カープな毎日

カープファンのひとりごと。

河内に戦力外通告

2009年10月31日 23時01分41秒 | オフシーズン
 球団が河内投手と育成選手の山中投手に戦力外通告したと発表しました。
 河内は00年ドラフト1位で入団し、1年目に初勝利を挙げるなど将来の左腕エースとして期待され、04年には8勝9敗の成績を残して、才能が開花すると思われましたが、フォームを崩してしまい、その後は白星を挙げられませんでした。
 肩を故障し08年に手術したため、08年、09年と2軍ですら登板できませんでした。

 山中は07年の育成ドラフトで入団し、今季が3年目のシーズンでした。育成選手は3年間の期限があるため、選手契約されないと解雇になってしまうため、戦力外となったと思われます。

 今ドラフトでは、伊東、川口、永川の左腕3投手を獲得しており、河内、山中の両投手も左腕ですから、ドラフトの結果を待ってから、戦力外通告を行ったのでしょう。裏を返せば、左腕を獲得できなかった場合には、来季も残留させるつもりだったということですね。
 正直なところ、河内はもう1年待ってあげてほしかったですね。07年に肩を手術しており、今季を棒に振ることは、ある程度予測できていたと思いますし、リハビリも順調だったようですから、来季後半には実践復帰できたのではないかと思われます。
 河内の場合には、即戦力として川口を獲得したことが、戦力外の決め手になってしまったのでしょうね。川口が使えれば、戦力として期待できる左腕が斎藤、篠田、青木高、大島、川口と5人もいます。また広池も復帰すれば左腕の頭数は揃うので、河内に期待しなくて良くなったということでしょうね。
 河内の復帰を願っていたので残念な結果となってしいました。

 山中は伊東を獲得したため、選手契約を勝ち取れなかったのでしょうね。もし、高校生左腕を獲得していなかったら、山中が選手契約になっていたのではなでしょうか。そう思うと、少しもったいないと思えますね。
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今村に指名あいさつ

2009年10月30日 23時10分19秒 | オフシーズン
 川端編成グループ長らが清峰高を訪れ、ドラフト1位で指名した今村投手に指名のあいさつをしました。
 昨日の会見でも喜びを表さずに、平静を装うところなど、高校生とは思えない冷静さを持っていますね。抱負を聞かれても、勝てるだけ勝ちたいと語るなど、強気なところも見せるなど、精神的にはかなり強そうで、プロ向きな性格のようですね。
 これに最速152㎞の剛腕と制球力があるとのことですから、前田健のように早い段階から1軍で活躍してくれそうな気がします。これはカープの評価どおり菊池に負けず劣らずの逸材かもしれません。ローテを狙う今井、大島らもウカウカしていられませんね。

 日南で秋季キャンプ中のチームは、昨日ソフトバンクと練習試合を行い、7-5で敗れました。先発の長谷川は3回1安打無失点とまずまずの投球内容でしたが、2番手の宮崎が1回0/3を被安打8で7失点と大乱調だったようです。
 宮崎が伸び悩んでいますね。本来なら1軍ローテを争っていてほしい投手なのですが、未だに1軍に定着すらできていません。3年目ながら年齢を考えると、来季は勝負の年になると思います。
 春季キャンプでは結果を出せるように、投げ込みをして本来の剛球を取り戻してほしいですね。
 
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今村単独1位指名

2009年10月29日 23時58分15秒 | オフシーズン
 ドラフト会議が行われ、カープは選抜優勝投手である清峰高の今村を1位指名しました。ソフトバンクが1位指名するとの情報があり、抽選になると思われましたが、1位指名したのはカープだけでした。
 夏は故障もあり、県大会で破れましたが、評価は花巻東の菊池と同等の高評価は変わりませんでした。夏に無理をして投げていないことから、ケガの状態は悪くなっていないと思いますので、入団後の活躍が期待できますね。
 
