カープな毎日

カープファンのひとりごと。

またも4点リードを守れず

2014年07月31日 22時19分46秒 | 試合結果
中日 000 402 000 6
広島 031 000 000 4
勝利投手:岡田3勝7敗
敗戦投手:中崎1敗1S
セーブ:岩瀬2敗20S
本塁打:[中日]和田16号
     [広島]キラ10号


 打線は2回に無死1塁からキラが2点本塁打を放って先制すると、更に無死1,2塁としながら會澤が併殺でチャンスを潰したかと思いましたが、戸田が適時打を放って追加点を挙げて、この回3点を挙げました。
 続く3回には1死満塁として1死後に會澤が適時打を放って1点を追加して、リードを4点に広げました。

 戸田は3回2死1,2塁でエルナンデスを迎えましたが二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けるなど、3回まで無失点に抑えました。
 しかし4回に和田に本塁打を打たれて1点を返されると突如乱れて、死球、二塁打、四球で無死満塁としてしまい、内野ゴロと犠飛で2点を失い、更に藤井の適時2塁打で1点を失って、この回4失点でリードを吐き出してしまいました。
 5回には無死1塁で和田を併殺に打ち取った後に、四球を与えたところでマウンドを中崎に譲りました。
 
 中崎は6回に1死から死球と犠打で2死2塁とされると、藤井と荒木に連続適時長短打を浴びて2点を失って勝ち越しを許してしまいました。
 7回と8回は小野が走者を背負いながらも無失点に抑えましたが、肝心の打線が4回以降、岡田、浅尾、又吉の継投の前に1安打に封じられ、7回には1死2塁として期待の丸、エルドレッドに回りましたが、連続三振に倒れるなど得点を奪えませんでした。
 9回は岩瀬から無死2塁の得点機を作って打順を上位に回しましたが、代打梵、堂林、菊池が凡退して、4点差を逆転されての敗戦となってしまいました。


 試合の流れが変わったのは、4回の和田の本塁打でしょう。それまでは前回登板時と同様に腕をしっかりと振っていましたが、本塁打を浴びたことで守りに入ってしまったように感じました。
 1失点した時点でリードはまだ3点もあるのですから、守りに入る必要はないのですが、そこが経験のない戸田の脆さですね。
 今日の失敗を糧にしてもう一歩成長してほしいですね。

 決勝点を失った中崎は、1死から8番武山に死球を与えてしまい勝ち越しのきっかけを作ってしまいました。四球ではありませんが、無駄なところで走者を出すと失点に繋がるということですね。特に流れがどちらに転ぶか分からない展開では気を付けないといけませんね。
 
 中日戦では前回対戦時も序盤に4点をリードしながら中盤以降に失点を重ねて逆転負けを喫しています。同じ失敗を2回も続けていてはいけません。
 この3連戦のうち、負けた2試合はともに僅差の競り合いで、最後は勝ち越されるという、2年前までの負けパターンに似ています。また中日アレルギーが発症しないことを願いたいですね。
  
 
 
コメント (2)

菊池が攻守で光る

2014年07月30日 22時35分04秒 | 試合結果
中日 100 000 001 2
広島 007 200 00X 9
勝利投手:バリントン8勝7敗
敗戦投手:濱田5勝2敗
本塁打:[広島]菊池6号、梵5号


 バリントンは初回1死から安打と盗塁で走者を2塁に背負うと、エルナンデスに適時打を浴びて、早々に先制点を奪われましたが、後続を抑えて最少失点で切り抜けました。

 打線は3回に2安打などで1死1,3塁として、菊池が3点本塁打を放って勝ち越しに成功すると、更に丸、エルドレッド、小窪の3連打で1点を追加し、2死後には梵が3点本塁打を放ち、この回8安打で7点を奪いました。
 続く4回には2死満塁からキラの2点適時打で試合の行方を決定付けました。

