カープな毎日

カープファンのひとりごと。

打線が沈黙して連敗

2017年08月31日 22時37分00秒 | 日記
広島 000 001 000 1
巨人 012 000 00X 3
勝利投手:田口12勝2敗
敗戦投手:中村祐4勝3敗
セーブ:カミネロ2勝5敗23S
本塁打:[広島]磯村2号
    [巨人]長野14号


 中村祐は、初回に2死から坂本に2塁打を打たれるも、阿部を右飛に打ち取って無失点で切り抜けましたが、2回に2死から長野に本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 更に3回には、2死1塁から連続四球を与えて満塁としてしまい、亀井に2点適時打を浴びて追加点を奪われてしまいました。
 その後は、4回、5回を三者凡退に抑えて5回を4安打3失点に抑えてマウンドを降りました。

 打線は、田口の前に5回まで中村祐の1安打だけに抑えられて2塁さえ踏めませんでしたが、6回に磯村が本塁打を放って1点を返し、更に1死後には田中が安打で出塁して反撃開始かと思われましたが、田中が盗塁失敗して好機拡大とはなりませんでした。

 6回からは九里が登板して、2回を無安打1四球無失点に抑え、8回は今村が坂本、阿部、村田の主軸を三者凡退に抑えて巨人に追加点を与えませんでした。
 しかし、打線は田口に7回まで4安打1点に抑えられてしまい、8回はマシソンを攻めて1死2塁の同点機を作りながら、代打西川が三振、田中の四球を挟んで、代打岩本が三ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
 9回は、カミネロに1安打無得点に抑えられて、巨人に競り負けて、カード負け越しとなり、8月の成績も12勝13敗2分で、今季初の月間負け越しとなってしまいました。


 巨人の先発が田口ということで大量援護は望めないことは分かっていたので、勝つためには投手が最少失点で凌ぐことが重要となる試合でした。
 中村祐は、2回の長野の本塁打は仕方ありませんが、3回の2失点はもったいない失点となりました。2死1塁で阿部と村田に連続四球を与えてピンチを拡大させてしまい、亀井に痛打を浴びるという一番やってはいけない失点パターンでした。
 2死とはいえ、一発長打のある打者が続いており、失投が許されない状況であったため少し慎重になり過ぎたのかもしれません。

 この場面を無失点で凌いで、最少得点差をキープしていれば、田口も余裕を持った投球ができず、後半に味方の反撃を期待できた可能性は十分あったと思います。
 中村祐には、今日の反省を次回以降の登板に活かして、同じ過ちを繰り返さないようにしてほしいですね。
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西川の値千金逆転弾でM18

2017年08月29日 22時34分47秒 | 試合結果
広島 000 020 000 2
巨人 010 000 000 1
勝利投手:野村9勝4敗
敗戦投手:マイコラス12勝6敗
セーブ:中崎3勝1敗2S
本塁打:[広島]西川4号
    [巨人]村田10号


 野村は、初回こそ三者凡退で片づけましたが、2回に村田に本塁打を浴びて先制を許し、更に四球と安打で1死1,2塁のピンチを招くも、小林とマイコラスを打ち取って最少失点で凌ぎました。
 続く3回には四球と2塁打で無死2,3塁の大ピンチを招きましたが、坂本、阿部、村田の主軸を凡打に打ち取って無失点で凌ぐと、4回の1死1,3塁は犠打失敗にも助けられて巨人に追加点を与えませんでした。

 打線は、マイコラスに手も足も出ず、4回まで1安打に封じられて6三振を喫していましたが、5回に1死から岩本が四球で出塁すると、西川が2点本塁打を放って逆転に成功しました。
 しかし、その後は7回まで1安打に封じられて追加点を奪えませんでした。

 野村は、逆転した直後の5回も2死後に安打と四球で1,2塁のピンチを招きましたが、亀井を投ゴロに打ち取ると、6回の1死2塁はマイコラスを二飛、四球を挟んでマギーを二ゴロに打ち取って、6回を7安打されながら1失点に抑えました。

