カープな毎日

カープファンのひとりごと。

連夜のバタバタ勝利もCSに大きな1勝

2014年09月30日 22時38分10秒 | 試合結果
ヤクルト 200 021 100 6
広 島 003 120 01X 7
勝利投手:中崎2勝3敗1S
敗戦投手:山本哲3勝4敗3S
セーブ:ミコライオ1勝1敗25S
本塁打:[ヤクルト]畠山17号
     [広島]松山7号


 中3日のスクランブル登板となった九里は、初回に四球と2塁打で1死2,3塁のピンチを背負うと、雄平に2点適時打を浴びて先制されてしまいました。2回は走者を出しながらも無失点で切り抜けましたが、3回に安打などで1死2塁とされたところで、ベンチは戸田に交代しました。
 戸田は後続を断って、このピンチを無失点に抑えるました。

 打線は2回に無死1,3塁としながら會澤が併殺に倒れるなど得点を挙げられず嫌な雰囲気が漂い始めましたが、3回に2死から安打と四球で1,2塁とすると、エルドレッドとロサリオの連続適時2塁打で村中から3点を奪って逆転に成功すると、4回には3連続四球で1死満塁のチャンスを貰い、2死後に代わった七條から丸が押し出し四球を選んで1点を追加しました。

 戸田は5回に連打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、山田を併殺に打ち取ってピンチ脱出かと思った直後に代打畠山に2点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 しかし粘る打線は、5回裏に1死2塁から代打松山の2点本塁打で勝ち越しに成功しました。ところが、江草が無死3塁とされ雄平に適時打を打たれて、1点を失って降板となり、マウンドには中田が上がりました。中田は1死1,3塁とピンチを拡大させましたが、中村と飯原を連続三振に仕留めて1点のリードを守り切りました。
 7回からは中崎を投入するも、2死1塁から雄平に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 打線は松岡に6回と7回は三者凡退に抑えられてしまいましたが、8回に山本哲に対して2死1,2塁とすると、菊池の適時2塁打で勝ち越しに成功しました。
 8回は中崎が踏ん張り無失点に抑えると、9回はミコライオが走者を出しながらも得点を与えず、何とか逃げ切りました。

 阪神が敗れたため、ゲーム差が1となり、カープは残り2試合を連敗さえしなければ、2位が確定するところまできました。数字上はかなり有利となりましたが、明日は阪神との直接対決であり、最終戦も巨人戦なので、まだまだ気が抜けません。
 明日は大瀬良と能見の投げ合いとなるので、この2試合のように打線が投手陣を強力に援護することは難しいと思われます。中継ぎ投手が崩壊状態にあることを考えると、大瀬良には少しでも長い回を投げて、中継ぎ投手への負担を減らせるかが、試合の大きなポイントになると思います。
 また能見はCSでも対戦することが確実だと思うので、ここであっさりと抑えられる訳にはいきません。好調の菊池、エルドレッド、ロサリオが打線を牽引して、能見を攻略してほしいですね。

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乱打戦を辛うじて制して連敗ストップ

2014年09月29日 22時05分23秒 | 試合結果
ヤクルト 001 132 002 9
広 島 203 010 60X 12
勝利投手:永川勝3勝4敗1S
敗戦投手:松岡3勝3敗
本塁打:[ヤクルト]雄平21号、22号、山田28号
     [広島]エルドレッド37号、會澤10号

 石原慶幸捕手(35)が出場選手登録を抹消された。昨日の練習中に首を痛めた石原が登録抹消となり、代わりに右太もも裏負傷から実戦に復帰したばかりの會澤を再昇格させ、更に頭部負傷で離脱していた田中も復帰して、即7番遊撃でスタメン出場しました。
 これがカンフル剤となったのか、初回にナーブソンを攻めて連打と四球で無死満塁のチャンスを作ると、エルドレッド2点適時打で先制しました。
 3回には無死1,2塁からエルドレッドが3点本塁打を放って、ナーブソンをマウンドから引きずり降ろしました。

