カープな毎日

カープファンのひとりごと。

ターリーとアンダーソンが自由契約

2023年11月30日 21時39分12秒 | オフシーズン

 球団は、アンダーソン、ターリーと来季契約を結ばないと発表しました。コルニエルは6年契約の4年目となる来季も残留し、年俸3,660万円+出来高で契約を更新しました。

 これで、既に退団が発表されているマクブルームとデビッドソンを含めて4人の外国人選手が退団することになり、来季は大幅な入れ替えが行われることになります。

 ターリーは44試合に登板して7勝1敗1セーブ22ホールドで防御率1.74の好成績でセットアッパーとしてリリーフ陣を支えましたが、8月に腰を痛めて離脱すると、終盤に1軍復帰するも登板機会を減らしていました。

 アンダーソンは今季途中に先発から中継ぎに転向して21試合に登板して4勝1敗2ホールドで防御率2.20の成績でした。当初は先発ローテを守っていましたが、6月に膝を痛めて離脱すると、再昇格後は本人の希望で中継ぎに回るも、主に劣勢の展開での登板が主となりました。

 ターリーとアンダーソンは残留する可能性が高いと思っていたので、退団の発表は意外でした。特にターリーは貴重な中継ぎ左腕としてシーズン前半はフル回転してチームを支えていたので、来季の残留は既定路線と思っていました。これだけ安定した投球ができて、実績も残したので退団は残念です。もしかしたら、腰の状態が思わしくないのかもしれず、それが原因で退団になったのかもしれませんね。

 アンダーソンも、中継ぎ転向後は目立った活躍ができませんでしたが、ロングリリーフもできる中継ぎとして重宝していたと思います。カープの中継ぎ右腕は層が厚いので、なかなか勝ち継投入りするのは難しいですが、再度先発として起用しても面白いと思っていたので、退団は残念ですね。

 

 大瀬良、秋山、小園が契約更改交渉に臨み、大瀬良は3年契約の最終年となる来季は、現状維持の年俸1億8,000万円+出来高、秋山も3年契約の最終年となる来季は、現状維持の年俸1億5,000万円+出来高、小園は1,400万円増の年俸5,400万円でそれぞれ更改しました。

 大瀬良は、5年連続開幕投手を務めるも、4月後半にコンディション不良により再調整となり、その後は、精彩を欠いた投球が散見され、不本意なままシーズンを終えて、23試合に登板して6勝11敗、防御率3.61と自身初の2桁敗戦となってしまいました。また、シーズン終了後には右肘クリーニング手術を受け、現在はリハビリ中ですが、順調に回復しており、来月からは投球練習も再開する予定となっています。

 また、秋山はシーズン序盤か快調に安打を重ねていましたが、8月に右ふくらはぎを痛めて登録抹消となってしまい、1軍復帰後も本来の打撃を取り戻すことができず、115試合の出場で打率.274、4本塁打、38打点と不本意な成績に終わりました。また、シーズン終了後には、痛みのあった右膝の手術を受けて、現在はリハビリに励んでいます。

 大瀬良も秋山も開幕後は、素晴らしい成績を残しながら、シーズン途中にコンディションを崩してしまい、本来の実力を発揮できず、不完全燃焼のシーズンとなってしまいました。

 しかし、2人とも実力はある選手であり、コンディションさえ整えば、本来の力を発揮できるはずです。2人ともシーズン後に手術を受けており、リハビリ中ですが、来季には間に合う予定となっているので、来季は万全のコンディションで開幕を迎えられるはずです。

 今季の悔しさを晴らすような活躍を期待したいですね。

 小園は、今季もシーズン序盤は極度の打撃不振に陥り、2軍に降格となってしまいましたが、7月に1軍昇格すると、その後は徐々に打撃の状態を上げていき、80試合の出場ながらも、打率.286、6本塁打、31打点の成績でシーズンを終え、11月には侍ジャパンに選出されました。  

 小園は開幕時に状態が悪いシーズンが続いているので、調整法を見直すことで、状態を早く上げることができれば、シーズンを通して1軍で活躍できる選手であり、チームとしては活躍してもらわないといけない選手だと思います。