 バリントンは、2回こそ三者凡退に抑えるも、3回以降は毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、粘り強い投球と、菊池の好守に助けられて無失点に抑えました。
 逆転した直後の4回には2死から連続長短打で2,3塁のピンチを招きましたが、松井雅の一二塁間の当たりを菊池が好捕して二ゴロに抑えて失点を防ぎました。
 結局、6回まで投げて7安打を浴びるも、四球が1個と無駄な走者を出さなかったことで1失点に抑えました。

 打線は5回以降は中日中継ぎ陣の前に、散発2安打に抑えられて2塁さえ踏むことができなかったものの、永川勝が7回から2イニングを無失点に、9回は中崎が3安打を浴びて1点を失いましたが、序盤の大量リードにより中日に快勝しました。
 

 菊池が攻守でキーマンになりました。打つ方では3回に逆転となる3点本塁打を放ち、打線に火を付け7得点の猛攻撃を呼び込みました。
 そして直後の4回の守備では、バリントンが2死無走者から連打でピンチを招いて、松井雅に安打性の当たりを打たれましたが、菊池が打球に飛び込んで好捕すると、直ぐに一塁に送球してアウトにしました。
 野村監督もこのプレーを絶賛したようですが、試合の行方を大きく左右したビッグプレーだったと思います。
 一気に7点を奪って逆転したとはいえ、この場面で反撃を許すと、中日が息を吹き返してしまい、逆にバリントンが崩れて、試合の行方が分からなくなっていたかもしれません。その裏に2点を追加したのは、菊池の好プレーが呼び込んだと言っても過言ではないでしょう。
 打撃だけでなく守備の大切さを感じた試合でしたね。

 菊池の攻守にわたる活躍の陰に隠れていますが、堂林が5打数5安打と大当たりでした。3回と4回の得点には共に絡んでおり、1番としての役割を十分に果たしました。
 このまま攻撃的な1番打者としてチームを牽引してほしいですね。
コメント (2)

延長戦の連勝止まる

2014年07月29日 22時33分16秒 | 試合結果
中日 010 000 000 2 3
広島 000 001 000 0 1
勝利投手:又吉6勝1敗
敗戦投手:中田7勝4敗
セーブ:岩瀬2敗19S
本塁打:[中日]松井佑2号
     [広島]丸14号


 野村は素晴らしい立ち上がりでしたが、2回に二塁打とセーフティーバントで無死1,3塁とされると、松井佑に適時打を打たれて先制点を奪われました。その後の無死1,2塁のピンチは犠打失敗と牽制で刺して最少失点で凌ぎました。
 3回以降は立ち直り、味方の好守にも助けられて7回まで無安打に封じて、一人の走者も許さない完ぺきな投球でした。

 打線は先制された直後の2回に四球と安打などで1死2,3塁としましたが、木村が三振、會沢敬遠後に野村が右飛に倒れて無得点に終わると、3回には菊池と丸がともに盗塁死、5回無死1塁では野村が犠打失敗後に會澤が盗塁死と拙攻を繰り返して朝倉を助けてしまいました。
 しかし、6回に丸が本塁打を放って同点に追い付くと、7回は1死2塁として朝倉をマウンドから引きずり降ろしました。代わった浅尾から2四球を選んで2死満塁と攻めたてましたが、菊池が右飛に倒れて勝ち越せませんでした。
 
 8回は一岡、9回はミコライオが無失点に抑えるも、味方も福谷と又吉に無得点に抑えられて延長戦に突入しました。
 10回から登板した中田が1死2塁とされると、松井祐に痛恨の本塁打を浴びて2点を勝ち越されてしまいました。更に四球と安打で2死1,3塁とされてマウンドを小野に譲りました。
 小野は四球を与えて満塁をするも、代打小笠原を打ち取り追加点を与えませんでした。
 奇跡を期待した10回の攻撃でしたが、又吉にあっさりと2死を取られてしまうも、代わった岩瀬から丸が安打を放って望みを繋ぎましたが、最後はエルドレッドが遊ゴロに倒れて、今季延長戦で初黒星を喫してしまい、2位浮上を逃してしまいました。