 ヒースは初回を三者凡退に、2回1死2塁は併殺で切り抜けるなど、まずまずの立ち上がりでしたが、3回に2死2塁から山田に適時打を浴びて1点を失うと、4回には雄平に本塁打を浴びてしまいました。
 続く5回には四球と2塁打で無死2,3塁のピンチを背負い、1死後に雄平に2打席連続となる本塁打を浴びて、同点に追いつかれてしまいました。更に3連打で満塁とされたところで、マウンドを中田に譲りました。中田は松井を併殺に打ち取り勝ち越し点を与えませんでした。

 今日は打線が奮起して、直後の5回裏に1死1,2塁からロサリオの適時打で1点を勝ち越して流れを引き戻したかと思いましたが、リリーフが持ちこたえられず、6回に中田が山田に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 6回裏には1死1塁で鈴木誠が併殺に倒れる嫌や展開でしたが、7回からは永川勝を投入して無失点に抑えると、7回裏に松岡を攻めて1死から連打で1,3塁としてロサリオの適時2塁打で同点として松岡をKOすると、代わった久古に対して満塁と攻め立て、田中の一ゴロが野選となり、そこに失策も絡んで2点を勝ち越し、更に代打會澤が3点本塁打を放って、この回6得点で試合をひっくり返しました。

 8回は中崎が無失点に抑えて、9回はミコライオが登板しましたが、田中の失策をきっかけに無死1,2塁とされ、武内は併殺に打ち取るも、代打阪神も勝ったためゲーム差0は変わらず、2位確保が厳しい状況に変わりありません。畠山の適時打と、松井の2塁打に堂林の失策も絡んで2点を失ってしまいました。
 

 勝つには勝って連敗を止めましたが、今ひとつすっきりしない試合で、明日以降に不安を残してしまいました。打線は昨日までの拙攻から一転して14安打12得点と繋がりましたが、投手陣は失点を繰り返して、投壊傾向に変わりがありませんでした。
 永川勝が1回を1安打無失点に抑えてくれたことくらいが収穫で、中田は復調の気配を感じられず、ミコライオも不安定なままです。誰か安心できるリリーフ投手が出てきてほしいですね。


 一方で打線は打線はエルドレッドが3安打5打点1本塁打と確実に調子を挙げてきました。4番の復調は心強い限りです。更に田中が復帰してスタメンでフル出場できたことと、會澤が代打で本塁打を放ったことは、大きな収穫でした。
 特に會澤の復帰は繋がりを欠いていた打線に大きな起爆剤となりそうです。投手陣が不安定なので、今日のように打線が強力な援護をして打ち勝つしかないかもしれないですね。ここにきて打線頼みになるとは思いませんでしたね。
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福井は3回KO、打線は拙攻で3連敗

2014年09月28日 22時29分39秒 | 試合結果
ヤクルト 210 000 000 3
広島 000 000 010 1
勝利投手:小川9勝5敗
敗戦投手:福井4勝5敗
セーブ:秋吉3勝4敗3S
本塁打:[広島]丸19号

 福井は、初回に1死から四球を与えると、安打と四球で満塁としてしまい、雄平に2点適時打を浴びてしまいました。更に安打で満塁とされましたが、松井と西田を抑えて追加点は許しませんでした。
 しかし、2回に安打と四球で2死1,2塁として畠山に適時打を浴びて1点を失い、3回にも2死3塁から投手の小川に四球を与えてピンチを広げましたが、山田を打ち取って何とか無失点で凌ぎ、この回限りマウンドを降りました。

 打線は、初回に2安打と四球で無死満塁と小川を攻めましたが、エルドレッドが一邪飛、松山が一ゴロ、小窪が遊飛に倒れて無得点に終わると、3回の1死2塁では丸が中飛、四球と挟んで松山がニゴロに倒れてあと1本がでませんでした。
 拙攻は続き、4回には無死1塁で梵が併殺、5回1死1,2塁は丸が一ゴロ、エルドレッドが中飛、7回1死2塁は鈴木誠と菊池が連続三振と走者を出しながらも得点に繋がりませんでした。