 7回は今村が1安打無失点に抑えると、8回の攻撃で西村を攻めて、安打と四球で1死1,2塁の追加点機を作りましたが、菊池が遊ゴロ、丸の四球を挟んで松山が遊ゴロに倒れて無得点に終わりました。
 8回はジャクソンが三者凡退に抑えると、9回も中崎が三者凡退で締めて巨人に逆転勝ちを収めて、マジックを18としました。


 今日の勝利は西川の本塁打が大きな価値ある一打でしたが、それ以上に野村がよく1失点で凌いだと思います。打線がマイコラスに苦しみ、大量援護が期待できないことから、最少失点で抑えないといけないプレッシャーがあるなか、初回以外は毎回得点圏に走者を背負いながら、粘りの投球で村田の本塁打による1失点に抑えました。
 もし、どこかで1点でも失っていたら西川の本塁打も無かったかもしれず、巨人に試合の流れを渡さなかった投球は、さすがエースと思いました。
 やはり、ここ一番でしっかりと結果を残せる野村は凄いですね。


 球団は、鈴木誠が手術を受けたと発表しました。23日のDeNA戦で右足首を骨折していましたが、「右足頸骨内果骨折」及び「三角靱帯損傷」を診断されて、骨接合術と靱帯修復術を行ったとのことです。
 全治3か月とのことで、今後は2週間程度入院するとのことで、クライマックスシリーズや日本シリーズでの復帰は絶望的となりました。

 今季中の復帰は難しいと思っていましたが、予想以上に重症の印象です。シーズンが佳境に入ったところでの離脱は無念でしょうが、気持ちを切り替えて、来季に向けしっかりと故障個所を直して、来季は開幕からフル出場してほしいですね。

 
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田中の満塁弾で連勝して中日戦の勝ち越し決める

2017年08月26日 22時36分39秒 | 試合結果
中日 000 200 000 2
広島 040 000 11X 6
勝利投手:薮田12勝3敗
敗戦投手:小熊2敗
本塁打:[中日]福田12号
    [広島]田中5号、安部3号


 2回に1死から連続四球と安打で1死満塁として、薮田は一ゴロに倒れるも、田中が満塁本塁打を放って4点を先制しました。

 薮田は、初回と2回に四球で走者を出したものの、力強い直球で中日打線を抑え込んで、3回まで無安打に抑えました。
 しかし、4回に四球で走者を出すと、福田に2点本塁打を浴びて2点差に追い上げられてしまいました。
 それでも、5回と6回は三者凡退に斬るなど、7回まで2安打2失点に抑える好投でした。

 打線は、3回から6回まで小熊に1安打に抑えられて2塁さえ踏めず嫌な雰囲気が漂い始めましたが、7回に安部が本塁打を放って待望の追加点を挙げると、続く8回にも四球と安打で1死1,3塁として、堂林の犠飛で1点を挙げて、中日を突き放しました。

 8回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えると、9回は中崎が三者凡退に抑える完璧なリリーフで中日に快勝し、今季の対中日戦の勝ち越しを決めるとともに、マジックを1つ減らして20としました。


 2回の田中の一発が試合の行方を決めました。2回に満塁のチャンスを作り、薮田が一ゴロに倒れるも必死の走塁で併殺を免れました。この走塁が田中にも伝わり、満塁本塁打をいう最高の結果を呼び込みました。
 もしも、1死満塁で無得点に終わっていたら、小熊が3回以降は立ち直ったことを考えると、流れが中日に傾いていた可能性が高かったと思います。
 
 また、3回以降は追加点を奪えず、2点差に追い上げられた時には、DeNA戦の悪夢が頭をよぎりましたが、薮田が踏ん張ってリードを守り切ると、安部が待望の追加点となる本塁打を放ち、8回には堂林の犠飛で着実に追加点を挙げて、最後まで流れを渡しませんでした。

