カープな毎日

カープファンのひとりごと。

前田健がまさかの2回6失点

2015年07月31日 23時20分43秒 | 試合結果
広島 010 030 000 4
DeNA 420 200 20X 10
勝利投手:小杉3勝3敗
敗戦投手:前田健8勝7敗
本塁打:[DeNA]ロペス16号


 前田健は、初回に1死から連続2塁打で1点を失うと、四球で1,3塁としてロペスのライナー性の当たりをグスマンが捕球できず2塁打としてしまい1点、更に犠飛と倉本の適時打で2点を失って、初回だけで4点を失ってしまいました。

 打線は1番菊池、2番野間、3番丸、4番グスマン、5番松山と大幅に入れ替えました。初回は1死2塁の先制機を作りましたが、丸とグスマンが倒れて無得点に終わりましたが、2回に無死1塁で會澤が併殺に倒れてチャンスが潰れたかと思ったところで、木村昇と田中の連続短長打で1点を返して反撃を開始ました。

 ところが直後の2回裏に前田健が、1死から四球を与えて2死2塁とされると、梶谷に適時打を浴び、四球を挟んでロペスにも適時打を浴びて2点を失って、この回限りでマウンドを降りました。

 3回からは戸田が登板するも、4回に2死から四球を与えてしまい、ロペスに2点本塁打を浴びて、試合の行方がほぼ決してしまいました。

 打線は4回は安打と失策で無死1,2塁とするも、會澤が遊ゴロ、木村昇と田中が連続三振に倒れて無得点に終わってしまいましたが、5回に連打などで1死1,3塁とすると、丸とグスマンの連続適時打で2点を返して井納をKOすると、代わった小杉から會澤が四球を選び、松山の適時打で更に1点を返しましたが、尚も1死満塁のチャンスで木村昇が併殺に倒れてしまい3点止まりでした。
 続く6回にも四球と安打で無死1,2塁としながら、菊池が遊ゴロに倒れ、代わった大原に野間が三振、丸が右飛に打ち取られて得点を奪えませんでした。

 6回からは飯田が登板するも、7回に四球と失策で無死1,2塁のピンチを背負ったところで、永川に代わりましたが、適時打と押し出し死球で2点を失って、試合が決しまいました。

 打線も8回と9回に得点圏まで走者を進めるも無得点に終わり、エース前田健を擁して臨んだDeNA戦で大敗を喫してしまいました。


 前田健がこれほどまで不調なのは信じられません。初回はグスマンの拙い守備もありましたが、2回も立ち直ることができず2点を失って、今季最短の2回で降板となりました。
 どこか悪いのではないかと心配になってしまいますが、今のところ何も情報が出ていないので、体調に問題は無いと思います。

 打線もDeNAを上回る13安打を放ちながら、得点は4点のみと繋がりの悪さが際立ちます。
 大幅に組み替えを行いましたが、今日の組み替えは完全に失敗でした。野間の調子が良いのでスタメン起用するのは理解できますが、2番で起用するのは疑問を感じました。
 上位に俊足を集めたのかもしれませんが、結果的に機動力を発揮することもありませんでした。機動力重視も分かりますが、選手の起用はタイプにあった打順や繋がりを考慮するべきだと思います。 
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グスマン3打点の活躍で逆転勝利

2015年07月30日 23時11分32秒 | 試合結果
広島 000 200 030 5
ヤクルト 301 000 000 4
勝利投手:ヒース1勝4敗4S
敗戦投手:オンドルセク4勝2敗
セーブ:中崎5敗14S
本塁打:[広島]菊池7号、グスマン1号
     [ヤクルト]畠山20号

 薮田は、初回に連続短長打で無死2,3塁とされると、山田の内野ゴロと畠山の2点本塁打でいきなり3点を失ってしまいました。
 2回は三者凡退に抑えるも、3回に1死3塁とされて雄平に適時打を浴びて追加点を奪われてしまいました。
 4回の1死2塁は後続を抑えて無失点で凌ぐと、5回は2四球を与えながら、盗塁死など走塁ミスに助けられて失点を免れました。