 また、本人は今季を振り返って、「精神的に一番成長できたかなと思う」とコメントしておりメンタル面でも成長できたようです。

 本人も球団の期待の高さは理解していると思うので、来季はフィジカル面とメンタル面で、これまでとは一味違った小園の姿が開幕から見られることを期待したいですね。

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ドラフト2位指名の高と仮契約

2023年11月29日 20時57分24秒 | オフシーズン

 ドラフト2位で指名した高太一投手(大商大)と入団交渉を行い、契約金7,000万円、年俸1,200万円で仮契約しました。

 高は、大学時代に急成長した最速151kmの左腕で、140km台後半の直球を低めに投げ込める制球力と強いメンタルが持ち味の投手です。将来性を高く評価されており、入団後に大化けする可能性がありそうで、2,3年後が非常に楽しみです。

 これで今年のドラフトで指名した育成を含む全8選手の入団が決まりました。

 また、球団は新入団選手の背番号と中村奨の背番号変更を発表しました。

 ドラフト1位の常廣は17、ドラフト2位の高は中村奨が背負っていた22に決まりました。また、中村奨は96に変更となりました。

< 新入団選手の背番号>
 常廣羽也斗 17
 高太一   22
 滝田一希  30
 仲田侑仁  58
 赤塚健利  35
 杉田健   120
 佐藤啓介  124
 杉原望来  128

<背番号変更選手>
 中村奨成  22→96

 

 上本と中崎が契約更改交渉に臨み、上本は1,200万円増の年俸4,100万円で、中崎は200万円増の5,500万円でそれぞれ更改しました。

 上本は、84試合に出場して打率.259、1本塁打、17打点の成績でした。今季は左太もも裏痛など2度の離脱もありながら、捕手と1塁以外の全ポジションを守り、打順も4番と務めるなど1番から8番までをこなして、好守でチームに欠かせない存在でした。

 2度の離脱があったからかもしれませんが、思ったより評価が高くありませんでした。チームへの貢献度の高さを考えると、もう少し評価を上げても良かったと思われます。

 上本も「多くのポジションを守ると、ケガのリスクもある。(複数ポジションの難しさを)考慮して評価してもらえないかと」球団に伝えたとのことです。本人の評価を上げることは、他の若手ユーティリティー選手のためにもなると考えて、球団への査定見直しを訴えようです。

 後輩選手たちのことを考えた上本の行動は、自身が主力としてチームを背負うという自覚の現れだと思います。中堅選手がチームを支える存在になってくれるのは頼もしいですね。

 今季の中崎は開幕1軍入りを逃すも、5月に昇格してからシーズン最後まで1軍に帯同して35試合に登板し、1勝7ホールド、防御率2.73の好成績を残し、劣勢の展開から勝ち試合まで、勝敗に関係なく投げてチームに中継ぎ陣を支えました。

 ここ数年は本来の直球が投げられず苦しいシーズンが続きましたが、復調への手ごたえを掴んだシーズンとなりました。本人は、「投球内容も数段上がっている。このオフももっと良くなると思って取り組んで行けたら」と、来季は完全復調を目指すシーズンにする意気込みを見せたので、来季の中崎には期待が高まりますね。

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西川がベストナインに選出

2023年11月27日 23時04分17秒 | オフシーズン

 NPBはベストナイン賞を発表し、カープからは外野手部門で西川が選出されて初受賞しました。

 今季は、打撃ではリーグ2位の打率.305、9本塁打、56打点の成績を残して4番として打線を牽引し、守備では左翼を守り、失策は2個と攻守にわたりチームの2位躍進に貢献しました。

 これまでベストナインを受賞していなかったことが信じられない気がしますが、オリックスへFA移籍する前にカープ最後のシーズンで選出されて、カープの西川として名前を残しました。

 ベストナインに選出された選手が移籍するのは、大きな戦力ダウンであり、改めて西川の存在の大きさを実感しました。

 西川には来季もパ・リーグで選出されるような活躍をしてほしいです。そして、カープも新戦力が台頭して、ベストナインに選出されるような選手が出てきてほしいですね。

 ドラフト4位で指名した仲田侑仁内野手と入団交渉を行い、契約金3,500万円、年俸500万円で仮契約しました。

 仲田は、高校通算22本塁打を放った長打力が魅力で、カープの補強ポイントでもある右の長距離砲として、将来の4番候補と思われます。

 今ドラフトでは支配下指名で唯一の野手ということで、戸惑うこともあるかもしれませんが、まず1年目はしっかりと体づくりに取り組み、プロの試合で戦える土台を整えて、3年目くらいには1軍で頭角を現し、将来はカープ打線を牽引する4番打者になってほしいですね。