 2位には、夏の甲子園優勝投手である中京大中京の堂林を指名しました。甲子園では投手として活躍しましたが、それ以上に4番として打率.522と大暴れしたことから、内野手としての指名となりました。

 ここ数年の課題である左腕ついては、5位で盛岡大付高の伊東、6位で王子製紙の川口を指名しました。伊東は素材重視の指名ですが、川口は即戦力として期待しています。青木高、篠田、斎藤もライバルが入団して、より一層気合いが入ることでしょう。これを刺激にレベルアップして、左腕王国ができると良いですね。
  
 育成では永川の実弟で龍谷大の左腕・永川光浩投手を育成1位で指名しました。兄のように武器となる球がある訳ではありませんが、188㎝の長身から投げおろす最速142㎞の直球が魅力の投手です。多彩な変化球があり、伸びしろがあるということでしょうね。それと、兄弟で同一チームということで、話題性を狙ったことは間違いないでしょうね。入団した以上は、選手契約を勝ち取り、兄弟のリレーを見てみたいですね。
 
 春夏の甲子園優勝投手を指名することができるとは思っていませんでした。(堂林は内野手指名ですが)今村を指名できた時点で、今ドラフトは成功だったと思いますが、好打者である堂林まで指名できたので、大成功だったと言えますね。
 野村監督が指揮する初シーズンに向けて、幸先の良いスタートがきれましたね。 
1位 今村 猛 投手 (長崎県立清峰高等学校)
2位 堂林 翔太 内野手 (中京大学附属中京高等学校)
3位 武内 久士 投手 (法政大学)
4位 庄司 隼人 内野手 (常葉学園橘高等学校)
5位 伊東 昂太 投手 (盛岡大学附属高等学校)
6位 川口 盛外 投手 (王子製紙株式会社)
育成1位 永川 光浩 投手 (龍谷大学)
育成2位 中村 亘佑 捕手 (横浜商科大学高等学校)
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秋季キャンプスタート

2009年10月26日 21時47分41秒 | 日記
 野村体制になって初めてのキャンプが日南で始まりました。今回は53選手が参加するという異例にキャンプとなっていますが、30日までの第1クールで選手の絞り込みを行い、多ければ半数近くの選手を広島に帰還させるというサバイバルキャンプとなっています。29日のソフトバンク、30日の斗山ベアーズとの練習試合が判断の場となることから、各選手とも必死で練習に打ち込んでいるのでしょうね。
 サバイバルだけでなく、ブラウン監督時代よりも格段に練習量を増やして、練習漬けと厳しいキャンプですね。

 野村監督が積極的に取り入れているのが、守備の実践練習のようですね。今季は連係プレーのミスや、ベースカバーを忘れるという初歩的なミスが目につき、痛い星を落としました。広いマツダスタジアムを本拠地とする以上、守備力に重点を置いて、守り勝つ野球を目指す必要があると思います。そのため、基本的な連係プレーを練習して、守備力を向上させることは、最重要課題ですね。

 ブラウン監督時代は、個々の責任に任せるという練習スタイルで、連係が重要視されていませんでした。そのため、選手個々の能力は向上しましたが、チームプレーが欠けており、結果的にその部分が、Aクラス入りできなかった原因だったと思います。
 野村監督には、ぜひチーム一丸となって戦うことができるチームを作ってほしいですね。選手の力が上がってきた今の状態なら、必ずできると思います。あとは野村監督の手腕の見せ所でしょうね。今キャンプで成果が出ることを期待します。
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倉の残留決まる

2009年10月24日 22時01分52秒 | オフシーズン
 今季国内FA権を取得した倉が、球団と2度目の交渉を行い、FA権を行使しないで残留することを表明しました。
 1回目の交渉で、球団からの慰留を受けて、残留する方向で考えると公言していましたので、安心していましたが、正式に表明をしたことで、一安心しました。