 今日は押し気味に試合を進めながら、動き過ぎて自ら勝利を手放してしまった感じです。流石に盗塁死が4個もあっては勝てませんね。
 一番理解できなかったのは、3回1死1,2塁で打席にはエルドレッドの場面で、2走菊池が三盗を試みましたが、失敗した場面です。一番の得点源であるエルドレッドの打席で、無理に3塁を狙う必要は無かったと思います。あの場面は、100%成功する状況でない限り走るべきでは無いと思います。
 更にエルドレッドが四球で1,2塁となり、キラの打席の時に今度は丸が三盗を狙うも盗塁死しました。この場面もいくらキラの得点圏打率が低いとはいえ、無理に走る場面では無かったでしょう。
 阪神戦では好走塁が勝利に繋がったことから、機動力で中日バッテリーを揺さぶったのかもしれませんが、墓穴を掘る形になってしまいました。もう少し状況を考えて走ってほしいですね。

 野村が7回を3安打1失点と素晴らしい投球をしました。失点した2回以外は球を散らして的を絞らせない野村らしい投球でした。
 2回はエルナンデスの犠打が安打になるなど不運なところもありましたが、最少失点に抑えられたことは良かったと思います。
 2試合連続で好投したことから、復調したとみて良さそうです。頼もしい先発投手が戻ってきたのは心強いですね。
 

コメント (2)

福井が完投で今季初勝利

2014年07月27日 22時17分07秒 | 試合結果
阪神 100 000 000 1
広島 040 011 00X 6
勝利投手:福井1勝1敗
敗戦投手:メッセンジャー8勝8敗

 福井が今季2度目の先発マウンドに上がりましたが、初回にいきなり1死3塁とされると、鳥谷に適時3塁打を浴びて1点を失ってしまい、更にゴメスに死球を与えてしまいました。しかし、マートンをニゴロ併殺に打ち取り最少失点に抑えました。
 2回は三者凡退に抑えるも、3回以降は毎回走者を背負い、3回2死1,3塁ではゴメスを中飛に、4回1死1,2塁では鶴岡を併殺に、5回1死1,3塁は鳥谷とゴメスを打ち取るなど、粘り強い投球で阪神に追加点を与えませんでした。
 
 打線はメッセンジャーに対して2回に3連打で無死満塁として、會澤の押し出し死球で同点とし、2死後に菊池が適時2塁打に敵失も絡んで3点を挙げ、この回4点を奪って逆転に成功しました。
 5回には無死1塁で丸の適時2塁打で1点を追加し、6回にも2死1塁から敵失で1点を挙げて、リードを5点に広げました。

 福井は大量リードにも守られ、9回のマウンドにも上がり1死2塁とされるも、上本と今成を内野ゴロに打ち取って、9回を9安打1失点で今季初白星を124球の完投勝利で飾りました。そしてチームは阪神に連勝してゲーム差は0.5に縮まりました。


 今日の主役は間違いなく福井です。昨日の大瀬良と同様に初回に失点して、更にピンチを招いた時には、また福井は今回もダメだったかもと思いましたが、マートンを併殺に打ち取ったことで立ち直るきっかけを掴みました。
 本人は1点を失ったことで逆に開き直って投げられたようで、余計な力みが消えて、シンプルに腕を振ることだけを考えて投球できたのかもしれませんね。
 制球難が課題となっており、制球を意識し過ぎていたことで、福井の特徴である力強い直球が失われ、更に制球も乱していたのかもしれません。
 今日の粘り強い投球が続けられるかが、ローテ入りに向けた課題となります。次回の登板が大切になるので、続けて結果を残してローテに入ってほしいですね。