 4回からは江草が登板し2回を1安打無失点に抑え、6回から登板した戸田が7回に2死から連打で1,2塁とされながらも無失点で切り抜けました。
 8回からは今日再登録された永川勝が登板し、9回に2死2,3塁のピンチを背負うも、代打ユウイチを抑えて、中継ぎ陣はヤクルトに追加点を与えませんでした。

 8回に丸の本塁打でようやく1点を返しましたが、9回は秋吉に抑えられてしまい、9安打を放ちながらも9残塁の拙攻で3連敗となり3位阪神にゲーム差無しに迫られてしまいました。
 勝率の差で2位を維持しているものの、並ばれたも同然の状態となり、2位陥落が現実味を帯びてきました。


 今日は初回の攻防で試合が決まってしまった感じですね。福井は2四球でピンチを広げて失点したのに対し、カープは苦手小川から連打と四球で無死満塁の絶好機を作りながら、主軸が犠飛さえ打てず無得点に終わると、直後に福井が3点目を失い、試合の流れを完全に手放して、その後は最近お決まりの拙攻の繰り返しでした。
 勝たなければいけないという意識が強すぎて、チャンスで力んでしまうように思います。チャンスでプレッシャーを感じすぎていると思うので、結果を考えずに目の前の一打席、一球に集中してほしいですね。
 泣いても笑っても残り4試合しかありません。持てる力を出し切ってシーズンを終えてほしいですね。


唯一の救いは、リリーフした江草、戸田、永川勝が走者を出しても粘って無失点に抑えたことくらいでしょうか。

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終盤の拙攻・拙守で痛い敗戦

2014年09月27日 22時51分11秒 | 試合結果
中日 000 100 102 2
広島 000 030 001 0
勝利投手:福谷2勝4敗9S
敗戦投手:中崎1勝3敗1S
セーブ:又吉9勝1敗2S
本塁打:[中日]平田11号
     [広島]ロサリオ13号


 前田健は、初回に1死2塁のピンチを背負うも、森野と平田を抑えてピンチを切り抜けると、3回まで無失点に抑えました。しかし4回に2死から平田に本塁打を浴びて先制点を奪われてしまいました。
 続く5回にも1死3塁とされましたが、2者連続三振で無失点に抑えました。

 打線は伊藤に対して4回まで1安打に抑えられて攻略の糸口を掴めませんでしたが、5回に無死1塁からロサリオの2点本塁打で逆転に成功すると、更に1死2塁として前田健の適時2塁打で1点を追加しました。しかしその後の1死2塁では、木村と菊池が凡退してしまい、更なる追加点を奪えませんでした。
 続く6回には2安打1四球で無死満塁としまがら、ロサリオが左飛、梵が併殺に倒れて無得点に終わってしまいました。

 前田健は、6回を三者凡退に抑えましたが、7回に1死1塁から藤井に適時2塁打を浴びて1点を失い、その後の1死2塁は牽制で2走を刺して1失点で凌ぎました。
 8回も1死2塁のピンチを迎えましたが、大島と代打ルナを抑えて1点のリードを守り切りました。

 9回はミコライオが登板するも、2連続四球で無死1,2塁として、高橋周に適時2塁打を浴び同点とされてマウンドを中崎に譲りました。
 中崎は藤井を歩かせて無死満塁として、三ツ俣を三ゴロに打ち取りながら、梵が三塁封殺後に本塁に送球して、石原がそれに気付かず三走にタッチをしなかったことで、生還を許して勝ち越されてしまいました。
 
 それでも打線が奮起して、2安打と暴投で無死1,3塁の好機を作り、代打鈴木誠が適時打を放って同点に追い付きました。更に無死1,2塁とサヨナラ機でしたが、中東、木村、菊池が倒れて延長戦に突入しました。