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ドラフト1位常広と仮契約

2023年11月24日 20時42分41秒 | オフシーズン

 ドラフト1位で指名した青山学院大の常広羽也斗投手と入団交渉を行い、契約金1億円+出来高5,000万円、年俸1,600万円で仮契約しまた。

 大学球界No.1の呼び声が高く、最速155kmの直球とフォークを武器にしており、即戦力として1年目から1軍で活躍してくれることは間違いないと思われます。

 今のところ起用法は先発かリリーフか決まっていませんが、中継ぎ陣はメンバーが揃っているので、先発として起用される可能性が高いと思われ、先発ローテは、大瀬良、九里、森下、床田に加えて常広が加われば、先発陣もかなり充実するので、リーグ屈指の投手陣になることは間違いないですね。

 また、球団は、戦力外通告を行っていた岡田明丈投手、藤井黎来投手と育成契約を結んだと発表しました。背番号は岡田が123、藤井が129となります。

 岡田は1軍での実績もあるので、21年に受けた右肘手術の影響が無くなれば、必ず復帰できると思います。また、藤井も昨季は良い投球をしており、伸びしろがあると思うので、大きく伸びる可能性は十分にあると思います。

 2人とも来季中に支配下登録されるように、しっかりと練習に励んでほしいですね。

 さらに、球団は、来季コーチングスタッフを発表しました。小窪1軍内野守備走塁コーチが1軍打撃コーチに変わり、永川2軍投手コーチが1軍投手コーチに昇格しました。また、今オフに現役引退した三好が1軍内野守備走塁コーチに就任し、横山1軍投手コーチは2軍投手コーチに変わり、迎1軍打撃コーチは3軍野手総合コーチになりました。

<1軍>

監督 新井貴浩

ヘッド 藤井彰人

打撃 朝山東洋

打撃 小窪哲也

外野守備走塁 赤松真人

内野守備走塁 三好匠

投手 菊地原毅

投手 永川勝浩

バッテリー 石原慶幸

<2軍>

監督 高信二

打撃走塁 福地寿樹

打撃 新井良太

外野守備走塁 廣瀬純

内野守備走塁 東出輝裕

投手 高橋建

投手 横山竜士

バッテリー 倉義和

<3軍>

統括・矯正担当 畝龍実

野手総合 迎祐一郎

投手育成強化 小林幹英

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来季のキャッチフレーズは「しゃ!」に決まる

2023年11月23日 20時53分10秒 | 日記

 マツダスタジアムで「ファン感謝デー2023」が4年ぶりに有観客で開催され、来季のキャッチフレーズ「しゃ!」が発表されました。

 球団によると、「勝(しょう) しゃ」になるという強い意志と「がむしゃら」に戦う決意が込められており、「がむしゃら」に戦い、「しゃにむに」勝つことを考え、「よっしゃ!」をつかみ取るという意味が込められており、チーム一丸で「しゃ!」を積み重ねた先の『よっしゃ!』で喜びを分かち合うとのことです。

 今季のキャッチフレーズである「がががが がむしゃら」を発展させたキャッチフレーズとなっていますが、少し捻りすぎて今季よりも意味が分かり辛いように思います。

 斬新ではありますが、意味が分かれば納得のキャッチフレーズだと思うので、来季も「しゃ!」のキャッチフレーズのもと、家族一丸となって優勝を目指してほしいですね。

 また、FA権を行使してオリックスへの移籍が決まった西川も参加して、最後のセレモニーでは新井監督から挨拶を促され、ファンに別れを告げるとともに感謝の思いを述べました。そして、日本シリーズでの再会を願い、ファンから暖かい拍手を浴びて送り出されました。

 西川はファン感謝デーに出席するか迷っていたそうですが、鈴木本部長から「胸を張って出なさい」と後押しされて参加を決めたとのことですが、ファンは最後のカープのユニフォーム姿を見ることができ、西川はファンに挨拶をして激励を受けたので、ファンと西川の両方にとって良いファン感謝デーになったと思います。

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西川のオリックス移籍が決まる

2023年11月22日 20時43分58秒 | オフシーズン

 オリックスは、国内FA権を行使した西川と契約に合意したと発表しました。オリックスは交渉解禁された今月16日に入団交渉を行っており、4年総額12億円以上の条件と西川の高校の先輩にあたる吉田正尚がつけていた背番号7を提示していたようです。