 打線は、1番菊池、2番丸、3番グスマンと今日も入れ替えるも、3回まで石川に無安打に抑えられましたが、4回に菊池とグスマンの本塁打で2点を返しました。
 6回は1死から2塁打と四球で1,2塁のチャンスを作るも、新井が併殺でチャンスを潰してしまいました。続く7回には、無死1塁で梵の三ゴロで1走鈴木誠が三塁を狙ってアウトになってしまい、またもチャンスを潰してしまいました。
 
 6回からはヒースが登板し、2回をパーフェクトに抑えると、8回に3番手オンドルセクを責めて、代打野間と代打松山の連続短長打で無死2,3塁とし、菊池の犠飛で先ず1点を返し、更に丸の四球で1死1,2塁として、グスマンの2点適時打で逆転に成功しました。
 
 8回からは大瀬良を投入して、山田と畠山を連続三振に斬って無失点に抑えると、9回は中崎が三者凡退に抑えて、好調ヤクルトに対してカード勝ち越しを決めました。


 序盤に薮田が4点を失って苦しい展開となりましたが、菊池とグスマンの本塁打で流れを引き戻しました。しかし、中盤以降は押し気味ながらもチャンスをつかみきれない歯がゆい展開となりました。
 そして8回に代打攻勢が成功してチャンスメイクすると、グスマンが勝負どころで貴重な一打を放って逆転に成功しました。
 最大の勝因は3番に抜擢したグスマンです。4回に追撃の本塁打を放ち、8回には逆転打と2安打3打点の活躍でした。
 しかし、8回の攻撃はヒースの好救援が呼び込んだと思います。5回まで薮田が毎回のように走者を得点圏に背負って、ヤクルトへの流れを完全に断ちきれない状態が続いていましたが、6回から2イニングを完ぺきに抑えて試合を締めたことで、ヤクルトへの流れを切って、試合の流れをカープに引き寄せたと思います。
 劣勢の試合でも中継ぎがしっかりと抑えることで、終盤に逆転できることを示した一戦だったと思います。
 これからも今日のような試合を拾って、白星を積み重ねていってほしいですね。
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投打かみ合わず連勝止まる

2015年07月29日 20時59分45秒 | 試合結果
広島 000 002 100 3
ヤクルト 022 020 20X 8
勝利投手:小川6勝6敗
敗戦投手:今井1敗
本塁打:[ヤクルト]比屋根1号、川端6号、山田24号

 今日は対小川対策として、1番野間、4番シアーホルツ、5番新井と打線を大幅に組み替えました。
 初回に野間の安打と盗塁で無死2塁の先制機を作りましたが、菊池が三振、丸がニゴロ、シアーホルツが三振に倒れて無得点に終わると、2回には2四球で2死1,2塁のチャンスを貰いましたが、今井が三振に倒れて得点を奪えませんでした。
 
 今季初先発の今井は、初回は2死2塁で畠山を三ゴロに打ち取り無失点で切り抜けましたが、2回に連打とシアーホルツの悪送球により無死2,3塁のピンチを迎えて、犠飛と内野ゴロの間に2点を失ってしまいました。
 続く3回には比屋根に本塁打を浴びて、更に2死2塁から雄平に適時打を浴びて、3回途中4失点でマウンドを降りました。

 4回からは永川が登板するも、5回に短長打で1死2,3塁とされ、畠山に2点適時打を打たれて、リードを6点に広げられてしまいました。

 打線は、4回に2死1,2塁のチャンスを作りながら、代打松山が中飛に倒れ、またもあと一本が出ない展開が続きましたが、6回に1死2塁から田中の適時2塁打と代打小窪の適時打でようやく2点を返すと、7回には2番手秋吉から1死2,3塁のチャンスを作り、代わったロマンから新井が適時打を放って、更に1,3塁とチャンスが続きましたが、梵が併殺に倒れて1点止まりでした。

 6回から登板した戸田は、7回に川端と山田に連続本塁打を浴びて痛すぎる2点を失って、試合の行方が決まってしまいました。
 8回は一岡が2死から自らの失策に安打と四球で満塁のピンチを招くも、川端を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、打線が8回、9回を松岡と久古に無得点に抑えられて、ヤクルトに完敗を喫しました。