 10回も続投した中崎は、2死1,2塁から高橋周に適時2塁打を浴びて勝ちこされると、敬遠後に三ツ俣にも適時打を浴びて2点を失ってしまいました。
 その裏を又吉に抑えられて、エースが先発した勝ち試合を延長戦の末に落とすという最悪の敗戦となってしまいました。

 これで阪神とは0.5ゲーム差となり、2位確保も雲行きがかなり怪しくなってきました。ここで踏ん張らないと、ズルズルと落ちていってしまいます。明日は気を引き締めて臨んでほしいですね。


 今日は6回の拙攻が試合の流れを変えてしまいました。5回に逆転し、6回を三者凡退に抑えてカープペースになりましたが、6回の無死満塁を逃して、直後に前田健が1点を失ってしまい、ムードが一変してしまいました。
 その後は中日が押し気味の展開となりながら、前田健が何とか持ちこたえましたが、ミコライオが信じられない大乱調でリードを吐き出してしまいました。
 更に中崎が、無死満塁で思惑通りの三ゴロに打ち取りながら、石原の凡ミスで勝ち越しを許してしまいました。これはあまりにも痛すぎるミスでした。
 今日はリーグ戦なので1敗で済みましたが、こんなミスがCSで出たらと思うとゾッとします。今日のような凡ミスを繰り返さないように、チームとして再発防止に取り組んでほしいですね。
 
 最近の打線は、得点を挙げた後のチャンスで更に追加点を奪えない場面が目につきます。昨日も更に点が取れる場面で奪えず、後半にひっくり返されてしまいました。取れるときに一気に攻勢をかけないと、あと後にツケが回ってくることを痛感した連敗でした。こういうところが巨人との差なのかもしれませんね。
 

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逆転負けでV逸決まる

2014年09月26日 22時44分51秒 | 試合結果
広島 100 101 000 3
阪神 000 004 00X 4
勝利投手:藤浪11勝8敗
敗戦投手:戸田4勝2敗
セーブ:呉昇桓1勝4敗37S
本塁打:[阪神]福留9号


 苦手の藤浪に対して、立ち上がりが不安定なところをついて、初回に安打と盗塁で1死2塁とすると、丸の適時2塁打で先制点を挙げましたが、続く得点機ではエルドレッドと松山が凡退して1点止まりでした。
 2回と3回は三者凡退に抑えられるも、4回に連続短長打で無死2,3塁として松山が投手強襲内野安打で1点を追加して、尚も無死1,3塁でしたが、捕手が捕球ミスをしたところで三走エルドレッドが本塁を狙うもアウトになってしまい、後続も凡退して追加点を奪えませんでした。
 それでも6回に四球と盗塁で1死2塁として、2死後に松山が適時打を放ってリードを3点に広げました。

 九里は丁寧な投球で3回まで1安打に抑える好投でしたが、4回に連続短長打で無死2,3塁のピンチを招くも、ゴメスの遊ゴロを木村が好捕して三走を本塁で刺す好守で失点を防ぎ、続くマートンを二飛、福留の死球を挟んで満塁として、坂を打ち取って無失点で凌ぎました。
 5回を三者凡退に抑えて勝ち投手の権利を得ましたが、6回に連打で無死1,2塁とされ、1死後にマートンに適時打を浴びて1点を失ったところでマウンドを降りました。
 後を継いだ戸田が福留に痛恨の3点本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 7回は中田が1死1,2塁のピンチを背負いながらも、ゴメスとマートンを打ち取って無失点で凌ぎ、8回に登板した中崎も1死1,2塁のピンチを作りながらも無失点に抑えました。

 しかし、打線が7回は安藤に三者凡退に抑えられてしまい、8回は福原から先頭打者が出塁して1死1,2塁としながら、エルドレッドと代打鈴木誠が呉昇桓に抑えられて得点を挙げられず、9回も三者凡退に抑えられて逆転負けを喫してしまいました。

