カープな毎日

カープファンのひとりごと。

大瀬良が実戦復帰登板で3回無失点

2021年02月28日 20時59分33秒 | 日記

 大瀬良が日本ハムとの練習試合に先発して、昨年9月以来となる実戦復帰登板を果たし、3回を投げて2安打3奪三振無失点の好投でした。

 初回は簡単に三者凡退に抑えると、2回は2死後に連打を浴びて1,3塁のピンチを招くも宇佐見を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。続く3回は先頭から二者連続で見逃し三振を奪うと、四球を挟んで西川を空振り三振に斬って、復帰登板を無失点で終えました。

 最速147kmの直球に、カットボール、スライダー、カーブなどで緩急を付けた投球はブランクを感じさせず、手術による影響をを全く感じませんでした。本人も「最初にしては上出来。真っすぐの質、強さは昨年より良いかな」と状態の良さに手応えを口しており、開幕を見据えた調整は順調に進んでいるようです。

 佐々岡監督も、「順調すぎるぐらい順調」と絶賛しており、九里、森下と争う開幕投手については「近日中に発表します」と明言は避けたようですが、今日の投球を確認して大瀬良に決めたのではないでしょうか。

 

 また、6回からは森下が登板して、3回を投げて3安打1失点と上々の投球内容でした。6回と7回は三者凡退に抑える素晴らしい投球でしたが、8回2死後に連続2塁打を浴びて1点を失いましたが、続くピンチは後続を断って最少失点で切り抜けて、開幕投手に向けて首脳陣にアピールしました。

 

 9回には栗林が登板して、1回を投げて無安打無失点の素晴らしい投球を見せて、守護神を見据えたテスト登板で首脳陣の期待に応えました。

 清宮をフォークで空振り三振に斬ると、鶴岡と樋口をともに右飛に打ち取って危なげない投球内容でした。これで実戦は3試合連続無失点となり、大道と共に守護神候補に加わりました。

  開幕投手と守護神争いが激しくなってきました。どちらも佐々岡監督の中ではある程度固まってきたと思いますが、これからの結果次第で見直しもあり得ると思うので、まだまだ激しいアピール合戦を見せてほしいですね。

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開幕投手候補の九里が3回5安打2失点

2021年02月27日 21時07分05秒 | 日記

 巨人との練習試合が行われ、先発の九里は3回を投げて5安打2失点でした。

 初回は2死2塁からウィーラーにシュートを捉えられて適時打とされ先制点を奪われると、3回には2死3塁からまたもウィーラーに適時2塁打を打たれて追加点を奪われました。

 変化球の制球が甘く、試合後には「意図した球を投げられなかった」と反省しました。

 九里は、対外試合2試合連続で失点していますが、佐々岡監督の中ではローテ入りは確定しており、大瀬良と森下とともに開幕投手を争っていることから、争いが本格化するオープン戦に照準を合わせてテーマを持って登板していると思うので、心配することはないでしょう。

 開幕投手に向けて、今日の反省点を次回登板に向けてしっかり修正して快投を見せてくれるはずですね。

 

 鈴木誠が、3回に横川から右膝付近に死球を受けて足を引きずってベンチへ下がり、そのまま代走野間を送られて途中交代しました。佐々岡監督によると「本人に聞いても大丈夫だというところ。軽症だと思う」とのことですが、明日の日本ハムとの練習試合については当日の様子を見てから決めるとのことで、無理する必要がないため欠場の可能性があるとのことです。

 一瞬ヒヤッとしましたが、軽症とのことで一安心です。まだ無理する時期でもないので、欠場してコンディションを整えてほしいですね。

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床田がブルペン投球再開

2021年02月26日 22時59分42秒 | 日記

 21日の阪神との練習試合登板中に何らかのアクシデントにより緊急降板して、一時別メニュー調整となっていた床田が、ブルペン投球を再開しました。変化球を交えながら37球を投げて、途中からは実戦を想定してセットポジションでの投球も行って実戦登板に備えました。登板後の感触については、不安なく投げられたと回復状況に手応えを感じたようです。

 緊急降板してから2日後にはキャッチボールを再開していたものの、ブルペン投球は行っておらず、短期間ながらも調整の遅れが出てしまいましたが、まだ開幕まで約1か月あることから、十分に取り戻せると思います。

 床田は、開幕ローテを争う中で現在唯一の左腕であることから、首脳陣としても結果を残して開幕ローテ入りしてほしいと考えていると思います。離脱前までは順調に調整できていたので、投球感覚さえ戻れば開幕ローテ入りは十分可能なはずです。ライバルが結果を残してアピールしていることから、焦って無理をして再発することが一番怖いので、無理をせずしっかりと段階を踏んで調整を進めてほしいですね。