 またしても小川にやられてしまいました。それでも、今夜の試合は完敗と言う訳では無く、チャンスはあったのですが、あと1本が出ませんでした。
 初回、2回、4回、5回と前半だけで4度も得点機を作りましたが、そのうち3度でシアーホルツが抑えられてしまいました。代わりに5番に下がった新井が2安打を放っており、小川対策で臨んだ打線が裏目にでてしまいました。
 
 投手も今井が粘れず、あっさりと先制点を献上し、後を継いだ永川、戸田も失点を重ねてしまい、前半で試合の行方がほぼ決してしまいました。
 特に痛かったのは戸田が失った7回の2点ですね。ようやく打線が反撃を開始して3点差まで追い上げて、終盤に僅かな望みが出た直後だけに、この失点は悔やまれます。
 今日のように序盤で壊れかけた試合を立て直していけるようにならないと、上位争いに加われないと思うので、中継ぎ陣には奮起してほしいですね。
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黒田粘投で7勝目

2015年07月28日 21時11分20秒 | 試合結果
広島 011 005 004 11
ヤクルト 000 100 010 2
勝利投手:黒田7勝4敗
敗戦投手:新垣3勝9敗
本塁打:[広島]梵6号


 打線は、初回に1死から連続長短打で1,3塁の先制機を作りましたが、新井の左飛でタッチアップした菊池が本塁憤死で無得点に終わりましたが、2回に1死から梵の本塁打で先制しました。更に連打と犠打で2死2,3塁としましたが、丸は中飛に倒れて追加点は奪えませんでした。
 しかし、3回に失策と四球などで1死2,3塁のチャンスを貰うと、松山の犠飛で追加点を挙げました。

 オールスターを挟んで中20日での登板となった黒田は、初回を三者凡退に抑えると、2回以降は、毎回走者を出しながらも、粘り強い投球でヤクルト打線を抑えました。
 4回に安打と盗塁などで1死3塁とされると、2死後大引に適時打を浴びて1点を返されましたが、その後の2死2塁ではデニングを中飛に抑えて最少失点で切り抜けました。

 1点差の5回には丸の2塁打で2死2塁のチャンスを作りましたが、新井が三振に倒れて追加点を奪えませんでしたが、6回に2死から田中が四球を選び、石原の安打と黒田の四球で満塁の好機を作ると、丸が2点適時2塁打を放って新垣をKOしました。
 更に代わった山本から菊池の2点適時打とシアーホルツの適時打で3点を追加してこの回5点を奪いました。
 7回と8回は三者凡退に抑えられるも、9回に金伏から四球、野選、バント安打で無死満塁として、梵と田中の連続長短打で4点を追加してダメ押ししました。
 
 黒田は5回から7回まで安打を浴びても後続を打ち取り、好調ヤクルト打線に2塁さえ踏ませず、7回を7安打1失点に抑える好投でした。

 8回は大瀬良がマウンドに上がりましたが、1死から山田、雄平、畠山に3連打を浴びて1点を失いましたが、大引を併殺に打ち取って1失点で凌ぐと、一岡が1安打を浴びながらも無失点に抑えて、好調ヤクルトの連勝を7で止めて、カープはDeNAと入れ替わって4位に浮上しました。


 2回に梵の本塁打で先制し、3回にはヤクルトのミスにより得点を挙げましたが、今日も序盤は打線が拙攻気味で、いつヤクルトのひっくり返されるかと心配になりました。
 しかし、黒田が2回以降は走者を出しても連打を許さず4回の大引の適時打による1失点に抑えて、試合の流れをヤクルトに渡しませんでした。
 この黒田の投球が6回のビッグイニングを呼び込んだと思います。
 黒田は、チームに勝利をもたらす投球をするのが一番大事と言っていましたが、今日は正にその象徴となる試合でしたね。
 これからは1試合の重みが増してくるので、黒田の投球で白星を重ねていってほしいですね。
 
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梵が値千金の決勝弾

2015年07月26日 22時50分18秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 000 002 21X 5
勝利投手:ジョンソン8勝4敗
敗戦投手:田口2勝3敗
本塁打:[広島]梵5号

