カープな毎日

カープファンのひとりごと。

森下が12安打浴びるも2失点で今季初勝利

2024年04月20日 21時30分38秒 | オフシーズン

巨人 000 000 200 2
広島 400 001 10X 6
勝利投手:森下1勝
敗戦投手:井上2敗
本塁打:[広島]宇草1号

 打線は、初回に3安打で2死満塁とすると、上本の適時内野安打と會澤の3点適時2塁打で4点を先制しました。

 2回から5回までは三者凡退が続きましたが、6回に2塁打とセーフティーバントで無死1,3塁として、小園の二ゴロの間に1点を挙げました。

 先発の森下は、初回に連打で1死1,2塁とされるも、岡本和を左飛、丸を遊ゴロに抑えると、3回2死1塁では坂本の右前打を野間が三塁へ好返球して三塁を狙った一走オコエを刺してピンチ拡大を防ぎました。

 4回も2死1,2塁とされながら、吉川を二ゴロに打ち取ると、5回には2安打と四球で2死満塁のピンチを迎えるも、丸を右飛に抑えて無失点で凌ぎました。

 7回に連打などで1死1,3塁とされ、岡本和に適時打を浴びたところで、マウンドを塹江に譲りました。

 塹江は、四球で満塁とピンチを拡大させて、長野の遊ゴロで1点を失うも、大城を三振に斬って追加点を許さず、森下は6回1/3を投げて12安打1四球2失点でした。

 打線は3点差に追い上げられた直後の7回に代打宇草の本塁打で、リードを4点差に広げました。

 8回は島内が登板して1四球無失点、9回は森浦が三者凡退に抑えて、巨人に今季初勝利を挙げて、チームは引き分けを挟んで3連勝となりました。

 

 森下は、2回を除き毎回安打を浴びるなど、序盤からピンチの連続でしたが、要所で粘り強い投球を見せると、3回には野間が好送球で三塁を狙ったを走者を刺し、4回には久保が中前への飛球を飛び込んで好捕しました。さらに5回2死満塁では、丸の右中間への打球を野間がランニングキャッチするなど、外野陣も好守で森下を盛り立てました。

 初回に幸先良く4点を先行するも、2回以降は全く走者を出すことができず、追加点を奪えなかったこともあり、巨人に押され気味の展開が続き、1点でも返されていたら、試合の流れを失いかねない状況だったので、好守で失点を防いだことは大きな価値がありました。

 また、7回は1死満塁で長野の三塁への当たりを小園が弾くも、バックアップした矢野が素早く2塁に送球して1つアウトを取りました。このプレーで1つアウトが取れたことは、今日の勝敗を分けたプレーだったと思います。もし1死も取れず、なおも1死満塁だったら、2失点では終わらなかったと思われます。

 打線の得点力が上がらないのであれば、今日のように守り勝つことが重要になってきます。明日からも締まった守備で無駄な失点を防いでほしいですね。

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レイノルズとシャイナーが入団会見

2024年01月30日 22時59分42秒 | オフシーズン

 新外国人のレイノルズとシャイナーが、マツダスタジアムで入団会見を行いました。

 メジャー通算225試合に出場したレイノルズは、メジャーで捕手以外のポジションを守った実績があることから、守備に自信を見せるとともに、打撃では逆方向にも長打を打てるパンチ力もセールスポイントに挙げました。そして、「とにかく一生懸命、毎試合毎試合、自分の力を出し切ることをまず約束します。チームが勝つためなら、何でもやろうと思っていますので、そういう一生懸命な姿というのを球場で見てほしいと思います。」とチームの勝利のために全力でプレーすることを誓いました。

