カープな毎日

カープファンのひとりごと。

末包の決勝弾で阪神に競り勝つ

2023年09月30日 21時22分10秒 | 試合結果

阪神 000 000 100 1
広島 000 001 01X 2
勝利投手:島内3勝3敗2S
敗戦投手:加治屋1勝5敗1S
セーブ:栗林3勝7敗18S
本塁打:[広島]末包11号

 先発の九里は5回まで阪神打線をパーフェクトに抑えて9奪三振と完璧な投球を見せると、6回に内野安打と犠打で1死2塁のピンチを迎えるも、代打渡邉諒を三ゴロ、島田を右飛に打ち取って無失点で切り抜けました。

 打線は、2回に連打で無死1,2塁の先制機を作るも、デビッドソンは中飛、會澤は併殺に倒れてしまうと、4回にも安打と捕逸に安打で1死1,3塁としながら、末包とデビッドソンが連続三振に抑えられて得点を奪えませんでした。続く5回も2死後に連打で1,2塁の好機を作るも、西川が左飛に倒れてしまいました。

 しかし、6回に四球と犠打で1死2塁として、末包が安打を放ち、二走堂林が本塁を狙うも、アウトになってチャンスを逸したかと思われましたが、死球で2死1,2塁となり、會澤の適時打で1点を先制しました。

 九里が7回に安打と犠打に四球で1死1,2塁とされて、2死後にミエセスに適時打を浴びて同点に追いつかれてしまい、7回を投げて3安打1四球9奪三振1失点でした。

 打線は7回に安打と盗塁で2死2塁とするも、堂林が二ゴロに倒れてしまいましたが、8回1死後に末包が本塁打を放って勝ち越しに成功しました。

 8回は島内が1安打無失点に抑えると、勝ち越した9回は栗林が1四球無失点に抑えて、阪神に競り勝ちました。3位DeNAも勝ったため、2位確定とはなりませんでした。

 

 九里は立ち上がりから全力投球で阪神打線を全く寄せ付けない素晴らしい投球でしたが、今日も打線が繋がりを欠き、序盤から好機は作るものの、あと1本が出ずに、好投の九里を援護できませんでした。

 6回も二走の堂林が相手の好返球により本塁でアウトになってしまい、チャンスが潰えたかと思われましたが、死球により再び得た好機で會澤がようやく適時打を放ちました。

 これで重苦しい空気が払しょくされ、同点に追いつかれた直後の8回に末包が本塁打を放って勝ち越しに成功しました。

 2位死守のために絶対に負けられない試合が続いていることもあり、野手陣に硬さが見られてチャンスで凡退が続いていたように感じましたが、ベテラン會澤の一打で硬さが取れたのではないでしょうか。

 明日の今季最終戦は、良い形で勝って2位を決めるとともに、気持ちよくレギュラーシーズンを終えて、CSファーストステージに向かいたいですね。

コメント

森下5回3失点で2桁勝利ならず

2023年09月29日 23時02分19秒 | 試合結果

中日 002 010 100 4
広島 000 000 001 1
勝利投手:仲地2勝5敗
敗戦投手:森下9勝6敗
本塁打:[中日]カリステ5号

 先発の森下は、初回に2安打で2死1,3塁のピンチを招くも、ビシエドを三ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回1死後に安打と犠打で2死2塁とされて、細川の適時打で先取を許すと、さらに安打で2死1,3塁とされ、ビシエドに適時打を打たれて、この回2点を失いました。

 5回には小園の失策と暴投で1死3塁のピンチを背負い、石川昂に適時打を浴びて1点を失ってしまい、5回の打席で代打を送られ、5回を投げて7安打1死球3失点で降板となりました。

 6回は中崎が三者凡退に抑えるも、7回に登板した大道が1死後にカリステに本塁打を浴びて、痛恨の追加点を与えてしまいました。

 打線は、6番中堅で秋山がスタメン復帰するも、4回まで1安打1四球に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。5回に3四球で2死満塁の好機を貰うも、代打松山が二ゴロに倒れてしまうと、6回には四球と2塁打で1死2,3塁のチャンスを作りながら、秋山は遊飛、末包は二飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 続く7回も連続四球で無死1,2塁としながら、小園は遊ゴロ、代打デビッドソンは併殺に倒れてしまいました。