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薮田が紅白戦で大炎上してローテ争いから後退

2021年02月25日 21時33分52秒 | 日記

 春季キャンプ最終クールが始まり、最後の紅白戦が行われ、白組先発の薮田が2回1/3を投げて11安打、9失点の大乱調で予定していた4回を投げ切れず降板しました。

 初回に安打と四球などで無死2,3塁とすると、堂林に2点適時打を浴びて先制点を失い、鈴木誠を三振に斬ったものの、続く會澤に四球を与えると、その後6者連続安打を浴びて8安打8失点で、なおも、1死1,2塁の場面で佐々岡監督から異例の攻守交代が命じられました。

 薮田は、2回以降も登板するも、3回に正随に本塁打を浴びて降板となりました。

 試合後の佐々岡監督は、薮田について「今は次があるか、ないかの競争というところ。炎上すれば次はない」と2軍降格を示唆しました。

 

 一方、紅組先発の遠藤は、4回を投げて2安打無失点と好投して開幕ローテ入りに一歩前進しました。

 初回に安打と四球で無死1,2塁のピンチを招くも、會澤からの助言を受けて立ち直り、松山を三飛、クロンを三振に仕留めるなど後続を断って無失点で切り抜けると、2回と3回は三者凡退に抑えました。4回は無死2塁とされながらも、松山を二ゴロ、クロンを三振、林を右飛に打ち取ってピンチを脱しました。

 佐々岡監督も、「イニングの入りの課題はありながらも、球の力は昨年の春先とは違う」と高評価して、ローテ入りに向けて良いアピールができました。

 残り3枠となった開幕ローテ争いについては、6~7人で争っており、それぞれ実戦で好結果を残して、激しいアピール合戦を繰り広げていますが、キャンプも最終版となり、ふるい分けが行われる時期となってきました。

 薮田は、キャンプ中は好投を続けて開幕ローテ入りの期待が高まっていましたが、実戦に入って精彩を欠いた投球が見受けられるようになってきました。今日は試合中に修正することができず、打たれだすと止められない悪癖が出てしまいました。これでは悪かった時の薮田から何も変わっていないという印象を与えてしまいました。

 今日の反省点を再度洗い出して、同じことを繰り返さないようにしっかりと修正してほしいですね。

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鈴木誠と堂林の本塁打で対外試合初勝利

2021年02月23日 21時28分54秒 | 日記

 中日との練習試合が行われ、打線は2本塁打含む11安打4得点、投手陣は5投手による完封リレーを完成させて、4-0の快勝で今季対外試合初勝利を挙げました。

 打線は、低調で元気がありませんでしたが、今日は初回に3番鈴木誠が本塁打を放って先制すると、4回は6番堂林も本塁打を放ち追加点をあげました。さらに7回には羽月が2点適時打を放ちました。

 投手陣は、先発したスコットが3回を投げて3安打無失点と好投すると、4回以降は矢崎と中村祐が共に2回を投げて無失点に、8回は栗林、9回は島内が無失点に抑えて、中日打線を4安打に封じました。

 ここまで若手主体の打線とはいえ繋がりを欠くなど低調でしたが、今日は初回に主砲鈴木誠が本塁打を放つと、4回には堂林も本塁打を放って打線を活気づけました。対外試合で結果を残せていなかった若手もこの流れに乗って途中出場の羽月が適時打、スタメン出場した林も2安打を放つなど結果を残して1軍残留をアピールしました。

 若手選手は、実戦で結果を出せず、焦りがあったかもしれませんが、今日の試合で重圧から解放されたと思うので、これから持てる力を発揮できるのではないでしょうか。

 いよいよキャンプも残り少なくなり、若手は1軍メンバー生き残りを掛けたふるい分けが行われると思います。主力も試合に出場するため若手は実戦での出場機会も限られてくると思いますが、今日の試合のように与えられた機会で結果を残して、レベルの高いサバイバルレースを展開してほしいですね。 

 

 21日阪神との練習試合で緊急降板した床田が全体練習に合流しました。昨日までは別メニュー調整でしたが、今日は屋内練習場で約30mのキャッチボールを行い、その後も内野ノックなど全体メニューをこなしました。

 開幕ローテ入りに向けて順調に調整を進めていただけに、早期に復帰できて良かったです。

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大瀬良がシート打撃で好投

2021年02月22日 21時25分44秒 | 日記

 大瀬良が、1軍キャンプ合流後初となるシート打撃に登板しました。長野やクロンら4選手と対戦して、2イニングを想定してのべ9人に1安打無四球3三振に抑える好投でした。直球は最速148kmを計測し、カットボールの切れは抜群で、佐々岡監督も驚く仕上がりの良さで手術の不安を払拭しました。