 巨人が勝ったため優勝の可能性が消滅し、巨人の優勝が決まりました。更に3位阪神とのゲーム差が1.5となり、地元CS開催を決定づけることができませんでした。


 今日は打線が初回と4回に得点を挙げた後に更に追加点を奪えなかったことが、あと後に響きました。特に4回は無死2,3塁で1点しか奪えなかったのは痛かったです。
 捕手が取り損ねた時は球がもっと転がるかと思ったので、三走のエルドレッドが本塁を狙ったのは仕方ないと思います。球が転がらずに止まってしまったことは不運としか言いようがありません。
 残念だったのは、その後にロサリオがあっさりと三振してしまったことでしょう。もう少し粘って、藤浪を苦しめてほしかったですね。

 6回の継投は疑問を感じました。1点を失って尚も1死1,2塁で左の福留ということで、左の戸田を投入しましたが、戸田は先発タイプなので、リリーフとしてはイニングの頭や無走者の時に起用した方が良いと思っています。走者を背負った場合に登板した時は、失点していることが多いと思います。
 本当は先発で起用してほしいところですが、リリーフで起用するのであれば、もう少し適した場面で登板させてほしいですね。
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大瀬良7回1失点で10勝目

2014年09月25日 22時44分23秒 | 試合結果
広 島 401 003 100 9
ヤクルト 010 000 000 1
勝利投手:大瀬良10勝7敗
敗戦投手:石川10勝10敗
本塁打:[広島]鈴木誠1号、梵8号、石原4号


 初回に1番に起用された鈴木誠が、石川の初球を捉えてプロ初本塁打が初球先頭打者本塁打となり先制点を挙げると、更に敵失で得た無死1塁から丸の適時2塁打、エルドレッドの安打、梵の2点適時3塁打が飛び出して、いきなり4点を先制しました。

 大瀬良は、2回に先頭打者への四球と安打で1死1,2塁とされると、松井に適時打を浴びて1点を失いましたが、後続を断って最少失点で凌ぎました。

 直後の3回には梵の本塁打で再び4点のリードを奪いました。5回の2死1,2塁は無得点に終わるも、6回に2番手七條から1死2塁として鈴木誠と菊池の連続適時2塁打で2点を挙げ、更に2死1,3塁から梵の適時2塁打でこの回3点を奪い、7回には石原の本塁打で1点を加えて、ヤクルトにダメを押しました。

 大瀬良は3回に1死2塁のピンチを迎えましたが、川端と畠山を抑えて無失点で凌ぐと、5回から7回までを散発2安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投で、7回を投げて5安打1失点に抑えました。
 8回からは池ノ内が登板し、1安打を打たれるも併殺で切り抜け無失点に抑えると、9回は江草が1死1,3塁のピンチを招きながらも飯原と中村を抑えて無失点に抑えて、ヤクルトに快勝しました。

 阪神が敗れたため再びゲーム差が2.5に広がり、地元CS開催に向けて大きく前進すると、大瀬良が10勝目を挙げて、新人王に向けて大きく前進しました。

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投手陣大乱調で連勝止まる

2014年09月24日 22時06分26秒 | 試合結果
広 島 101 100 000 3
ヤクルト 010 501 41X 12
勝利投手:杉浦1勝2敗
敗戦投手:野村7勝8敗
本塁打:[広島]菊池11号、丸18号、石原3号
     [ヤクルト]雄平20号、山田26号、27号、西田1号


 初回に1死から菊池が本塁打を放って幸先良く先制し、2回には2死1,3塁としながら梵が凡退して追加点を奪えませんでした。
 するとその裏に野村が1死から雄平と武内の連続長短打で1点を失って同点に追いつかれてしまいました。