 昨日、今日と投打がしっかりとかみ合っており、カープらしい野球が戻ってきました。鈴木誠のケガによる離脱がきっかけとなりチームを一丸にして、投手と野手が自らの役割をしっかりと果たして全員で戦う姿を思い出したのかもしれません。
 鈴木誠が抜けても、全員でカバーできるところがカープの強さですね。
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ジョンソン復活星でマジック21再々点灯

2017年08月25日 22時40分17秒 | 日記
中日 000 000 001 1
広島 004 010 22X 9
勝利投手:ジョンソン5勝3敗
敗戦投手:バルデス6勝9敗
本塁打:[広島]エルドレッド26号


 ジョンソンが約1か月ぶりに先発マウンドに立ち、切れの良い変化球を低めに丁寧に投げ込み、中日打線を翻弄しました。2回に先頭のゲレーロに四球を与えるも、次打者福田を併殺に打ち取るなど、5回2死まで無安打に抑えました。
 
 打線は、初回に安打、盗塁、四球などで1死1,3塁の先制機を作るも、松山と安部が三振に倒れて無得点に終わりましたが、3回に連打で無死1,3塁として、松山の適時打で1点、1死後は安部の適時打、堂林の内野ゴロ、石原の適時打で3点を挙げて、この回4点を先制しました。
 更に5回にはエルドレッドの本塁打で1点を追加し、7回にも2塁打と四球で無死1,2塁とし、エルドレッドの2点適時2塁打で追加点を奪い、続く8回は2死後に連打で1,2塁として、岩本と安部の連続適時打で2点を挙げて、中日にダメ押ししました。

 ジョンソンは、5回2死から高橋に初安打を打たれましたが、その後も快投と続けて、8回を散発2安打6奪三振で3塁を踏ませず無失点に抑える好投でマウンドを降りました。
 9回はブレイシアが登板して2死後に連続短長打で1点を失いましたが、投打がかみ合って中日に快勝し、チームの連敗を3で止めるとともに、昨日までの悪い流れを止めました。
 そして、昨日マジックが消滅しましたが、マジック21が再々点灯しました。


 昨日までのDeNA3連戦は、まさかの3試合連続サヨナラ負けという屈辱を受け、更に鈴木誠の長期離脱と踏んだり蹴ったりで、悪い流れを引きずってしまうのではないかと心配しましたが、左太もも裏を痛めて離脱していたジョンソンの快投が流れを変えました。更に8回まで投げてくれたことで、登板過多になっていた中継ぎ陣を休ませられたことも大きかったです。

 序盤から持ち味の低めへの制球が冴えて、テンポの良い投球で中日打線を寄せ付けず、全く危なげない投球を披露すると、打線も繋がりが良くなり、3回には5安打を集中させて4点を先制すると、その後もエルドレッドの本塁打や適時打など着実に加点していきました。
 DeNA3連戦では、序盤にリードを奪いながらも、中盤以降に加点できず、流れを失っていただけに、今日は理想的な攻撃ができました。
 消化不良が続いていた打線にリズムを取り戻させたのは、ジョンソンの投球だったことは間違いないでしょう。チームが正念場を迎えた時に、エースがこれ以上無い素晴らしい投球を披露してくれたのは、心強い限りです。
 この1勝でチームの流れが変わってくれること期待したいですね。
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2試合連続逃げ切り失敗&鈴木誠が負傷離脱

2017年08月23日 22時34分45秒 | 試合結果
広島 230 010 000 0 6
DeNA 003 010 101 1 7
勝利投手:エスコバー1勝1敗
敗戦投手:中田2勝3敗
本塁打:[広島]丸20号、鈴木26号
    [DeNA]ウィーランド2号、筒香21号、ロペス25号

 初回に2死後、丸と鈴木誠の連続本塁打で2点を先制すると、2回には連続短長打で無死2,3塁として1死後に田中の2点適時2塁打、菊池の適時打で3点を追加してリードを5点に広げました。

 大瀬良は、2回まで完璧に抑えていましたが、3回に四球で走者を出して、投手のウィーランドに2点本塁打を浴びてしまうと、更に2塁打と四球で2死1,2塁として、ロペスに適時打を打たれて3点を失ってしまいました。