 8回はアンダーソンが1四球無失点に抑えると、9回は森が2死を取ったところでアドゥワに交代して後続を断って無失点で凌ぎました。

 打線は9回に四球と安打で無死1,3塁としながら、菊池の併殺の間に1点を返して、零封を免れるので精一杯で、中日に完敗を喫して、今季の対戦成績は12勝12敗1分で終えました。また、3位DeNAが勝ったため、ゲーム差は1に縮まりました。

 

 打線は秋山も復帰してメンバーが揃いましたが、散発3安打に抑えられてしまいました。それでも9四球を選んで得点機は作ったものの、あと1本が出ず、1点を挙げるのが精一杯でした。

 序盤は仲地にほぼ完ぺきに抑えられていましたが、5回から7回は毎回得点圏に走者を進めて、試合の流れをカープに引き寄せられるかと思われましたが、得点を挙げられず試合の流れを変えることができませんでした。

 6回は四球と今日唯一の長打で1死2,3塁の絶好機を作りましたが、1点も奪えなかったことで、再び中日に流れが傾き、7回のカリステの本塁打に繋がってしまったと思います。ここで1点でも返していれば、違う展開になったと思われるだけに、悔やまれる攻撃となりました。

 残り2試合で3位DeNAとは1ゲーム差となってしまったので、2位死守には2連勝しかありません。今日のことはしっかりと反省して、気持ちを切り替えて、明日と明後日の試合に臨んで、2連勝で2位を決めてほしいですね。

コメント

一岡が現役引退

2023年09月28日 21時12分27秒 | 日記

 球団は、一岡が今季限りで現役を引退すると発表しました。本人が球団側に引退の意思を伝え、これが了承されたとのことです。

 一岡は、13年にFAで巨人に移籍した大竹の人的補償でカープに移籍し、17、18年はセットアッパーとしてチームの3連覇を支えましたが、今季はここまで1軍登板がありませんでした。

 通算成績は289試合に登板して17勝14敗7セーブ84ホールド、防御率は2.77でした。

 開幕前は新井監督から、野村とともにシーズン中には必ずベテランの力が必要になると声を掛けられ、2軍で調整を重ねていましたが、今季はシーズン中盤から、大道の台頭や中崎の復活もあり、島内、ターリー、矢崎とリーグ屈指の中継ぎ陣が形成されたこともあって、一岡の出番が回ってきませんでした。

 年齢的にはまだまだやれると思われ、引退には少し早すぎると思われますが、若手が台頭してきたことで、自ら身を引くことを決断したのでしょう。

 カープの在籍は10年間でしたが、チームに大きく貢献しており、成績だけでなく印象にも残る素晴らしい投手でした。お疲れさまでした。そしてカープの力になっていただき、ありがとうございました。

コメント

床田が7回2/3を無失点に抑えて零封勝ち

2023年09月26日 22時55分05秒 | 試合結果

中日 000 000 000 0 
広島 200 000 00X 2
勝利投手:床田11勝6敗
敗戦投手:涌井5勝13敗
セーブ:栗林3勝7敗17S

 疲労のために2軍調整中だった床田が中10日で先発しました。2回に2安打で2死1,2塁のピンチを招くも、龍空を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、4回は安打と堂林の失策で2死1,3塁のピンチを背負いましたが、木下を遊ゴロに抑えて得点を与えませんでした。

 続く5回は1死後に四球と連打で1死満塁のピンチでしたが、カリステを併殺打に打ち取り無失点で凌ぐと、6回と7回はともに失策で走者を出しながらも後続を断ち、8回に2死を取ったところで島内にマウンドを譲り、7回2/3を投げて5安打1四球無失点の素晴らしい投球でした。

 代わった島内は、ビシエドを二ゴロに打ち取って2点のリードを守りました。

 打線は西川が1軍復帰し、3番左翼でスタメン出場すると、初回に3塁打と内野安打で無死1,3塁として、西川の二ゴロの間に1点を挙げ、2死後には坂倉の適時2塁打でこの回2点を先制しました。

 2回には無死1塁で末包が併殺に倒れた後、床田が2塁打を放つも、小園が二ゴロに倒れてしまいました。さらに5回には1死後に連続短長打で1死2,3塁の追加点機を作りながらも、上本が三振、西川は二ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 7回も2死後に床田が2塁打を放つも、小園は三振に倒れてしまい、8回は2安打で2死1,2塁とするも、菊池が遊ゴロに打ち取られてしまいました。