 しかし、直後の3回に1死から丸が本塁打を放って勝ち越しに成功し、更に連打で1,2塁のチャンスを作りましたが、ロサリオと小窪が倒れて、またも追加点を挙げられませんでした。
 それでも4回に石原の本塁打で1点を追加してリードを2点に広げて、野村を援護しましたが、4回裏に1死から雄平に本塁打を浴びて1点を失うと、更に四球と安打で2死1,3塁のピンチを招き、杉浦に適時2塁打、続く山田には3点本塁打を浴びてしまい、この回5失点で逆転を許して、野村はマウンドを降りました。

 5回にはストライクの判定に激高したエルドレッドが退場処分となり、6回は山本哲に、7回は松岡に三者凡退に抑えられてしまうと、5回から登板した篠田が6回に西田に本塁打を浴びて痛すぎる追加点を奪われ、7回には四球と安打で2死1,3塁として、代打田中浩に適時打を浴び、四球を挟んで西田には3点適時2塁打を浴びるなど、この回4点を失って試合が決してしまいました。
 8回には小野が山田にこの試合2本目となる本塁打を浴びてダメ押しをされました。

 打線は8回に連続内野安打で1死1,2塁としましたが、天谷と小窪が倒れ無得点に終わり、9回は秋吉に抑えられて、ヤクルトに大敗を喫して、連勝が3で止まってしまいました。

 巨人は勝ったため、マジックはついに2となり、結果次第では、明日にでも巨人の優勝が決まってしまいます。
 


 雨の影響で30分遅れで試合開始となった試合は、投打とも天気と同様にすっきりしない内容でした。
打線は3回まで杉浦から毎回走者を出して得点圏にまで走者を進めながら適時打が出ず、挙げた得点はソロ本塁打3本の3点だけと寂しい結果でした。
 2回と3回は適時打が出ていれば杉浦を攻略できたところでしたが、凡退して助けてしまい、試合の流れを失ってしまいました。
 この拙攻が響いて、野村が4回に5点を失うなど、投手陣の炎上に繋がってしまいました。

 野村は立ち上がりから球のキレ、制球とも良くありませんでした。試合開始が遅れたことで調整が難しかったと思いますが、悪いなりに抑えて、試合の中で修正してほしかったです。
 今季の野村は、良い時は抑えますが、悪い時は打たれる状態が続いています。これではCSで登板させるのは怖いです。2軍落ちが決まったようなので、しっかりと再調整してCSに戻ってきてほしいですね。
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今季の勝ち越し決まる

2014年09月23日 22時06分57秒 | 試合結果
広島 013 020 001 7
ヤクルト 000 000 011 2
勝利投手:ヒース3勝
敗戦投手:ナーブソン4勝11敗
本塁打:[広島]梵7号、ロサリオ12号、エルドレッド36号


 ヒースは初回に2死から四球と安打などで1,3塁のピンチを背負いましたが、雄平を左飛に打ち取って無失点で切り抜けると、4回の2死2塁は相川を補ゴロに、5回1死1塁では山田を併殺に打ち取りました。
 6回と7回は三者凡退に抑え、7回を2安打無失点に抑える好投でした。

 打線は初回に1死2,3塁の先制機を作りながら、エルドレッドが三振、ロサリオの四球を挟み、梵が遊飛に倒れて無得点に終わりました。
 しかし、2回に1死2塁で犠打に失策が絡んで1,3塁となり、堂林に犠飛で先制点を挙げました。更に3回には1死1,3塁から梵が本塁打を放って3点を追加して、ナーブソンをKOしました。
 5回には2番手古野からロサリオが2死から本塁打を放ち、更に梵と小窪の連続長短打で1点を追加して、この回2得点を挙げてリードを広げました。
 6回から8回までも毎回走者を出しながら得点には繋がりませんでしたが、9回にエルドレッドが本塁打を放って、ヤクルトにダメを押しました。