 今季の倉は、石原が先発マスクを被ることが多く、スタメンに名を連ねる機会が激減していました。7月には3年目の会澤にスタメンをマスクを奪われるという屈辱も味わいました。それでも、腐らずにベンチの雰囲気を盛り上げるなど、試合に出ていなくてもチームの勝利に貢献していました。
 CS争いの激しくなった終盤戦では、調子の上がらない石原に代わり、スタメンマスクを被る機会も増えて、その存在感を示していました。

 当然、来季以降も必要な戦力として考えていましたので、残留交渉で球団がどのような対応をするのか気になりましたが、誠意をもって対応してくれたことに、残留してくれると信じていました。
 それでも、昨季の森笠のように出場機会を求めて、他球団への移籍を選択するのではないかという一抹の不安がありました。
 
 残留を決めてくれたことで、今オフの山を一つ越えましたね。次は、同じくFA権を獲得した横山の残留が決まれば、来季に向けての戦力ダウンは避けられます。早く良い結論が出ることを願っています。
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楽天が監督就任要請

2009年10月23日 23時12分03秒 | オフシーズン
 楽天がブラウン元監督に次期監督就任を要請することが分かりました。楽天の全日程が終了次第、球団担当者が渡米しブラウン元監督と交渉するようです。
 ブラウン元監督は日本球界に残りたい意向をもっているため、就任は確実な状況ですね。

 それにしても、楽天のフロントの考えが分りませんね。ブラウン元監督のカープ時代の功績は大きく分ければ2つあると思います。1つ目は長期低迷によりチームに染みついた負け犬根性を一掃したこと。2つ目は若手の積極起用とのびのび野球で若手の成長を促したことだと思います。
 しかし、今の楽天は野村監督により、チームが成熟してきており、今季は2位にまで躍進しました。また、野村ID野球により、攻守ともしっかりとした野球ができていると思います。つまり、チームがある程度完成してきている訳ですから、チーム改革に実績のあるブラウン元監督を起用することは不可解です。楽天はブラウン元監督に何を求めているのかが理解できませんね。

 来季はブラウン楽天と交流戦で戦うことになりそうです。今季までカープの指揮をとってた監督が、すぐに他球団の指揮を執るのは、今までなかったことですから、何だか複雑な感じがします。来季の交流戦の大きな目玉になりそうですね。
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岩本もコンバート

2009年10月21日 21時50分18秒 | 日記
 秋季練習初日に、栗原の三塁へのコンバート案を披露して、早速実行した野村新監督ですが、次は岩本の一塁コンバート案を明らかにしました。
 栗原のコンバートで空いた一塁は、フィリップスか新外国人を当てると思っていましたが、将来の主軸候補である岩本を起用して、実戦経験を積ませることも考えているようです。

 カープの外野陣は天谷、赤松、廣瀬、前田、嶋と実力者が揃っており、1軍で出場するのは、かなり厳しい状況です。岩本を育てるためには、少しでも打席に立たせて、経験を積ませることが大切ですから、このコンバートは良い案ではないでしょうか。

 このコンバートが成功して、岩本が成長してくれれば、一塁でスタメン出場できるようになるので、4番栗原、5番岩本のクリーンアップを組むこともできます。左右の大砲が並ぶことは、打線のバランスも良くなりますね。また、外国人選手頼らなくても良いので、今季のように補強が外れても、得点力不足を心配する必要がありませんね。

 岩本には、このコンバートは大きなチャンスになると思うので、この機会を逃さずに、しっかりと掴んでもらいたいですね。
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菊池の1位指名回避

2009年10月18日 22時08分33秒 | オフシーズン
 今月29日に行われるドラフト会議で、超目玉の花巻東・菊池投手を指名しないことが明らかになりました。昨日、菊池投手と面談した近藤スカウトが菊池本人に通達したそうです。
 
