カープな毎日

カープファンのひとりごと。

2016年を振り返る

2016年12月31日 20時58分43秒 | 日記
 2016年も残り僅かとなりました。今年は25年ぶりの優勝、黒田の日米通算200勝、新井の2000安打と300本塁打など、いろいろと嬉しい話題の多い1年となり、本当に素晴らしい年でした。

 その中でも1番印象に残ったのはもちろん25年ぶりのリーグ制覇ではないでしょうか。交流戦前半までは一進一退といった状態でしたが、赤松のコリジョンサヨナラ安打と鈴木誠の2試合連続サヨナラ本塁打で一気にチーム状態が上向くと、その後は11連勝をマークして首位を独走しました。しかし8月上旬に巨人に猛追を受けるも、菊池の起死回生の同点本塁打とその後の新井のサヨナラ安打で巨人に逆転勝ちを収めると、チームは再加速して手を緩めることなく首位固めして、9月10日に巨人を下してリーグ制覇を成し遂げました。最終的には2位巨人に17.5ゲーム差を付けての記録的圧勝となりました。
 CSもリーグ制覇の流れのまま、3位DeNAを4勝1敗で下して日本シリーズに進出しましたが、日本シリーズでは日本ハムに2連勝スタートしながら、その後にまさかの4連敗で日本一は逃してしまいました。
 
 日本一まで達成できれば最高だったのですが、25年待ったリーグ制覇でも十分嬉しかったので、野球の神様が、日本一の喜びは来年の楽しみに取っておいてくれたと思っています。
 

 そのほかにも黒田の日米通算200勝、新井の2000安打と300本塁打、鈴木誠の3試合連続決勝本塁打、野村の最多勝と最高勝率、菊池の最多安打と補殺記録歴代3傑独占、そして「神ってる」の流行語大賞受賞など振り返ると、続々と明るい話題が出てきます。
 しかし、黒田、廣瀬、倉の引退や赤松の胃がん公表など、残念な話題も少なからずありました。

 2017年はリーグ連覇と日本一を成し遂げれば、今年以上に個人タイトル獲得や記録も生まれてくるでしょう。今年以上の喜びに満ちた年になってほしいですね。

 それでは、皆様、良いお年をお迎えください。

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赤松が胃がんを公表

2016年12月28日 20時29分54秒 | 日記
 赤松がマツダスタジアムで緊急会見を開いて胃がんであることを公表しました。

 15日に受診した検診で発覚したとのことで、初期の胃がんで生死に関わることはないですが、摘出手術が必要であるため、来年1月上旬に手術を受けます。
 手術は難しいものではないものの、胃を少なくとも半分摘出するため、プロ野球選手として術前と同じパフォーマンスを維持できるかどうか分からないとのことです。また、リハビリ期間や練習再開時期などは手術次第となるため未定ですが、、2月1日からの春季キャンプには間に合わないことは間違いないでしょう。

 年末に驚きのニュースが飛び込んできました。赤松が胃がんを公表というタイトルを見た時は信じられませんでした。初期段階とのことで、生命に関わることがなく、手術で完治できるのは不幸中の幸いでした。
 一般人なら問題ないでしょうが、プロ野球選手であることを考えると選手として復帰できるのか不安は残ります。今までに前例がないようですが、自分が前例になるという赤松のコメントを見て、現役復帰に強い決意を感じましたので、絶対に大丈夫だと信じています。
 球団としても全面的にサポートするとのことなので、しっかりとリハビリをして元気な姿でグラウンドに戻ってきてくれることを願っています。

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安仁屋氏が臨時投手コーチ

2016年12月27日 21時14分21秒 | オフシーズン
 球団は昨日、来春キャンプで安仁屋氏が2年連続で臨時投手コーチを務めると発表しました。2月10日から日南キャンプに合流して沖縄キャンプ最終日まで帯同して指導にあたるとのことです。
 今季も臨時コーチとして指導にあたり、25年ぶりのリーグ制覇の原動力となった強力投手陣の整備に尽力しました。来季は黒田が抜けるため、先発投手陣に不安を抱えていることから、2年連続で安仁屋氏が臨時コーチを務めることで先発投手の再整備を進める考えだと思います。

 安仁屋氏が期待する選手は、福井、大瀬良、岡田、戸田の名前が上がりましたが、その中でも特に今季5勝に終わった福井への期待は高いようです。実力的には10勝できる力はあると太鼓判を押しましたが、メンタル面に課題があるとして、精神的な強さを身に付けるためのアドバイスをしていきたいと抱負を語りました。
 もちろん福井だけでなく、キャンプ中には選手たちに積極的に声を掛けてコミュニケーションを取りながら、自らの経験談を交えて指導していく考えを示しました。またメンタル面だけでなく、投げ込みを推奨する意向も示して、フォーム固めや先発として1年間投げぬく体力を付けさせるとのことでした。