 8回からは九里が登板し、安打と四球で1死1,2塁のピンチを招き、代打森岡を右飛に打ち取ったところで、戸田にマウンドを譲りました。
 リリーフした戸田が川端に適時打を浴びて1点を失いましたが、後続を抑えて1失点で防ぎました。
 9回は中田が登板するも、2死2塁から代打ユウイチに適時内野安打を浴びて1点を失いましたが、最後は武内を左飛に打ち取り、ヤクルトに快勝しました。

 今日の勝利で71勝62敗2分となり、今季の勝ち越しが決まりました。勝ち越しは実に13年ぶりということで、ようやく長い借金生活から抜け出せました。
 しかし、シーズン勝ち越しで喜んでいてはいけません。まだ僅かながら優勝の可能性があり、CS地元開催という目標があります。全てが確定するまで、白星を積み重ねていってほしいですね。


 打線が毎回の16安打で7得点とヤクルト投手陣を圧倒しました。初回のチャンスで無得点に終わった時は悪い流れにハマりかけましたが、2回に敵失に乗じて先制し、早く追加点がほしい3回には梵が効果的な3点本塁打を放ちました。
 この本塁打は大きな価値ある一発になりました。この本塁打によりナーブソンをKOし、チームに勢いを与えることができたと思います。
 エルドレッドが復帰して、以前のような活躍をし始めたことで、打線全体が活性化し始めた感じがします。やはり主砲の復調は、大きな影響力がありますね。


 ヒースが7回2安打無失点に抑える好投でした。前回の登板では6回5失点で不安を残しましたが、不安を一掃する好投でした。
 初回にボークでピンチを広げるなど走者を背負った時の課題は残しましたが、持ち味の威力ある直球に変化球を織り交ぜてヤクルト打線を寄せ付けず、本来の投球を取り戻しました。CSに向けて心強い存在ですね。
 
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エルドレッド起死回生の逆転2ラン

2014年09月21日 22時20分26秒 | 試合結果
DeNA 000 002 000 2
広島 100 000 02X 3
勝利投手:戸田4勝1敗
敗戦投手:林2勝2敗1S
セーブ:ミコライオ1勝1敗24S
本塁打:[広島]エルドレッド35号


 打線は初回に2死から連続四球で1,2塁のチャンスを貰うと、松山が適時打を放って先制点を挙げましたが、2回以降は三浦を捉えられず、5回まで散発2安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。

 前田健は、5回までDeNA打線を散発3安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投でした。2回の無死1塁は石川を左飛、黒羽根と山崎を連続三振に抑えて進塁さえさせませんでした。
 しかし6回に安打と犠打で1死2塁と初めて得点圏に走者を背負うと、グリエルに適時打を浴びて同点とされ、続く筒香は遊飛に打ち取り2死とするも、ブランコに適時2塁打を浴びてこの回2点を失って逆転を許してしまいました。
 7回は2死2塁から梶谷に右安打を打たれるも、天谷の好返球により補殺で失点を防ぎました。

 逆転された直後に6回裏には1死1,2塁としながら、梵と木村が凡退して得点を挙げられず、続く7回も2番手長田から1死2塁としましたが、天谷と菊池が凡退して追いつくことができませんでした。

 8回からは戸田が登板し、2番からの好打順を三者凡退に抑えると、その裏に3番手林から無死1塁として、エルドレッドが2点本塁打を放って逆転に成功しました。
 9回をミコライオが三者凡退で締めDeNAに逆転勝ちして、3位阪神とのゲーム差を1.5に広げました。


 ようやく眠れる主砲が完全に目覚めました。エースが逆転を許し、6回と7回の得点機では共に後続が凡退して無得点に終わるという、嫌なムードが漂いました。
 しかし、その暗雲を振り払ったのはエルドレッドの一振りでした。チームが劣勢の時に一振りで雰囲気を変えられるのは本塁打しかありませんので、正にこれ以上ない場面で飛び出しました。
 一昨日に久々の本塁打を放ち、8月のようにバットにボールが当たらないという最悪の状態からは、復調している気配を感じました。
 この本塁打で完全復調と言って良いと思います。CSに向けて頼もしい4番が戻ってきましたね。