 シャイナーはメジャー経験はないものの、昨季3Aで30本塁打、105打点を挙げた長打力と勝負強さに、我慢強く四球を選ぶこともできる打撃に自信を見せました。そして、「僕も一生懸命プレーしようと思っています。そして楽しみながら野球をやりたいと思っています。チームメイトと一緒になって勝ちに貢献していくことをまずは言い聞かせて、自分の野球のキャリアでもベストのキャリアが積めるように一生懸命に頑張っていきたいと思います。」と意気込みを語りました。

 レイノルズとシャイナーは、来日が遅れたことから調整遅れが心配されますが、ともに米国でトレーニングを行っており、状態は良いとのことで、明日チームとともに日南入りして、1次キャンプ初日から1軍で始動します。

 今季の打線のキーマンとなる2人であり、2人の活躍がチーム成績に直結する可能性が高いだけに、期待値が高まりますが、まずはコンディションを整えて、日本の環境に慣れるとともに、日本の野球に順応していくことが大切なので、キャンプ初日から1軍に合流できて良かったと思います。

 キャンプやオープン戦で実戦を数多く経験することで、早く実力を発揮できるようになってほしいですね。

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合同自主トレ始まる

2024年01月15日 21時25分56秒 | オフシーズン

 大野練習場での合同自主トレが始まり、新人8選手を含む32選手が参加しました。練習には参加しませんでしたが、初日のあいさつのため沖縄から選手会長の堂林も駆けつけました。

 昨年10月の右肘手術から復帰を目指す大瀬良も参加し、自主トレをともにする斉藤を相手に約50mの距離でキャッチボールを行い、順調な回復ぶりを示しました。

 現状については、60%ぐらいとのことで、完全復活を目指してトレーナーと体と相談しながら、徐々に状態を上げていく意向で、開幕投手を目標とせず焦らないとのことでした。

 大瀬良は、エースとしての使命感から、これまでは故障しても早期復帰を第一に考える傾向がありましたが、代わりに完全復活しておらず、ベストパフォーマンスを発揮できない状態が続いていました。

 昨季のクライマックスシリーズ・ファイナルステージで見せた投球は素晴らしく、大瀬良の本領を発揮した試合だったと思います。リーグ制覇には大瀬良の力が欠かせないと思っているので、あの試合の投球をシーズン通してできるように、焦らずにゆっくり調整して、完全復活してほしいです。今季の大瀬良は期待できそうですね。

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栗林はマイペースで調整を進める

2024年01月14日 21時26分55秒 | オフシーズン

 栗林が、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターでの自主トレを公開し、キャッチボール、ノックを行い、坂道ランニングを行いました。

 昨季はWBCに出場しながらも腰痛により途中離脱すると、コンディション不良に不調も重なって2軍に降格となりました。1軍復帰後もしばらくは中継ぎに回るなど不本意なシーズンとなったことから、今オフは体の「バランス」をテーマに体幹トレーニングなど体作りに注力しているようで、慌てすぎず、自分のペースで開幕に合わせてスロー調整に取り組んでいるとのことです。

 また、ウオームアップではドジャース大谷も取り入れている数種類のトレーニングボールをフェンスに向けて壁当てするトレーニングを取りれており、さらに1月からは高校の野球部の後輩であるトレーナーと契約して、治療やトレーニングの指導を仰いでいるようです。

 昨季のコンディション不良による不調の反省から、シーズンを通して十分なパフォーマンスを発揮できる体作りを重点的に取り組んでいるとのことで、調整は順調に進んでいるようです。

 昨季後半は復活の手ごたえを掴んでいたと思うので、コンディションさえ整えば、1年目と同じかそれ以上の投球ができるはずであり、さらに今季は昨季の苦い経験も活かして、一回り成長したと思うので、キャリアハイの成績を残してくれることを期待したいですね。