 安仁屋氏の臨時コーチ就任は、畝コーチと小林コーチの指導とは違った角度から指導を行えるので、選手のレベルアップには良いのではないでしょうか。特にメンタル面については、安仁屋氏の指導はとても貴重な経験になると思います。
 今季は野村が大きく飛躍して前田健の抜けた穴を埋めることができました。来季は福井が2桁勝利を挙げてくれれば、黒田の抜けた穴を埋めることができると思うので、安仁屋氏には福井をしっかりと指導してもらいたいですね。
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菊池と鈴木誠が侍JAPAN入り

2016年12月21日 21時13分29秒 | 日記
 昨日、NPBから、来年3月に開催される「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC」に出場する野球日本代表「侍JAPAN」の一部メンバー18人が発表されました。カープからは菊池と鈴木誠の2人が選出されました。
 11月に行われた強化試合で代表入りしていた野村は入りませんでしたが、残り10人の代表が未発表となっていることから、今後のメジャー組の動向しだいで初選出される可能性があります。

 菊池は、守備ではけた外れの守備範囲を誇り、打撃でもリーグ最多安打と犠打を記録しており、日本を代表する二塁手と言っても過言ではないので選出は当然でしょう。
 一方の鈴木誠は、11月の強化試合でタイブレークの延長10回に満塁本塁打を放つなど勝負強い打撃でアピールに成功して、小久保監督に一番の収穫と言わしめており、貴重な右の外野手であることも考えれば、選出されたのは順当なところでしょう。

 WBCは世界の強豪国が多数出場するので世界一を勝ち取ることは簡単ではありませんが、菊池と鈴木誠が日本を世界の頂点に導くプレーをしてくれるはずですね。
 また、各国を代表する一線級の選手が出場するので、好投手と対戦することは更なるレベルアップにつながると思います。この貴重な経験を来季に活かし、その経験をチームに還元してほしいですね。
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菊池が球団日本人最高年俸に

2016年12月19日 20時57分52秒 | オフシーズン
 菊池が契約更改交渉に臨み、6,000万増の1億4,500万円で更改して、球団の日本人最高年俸となりました。なお、これで全選手の契約が完了しました。
 丸、新井、野村に続く1億円超えで、今季1億円だった石原を加えて日本人の1億円プレーヤーが5人となりました。1億円プレーヤーが5人となるのは、2005年の佐々岡、黒田、野村、緒方、前田以来11年ぶりのことです。

 今季は2番、2塁として全141試合に出場して打率.315、13本塁、更に181安打と23犠打は共にリーグトップの成績でした。また、守備でも525補殺を記録して歴代補殺上位3傑を独占し、4失策、守備率.995で4年連続のゴールデングラブ賞を受賞しました。
 攻守に亘ってチームの勝利に貢献して、リーグ制覇に大いに貢献したことを球団も評価してチームの中では1番の評価だったとのことです。


 菊池は、2番として繋ぎの役割を果たしながらも、時にはチャンスメイクの役割も果たして、丸、新井のクリーンアップにチャンスを回したことが、得点力アップにつながり、ビッグレッドマシンガン打線を形成することができたと思います。
 一方でケタ外れの守備範囲で何度もピンチの芽を摘み取って失点を防いで、投手陣を助けました。

 セ・リーグMVPは新井でしたが、攻撃だけでなく守備での貢献度も加味すると、菊池が真のMVPだと思うので、チームトップの評価という球団の査定も納得ですね。
 来季は、チームの顔として丸と共にチーム引っ張って、悲願の日本一に導いてほしいですね。
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新外国人ブレイシア獲得

2016年12月18日 23時00分54秒 | オフシーズン
 球団は、新外国人としてブレイシア投手と契約合意したことを発表しました。契約金約585万円、年俸は約5,560万円+出来高で背番号は70に決まりました。
 ブレイシアは、メジャーでは通算7試合の登板ですが、今季3Aで46試合に登板して5勝3敗、防御率3.56の成績を残しています。150㎞超の直球と高速スライダーが武器で、投球回60回2/3に対して、奪三振70と、奪三振率が10.4と高く、球団としてはリリーフとして期待しているようです。

 ようやく来季に向けた補強が始まりました。今季の助っ人投手陣はレベルが高く、4人目の助っ人が入る余地がありませんでしたが、来季も同じ成績を残せるか分かりませんし、ケガなどによる離脱も考えられるので、第4の助っ人投手は獲得しておきたかったところでしょう。