 また、今日は横山が今季限りでの引退を表明し、引退会見が行われました。長きにわたり弱投だったカープの投手陣を支えてきたベテランの引退は寂しい限りです。
 昨季はシーズン終盤戦で永川勝と共に、勝利の方程式の一翼を担い、チーム初のCS進出に大きく貢献しました。
 今季も昨季と同様に勝負どころの9月には必要な戦力と思っていましたが、なかなか調子が上がらず、8月25日に登録抹消されてから再昇格することはありませんでした。
 横山を初めて見た時には、キレのある150㎞台の直球をビシビシと投げ込み、将来はカープのエースになることは間違いないと思ったことは今でもよく覚えています。
 しかし、99年にルーズショルダーに見舞われてしまい、復活は難しいかと思われました。それでも制球力と変化球のキレを磨いて、救援投手として復活し、カープ投手陣には欠かせない存在となりました。
 現役生活の半分弱をケガとの戦いに費やした苦労人であり、好きな選手だっただけに引退は残念でなりません。
 今後は未定とのことですが、横山の経験を若手投手に伝えてほしいので、コーチとしてチームに貢献してほしいですね。
 20年間カープ投手陣を支えてもらい、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 写真は5月28日のウエスタン戦で投球練習中の横山です。これが最後になるとは…。





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福井が投打で活躍して連敗止める

2014年09月20日 22時34分38秒 | 試合結果
DeNA 000 010 000 1
広島 001 001 01X 3
勝利投手:福井4勝4敗
敗戦投手:井納11勝8敗
セーブ:ミコライオ1勝1敗23S

 福井は初回に先頭の梶谷に四球を与えて2死3塁のピンチを招きましたが、筒香を左飛に打ち取り無失点で切り抜けると、その後は安定した投球で4回まで無安打に抑えました。

 打線は本調子ではない井納を捉えられず2回まで無得点でしたが、3回に福井の安打をきっかけに2死2塁とすると丸の適時打で先制点を挙げました。

 福井は勝ち投手の権利を得られる5回に少し制球を乱し、死球と安打で1死1,2塁とされると、代打下園の適時打で同点に追いつかれてしまいました。更に1,2塁のピンチで井納の犠打を失敗させたものの、梶谷に四球を与えて満塁としてピンチを拡大してしまいましたが、山崎を一ゴロに打ち取り追加点を与えませんでした。
 6回も四球を与えましたが、後続を抑えて無得点に抑えました。

 同点に追いつかれた直後の5回裏に1死1,2塁としながら、丸とエルドレッドがともに中飛に倒れて得点を挙げられませんでしたが、6回に2死3塁として代打ロサリオの適時打で勝ち越しに成功すると、8回には3番手田中から振り逃げをきっかけに1死2塁とすると、石原の遊ゴロが敵失を誘って待望の追加点を貰いました。

 7回からは中崎をマウンドに送り、8回に2死1,2塁とされるもブランコを二飛に打ち取り無失点に抑えました。
 9回はミコライオが2死2塁で代打バルディリスを迎えるピンチを招きましたが、補邪飛に打ち取ってチームの連敗を止めました。


 今日は福井が投打で活躍して自身4勝目を自ら引き寄せました。打っては先制点に繋がる安打を放ち、流れをカープに呼び込みました。
 投球では、初回は四球を与えてピンチを作り、グリエルと筒香は打ち取るも当たりが良かったので心配されましたが、2回からはしっかりと修正して、力強い直球でDeNA打線を抑えました。
 5回は勝ちを意識したのか制球が乱れましたが、最少失点で抑えて勝ち越しを許しませんでした。
 丁寧にコースに気を付けながら1イニング毎しっかりと投げていたと思いました。これからもその気持ちを忘れずに投げてほしいですね。

 写真は試合前に石井コーチがロサリオに何かアドバイス?



 試合前には前田智徳氏が解説のため?に来場されていました。
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