 9回は栗林がマウンドに上がり、三者凡退に抑えて、中日に零封勝ちして、

 西川が復帰した打線は、初回に幸先よく2点を先制しながら、2回以降は再三得点圏に走者を進めながら、あと1本が出ずに追加点を奪えず、嫌な雰囲気になりかけましたが、床田が踏ん張って中日打線に得点を与えず、リリーフした島内と栗林も好投して、初回の2点を守り切りました。

 打線が3回と4回を三者凡退に抑えられ、カープに傾いていた試合の流れが止まり、どちらに傾くか分からない状況となったところで、床田が5回1死後に投手の涌井に与えた四球から1死満塁のピンチを招いてしまいました。しかし、ここで遊撃小園の好守により、カリステを併殺に抑えて無失点で凌ぐことができたことで、中日に傾きかけた流れを止めることができました。

 もし、この場面で1点でも失っていれば、一気に試合の流れが中日に傾いて、逆転されていた可能性があっただけに、本当に大きなプレーになりました。

 残り3試合も今日のように守り抜いて全勝して、自力で2位を確保したいですね。

コメント

5年ぶりのCS進出が確定

2023年09月25日 22時59分10秒 | 日記

 カープは試合がありませんでしたが、4位の巨人が3位DeNAに敗れたため、カープのAクラスが確定し、5年ぶりとなるCS進出が決まりました。

 一方で3位DeNAとのゲーム差は1.5に縮まり、2位死守が少し厳しい状況となりました。

 残り4試合は、2位死守のために絶対に負けられない戦いとなります。幸いにも日程的にはかなり余裕があるので、4試合とも総力戦で白星をつかみ取りにいってほしいですね。

コメント

打線が小川を攻略できず逆転負け

2023年09月24日 22時04分45秒 | 試合結果

ヤクルト 000 200 100 3
広島 001 000 000 1
勝利投手:小川10勝8敗
敗戦投手:九里8勝8敗
セーブ:田口2勝4敗33S

 昨日の試合で左足に死球を受けた秋山はベンチ入りせず、1番には菊池を起用した打線は、3回に安打と四球に犠打で1死2,3塁の先制機を作ると、小園の二ゴロの間に1点を先制しました。

 先発の九里は3回までパーフェクトに抑えていましたが、4回に死球と犠打で1死2塁のピンチを招き、山田の適時3塁打と村上の適時2塁打で2点を失って逆転を許してしまいました。なおも1死2塁のピンチでしたが、 サンタナを中飛、オスナを遊ゴロに打ち取って追加点は与えませんでした。

 続く5回にも安打と犠打で2死2塁のピンチを迎えると、塩見を敬遠して1,2塁として、山崎を遊ゴロに抑えて無失点で凌ぎましたが、7回1死後に安打と犠打で2死2塁とされ、塩見に適時3塁打を浴びて、痛恨の追加点を奪われてしまい、7回を投げて6安打2四死球3失点で降板となりました。

 8回は島内が登板して1四球無失点に抑えると、9回は矢崎が四球と犠打に四球で2死1,2塁のピンチを招きながらも、山崎を一ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 しかし、打線が4回に安打で無死1塁とするも、末包、會澤、矢野が凡退してしまうと、5回から9回までパーフェクトに抑えられて、ヤクルトに逆転負けを喫して、今季の対戦成績は13勝11敗1分で終えました。

 

 九里は、3回まで無安打6奪三振と完璧な投球でしたが、先制した直後の4回に死球からピンチを招き、山田の右翼への当たりは末包が目測を誤って適時3塁打となる不運な形で同点に追いつかれ、さらに村上にも適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 後続を断って2失点で踏ん張りましたが、打線が中盤以降に立ち直った小川に対して、5回以降は一人の走者も出すことができず、8回を1得点に抑えられました。

 味方が先制した直後に死球で先頭打者を出してしまったことで、試合の流れが変わりかけていたところに、末包のまずい守備が重なって、一気に流れがヤクルトに傾いてしまい、村上の勝ち越し打に繋がってしまいました。

 末包の守備は、記録には残らないプレーでしたが、試合の勝敗を分ける大きなプレーとなり、本人も悔しかったと思います。残りのレギュラーシーズン、さらにその先のポストシーズンでの負けられない戦いに向けて、ワンプレーの大切さを実感したと思うので、末包はしっかりと反省するとともに、他の選手たちも、同じようなミスをしないようにしてほしいですね。

 

 