 ヘーゲンズは先発とリリーフのどちらもこなせることから、リリーフ投手を獲得したと思われます。150㎞超の直球があり、奪三振率が高いということから、ジャクソンとタイプが似ているように感じます。
 ヘーゲンスとジャクソンはタイプが異なるので、2人を7回と8回に起用することが効果的だったと思います。どうなるか分かりませんが、ブレイシアとジャクソンを並べて起用するのはあまり効果が無いかもしれません。
 そうなるとジャクソンとブレイシアがセットアッパーを争うことになるかもしれませんね。助っ人も1軍枠争いをすることは、戦力アップにも繋がるの良いことです。来季も助っ人投手陣は安心できそうですね。
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野村も1億の大台到達

2016年12月16日 20時41分16秒 | オフシーズン
 野村と今村が契約更改交渉に臨みました。

 野村は、5,200万円増の年俸1億円で契約を更改して、初めて1億円の大台に乗りました。
 今季は1年間ローテを守り抜いて16勝3敗、防御率2.71の成績を残して、最多勝と最高勝率、ベストナインを獲得してのリーグ制覇に大きく貢献しました。
 今季、投手でMVPを選ぶなら野村で間違いないと思えるくらいの活躍だったと思います。16勝を挙げただけでなく、1度もローテを外れることなく、勝率.842で一人で貯金を13個も作った功績は素晴らしく、野村がいなかったらリーグ制覇なできなかったと思います。
 唯一の課題は、25試合の登板して投球回数が152回2/3と少なかったことでしょうか。完投は1つだけで、15勝はリリーフ陣に助けられてのものでした。
 来季は、投球回数をジョンソンと同じくらいの180回くらい投げられれば、自然と完投数も増えるはずなので、エースとして呼べる存在になれると思います。黒田の後を継いで真のエースとなる大切なシーズンになりますが、野村であればできるはずですね。


 今村は、2,700万円増の6,100万円で英訳を更改しました。
 今季は、シーズン途中からセットアッパーに定着し、チーム最多タイの67試合に登板して、3勝4敗2セーブ、22ホールドの成績を残しました。また、日本シリーズでもジャクソンと共に全6試合に登板して、シリーズ新記録の4ホールドを挙げました。
 シーズン初めは、敗戦処理やイニング跨ぎの登板など、難しい役回りでしたが、しっかりと役割を果たしたことで、ヘーゲンズが先発転向後は勝利の方程式の一角として、ジャクソン、中崎とともに鉄壁のリリーフを形成し、リーグ制覇に貢献しました。
 1年間1軍に帯同してチームが苦しい時にマルチに活躍して助けてくれたことを考えれば、もう少しアップしても良かったと思います。
 来季は、守護神を目指すとのことで、中崎に挑戦することになりますが、今村の実力であれば十分狙えると思います。チーム内で競争起こるのは、戦力の底上げにも繋がるので大歓迎ですね。
 来季はどちらが守護神になるか分かりませんが、今村、ジャクソン、中崎の勝利の方程式は盤石で、試合終盤は安心して見られそうですね。
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新井が大台突破

2016年12月15日 20時58分37秒 | オフシーズン
 新井、石原、田中が契約更改交渉に臨みました。

 新井は、5,000万増の1億1,000万円+出来高で更改しました。今季は123試合に出場して、打率.300、19本塁打、101打点をマークして、チームのリーグ制覇の原動力となり、リーグ最年長でのMVPも獲得しました。更に、4月に通算2,000安打、8月には300本塁打と通算1,000得点を記録しました。
 そして成績だけでなく、黒田とともにチームの精神的支柱となり、チームを牽引してリーグ制覇に貢献しました。
 カープに復帰してからの2年は、打撃成績だけでなく、若手選手の手本となりチーム全体のレベルアップにも貢献しており、その影響力は物凄く大きかったと思います。
新井が復帰してなかったら、間違いなく今季の優勝は無かったはずです。球団も新井の存在を高く評価したと思うので、大幅アップは当然でしょうね。
いつまでも新井さんに頼ってはいけませんが、来季もチームを引っ張って連覇と日本ーを達成してほしいですね。