 それでも打線は、5回に無死2塁から丸が適時打を放って追加点を挙げ、なおも無死1塁でしたが岩本が併殺に倒れてチャンスの芽を潰してしまいました。
 直後の5回裏には大瀬良が、筒香に本塁打を浴びて1点を失ったところでマウンドを降りました。
 2番手ブレイシアが5回を無失点に抑えると、6回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えました。

 しかし、打線が6回1死1塁で代打エルドレッドが併殺、7回には無死1塁で菊池が犠打失敗と上手く繋がらず、7回も続投したジャクソンがつかまり、2死無走者から安打と四球で1,2塁として、戸柱に適時打を浴びて1点差とされてしまいました。

 8回には安打と犠打で1死2塁の追加点機作りましたが、安部が三振、四球を挟んで石原も三振に倒れて無得点に終わると、9回には無死1塁で菊池が2度目の犠打失敗で好機拡大に失敗しました。

 8回は一岡がマウンドに上がり、1四球無失点で凌ぎましたが、9回に中崎が2死無走者からロペスに痛恨の同点本塁打を浴びてしまい延長戦に突入しました。
 10回は中田が登板するも、いきなり四球を与えてしまうと、梶谷に適時2塁打を浴びて2試合連続でのサヨナラ負けを喫してしまいました。

 まさかの2試合連続で9回に本塁打を浴びてしまい、今日は延長戦の末、サヨナラ負けとなりました。
 今日の試合は序盤に5点のリードを奪いながら、先発大瀬良が投手に本塁打を浴びて反撃を許すと、打線の追加点は5回の1点のみで、好機であと1本が出なかったり、犠打失敗と繋がりを欠きました。
 昨日の3連続本塁打で逆転サヨナラ勝ちした勢いがあるDeNA打線に対して、中盤以降も得点を重ねてとどめを刺させず、反対に流れを失ってしまっては、疲れの見える今の投手陣で逃げ切るのは厳しいです。
 この連敗はチームとってとても痛く、後に引きずりそうな感じがします。明日も試合があるので、気持ちを切り替えて3タテだけは阻止してほしいですが、簡単に切り替えることはできないかもしれません。こんな時は雨天中止で気分をリフレッシュしたいところですね。


 今日の試合で、2回の守備で鈴木誠が、右中間への打球をジャンピングキャッチして好捕した際に、着地に失敗して右足首を負傷して途中交代しました。試合中に病院で検査を受けた結果「右脛骨内果剥離骨折」と診断され、明日チームを離れて広島で再検査を行うことになりました。
 全治などの詳細は不明ですが、復帰までには時間を要すると思われることから、長期離脱の可能性が高くなりました。4番を失ったことで、打線の得点力ダウンは避けられず、投手陣が疲労して失点を重ねている現状を考えると、今季最大の正念場を迎えたと思われます。
 こんな時こそ、チーム一丸で鈴木誠の抜けた穴を補って、この窮地を抜けださないといけませんね。代わりに昇格するのは堂林の可能性が高そうなので、このチャンスがしっかりと掴んでほしいですね。
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打線の復調に期待

2017年08月21日 20時41分20秒 | 日記
 昨日は、8回に4点差を追いつき、延長戦の末10回にエルドレッドの適時2塁打でサヨナラ勝ちを収めました。

 ヤクルト3連戦の初戦は、本塁打による1得点、2戦目は零封され、昨日は7回まで松山の本塁打による1得点のみと、自慢の打線が完全に沈黙していましたが、8回の丸の本塁打をきっかけに息を吹き返して、劇的な逆転サヨナラ勝ちに繋げました。
 この1勝でチームに勢いが付くと思いますが、一発攻勢での逆転勝ちということで、打線の状態が上向いたとは言い切れず、本来の繋ぎの攻撃が戻っていないことが気がかりです。
 