コメント

秋山、上本、菊池が復帰して巨人に快勝

2023年09月23日 21時28分47秒 | 試合結果

広島 010 200 310 7
巨人 002 010 000 3
勝利投手:森下9勝5敗
敗戦投手:菅野4勝8敗
本塁打:[広島]堂林12号、末包9号、秋山4号、末包10号

 離脱していた菊池、上本、秋山が1軍復帰し、秋山1番、上本2番、菊池8番でそれぞれスタメン出場した打線は、2回に堂林の本塁打先制点を挙げました。

 先発の森下は、2回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを招きながらも、ブリンソンを併殺、吉川を右飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回1死後に2塁打と四球で1,2塁とされ、坂本の適時打で同点に追いつかれ、さらに四球で1死満塁として、岡本の大城卓の犠飛で勝ち越しを許してしまいました。

 しかし、打線が直後の4回に1死1塁から堂林の適時2塁打で同点に追いつき、さらに2死後には末包の適時打で再び勝ち越しました。

 森下は、4回無死1塁で吉川を併殺に打ち取った後に、菅野に2塁打を打たれながら、梶谷を遊ゴロに打ち取って失点を免れるも、5回に四球で無死1塁として、坂本に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれ、なおも無死2塁のピンチでしたが、岡本を中飛、大城卓を左飛、秋広を遊ゴロに打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 6回はこの試合初めて三者凡退に抑えると、7回の攻撃で代打を送られ、6回を投げて7安打4四球3失点でした。

 打線は、5回に安打と犠打で1死2塁とするも、秋山は一ゴロ、上本は三振に倒れて無得点に終わりましたが、7回先頭の末包が本塁打を放って勝ち越すと、さらに2死後に2塁打で2死2塁から秋山の2点本塁打で2点を追加してリードを3点に広げ、続く8回2死後に末包が2打席連続本塁打を放ってリードは4点となりました。

 7回は矢崎が三者凡退に抑えると、8回は島内が1安打無失点、9回は栗林が三者凡退に抑えて、巨人との今季最終戦に快勝し、今季の対戦成績は17勝8敗として、チームの連敗を2で止めました。また、DeNAが敗れたため、ゲーム差は2に広がり、自力2位が復活しました。

 

 堂林の本塁打で先制するなど序盤で2度のリードを奪いながら、森下が得点直後に四球絡みで失点してしまい、試合の流れを掴み切れず、どちらに流れが傾くか分からない状況となりました。

 7回に末包が本塁打を放って、試合の流れがカープに傾くと、2死後に代打中村貴が2塁打で出塁して秋山の2点本塁打へと繋がりました。

 試合の流れを引き寄せたのは、もちろん末包の本塁打ですが、その後、2死から2点を追加したことで、完全にカープが試合の主導権を握ることができました。2塁打を放った中村貴の一打は大きな価値ある一打であり、この流れに乗って秋山は本塁打を放つことができたと思います。

 菊池、上本、秋山が復帰した試合は、3人ともに攻守で良いプレーがありましたが、3人だけではなく末包や中村貴の若手が活躍したことは、負けられない試合が続くチームの雰囲気も一層良くなったと思います。

 残り5試合は全勝する勢いで戦って、2位を死守してほしいですね。

 

コメント

大瀬良が初回に被弾してDeNAに痛恨の敗戦

2023年09月20日 21時40分45秒 | 日記

DeNA 200 000 100 3
広  島 000 000 100 1
勝利投手:東15勝2敗
敗戦投手:大瀬良6勝11敗
セーブ:森原2勝1敗16S
本塁打:[DeNA]牧29号

 DeNAとの2位攻防戦でしたが、試合前に秋山が発熱を伴う体調不良のため、感染拡大防止特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消される緊急事態となりました。

 苦しい状況で先発した大瀬良は、初回に四球と犠打で1死2塁のピンチを迎えると、2死後に牧に2点本塁打を浴びて先制を許して、主導権を失ってしまいました。

 2回以降は立ち直り、4回は1死後に四球と安打で1死1,2塁とされるも、ソトを併殺打に打ち取って無失点で凌ぎ、6回1死後に安打を打たれて、佐野を右飛に打ち取ったところで交代となりました。代わったアンダーソンが牧を左飛に打ち取り、大瀬良は5回2/3を投げて3安打2四球2失点でした。

