広島 100 010 000 2
巨人 000 000 001 1
勝利投手:大瀬良6勝9敗
敗戦投手:菅野3勝6敗
セーブ:矢崎4勝2敗24S
本塁打:[広島]末包7号
[巨人]岡田1号
打線は、初回に安打で無死1塁として、2死後に西川の適時2塁打で先制点を挙げましたが、4回は安打と四球で1死1,2塁の好機を作るも、松山は遊飛、坂倉は左飛に倒れて追加点を奪えませんでした。
しかし、5回に末包が本塁打を放って待望の追加点を挙げました。
先発の大瀬良は、2回1死後に2塁打と四球で1,2塁のピンチを招くも、吉川を左飛、菅野を三振に斬って無失点で凌ぐと、4回には安打と四球に犠打で1死2,3塁とされながら、岡田を菊池の好守で二ゴロ、敬遠を挟んで、菅野は再び菊池の好守で二ゴロに抑えて失点を免れました。
5回と6回は1四球無失点に抑えて、6回を投げて3安打4四球無失点の好投でした。
7回は大道が1安打無失点に抑えると、8回は島内が登板して、1死後に安打と暴投で1死2塁のピンチを招き、丸を右飛、大城を三振に斬って得点を与えませんでした。
打線は9回に安打と四球に犠打で1死2,3塁の好機を作るも、坂倉は遊ゴロ、敬遠を挟んで、代打會澤は右飛に倒れて得点を奪えませんでした。
9回は矢崎がマウンドに上がり、先頭の岡田に本塁打を浴びて1点を失うも、後続を断ってリードを守り切って、巨人に連勝して、チームは4連勝で貯金は今季最多の15となりました。
菊地が再三の好守でチームを救った試合でした。
1点リードの4回は、大瀬良が安打と四球で招いたピンチで、失点すれば試合の流れを失いかねない場面でしたが、1死2,3塁で岡田の二ゴロを捌いて2死として、吉川を敬遠して菅野との勝負となった場面で、フルカウントから菅野の打球は、大瀬良のグラブに当たってボテボテの当たりとなりましたが、菊池が猛ダッシュして素手で掴んで、素早く1塁に送球して間一髪でアウトにしました。
もしこの場面で内野安打となっていたら、同点に追いつかれ、なおも満塁で上位打線に回っていたので、一気に流れが巨人に傾いて逆転されていた可能性が高かったと思われます。さらに、このプレーが直後の末包の本塁打を呼び込んだことは間違いなく、この菊池のスーパープレーは1点以上の価値ある守備でした。
昨日は劇的な逆転勝ち、今日は好守で守り勝っての連勝と、チームの勢いはさらに加速する雰囲気を感じます。この勢いで明日の8月最後の試合も勝って締めたいですね。