 先発は、中村祐が復活の手応えを掴みましたが、九里が2軍調整中、福井は結果を残せず、ジョンソンは実戦復帰したばかりでコマ不足は解消されていないので、しばらくは打線の援護が不可欠です。
 このまま打線が上向かないと、しばらくは苦しい戦いが続くことになり、連覇に向けて大きな正念場になりそうです。 

 明日からは、苦手のDeNAとの3連戦ということで打線が苦しむ可能性がありますが、昨日のサヨナラ勝ちの勢いで繋ぎの攻撃が戻ることを期待したいです。
 そのためには明日の初戦が大事になってきます。早い回で飯塚を攻略して、カープ打線の流れを作ってほしいですね。
 
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小川に8回無得点に抑えられて零封負け

2017年08月19日 22時35分36秒 | 試合結果
ヤクルト 000 001 400 5
広島 000 000 000 0
勝利投手:小川6勝6敗
敗戦投手:薮田11勝3敗
本塁打:[ヤクルト]山田19号

 薮田は、制球に苦しみながらも、3回まで1安打1四球に抑えると、4回には連打で無死1,2塁のピンチを招きながら、リベロを三ゴロ併殺、大松を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
 続く5回にも安打と犠打で2死2塁とされましたが、坂口を三振に斬ってヤクルト打線に得点を与えませんでした。

 打線は、小川に3回まで無安打に抑えらえていましたが、4回に菊池の2塁打と犠打で1死3塁の先制機を作りながらも、鈴木誠が三振、松山が二ゴロに倒れて先制点を挙げることができませんでした。

 薮田は、6回に1死後に3連打で満塁とされ、2死後に中村に押し出し四球を与えて先制点を与えてしまいました。更に7回にも3安打で1死満塁のピンチを招いて、マウンドを中田に譲りました。
 代わった中田は、山田に痛恨の満塁本塁打を浴びて4点を失ってしまいました。

 小川に6回まで2安打に封じられていましたが、7回に連打と敵失で無死満塁と反撃を開始するも、代打西川が一ゴロ、代打エルドレッドと田中が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 8回はブレイシアが三者凡退に抑え、9回は佐藤が1安打無失点に抑えるも、打線が小川に8回5安打9奪三振で無得点に抑えらて、9回はルーキに三者凡退に抑えられ、零封負けを喫してしまいました。


 薮田は、制球が安定せず本来の調子ではなく、3回を除いて毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、調子が悪いなりに粘って5回まで無失点で凌いでいました。しかし、6回に1死満塁のピンチを招いてしまい、大松は投ゴロに打ち取って2死としながら、次打者の中村に痛恨の押し出し四球を与えてしまいました。
 中村を2ストライクまで追い込みながら、ファールで粘られて押し出し四球を与えてしまいましたが、最後がカットボールだったのか疑問が残ります。今日の薮田は、制球には苦しんでいましたが、直球には力があったと思うので、あの場面は直球で押しても良かったのではないでしょうか。勝負して打たれたのであれば仕方ないと思いますが、押し出しだけは絶対に避けてほしかったです。この1点で流れがヤクルトに傾いたことを考えると、この1点は痛かったです。
 もちろん、中村が直球を狙っていたと思われますので、カットボールでタイミングを外したり、空振りを取りたかったのかもしれませんが、制球が安定していなかったので、簡単に見逃される危険性も高く、実際につられませんでした。
 エースと呼ばれる投手になるためには、今日のような試合で投げ勝たないといけません。この反省を次回以降の登板で活かしてほしいですね。 
 
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中村祐が6回無失点で4勝目

2017年08月18日 22時42分12秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広島 000 010 00X 1
勝利投手:中村祐4勝2敗
敗戦投手:ブキャナン6勝10敗
セーブ:今村1勝3敗23S
本塁打:[広島]菊池13号

 中村祐は、初回に安打と暴投で1死2塁のピンチを招くも、バレンティンを遊ゴロ、山田を三振に斬ってピンチを脱すると、2回には連打で無死1,2塁とされながら、中村、西浦、ブキャナンを打ち取って無失点で凌ぎました。
 3回以降は、走者を出してもしっかりと後続を断って、2塁さえ踏ませず、6回を5安打8奪三振無失点に抑えてマウンドをリリーフに託しました。