 1軍合流後初の実戦形式の登板でしたが、球に球威と切れがあり、初球はいきなり145kmを計測すると、得意のカットボールで田中広とクロンを連続三振に斬りました。

 2巡目にはセットポジションから投じて、実戦登板を想定した投球も試しました。長野に安打を浴びたものの、後続は変化球で抑えて仕上がりの良さに本人も手応えを得たようです。

 右肘手術の影響から2軍キャンプスタートしましたが、キャンプ初日からブルペン入りして、フリー打撃にも登板するなど、ここまで手術の影響を感じさせず、順調に調整を進めてきた印象がありましたが、今日の投球内容は、球の切れ、変化球の制球も安定しており、首脳陣も想像以上だったようで、不安を払拭するどころか、開幕投手候補の最有力に浮上したのではないでしょうか。

 今日の投球で仕上がり状態の良さを確認できたことから、プランどおり次回は28日の日本ハムとの練習試合に先発することになりました。いよいよ開幕投手争いが本格化します。大瀬良が本命に一歩近づいたと思いますが、九里と森下も投球内容次第では可能性があるので、大瀬良に負けない投球を見せて、ハイレベルな争いを見せてほしいですね。

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森下が対外試合初登板で3回無失点の好投

2021年02月21日 20時35分03秒 | 日記

 阪神との練習試合が行われ、4-3で敗れて今季対外試合は1分けを挟み3連敗となりました。

 先発はの森下は、今季初の実戦登板して、3回を投げて3安打無四球無失点で順調な仕上がりをアピールしました。

 最速152㎞を計測した直球とカットボール中心の配球で阪神打線を封じました。初回は2死後に阪神のドラフト1位佐藤輝に2塁打を浴びましたが、続く陽川を三振に斬って無失点で凌ぐと、2回1死2塁、3回2死2,3塁と毎回得点圏に走者を背負うも、後続を断って得点を与えませんでした。

 森下は対外試合初登板ながら、直球のキレや制球が素晴らしく、さらにピンチではギアを一段上げるシーズンさながらの投球でした。佐々岡監督も絶賛しており、何一つ心配する要素がありません。大瀬良の投球次第では、開幕投手の可能性も十分にありえそうです。大瀬良や九里も刺激を受けていると思うので、3人でハイレベルな開幕投手争いを見せてほしいですね。

 

 2番手として4回から登板した床田は、2イニング目となった5回に糸井に死球を与えたところでトレーナーが駆け寄り、何らかのアクシデントにより緊急降板となりました。

 ここまで順調な調整を進めていましたが、今日は1回0/3を投げて4安打、2四死球で3失点と精細を欠く投球内容だったことから、登板前から何らかの異変を感じていたと思われます。佐々岡監督によると明日詳細が分かるとのことです。軽傷であることを願いたいですね。

 

 床田の降板により森浦が緊急登板すると、髙山俊に四球を与えたものの、後続を断って無失点で凌ぐ好リリーフを見せると、7回に登板した大道温貴は直球で三者連続三振に斬る素晴らしい投球を披露しました。

 まだ主力打者の状態が上がっていないとはいえ、2人とも実戦登板は共に無失点と好投を続けており、さらに結果だけでなく内容も伴った素晴らしい投球を続けています。栗林に注目が集まっていましたが、森浦と大道の2人も1年目から貴重な戦力として計算できる存在になってきました。今キャンプ最大のテーマであった中継ぎ陣の強化は達成できるかもしれませんね。 

 

 

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タナキクが復活へ

2021年02月20日 22時49分50秒 | 日記

 ヤクルトとの練習試合が行われ、田中広、菊池涼、鈴木誠ら主力が初めてスタメン出場しましたが、先発の九里、薮田、コルニエルら登板した全投手が失点し9-6で敗れて、1分けを挟み対外試合2連敗となりました。

 先発の九里は、初回に失策と死球で1死2,3塁とすると、村上の二ゴロの間に1点を失い、2回には1死後西浦に本塁打を浴びてしまい、3回を投げて1安打2失点でした。

 カウントが悪くなりストライクを取りに行った球を捉えらるなど、制球の精度が上がっていないようですが、対外試合初登板であり、開幕投手を目指して課題を持って登板していると思われ、結果に拘る時期ではありません。九里であれば、次回登板までにしっかりと修正してくると思うので、心配する必要はないでしょう。

 