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菊池が自主トレを公開

2024年01月13日 21時43分54秒 | オフシーズン

 菊池が静岡県静岡市の清水庵原球場での自主トレを公開しました。

 練習ではノックに2時間を費やすなど守備に時間を割いており、足は例年より動いているとのことで、体調も良く順調に調整できているようです。

 今季は新任の三好1軍内野守備走塁コーチを補佐する立場となることもあり、若手に対して守備の大切さを認識させることにも注力するようで、今回の自主トレに同行している矢野と育成の前川には、練習の合間に身ぶり手ぶりも交えながら、守備について助言を送っているとおことです。さらに、練習後には撮影した映像を見ながら意見交換することで、自身も若手から刺激を受けているようです。

 昨季は10年連続で受賞していた三井ゴールデングラブ賞を逃してしまいましたが、今季は自身の最大の武器である守備に高い意識を持って自主トレを行っており、コンディションも万全とのことで、ケガ無くシーズンを通して試合に出場して、華麗な守備を披露して、再びゴールデングラブ賞を奪い返してくれると思います。

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秋山の右膝は順調に回復

2024年01月12日 20時40分13秒 | オフシーズン

 秋山が、静岡県下田市で宇草、中村健らと行っている自主トレを公開しました。

 午前中は吉佐美運動公園でアップ、ノック、ティー打撃など約2時間の練習を終えると、その後は近くの田牛サンドスキー場へ移動して、長さ45m、斜度30度の砂山で坂道ダッシュを行って下半身強化に取り組みました。

 昨年10月に受けた右膝外側半月板部分切除の手術の影響を感じさせなかったようですが、まだスパイクを長い時間を履いての練習や外野の切り返しはやっていないとのことで、まだ万全ではないようです。それでも、ここまでは順調に回復しているとのことで、ここから時間を使って広島に戻ってからすり合わせて準備をしていくプランが描かれているようです。

 昨季はシーズン終盤に故障離脱してしまい、115試合の出場で、打率.274、4本塁打、38打点と本人にとっては不本意な成績に終わったことから、自主トレからコンディションを整えつつ、フルシーズンを戦い抜くための体づくりを行っています。

 今季の秋山には強い危機感を感じられます。シーズン通してコンディションさえ万全であれば、まだまだタイトルを狙えるだけの打撃はできると思っているので、今季の秋山のプレーが楽しみですね。

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日高投手が入団会見

2024年01月11日 21時27分55秒 | オフシーズン

 国内FA移籍した西川の人的補償で獲得したオリックスから広島に移籍した日高暖己投手が、マツダスタジアム内で入団会見を行いました。背番号は70に決まりました。

 会見では、自分の持ち味を「どんどん真っすぐで押していきながら変化球も混ぜていって、全力投球を心掛けています。」と語り、「まずはチームに貢献することが一番なので、任されたところを一生懸命全力で投げるだけです。」と意気込みました。

 まだ高卒2年目と若く、由伸2世と呼ばれていることからも、伸びしろが大きい投手であることは間違いないので、今回の移籍をきっかけに才能が開花する可能性は十分あります。

 突然の移籍で慌ただしい状況の中、カープには親交のある選手もいないとのことで、最初は慣れず大変かもしれませんが、チームには同学年の斉藤もおり、既に連絡を取り合っているようなので、馴染むのにそれほど時間も掛からないのではないでしょうか。

 斉藤とは良きライバル関係になると思うので、互いに切磋琢磨して成長し、2人で次世代の先発ローテを支える存在になってほしいですね。

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人的補償で2年目の日高投手を獲得

2024年01月05日 20時58分25秒 | オフシーズン

 球団は、オリックスにFA移籍した西川の人的補償として、日高暖己投手を獲得することを発表しました。

 日高投手は22年にドラフト5位で富島高から入団した2年目右腕で、1年目の昨季は1軍での登板はなく、2軍では12試合に登板して1勝1敗、防御率3.15でした。

 身長183㎝から投げ下ろす最速148kmの直球とフォークを操り、山本由伸と投球フォームが似ていることから「由伸2世」と呼ばれる次世代のエース候補の潜在能力の高い投手です。