 打線は、3回に四球と犠打で1死2塁の先制機を作りましたが、田中と菊池が凡退して無得点に終わり、3回までブキャナンに無安打に抑えられました。
 4回には2死後に四球と連打で満塁のチャンスを作るも、磯村が遊ゴロに倒れて、またしても先制機を逃してしまいました。
 しかし、5回に2死から菊池が本塁打を放ってようやく先制点を挙げました。

 7回には2番手松岡から無死1塁としながら、代打西川が併殺に倒れてチャンスの芽を潰してしまい、8回は3番手近藤から安打と四球で1死1,2塁の追加点機を作りましたが、松山とエルドレッドが倒れて追加点を奪えませんでした。

 7回は一岡が三者凡退に抑えましたが、8回に中崎が1死2塁のピンチを招くも、山崎を遊ゴロ、四球を挟んで山田を三振に斬って無失点で切り抜けました。
 そして9回には今村が連打と犠打で1死2,3塁の大ピンチを招いてしまいましたが、奥村を遊ゴロ、大松を三振に斬って、辛うじて逃げ切りに成功し、マジックは25となりました。
 

 中村祐が先発ということで、打線が強力に援護しないと苦しい展開になるかと思われましたが、中村祐が素晴らしい投球を披露しました。
 序盤はピンチを招きましたが、弱気にならずしっかりと腕を振って後続を断ちました。3回以降は、6回まで散発2安打5奪三振と全く危なげない投球でした。
 先発が駒不足で苦しい状況でありながら、チャンスを貰った福井が結果を残せずに2軍落ちとなった直後だっただけに、中村祐が予想以上の結果を出してくれたことは、苦しい先発陣にとっては有り難い限りです。
 中村祐にとっては、今後もローテに残るためには次回登板での投球が重要になります。今日以上の投球を見せて、終盤戦の救世主になってほしいですね。
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粘り見せるもサヨナラ負け

2017年08月17日 22時41分04秒 | 試合結果
広島 100 003 000 4
阪神 002 020 001 5
勝利投手:ドリス2勝3敗29S
敗戦投手:中田2勝2敗


 初回に四球と盗塁で1死2塁とすると、丸の適時打で幸先良く先制点を挙げました。
 福井は、直後の1回裏に安打と犠打で1死2塁のピンチをを招くも、福留を三振、ロジャースを中飛に打ち取って無失点で切り抜けました。しかし、3回に連続四球などで1死2,3塁としてしまい、北條と福留に連続適時打を浴びて逆転を許してしまいました。
 更に、直後の4回には無死1塁で鈴木誠が牽制死して流れを失うと、5回裏には福井がまたも2四球で1死1,2塁のピンチを招いて、福留の適時2塁打とロジャースの犠飛で2点を失い、5回を5安打4四球4失点でマウンドを降りました。

 しかし、粘る打線は、直後の6回に連打と盗塁に四球で無死満塁と岩田を攻めたてると、鈴木誠の犠飛と暴投で2点を返して、岩田をマウンドから引きずり下ろしました。更に2死後、2番手桑原から安部が適時打を放って同点に追いつきました。

 6回裏からはブレイシアが登板して安打と犠打で1死2塁のピンチを招きましたが、代打糸井と代打伊藤隼を抑えて無失点で凌ぐと、直後の7回に安打と盗塁で1死2塁の勝ち越し機を作りましたが、菊池が三振、丸の四球を挟んで鈴木誠が一飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 7回と8回はジャクソンが1安打無失点に抑えるも、打線が8回をマテオ、9回をドリスに無得点に抑えられて勝ち越すことができませんでした。
 9回は中田が登板するも、安打と犠打で1死2塁とされ、西岡を敬遠して北條と勝負するも安打を打たれて満塁とピンチが拡大し、福留に犠飛を打たれてサヨナラ負けを喫してしまいました。
 