 西川は、パ・リーグへの移籍を前提にFA権を行使していたこともあり、移籍が正式に決まっても残念な気持ちはなく、大阪出身の西川にとって地元球団であり、リーグ3連覇中のオリックスへの移籍が決まり、良かったと思うとともに、パ・リーグでも西川の実力の高さを見せつける活躍をしてほしいと思います。

 一方のカープにとっては大きな戦力を失うことになりますが、誰かひとりで穴を埋めることはできないので、チーム全体で補っていくしかありません。そして、末包、田村、中村貴らの若手にとっては、大きなチャンスが生まれたので、ポジション争いを通して各々がレベルアップを図り、西川を超えるような選手になってほしいですね。

 また、チームとしては人的補償を獲得する可能性が高いと思います。オリックスは強いチームなので戦力が豊富であり、良い選手が獲得できるかもしれません。過去には赤松、一岡、長野といった貴重な戦力になった事例があるので、期待が持てるかもしれませんね。

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秋季キャンプ打ち上げ

2023年11月21日 21時09分41秒 | オフシーズン

 チームは日南での秋季キャンプを打ち上げました。今キャンプでは、実戦を多く取り入れ、侍ジャパンとの練習試合を含めて7試合実施して実戦での動きを確認させるとともに、キャンプ前に参加選手全員にリポートを提出させて、現状の課題を踏またキャンプの過ごし方を明確にさせて、各自が自分の課題にしっかり取り組むことができた実りの多い2週間になったようです。

 新井監督は「自分が想像していた以上に実戦での対応力というのが付いているなと思いました。可能性を秘めた選手がたくさんいました」と今キャンプを評価し、「100点満点でしょ」と総括しました。

 投手陣では黒原と森の2年目コンビが評価を上げて、来春キャンプの1軍スタートを勝ち取とると、野手では田村、林、中村貴らが実戦で結果を残して、末包を含めて西川のFA移籍により空いた左翼のポジション争いが熾烈を極め、投打とも戦力の底上げができたと思います。

 これからオフ期間に入りますが、しっかりとトレーニングを積んで、さらなるレベルアップを図り、来春はもう一回り成長した姿を見せてくれることを期待したいですね。

 

 育成ドラフト3位で指名した京都国際高の杉原望来投手と入団交渉を行い、支度金319万円、年俸250万円で仮契約しました。

 杉原は、左腕からキレの良い直球を強気に投げ込むことができる投手で、さらに球数を多く投げても球威が落ちないというスタミナを持っているとのことです。また、小学生の頃から硬球を投げながらも、肩や肘など故障したことがない強靭な体を持っているそうです。

 すでにスタミナや身体の強さを持っているということは、プロの厳しい練習を耐え抜き、長いシーズンを乗り切ることができる能力を兼ね備えているので、プロとしての資質があると思います。

 これから技術面の練習を積めば、九里のような投手陣が苦しいときに頼りになる投手になるかもしれませんね。まずは支配下登録を目指して練習に励んでほしいですね。

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ドラフト3位指名の滝田と仮契約

2023年11月20日 21時17分21秒 | オフシーズン

 ドラフト3位で指名した星槎道都大・滝田一希投手と入団交渉を行い、契約金5,000万円、年俸1,000万円で仮契約しました。

 滝田は、左腕から投げ込む最速153kmの速球とチェンジアップのコンビネーションが武器としており、現在はツーシームを習得中とのことです。

 高校時代に目立った実績はなく、大学入学後に急成長していることから、ポテンシャルの高さが期待されています。また、6人のきょうだいを女手一つで育ててくれていた母親を昨年5月に亡くして、かなり苦労をしており、ハングリー精神があって気持ちが強そうなので、これから体づくりをしていくことで、まだまだ大きく伸びる可能性は十分にありそうで、数年後が楽しみな投手ですね。

 左腕は先発、中継ぎとも伸び悩んでいる投手が多いので、滝田の加入により競争が激しくなり、左腕投手の戦力底上げに繋がってほしいですね。

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新外国人レイノルズ、シャイナーを獲得

2023年11月17日 20時57分07秒 | オフシーズン

 球団は、新外国人選手としてマット・レイノルズ内野手とジェイク・シャイナー内野手の2人の獲得を発表しました。

 レイノルズは契約金約4,500万円、年俸約8,300万円+出来高、シャイナーは契約金約6,000万円)、年俸約1億2,000万円+出来高で、ともに背番号は未定です。

