広島 111 205 001 11
巨人 100 200 001 4
勝利投手:アンダーソン1勝
敗戦投手:ビーディ4敗
本塁打:[広島]上本1号、秋山2号、マクブルーム2号、磯村1号
打線は西川を2番、松山を今季初スタメンの5番に入れる改造をしたことが的中して、初回に2死1,3塁として、松山の適時内野安打で1点を先制しました。
先発のアンダーソンは、初回2死から連続四球で1,2塁のピンチを招き、中田翔に適時打を浴びて同点とされましたが、直後の2回1死から上本が本塁打を放って、勝ち越しに成功しました。さらに3回には秋山が本塁打を放って1点を加えると、続く4回には2死満塁として、巨人先発のビーディーをKOし、西川が代わった代木から2点適時2塁打を放って、リードを4点に広げました。
アンダーソンが4回に無死2,3塁のピンチを迎えると、廣岡の犠飛とブリンソンの適時打で2点を返されましたが、6回に2死満塁から秋山の2点適時打とマクブルームの3点本塁打で、この回5点を奪って、巨人を突き放しました。
9回には代打磯村の本塁打で1点を加えて試合を決めました。
アンダーソンは5回まで投げて、5回6安打3四球6奪三振3失点でマウンドを降りると、6回はケムナが三者凡退に抑え、7回からは大道が登板して2回を1安打4奪三振無失点に抑えました。
9回はアドゥワ1死3塁から代打ウォーカーの適時打で1点を失うも、後続を断って巨人に大勝し、アンダーソンが今季初勝利を挙げ、チームの連敗を2で止めるとともに5割に復帰しました。チームは4月を12勝12敗の5割で終えました。
新井監督がついに大幅な打線改造を行うと、見事に的中して、先発野手全員安打となる14安打4本塁打11得点と爆発しました。
初回に西川の安打からチャンスメイクをすると、松山の適時内野安打で幸先良く先制点を挙げて、昨日の嫌な空気を払拭すると共に勢いを付けました。
同点に追いつかれた直後の2回には上本が、3回には秋山が本塁打を放つと、4回には西川の適時2塁打が飛び出し、2点差に追い上げられた6回には秋山の適時2塁とマクブルームの本塁打が飛び出して、巨人にダメ押ししました。
ここまでは、打線が繋がりを欠き、チャンスを活かしきれず、もうひと押しができないことがが多く、終盤に逆転される試合が見られ、チームが波に乗り切れない要因になっていました。
その中でマクブルームとデビッドソンの状態が上がらないことで打線が分断されていましたが、マクブルームは昨日が2安打、今日は3安打3打点の活躍で、デビッドソンも3試合連続安打と2人ともようやく状態が上がってきたようなので、5月は打線の繋がりが良くなって得点力が上がることが期待できそうです。
4月は5割で終えられたので、5月は打線が奮起し、投手陣を援護して、貯金を作ってほしいですね。