 福井の4失点が何れも四球がきっかけとなっており、もったいない失点でした。3回は8番坂本、9番岩田への連続四球から2点を失い、5回には9番岩田への四球から2点を失ってしまいました。
 福井は、多少の制球難は仕方ないと思っていますが、どちらの失点も投手への四球が絡んでおり、4失点は全て防ぐことができた失点だったと思います。
 初回のピンチでは福留とロジャースを抑えて無失点で凌いでいたので、今日は大丈夫だと思っただけに、この4失点は残念でした。球自体は良く、突然制球を乱すことから、この制球難は精神面が課題でしょうね。
 さすがに2回連続で先発しての役割を果たせなかったので、次のチャンスは無いでしょう。2軍でしっかりと課題を克服して1軍のマウンドに戻ってきてほしいですね。
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先発全員安打11得点でマジック27再点灯

2017年08月15日 21時54分57秒 | 試合結果
広島 302 600 000 11
阪神 200 031 000 6
勝利投手:野村8勝4敗
敗戦投手:小野7敗
本塁打:[広島]丸18号
    [阪神]福留13号


 初回に連続長短打無死1,3塁とすると、丸が3点本塁打を放って先制点を挙げましたが、直後の1回裏に野村が、安打と四球で1死1,2塁として、2死後に中谷に2点適時打を浴びて1点差に追い上げられてしまいました。

 2回には連打と犠打で1死2,3塁としながら、田中と菊池が凡退して追加点を奪えず嫌な雰囲気が漂いましたが、3回に四球と2塁打で無死2,3塁として松山の2点適時打で追加点を奪って、この回途中で小野をKOしました。
 更に続く4回には、1死後に2塁打と四球で1,2塁として丸の適時打、敵失、松山の2点適時打、エルドレッドの適時2塁打、野村の適時打が飛び出して、一挙6得点で9点差を付けて試合を決めたかと思いました。

 しかし、野村が毎回のように走者を背負い、2回と4回は併殺で切り抜けましたが、5回に連打で無死1,2塁とされ、2死後に福留に3点本塁打を浴びてしまいました。
 続く6回は1死2塁とされて、2死後に梅野に適時打を打たれてしまい、6回を8安打6失点でマウンドを降りました。

 打線は7回に四球と内野安打で走者を出しながら、2度の盗塁死でチャンスを潰すと、8回には連続四球で無死1,2塁のチャンスを貰いましたが、安部、野間、西川が凡退して無得点に終わり追加点を挙げられませんでした。

 7回からは一岡が登板して三者連続三振に斬りましたが、8回は中崎が四球と安打で1死1,2塁とされるも、代打伊藤隼と中飛、梅野を三直に抑えて無失点で凌ぎました。
 9回は今村がマウンドに上がり、2死後に西岡に2塁打を打たれるも、最後は福留を三振に斬って無失点に抑えました。
 2位阪神に勝ったことで、優勝へのマジック27が再点灯しました。



 序盤の4回までに先発全員の12安打を放って11得点を挙げて9点のリードを奪いながら、野村がピリッとせず阪神に反撃を許してしまい、中盤以降は防戦一方で、最後は一岡、中崎、今村の勝利の方程式を投入して辛うじて逃げ切ったという感じで、スコアよりも苦しい試合だったと思います。
 野村が5回に福留に3点本塁打を浴びたところで球場の雰囲気が変わってしまい、6回にも1点を失ったことで、流れが阪神に傾いてしまいました。

 打線も5回以降は2安打に封じられて、走者を出しても盗塁死や後続が凡退してあと1点が奪えませんでした。どこかで1点でも取れていれば、もっと楽な試合展開になっていたと思います。
 一時9点差をつけたことを考えれば、6連戦の初戦であり一岡、中崎、今村を使わずに勝ちたかったです。とりあえず、9点を逆転された悪夢を再現されなくて良かったです。
 明日は気持ちよく勝って、マジックを減らしてほしいですね。


 
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