 打線は菊池が見事な働きをしました。2回に同点として尚も無死満塁ながら得点が入らず2死となり、同点止まりでは好調の阪神に流れが戻ってしまいかねないところでしたが、菊池が適時2塁打を放って勝ち越して、試合の流れを掴みました。
 更に5回と6回には得点に繋がる安打を放って出塁すると、好走塁で本塁に生還しました。目立ちませんが、菊池の走塁で挙げたこの追加点は試合を決める大きな得点となりました。
 昨日の木村もそうですが、機動力で得点を挙げられるのはカープの強みだと思うので、この連勝は好ゲームだったと思います。この連勝で開幕当初の勢いを取り戻してほしいですね。

 

コメント (1)

最後までハラハラの白星

2014年07月26日 22時56分43秒 | 試合結果
阪神 300 000 020 5
広島 112 000 12X 7
勝利投手:中田7勝3敗
敗戦投手:福原2勝4敗
セーブ:ミコライオ1敗17S
本塁打:[阪神]上本6号
     [広島]エルドレッド33号

 大瀬良は、初回に1死2塁から鳥谷、ゴメス、マートンに3連続適時短長打を浴びていきなり3点を失ってしまい、更に1死1,2塁のピンチでしたが、後続を断って3失点で留めました。
 2回以降は徐々に立ち直り、2回と3回は無失点に抑えました。

 好調の打線は、初回に1死1,3塁からエルドレッドの適時打で1点を返すと、2回には2死2塁で堂林の適時打で1点を挙げて岩崎をKOしました。
 3回は代わった金田から無死1,3塁とするとエルドレッドの適時打で同点に追い付き、更に敵失で勝ち越しに成功しました。

 しかし、大瀬良は4回のマウンドに上がりながら、身体全身の張りにより急遽降板となりました。ここで中崎が登板すると、走者を出しながらも3イニングを無失点に抑える好リリーフを見せました。
 中崎を援護したいところでしたが、追加点を奪えませんでした。7回からは一岡が登板し、2死1,3塁のピンチを招きながらも無失点に抑えると、その裏にエルドレッドが本塁打を放って待望の追加点を挙げて試合を決めたかと思われましたが、8回に登板した中田が2死から安打で走者を出すと、上本に2試合連続で痛恨の同点本塁打を浴びてしまいました。

 しかし、今日は打線が粘りを見せて、8回に安打と四球などで1死2,3塁とすると、菊池が2ランスクイズを決めて勝ち越しに成功しました。
 これで決まったかと思われましたが、9回にミコライオが1死満塁の大ピンチを招きながら、後続を打ち取りリードを守り切りました。
 阪神戦の連敗を4で止めて、ゲーム差を再び1.5に縮めました。

 
 今日は試合開始直後に大瀬良が3点を失ってしまい、いきなりの諦めモードになりましたが、3失点で持ちこたえたことで、味方の反撃を呼び込むことができました。
 そして、緊急降板した大瀬良の後を継いだ、中崎がすばらしかったです。急遽の登板でありながら、3イニングを無失点に抑えて試合を作りました。もし、阪神に追いつかれていたら、阪神ペースになって一方的な展開になっていたかもしれません。
 中田が同点に追いつかれたことで、白星は付きませんでしたが、今日のような投球が続けられれば近いうちに白星が付くはずですね。

 そして何といっても8回の攻撃は素晴らしかったですね。無死1,2塁で堂林がしっかりと送りバントを決めて2,3塁し、菊池が絶妙のところにスクイズを決めました。
 そして相手の守備の隙を突いて、2走木村が一気に生還しました。さすが足のスペシャリスト木村ですね。
 最近は本塁打ばかりが注目されていますが、先日の赤松、今日の木村とカープが誇る機動力野球も健在ですね。
 
 今日の勝ちはチームに勢いを付けるはずです。明日は福井が今季2度目の先発マウンドに立ちます。今日の良い流れに乗って好投をしてほしいですね。
 

コメント (1)