 7回登板した矢崎は2安打で2死1,2塁のピンチを招くと、東に適時打を浴びて痛恨の追加点を奪われました。

 打線は、東に4回までパーフェクトに抑えられると、5回1死後に末包の2塁打で1死2塁の好機を作るも、マクブルームは三振、デビッドソンは二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 7回に2塁打と内野安打で無死1,3塁として、堂林の適時内野安打で1点を返し、なおも無死1,2塁の好機でしたが、末包が三振、マクブルームは右飛、デビッドソンも三振で追加点を奪えませんでした。

 8回は島内がマウンドに上がり、安打と四球で1死1,2塁とされるも、宮崎を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、9回は栗林が安打と犠打で1死2塁のピンチを招きながらも、林を一ゴロ、代打大和を二飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 しかし、打線は8回と9回を1安打に抑えられて、DeNAとの今季最終戦は競り負けて、チームは連敗となり、3位DeNAとのゲーム差は1となってしまいました。

 

 2位を死守するためには絶対に勝ちたい試合でしたが、試合前に秋山が体調不良による登録抹消という緊急事態となり、菊池、西川、上本、野間、秋山の主力をほぼ欠いた苦しい状況で、DeNAの先発は最多勝を狙う東とあっては、絶対に先制点を奪われてはいけない状況でした。

 しかし、大瀬良が初回にいきなり先頭の大田に四球を与えて走者を出すと、牧に2点本塁打を浴びるという痛恨の失点を喫しました。打たれた球は甘く、失投と思われます。ただ、失投は誰でもあることなので、本塁打を打たれることは仕方ないとしても、先頭に四球を与えて余計な走者を出してから本塁打を浴びるのは最悪の失点であり、試合の主導権を失ってしまい、相手の先発が東とあっては、2点差はあまりにも重すぎました。

 大瀬良は、初回に失点する試合が続いています。調整法を工夫するなど、立ち上がりから抑えられる球ができるようにしてほしいですね。

 2位を死守するのはかなり厳しい状況となりましたが、選手たちには最後まで諦めず、残り6試合を全勝する気持ちで戦ってほしいですね。

コメント

6点差をひっくり返すも、延長サヨナラ負け

2023年09月18日 20時44分30秒 | 試合結果

広島 000 000 601 00 7
中日 020 103 001 01 8
勝利投手:勝野5勝2敗
敗戦投手:大道3勝1敗
本塁打:[中日]ビシエド6号

 先発の森は、2回1死後に四球と2塁打で1死2,3塁のピンチを招くと、石橋に2点適時2塁打を浴びて先制を許してしまい、4回には2死後に連打で1,2塁とされて、岡林に適時打を浴びて追加点を失い、4回を7安打1四球3失点でマウンドを降りました。

 5回はアンダーソンが1四球無失点に抑えるも、6回に登板した中崎が2塁打と連続四球で2死満塁のピンチを招き、カリステに3点適時2塁打を浴びてしまい、試合が決してしまいました。

 打線は、初回に四球と盗塁で2死2塁とするも、堂林が中飛に倒れてしまうと、根尾に3回まで無安打に封じられ、5回には無死1塁とするも、1死後に田中が一直併殺、6回無死1塁では代打デビッドソンが併殺と好機を拡大できませんでした。

 7回に四球と敵失に安打で1死満塁として、マクブルームの二ゴロの間に1点を挙げて、さらに四球で2死満塁として、中村貴の適時打、2点適時失策、秋山の適時打、代打末包の適時打で6点を挙げて同点に追いつきました。

 8回は1死後に四球と安打で1,2塁の勝ち越し機を作るも、田中が一邪飛、中村貴は三振に倒れて得点を奪えませんでしたが、8回に死球と敵失などで2死2,3塁として、堂林の適時内野安打で、ついに1点を勝ち越しました。

 7回は矢崎が三者凡退、8回は島内が1安打無失点に抑えるも、9回は栗林が1死後にビシエドに本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまい、延長戦に突入しました。

 10回は大道が三者凡退に抑えるも、打線は11回に1死1塁としながら、矢野が併殺に倒れてしまうと、11回も続投した大道が3連続四球で無死満塁のピンチを招き、カリステに適時打を浴びて、痛恨のサヨナラ負けを喫してしまい、3位DeNAとのゲーム差は2となってしまいました。

 