 カープの1位指名は今春センバツの優勝投手である清峰・今村投手に決めたようです。菊池を回避するのはある程度予測できていたので、あまり驚きませんでした。ここ最近のドラフト戦略を見ていると、超目玉の選手は回避して、独自の指名をしており、06年には田中を回避して、前田健を一本釣りして成功ています。複数球団の競合で、外した時のリスクを考えると、菊池の回避は正解だと思います。
 ただ、本格派左腕はここ数年の補強ポイントだったので、残念な気持ちもありますね。しかし、今井投手も最速152㎞の本格派右腕で、スライダーのキレが素晴らしとのことで、ソフトバンクが1位指名する可能性もある選手ですから、かなり期待して良いと思います。
 
 現在のチームには篠田、齊藤、青木高らの左腕がいますが、本格派はいませんので、2位指名以下で、有望な本格派左腕を獲得したいですね。そして、今井投手の一本釣りが成功することを願いましょう。
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栗原コンバート構想

2009年10月17日 21時26分38秒 | 日記
 今日からセリーグのCSが始まりましたね。残念ながら、今年も戦うことができず残念。しかし、来季こそは新チームとなり、10月下旬まで熱い戦いを楽しめることを信じています。

 チームは昨日から野村新監督の下で秋季練習が始まりました。早速初日から野村改革が始まりました。栗原を1塁から3塁にコンバートするため、栗原に3塁の守備練習をさせました。
 このコンバートは野村監督が解説者時代から温めていたそうで、就任と同時に実行に移したようです。

 確かに栗原はサードも守っていましたので、練習をすれば感覚は戻ってくると思います。また、栗原をサードで起用できれば、外国人選手を1塁で起用できるため、多少守備に難があっても大丈夫です。
 新井が抜けてから2シーズンともサードのポジションに入ったシーボル、マクレーンは期待外れだったので、貧打の一因にもなっています。また、2軍にも3塁ができる目ぼしい選手がいない現状を考えると、栗原の3塁案は間違いではありませんね。

 まだ外国人野手の補強は不透明なので、何とも言えませんが、シーボルとマクレーンの退団は確実でしょうし、フィリップスも残留するのか分りません。
 新外国人野手を探すのであれば、1塁手まで範囲を広げて探せますし、フィリップスが残留しても、2人とも1,3塁の両方ができれば、監督の起用法の幅も広がるので、面白いと思います。
 
 ただ、心配なのは栗原が守備練習に時間を取られ、打撃練習が疎かになって、打撃に影響がでるのではないかということ。そして、今まで1塁手の外国人選手は探していなかったでしょうから、今から探して、中日のブランコのような優秀な選手が見つかるかということですね。
 選手探しはシュールストロム駐米スカウトの手腕をもってすれば、何とかなると思いますが、栗原はこれからの日南秋季キャンプにかけて、どれだけ守れるようになるかでしょうね。ある程度できるようになれば、心配しなくて良いでしょうね。
 
 この野村構想が成功すれば、面白い攻撃ができそうです。ぜひとも成功してほしいですね。
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大野コーチ就任

2009年10月15日 23時56分13秒 | オフシーズン
 昨日の野村監督就任に続き、大野氏がヘッド兼投手コーチに就任することが正式に発表されました。背番号は74となりました。
 大野コーチも1年契約ですが、野村監督と同様に長期契約とし、新監督とともに
チーム改革に当たることになりそうです。
 
 大野コーチは五輪代表のコーチを務めており、経験も豊富ですから、それをチーム作りに生かしてもらいたいですね。

 大野コーチはブラウン政権ではなかった投げ込みを復活させるなど、練習が厳しくなることを明言するとともに、野村新監督と同様に選手の意識改革を行うことも明言しました。
 ブラウン監督時代には、前田健、齊藤ら若い投手が順調に伸びてきましたので、大野コーチには、この素材を大きく飛躍させてほしいですね。
 特に齊藤は、今季の成績で自信をつけたことでしょうから、来季の飛躍が一番期待できます。齊藤の飛躍なくして来季の躍進はありえないと思うので、大野コーチの手腕に期待したいですね。



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