前田健が痛恨被弾で逆転負け

2014年07月25日 20時54分44秒 | 試合結果
阪神 000 100 210 4
広島 200 001 000 3
勝利投手:榎田1勝1敗
敗戦投手:河内1敗
セーブ:呉昇桓1勝2敗24S
本塁打:[阪神]上本5号
     [広島]田中6号

 阪神との2位攻防戦の初戦は、前田健と藤浪の対決となりました。
 打線が初回に藤浪を捉えて、2死1,3塁からキラと田中の連続適時打で2点を先制しましたが、その後は攻めきれませんでした。
 2回無死1塁では天谷と菊池が連続三振に倒れ、3回無死1塁ではキラが併殺に倒れ、追加点を奪えませんでした。

 前田健は、2回2死から四球と安打で1,2塁のピンチを招きましたが、梅野を二飛に打ち取るなど、3回まで無失点に抑えました。
 4回に1死から四球、安打、失策で満塁とされ、福留に適時打を浴びて1点を失うも、梅野と藤浪を抑えて最少失点で切り抜けました。

 6回には田中が本塁打を放って待望の追加点を挙げてリードを2点に広げましたが、直後の7回に前田健が、2死1塁から上本に痛恨の2点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまい、この回限りでマウンドを降りました。

 7回裏に1死2塁の勝ち越し機を作るも、丸が三振、エルドレッドは四球を選ぶも、キラが中飛に倒れて得点できませんでした。
 8回に河内が先頭の鳥谷に安打を打たれると、代わった中田が1死後にマートンと今成に連打を浴びて1点を失ってしまいました。その後の1死2,3塁は後続を断って追加点は与えませんでしたが、打線が福原と呉昇桓の継投に無得点に抑えられて、阪神に逆転負けを喫してしまいました。

コメント (2)

新外国人投手ヒースを獲得

2014年07月24日 21時03分05秒 | 日記
 球団は新外国人投手としてヒース投手との契約が合意したと発表しました。
 1年契約で年俸は2,290万円+出来高、背番号は70に決まりました。球歴などの詳細は分かりませんが、右投げの先発タイプで、最速152㎞の直球の他に多彩な変化球もあるとのことです。

 現在チームには、バリントン、ミコライオ、フィリップスの投手3人とエルドレッド、キラ、ロサリオの野手3人の6人の外国人選手がおり、ヒース投手は7人目となります。

 今季の助っ人は6人とも1軍で結果を出しており、1軍外国人枠の争いがし烈になっていることから、これ以上の助っ人補強は無いと思っていましたが、球団は優勝に向けて補強に動きました。
 先発ローテの一角であるバリントンが6月1日以来7試合連続で白星を挙げておらず、6回3失点以内のQSも満たせていません。オールスター期間での再調整を期待しましたが、一昨日の試合でも6回4失点で降板しました。
 このまま復調できないと、シーズン終盤での正念場で失速しかねません。そのために球団は、先発タイプのヒースを獲得したと思われます。

 この補強によりバリントンには危機感が生まれることは間違いないと思うので、これをきっかけに復調してほしいですね。
コメント (2)

驚異の粘りで、2試合連続の延長戦を制する

2014年07月23日 22時38分09秒 | 試合結果
広 島 010 000 001 02 4
ヤクルト 100 001 000 00 2
勝利投手:一岡2勝2S
敗戦投手:久古1勝2敗
セーブ:中崎1S
本塁打:[広島]田中5号、丸13号
     [ヤクルト]バレンティン19号


 戸田は初回に2安打などで1死1,3塁とされるとバレンティンの犠飛で先制点を奪われました。2回には四球と堂林の失策で2死1,3塁のピンチを迎えるも、比屋根を二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けると、5回まで無安打無失点に抑えました。

 打線は初回に1死1,2塁のチャンスを作りながら、エルドレッドとキラが倒れてしまいましたが、先制された直後の2回に田中が本塁打を放って同点に追い付きました。
 しかし、3回から7回まで石山に対して内野安打1本に抑えられ、2塁さえ踏むことができませんでした。

