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延長での犠打失敗が響き延長11回サヨナラ負け

2022年08月03日 23時04分02秒 | 試合結果

広島 110 000 300 00 5 
DeNA 120 002 000 01 6
勝利投手:平田3勝2敗
敗戦投手:藤井1敗
本塁打:[広島]長野3号

 初回に2塁打と犠打で1死3塁として、秋山の適時打で先制しましたが、先発の床田が直後の1回裏に死球などで2死2塁とされ、牧に適時打を浴びて同点に追いつかれました。

 それでも2回1死後に長野が本塁打を放って勝ち越しますが、床田が2回裏に3連打で無死満塁とされ、濱口の適時打と桑原の遊ゴロの間に1点ずつ失って逆転を許してしまいました。

 床田は、3回と4回は走者を出しながらも無失点に抑えるも、5回に2塁打などで1死3塁となった場面で、床田が一ゴロを放って1塁に向かう途中に転倒し、起き上がれず担架で運ばれ、そのまま降板となってしまいました。さらに、続く野間も一ゴロに倒れて追いつくこともできませんでした。

 5回は緊急登板した中崎が三者凡退に抑えるも、6回に登板した一岡が無死2塁とされ、1死後に戸柱と代打オースティンに連続適時長短打を浴びて2点を失い、さらに安打で1死1,2塁となり、楠本に右前安打を浴びましたが、野間が好返球で二走を本塁で刺して失点を防ぎ、続く佐野も中飛に打ち取って、更なる追加点は防ぎました。

 7回に連打で無死1,2塁として、1死後に代打松山の適時打で1点を返し、2死後には菊池涼の2点適時打で同点に追いつきました。

 7回は矢崎が三者凡退に抑えると、8回は森浦が2安打で2死1,2塁のピンチを招いて、代わったターリーが四球で満塁とピンチを拡大させたものの、佐野を三邪飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 9回もターリーが続投して三者凡退に抑えて、延長戦に突入しました。

 10回に無死1塁とするも、菊池涼が犠打失敗して得点圏に走者を進めることができず、秋山と坂倉も凡退して得点を奪えず、11回も無死1塁で代打三好が犠打を決められず、後続の小園と白濱も凡退して得点を奪えませんでした。

 10回は松本が三者凡退に抑えるも、11回に登板した藤井が四球と犠打に敬遠、安打で1死満塁とされて、宮崎に適時打を浴びて、サヨナラ負けを喫して、チームは今季最長の6連敗となってしまいました。さらに床田に長期離脱の可能性があるという、最悪の試合となってしまいました。

 

 打線が7回に3点差を追いついて意地を見せましたが、その流れを継続させられませんでした。延長10回と11回にともに無死1塁としながら、ともに犠打失敗で好機を拡大させられず、試合の流れを失ってしまいました。

 この状況で11回のDeNAの攻撃は1番から始まる好打順とあっては、藤井には荷が重すぎたと思われ、この失点は仕方ないと思います。

 ここはDeNAの打順も考えて、上位打線との対戦となる11回に栗林を起用して無失点に抑えれば、12回のカープは上位に打順が回ることから得点の可能性が高くなったはずです。

 栗林は勝ち越した後か12回と決めつけていることが、このサヨナラ負けに繋がっており、総力戦で戦うという起用とは思えませんでした。もう少し柔軟な選手起用をしてほしいですね。

 床田が5回1死三塁の打席で1塁ゴロを放って、走り出した直後に躓いたような形で転倒し、自力で歩くことができず、そのまま担架でグラウンドから運び出されました。

 まだ詳細は分かりませんが、何ともないとは思えないことから、登録抹消は避けられないと思われます。ただでさえ大瀬良と九里の状態が上がらず苦しい先発陣にあって、遠藤が復帰間近とはいえ、安定感抜群の床田が離脱となると、チームとしてはかなり痛いと思います。とはいえ、床田には無理してほしくないので、しっかりと治して戻ってきてほしいですね。

 2軍の玉村や高橋昂らにとっては大きなチャンスなので、ここで奮起してほしいですね。

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