明日からの春季キャンプに備えて、1軍首脳陣と選手たちが日南入りし、到着後は全体ミーティングを行い、新井監督は選手たちに、「また明日から始まるけど、頑張ろうなと。1年間、長い。良いときもあるし悪いときもある。いろんなところはあると思うけど、お互いに助け合ってまた刺激しあって頑張っていこうな。」と伝えました。
新井監督は、1軍に若手を多く抜擢し、2軍との活発な入れ替えにより、競争を促すことで戦力の底上げを目指しており、特に西川の抜けた外野は1番注目を集めていますが、新外国人のレイノルズとシャイナーが加わった内野、即戦力新人4人と新外国人のハッチとハーンに移籍の日高と内間と8人の新戦力が加入した投手陣も、1軍枠争いが激しくなりそうです。
今キャンプでは、どのポジションに誰が出てくるのか、全く予想ができないことから、例年以上に競争が激しくなることは間違いなく、楽しみの多い2ヶ月間になりそうですね。
一方で、末包が左膝痛のため日南キャンプの参加を見送りました。自主トレで痛めたようで、明日、広島市内の病院で精密検査を受けるとのことです。新井監督によると、「ちょっと時間がかかるかもしれない。明日、診察にいってドクターの見解を聞いて判断していきたい」と長期離脱の可能性を示唆しました。
西川が移籍して外野の1枠が空き、周囲の期待が高まっていたことで、張り切りすぎたのかもしれません。まずは焦らずに故障箇所をしっかりと完治させて、万全の状態で1軍に戻ってきてほしいですね。
新外国人のハーンとハッチが、マツダスタジアムで入団会見を行いました。
左腕のハーンは最速160kmの直球を武器とし、重く強い球質が特徴で、右腕のハッチは最速157kmの直球に多彩な変化球が持ち味とのことで、ともに先発と中継ぎのどちらもこなせるようです。
来日が遅れたことから、キャンプは2軍スタートとなりますが、米国ではトレーニングも行っていたとのことで、キャンプ第2クールから1軍に合流予定とのことなので、開幕までには十分間に合うことから、特に問題は無さそうで良かったですね。