 好投を続けていた戸田でしたが、6回にバレンティンに本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、更に2塁打と四球で1死1,2塁のピンチを招いてしまいマウンドを永川勝に譲りました。
 このピンチは永川勝が、中村を右飛併殺に打ち取とると、7回の1死1,2塁も比屋根を併殺に打ち取り無失点で凌ぎました。
 8回には中田が1死2塁のピンチを招きながら、エルドレッドの好守で無失点で切り抜けると、9回に丸がバーネットから本塁打を浴びて同点に追い付き、その裏をミコライオが三者凡退に抑えて、2試合連続で延長戦に突入しました。

 10回に1死2塁の勝ち越し機を作るも、堂林と菊池が倒れてしまいました。その裏から登板した一岡が、2死から連打と敬遠気味の四球で満塁のサヨナラ機を迎えてしまいましたが、代打飯原を遊直に抑えて無失点で凌ぎきると、11回に2死から赤松の安打と盗塁などで1,2塁として、會澤と木村の連続適時打で2点を勝ち越しました。
 11回裏を中崎が無失点に抑えて2試合連続の延長戦を制し、これで今季の延長戦は負けなしの8連勝となり、球団記録を更新しました。また、中崎がプロ初セーブを挙げました。


 昨日も今日も最後に驚異の粘りを発揮して延長戦に持ち込み、ヤクルトを下しました。3回から7回までは石山を全く捉えられず、敗戦色が徐々に濃くなり、投手が秋山に代わった8回も菊池が併殺に倒れるなど、1点差が重く感じました。
 9回もバーネットが登板し、あとは一発を期待するしかない場面となったところで、丸がしっかりと期待に応えて同点本塁打を放ちました。
 そして11回には、2死から安打と盗塁で2塁に進むと、好走塁で勝ち越しのホームを踏みました。最近は本塁打での得点ばかりでしたが、最後はカープらしい機動力を活かした得点ができたのは、チームに勢いが付くと思います。
 本塁打に機動力でも得点できるのは、攻撃のバリエーションが増えるので、後半戦の戦いに期待を持てますね。

 そして、投手陣も先発戸田が好投したのはもちろんですが、中継ぎ陣も無失点で繋いだことが、打線の粘りを呼び込んだと思います。
 交流戦以降は中継ぎ陣が崩壊状態でしたが、復調の気配を手ごたえを感じます。投打とも巨人追撃の体制が整ってきました。まずは苦手とする今週末の阪神戦を勝ち越したいですね。
 

 
 
 

コメント

丸とエルドレッドの連続本塁打で延長戦を制する

2014年07月22日 20時41分41秒 | 試合結果
広島 100 100 110 3 7
ヤクルト 000 310 000 0 4
勝利投手:中田6勝3敗
敗戦投手:木谷4勝5敗
セーブ:ミコライオ1敗16S
本塁打:[広島]堂林5号、廣瀬2号、エルドレッド31号、32号、丸12号
     [ヤクルト]武内3号

初回に堂林が先頭打者本塁打を放って先制点を挙げると、4回には2死から連打で1,2塁として會澤の適時打で追加点を挙げてバリントンを援護しました。
 
 バリントンは全体的に球が高く、甘い球もありながら、3回まで1安打無失点に抑えていましたが、4回1死から四球と安打で1,3塁のピンチを招いて、岩村のニゴロの間に1点を失い、武内に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
 更に5回には2死3塁から川端に適時打を浴びて追加点を奪われて、6回を投げて6安打4失点でマウンドを降りました。

 打線は6回に2死1,2塁とするも會澤が中飛に倒れて無得点に終わりましたが、7回に代打廣瀬の本塁打で1点差に追い上げて、八木をマウンドから引きずり降ろしました。
 更に8回には、今日もエルドレッドがカーペンターから本塁打を放って同点に追い付きました。