 野手では、スタメンの1番に田中広、2番に菊池涼が入り、2人とも対外試合初出場で2打席とも出塁するなど結果を残して、タナキク復活を印象付けました。

 初回は得点には繋がりませんでしたが、田中広と菊池涼の連打でチャンスメークすると、2死1,2塁の場面で松山が2ストライクと追い込まれてからは、2塁走者の田中広が好スタート切り続けて、河田ヘッドコーチ目指す隙の無い走塁を実践して、若手の手本となりました。

 2回には田中広が四球を選ぶと、菊池涼が左前適時打を放って、今年チーム対外試合での初得点を挙げて存在感を示しました。

 首脳陣は、1番田中広、2番菊池涼の打順が理想形としており、いかに鈴木誠、クロンらのクリーンアップにチャンスを回せるかが打線の鍵になります。タナキクの出来が得点力に大きく影響すると思われ、2人の復活は欠かせませんが、ここまでは順調に調整を進めているよう復活間違いないでしょう。今季の打線は、タナキクセイで牽引してくれそうですね。

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第5クールから大瀬良が1軍に合流

2021年02月18日 22時48分43秒 | 日記

 4イニング制で紅白戦が行われ、白組の先発として矢崎が登板して、3回を投げて2安打無失点の好投で開幕ローテ入りに向けてアピールしました。

 矢崎は、力強い直球が武器ですが、制球難が大きな課題となっていました。しかし、今日は直球の最速は145㎞ながらも、スライダーやツーシームの変化球も織り交ぜて、無四球と制球が安定しており、以前の制球に苦しむ姿はありませんでした。本人も「変化球でカウントをとれたので、自分がやりたいことはできた」と手応えを掴んだようです。

 まだ、対外試合での登板はありませんが、今日の好投により対外試合での先発機会も与えられるかもしれません。先発ローテ争いに矢崎も加わって、更に競争が激しくなりそうですね。

 

 佐々岡監督は、練習後の会見で、大瀬良が第5クールから1軍キャンプに合流することを明かしました。

 大瀬良は右肘手術の影響を考慮されてプロ入り初めて2軍でキャンプインしましたが、初日からブルペン投球を行うなど右肘の状態は良く、順調に調整を進めています。

 1軍キャンプではシート打撃に登板して、キャンプ最後に対外試合に登板するプランがあるそうで、開幕投手に向けて逆算した調整日程を組んでいると思われます。

 いよいよ大瀬良、九里、森下による開幕投手争いが本格的に始まりますね。

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新人3投手が揃って無失点デビュー

2021年02月17日 20時18分37秒 | 日記

 巨人と練習試合を行い0-0で引き分けました。今日も打線が4安打と沈黙し対外試合は18イニング連続無得点と低調ですが、一方で投手陣は6投手で完封リレーを完成させました。

 先発は開幕ローテーション入りを狙う床田で、初回と2回を三者凡退に抑え、3回は2死後に四球を与えるも、牽制でアウトにして3回を無安打無失点2奪三振1四球の素晴らしい投球内容でローテ入りに前進しました。

 6回から3番手として栗林が登板すると、先頭打者を投ゴロに打ち取るも、次打者に四球を与えましたが、続く吉川尚をフォークで空振り三振に仕留め、更に盗塁を磯村が刺して三振併殺に抑えて、1回を無安打1四球無失点で実戦初登板終えました。

 7回は森浦が登板して、打者3人を凡打に打ち取って、1回を無安打無失点に抑えてマウンドを降りました。

 8回には大道が登板して、先頭の大城を三振に斬ると、2死後に死球を与え、さらに2暴投で2死3塁のピンチを招くも、最後は三振に抑えて1回を無安打無失点2奪三振でマウンドを降りました。

 

 新人3投手が揃って対外試合に初登板しました。実戦初登板の栗林は、緊張していたようで最初は制球が安定しなかったようですが、直ぐに修正して持てる力を発揮して、最後は1軍クラスの吉川尚から武器のフォークで三振を奪ったところは1軍で通用することを証明したと思われ、本人も手応えを掴んだと思われます。また、緊張しながらもマウンドで修正して本来の投球を取り戻せる修正能力の高さも素晴らしく、佐々岡監督も高評価だったようです。

 栗林の起用法については、佐々岡監督もまだ決めかねているようですが、どうやらリリーフとして起用する可能性が高くなったように感じます。同じく対外試合初登板を無安打無失点で終えた森浦、大道もリリーフ起用の意向のようなので、新人3人が今季の中継ぎ投手陣再建に大きな戦力になると思われます。今季の中継ぎ陣は、誰が開幕1軍に入るのか読めない状況になってきたので楽しみですね。

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