 今季初先発の根尾に対して、6回まで散発2安打に抑えられ、先発の森が四球からピンチを招き先制を許すなど3失点、3番手中崎も四球が絡んで3失点と完全に中日ペースの試合展開となり配色ムードが漂っていましたが、打線が7回に相手のミスにも乗じて4安打2四球で6点を挙げて同点に追いつくと一気に流れが変わり、9回も敵失に乗じて1点を勝ち越しました。

 栗林も簡単に2死を取るも、ビシエドへの初球が甘く入って同点本塁打を浴びてしまい、流れが再び中日に傾き、11回に大道が力尽きました。

 イニング跨ぎの大道を代えなかったことが直接の敗因ですが、9回の攻撃で堂林の適時内野安打で1点を勝ち越して、なおも1,3塁の勝ち越し機で坂倉が見逃し三振に倒れた場面が痛かったです。

 カープに流れが傾いていたところであり、バットに当てれば何かが起きていた可能性がある場面だったので、バットを振ってほしかったです。

 負けはしましたが、打線が驚異の粘りを見せたことは、次戦のDeNA戦に繋がると思うので、今日の諦めない気持ちを持って、明後日のDeNA戦に臨んでほしいですね。

 

 昨日の試合で、左手小指付近に投球を受け、打席途中で交代していた田村が、病院で検査を受けた結果、「左小指中手骨骨折」と診断され、出場選手登録を抹消されました。新井監督によると1カ月以上はかかるとのことで、今季の出場は絶望的となりました。

 ポストシーズンに向けて期待していただけに離脱は残念です。来季に向けてしっかりと直してほしいですね。

コメント

羽月の値千金の適時2塁打で競り勝つ

2023年09月17日 21時36分36秒 | 試合結果

広島 000 002 001 3
中日 000 000 000 0
勝利投手:九里8勝7敗
敗戦投手:柳4勝11敗
セーブ:栗林3勝7敗16S

 一昨日の試合で走塁の際に左太もも裏に違和感を覚えて途中交代し、昨日はベンチスタートだった野間が、大事を取って登録を抹消されました。

 打線は初回無死1塁でエンドランを仕掛けるも、羽月が空振りして一走秋山が盗塁死で好機の芽を潰すと、2回は2死後に2塁打で得点圏に走者を進めながら、田中は投ゴロに倒れて得点を奪えず、3回から5回は三者凡退に抑えられました。

 先発の九里は、3回まで無安打1四球に抑えると、4回には無死2塁のピンチを招きながら、細川を遊ゴロに抑え、四球を挟んで1死1,2塁から石川昂を併殺打に打ち取り無失点で切り抜けました。

 5回には安打などで2死2塁とされるも、柳を三振に斬って得点を与えないと、打線が直後の6回に死球で無死1塁としながら、九里が犠打失敗、秋山は三ゴロに抑えられた2死後に羽月の適時2塁打と小園の適時打で2点を先制しました。

 九里は直後の6回に内野安打と四球で無死1,2塁のピンチを招くも、細川を併殺打、ビシエドを遊ゴロに打ち取って無失点に抑えると、7回も無死1塁で宇佐見を併殺に抑えてピンチの芽を摘み取り、7回を投げて4安打3四球5奪三振無失点で降板しました。

 8回は島内がマウンドに上がり、1死後に四球と安打で1死1,2塁のピンチを招くも、大島を一直併殺に抑えてピンチを脱すると、打線が9回に3塁打と四球で1死1,3塁として、代打末包が適時打を放って貴重な追加点を挙げました。

 9回は栗林が三者凡退に抑えて、中日に競り勝ちました。

 

 苦手の柳に対して、立ち上がりに走者を出すも攻略できず、3回以降は手玉に取られて攻略の糸口を掴めませんでした。6回も死球で先頭打者を出しながら、九里が犠打を失敗するなど2塁に進めることができませんでしたが、羽月が適時2塁打を放って先制すると、続く小園も適時打で続き、少ない好機で得点を挙げました。

 6回は死球で先頭打者が出て、上位打線に回る打順であり、カープにとっては初めての好機でしたが、犠打失敗など悪い流れになりかけていたので、無得点に終わると、試合の流れが相手に傾いていた可能性があったので、羽月と小園の打撃はチームを救ったと思います。

 菊池、西川、上本に続き、野間まで登録抹消となり、打撃陣は苦しい状況となっていますが、羽月、小園、田村らが躍動してチームを引っ張ってくれているので、何としても2位を死守してほしいですね。

 ただ、田村は9回に指に投球を受けて交代したので心配です。軽傷であることを願いたいですね。

  

コメント