 7回からは一岡が復帰登板を果たし、2塁打を1本打たれるも無失点に抑えると、8回は永川勝が三者凡退に抑えました。
 9回には中田がマウンドに上がり、無死1塁とされるも犠打を失敗させて無失点で凌ぎ、延長戦に突入しました。

 10回に無死2塁から丸が2点本塁打を放って勝ち越すと、続くエルドレッドが2打席連続となる本塁打を放ってヤクルトにダメ押ししました。
 その裏をミコライオが抑えて、連敗を免れました。

 1点を追いかける7回から一岡を投入して勝利への執念を見せた野村采配が見事に的中しましたが、それ以上にエルドレッドの2本塁打が効きました。
 ちょっとしたことで突然打撃を崩すので、このまま好調を維持してチームを勝利に導く本塁打を量産してほしいですね。

コメント (2)

野村復調の気配も黒星

2014年07月21日 22時23分03秒 | 試合結果
広島 000 000 020 2
ヤクルト 030 000 00X 3
勝利投手:小川4勝2敗
敗戦投手:野村4勝4敗
セーブ:バーネット2敗3S
本塁打:[広島]エルドレッド30号


 後半戦初戦を託された野村は、初回の1死3塁のピンチは無失点で切り抜けましたが、2回に先頭の雄平に四球を与えると、森岡に適時2塁打を浴びて先制点を奪われてしまいました。続く岩村のニゴロを菊池が失策して2点目を与えると、2死2塁から山田にも適時打2塁打を浴びて3点目を失ってしまいました。
 4回以降は立ち直り、本来の低めを突く投球が冴えて、3回から6回までは無安打無失点に抑えました。

 打線は苦手の小川に対して、毎回のように走者を出しましたが、あと1本が出ませんでした。2回2死2塁は田中が遊ゴロに倒れ、3回2死満塁ではエルドレッドが三振に倒れました。
 5回には無死2塁と絶好の反撃機を得ながら、野村、天谷、菊池が倒れて走者を3塁に進めることさえできず、7回までに6安打を浴びせながら9三振を喫して無得点に抑えられてしまいました。

 7回からはフィリップスが2回を無安打無失点に抑えると、8回にカーペンターを攻めて無死2塁として、1死後にエルドレッドが両リーグ最速となる30号2点本塁打を放って1点差に追い上げました。
 しかし、後続を久古に封じられ、9回はバーネットに三者凡退に抑えられてあと1点が届かず、後半戦は黒星スタートとなりました。

 
 野村は立ち上がりに制球が甘くなり失点しましたが、4回以降は持ち味を発揮して無安打に抑えました。初回のピンチは粘って無失点に抑えただけに、2回の雄平への四球はもったいなかったです。そして2死後に3点目を失ったことも悔やまれます。山田は好調であり、1塁打空いていることを考えれば、次打者の上田との勝負を選択しても良かったかもしれません。ただ上田にも安打を打たれたので同じだったかもしれませんが、単打だったので失点を防げていたかもしれません。
 6回を4安打3失点と先発の役割を果たしましたが、残念ながら味方の援護が無く黒星が付いてしまいましたが、不安定な投球が続いていたこと考えれば、今後に繋がる明るい材料となりました。
 

 打線は小川を攻めきれませんでした。毎回のように走者を出し、5回も得点圏に走者を進めながら適時打が1本も出ませんでした。もちろん5回以外は全て2死から得点圏に進めていることもありますが、それにしても1度も適時打が出ないのはいけませんね。小川に対する苦手意識が残っているのかもしれません。
 そして5回の無死2塁では、全く走者を進めることさえできず、小川にプレッシャーを掛けることができませんでした。野村に打たせるよりも、確実に送らせて先ずは1点を返しても良かったと思います。
 次回こそは攻略して、小川に対する苦手意識を無くすことが大切ですね。
コメント