 レイノルズはメジャー通算225試合に出場した右打ちの内野手で、今季は3Aで115試合に出場して、打率.266、22本塁打、90打点の成績を残しています。広角に打ち分けられる打撃を持ち味としており、本職は二遊間ですが、捕手以外なら内野をどこでも守れるユーティリティープレーヤーでありながら、守備力にも定評があとのことです。

 シャイナーはメジャーでの出場経験はないものの、今季は3Aで124試合に出場して、打率.252、30本塁打、105打点の成績を残した長距離砲です。守備では一三塁が本職ですが、外野も守ることができるとのことです。

 今季は長打力不足と4番打者不在により得点力の低下に苦しみ、さらに今オフには西川がFA移籍することから、得点力不足解消と長打力アップは大きな課題となっていました。

 レイノルズもシャイナーも長打力が魅力の選手であり、打線の課題解消につながることが期待されますが、ともに3Aでの打率が少し低いので、三振が多いのではないかと思われます。できれば、パワーヒッターではなく、バットコントロールが良く、チャンスに強いアベレージヒッターを獲得してほしかったですが、早く日本の野球に順応すれば、エルドレッドのように活躍できると思うので、早くチームに溶け込み、実戦で感覚を掴んでほしいですね。

 一方、マクブルームとデビッドソンの2人と来季契約を結ばないことも合わせて発表されました。

 2年目のマクブルームは70試合に出場して打率.221、6本塁打、31打点、1年目のデビッドソンは112試合に出場し打率.210、19本塁打、44打点の成績で、ともに終盤は出場機会が減っていました。

 マクブルームは、2年目となり打棒が爆発すると思っていましたがに、今季は開幕から不振に陥ってしまい、得点力不足の一因となりました。

 デビッドソンは、一時打棒が爆発しましたが、すぐに調子を落としてしまい、安定した活躍をすることができませんでした。

 チームにとっては、2人の不調が大きな大きな誤算となってしまったので、退団はやむを得ないですね。

 

 育成ドラフト2位指名した静岡大の佐藤啓介内野手と入団交渉を行い、支度金319万円、年俸300万円で仮契約しました。

 佐藤は、広角に打てる打者でありながら、しっかり振り込んだ力強いバッティングが持ち味で、松本スカウトによると、西川に似たタイプとのことでした。

 西川が移籍してしまうので、外野は競争が激しいポジションになります。佐藤には結果を残して、支配下登録を勝ち取り、西川の穴を埋める存在になってほしいですね。

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ドラフト5位赤塚と仮契約

2023年11月15日 21時14分59秒 | オフシーズン

 球団は、ドラフト5位で指名した中京学院大の赤塚健利投手と入団交渉を行い、契約金3,500万円、年俸700万円で仮契約しました。

 赤塚は身長195cm、体重110kgの体格から繰り出す最速153kmの速球が武器の右腕です。担当の松本スカウトは、「長身と角度のあるストレートが魅力で、スタミナがあって先発でもリリーフでも、どちらもできる」と評価しています。

 かなり体格が良いことから、直球に力強さがありそうで、力で打者をねじ伏せることができそうな感じがします。島内のように直球の球威で打者を圧倒することができそうなので、リリーフが向いているかもしれません。

 クイックなど投球以外の部分に課題があるようなので、しっかりとレベルアップして、島内や矢崎らとともに、試合終盤を任せられる投手になってほしいですね。

 

 末包が、契約更改交渉に臨み、1,200万円増の2,500万円で更改しました。

 2年目の今季は開幕は2軍スタートでしたが、6月の昇格後は65試合に出場して、打率.273、11本塁打、27打点の成績を残し、長距離打者としての片りんを見せました。

 昨日、西川がFA権行使を表明して、外野のポジションが1つ空いたことから、今季後半の成績を考えると、西川の穴を埋める候補の中では、末包への期待が1番高いと思います。

 本人もそのことは分かっていると思うので、キャンプでの練習に一層気合が入ったことでしょう。来春のキャンプ、オープン戦での末包の打撃が楽しみですね。

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