 本格的に投手へ転向したのが高校2年秋であることを考えれば、潜在能力が高く伸びしろが大きいと思われ、球団も「何年か後に柱になる選手になってくれたらという期待はある」と将来性を評価しての獲得となりました。

 主軸の西川が移籍したことから即戦力候補の野手を中心に指名すると思っていましたが、次世代を担える投手を指名するのは意外でした。 

 チームには伸び盛りの若手野手が多いことから、敢えて野手は指名しなかったと思われ、今回の指名は新井監督の意向が反映されていることは間違いありません。

 カープは、近年のドラフトでは大卒や社会人の即戦力投手を多く獲得しており、日高投手と同年代の投手は手薄なので、補強ポイントであることを考えれば獲得できて良かったと思います。同期入団の斉藤とともに将来、先発ローテーションを担うことを期待したいですね。

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現役ドラフトで移籍した内間の入団発表

2023年12月20日 22時52分24秒 | オフシーズン

 現役ドラフトで楽天から移籍した内間拓馬投手が、入団会見を行いました。背番号は67に決まりました。

 内間はリーグが変わり、広島には縁が無かったので、不安が大きいと思いますが、亜大で同期だった矢野がおり、森下や宇草とは大学の代表で一緒にプレーことがあるとのことで、内間にとってはチームに溶け込みやすい環境が整っていることは、良かったのではないでしょうか。

 内間は力強い直球が武器であり、島内や矢崎と同じタイプであることから、コーチ陣からの指導によりリリーフとして才能が開花する可能性があると思います。

 現役ドラフトにより、環境が変わることでブレイクすることは、今季の阪神大竹や中日細川らが証明しているので、来季は内間がブレイクして、チームの勝利に貢献して、チームをリーグ制覇に導く存在になってくれることを期待したいですね。

 

 

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森下と松山が契約を更改して、全選手の契約更改終える

2023年12月15日 21時40分10秒 | オフシーズン

 森下と松山が契約更改交渉を行い、森下は2,000万円増の年俸1億3,000万円で、松山は現状維持の年俸6,500万円+出来高でそれぞれ更改し、全選手の契約更改を終えました。

 森下は昨年10月に右肘クリーニング手術を受けた影響で、今季は開幕に間に合いませんでしたが、5月の1軍昇格後は先発ローテを守り、20試合に登板して131回2/3を投げて9勝6敗、防御率3.01の成績を残しました。

 シーズン前半はQS率が100%と素晴らしい投球で順調に白星を積み重ねましたが、終盤は少し状態を落としてしまい2桁勝利には届きませんでした。それでも5月から合流して、一度もローテを外れることなく9勝を挙げたところは素晴らしかったと思います。

 来年は1月にマエケンと合同自主トレを行う予定とのことで、マエケンから技術や考え方などを吸収して、初の開幕投手を狙う意気込みを見せました。

 森下の実力は誰もが認めるところですが、まだチームのエースと呼ばれることはありません。そろそろエースとしての風格を備えてもらい、チームを牽引する存在になる時期だと思っているので、マエケンとの自主トレで多くのことを学んで、来季はエースと呼ばれる存在になってほしいですね。

 松山は79試合に出場して打率.252、0本塁打、27打点の成績でしたが、代打では打率.380、21打点という好成績でチームの勝利に大きく貢献しました。一方でスタメン出場した24試合では打率.178、6打点と結果を残すことができませんでした。

 松山は代打の切り札として、驚異的な代打成功率を残しているので、それだけでも十分にチームに貢献しています。しかし、シーズン終盤に主力が相次いで離脱した時のように、スタメンとして起用される可能性は十分にあります。

 普段は代打としてベンチスタートで、時々スタメンでの出場となると、調整やモチベーションの持ち方が難しいと思いますが、経験豊富なベテランなので、上手く対応して自慢の打撃でチームを勝利に導いでほしいですね。

 

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