。

 開幕までは、まだ時間が十分にあるので、焦らずに思い描いているプランどおり調整してほしい、番線の状態で開幕を迎えてほしいでね、

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