 今季まで3年契約を結んでいた石原は、2,000万円増の1億2,000万円の1年契約で更改しました。今季は106試合に出場して打率.202、0本塁打、17打点と寂しい成績でしたが、守備面では巧みなリードで投手陣を引っ張り、ジョンソンだけでなく投手陣全体から絶大なる信頼を得てリーグ優勝に導きました。球団もチーム無防御率1位に導いたリードなど守備面を高く評価しての増額となりました。
 石原がいなかったら、ジョンソン、野村、黒田らのリーグNo.1の先発陣にならなかったでしょうし、ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎らの安定感抜群の救援陣もできなかったと思います。
 それだけ石原のリードが素晴らしく、打撃成績のマイナスを差し引いても、チームへの貢献度はかなり大きいと思うので、もう少しアップしても良いと思いますね。


 田中は、4,000万円増の年俸7,800万円で更改しました。今季は、打率.265、13本塁打、39打点、28盗塁の成績を残しました。そして、出塁率は.367をマークして、リーグ1位タイの102得点を挙げて1番打者として打線を牽引しました。また、守備面では遊撃手としてリーグ唯一の全試合フルイニング出場を果たして、攻守にわたってリーグ優勝に貢献しました。
 更にCSファイナルステージでは、打率.833、出塁率.882という驚異的な数字を残しMVPに輝き、チームを日本シリーズ進出に導きました。
しかし、三振が119、失策18は反省点であり、盗塁成功率の向上も大きな課題となります。
来季も全試合フルイニング出場をして失策数を減らすと共に、打率アップ、盗塁数増と攻守で更なる飛躍が期待されます。不動の1番打者になってほしいですね
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鈴木誠が275%増の6,000万円で契約更改

2016年12月14日 21時33分33秒 | オフシーズン
 鈴木誠と大瀬良が契約更改交渉に臨み、鈴木誠が4,400万円増の年俸6,000万円で、大瀬良は現状維持の4,500万円でそれぞれ更改しました。

 鈴木誠は、リーグ2位の打率.335、29本塁打、95打点と全ての成績でキャリアハイを記録して、25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。更に数字だけでなく、6月18日のオリックス戦では、史上10人目となる2試合連続サヨナラ本塁打を放ち、緒方監督が「神ってる」と評価したように、勝負どころでの価値ある一打を放ってチームに勢いを与えました。更に「神ってる」が流行語対象に選ばれるなど、今季のチームを象徴する存在となりました。
 来季の目標は、ケガなく1年間フルで試合に出こととし、具体的には、10割、200本、1,000打点とかなり高い?数字を掲げました。

 今季は成績が急激に伸びたことから、年俸の伸び率も神っていますが、成績やチームへの貢献度を考えると、来季の年俸は十分納得できると思います。
 レギュラーとしてはまだ1年しか結果を残しておらず、この成績を続けて残していくことが大切になってきます。来季は鈴木誠が真のレギュラーになるためには、正念場のシーズンになると思います。
 さすがに目標に掲げた成績は高すぎますが、トリプルスリーは狙えると思うので、ヤクルト山田以上の成績を残して、一気に1億の大台を突破してほしいですね。


 大瀬良は、先発として期待されながら、キャンプで右肘を痛めて出遅れて、登板17試合のうち先発は1試合だけで、3勝1敗、防御率3.32と物足りない成績に終わりました。来季は先発に再転向することが決まっており、来季の目標として、1年間ケガをせず、先発ローテを1年間守り抜くことを誓いました。
 本人のコメントどおり、本来ならダウン提示だと思いますが、球団は来年への期待料込みで現状維持を提示したとのことでした。球団も、ポスト黒田の最右翼として期待しているからこそ、期待料を上乗せしているのでしょう。
 来季は大瀬良が、ジョンソン、野村とともに先発の柱としてフル回転してもらわないと、チームとしても苦しくなります。今季の悔しさを晴らす活躍を期待したいですね。
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新入団選手発表

2016年12月13日 22時22分15秒 | オフシーズン
今秋のドラフトで指名した6選手の新入団の発表が行われました。
ドラフト1位の加藤は、最速153kmの直球と気迫を前面に出した投球で、マウンドでの存在感を出していくと意気込みました。
またドラフト2位の高橋は、前田健の新入時代の背番号34を背負うこともあり、カープの顔になることを目標に掲げました。

今年は6人中5人が投手で、更にドラフト上位3人が即戦力候補ということで、引退した黒田の穴を埋める活躍が期待されます。
まだ実際の投球を見た訳ではありませんが、加藤は先発よりもリリーフの方が合っているように感じました。一方で、高橋と床田は先発タイプという印象を受けました。
いずれにしても、来季はこの3人が活躍してくれれば、連覇と日本ーも十分狙えますね。
また、4位以下でも打って走れる捕手坂倉、身体能力の高いアドゥワ、伸びしろの大きい長井とバラエティーに富んだ選手が揃ったと思います。

今ドラフトは、当たり年だったと言われるようになると良いですね。
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