 ジョンソンは、2回に2死から阿部に2塁打打たれるも、村田を三ゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。
 4回には1死から連打と盗塁で2,3塁の大ピンチを迎えましたが、長野と阿部を連続三振に斬ってピンチを脱しました。
 5回無死1塁では田口の犠打を併殺にしてピンチの芽を摘むと、6回には安打と四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、ここで坂本が犠打を空振りして、飛び出した2走がアウトになって、巨人のミスに助けられました。

 不振の打線は、田口に対して毎回走者を出しましたが後が続かず得点を奪えませんでした。
 初回に安打と四球で2死1,2塁としましたが、シアーホルツが三振に倒れると、その後は攻略の糸口を掴めず、5回まで3塁を踏むことさえできませんでした。
 6回に2死から四球で出塁すると、梵が2点本塁打を放ち先制点を挙げて、チームを覆っていた重たい空気を払しょくしました。
 7回には2番手宮國を責めて、連続長短打と四球で無死満塁とすると、1死後に野間が適時打を放って1点を追加すると、2死後に代わった高木京の暴投で更に1点を追加しました。
 8回は2死から石原が安打で出塁し、代打松山の適時2塁打で1点を挙げて、巨人にダメを押しました。

 ジョンソンは、8回まで投げて6安打9奪三振で無失点に抑えると、9回は中崎が2死から長野に3塁打を打たれてピンチを迎えるも、最後は阿部を遊ゴロに打ち取り、巨人を零封して
連敗を2で止めました。


 今日は、ジョンソンの力投も素晴らしかったですが、それ以上に梵の本塁打が大きかったですね。
 最近は拙攻やミスの連続で、打線に沈滞ムードが漂っており、今日も初回から毎回走者は出すものの、後続が続かずなかなか得点に繋がりませんでした。
 試合展開は明らかに巨人が押していましたが、ミスなどで流れを掴みきれない状態が続いていました。
 そんな中で、梵が一振りで試合の流れをカープに引き寄せると共に、チームを適時打欠乏症から救い出してくれました。
 その後は野間、松山に適時打が出て、確実に加点して巨人を突き放す理想的な展開となりました。
 この試合をきっかけに拙攻地獄から抜け出せるのではないでしょうか。これからは打線の援護を期待できそうですね。
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またも1点差で競り負ける

2015年07月25日 23時26分35秒 | 試合結果
巨人 200 010 000 3
広島 000 101 000 2
勝利投手:高木勇7勝6敗
敗戦投手:福井6勝3敗
セーブ:澤村4勝3敗22S
本塁打:[巨人]坂本8号
     [広島]シアーホルツ9号、10号

 先発の福井は、初回に1死2塁から坂本に2点本塁打を浴びて、試合開始早々に先制を許してしまいました。
 2回と3回は無安打に抑えるも、4回に2安打と死球で1死満塁のピンチを迎えてしまいました。しかし、ここで高木勇のスクイズが三飛で併殺となり失点を免れました。

 打線は今日も拙攻の繰り返しでした。初回に無死1塁で菊池が併殺に倒れた後、四球と安打で1,3塁と攻めましたが、シアーホルツが遊飛に倒れて得点を挙げられませんでした。
 3回には死四球で2死1,2塁のチャンスを貰いながら、新井がニゴロに打ち取られて無得点に終わりました。
 4回にシアーホルツが本塁打を放って1点を返し、更に失策と死球で1死1,2塁のチャンスを貰いながら、福井の犠打が併殺となって自ら試合の流れを掴み損ねると、5回に2安打と四球で1死満塁としてしまい、長野の犠飛で1点を失ってしまいました。その後の2死1,3塁は重盗が失敗となり助けられました。
 福井は、この回限りでマウンドを降り、5回7安打3失点で降板となりました。

 6回はヒースが三者凡退に抑えると、その裏にシアーホルツが2打席連続となる本塁打を放って再び1点差に追い上げ、更に安打と犠打で1死2塁としながら、會澤が遊飛、代打小窪が遊ゴロに倒れて同点に追いつくことができませんでした。

 7回は一岡が登板し、2死から四球と安打で1,2塁のピンチを招き、亀井に安打を浴びてしまうも、2走片岡が狭殺プレーでアウトになり、またも失点を免れました。
 8回からは大瀬良をマウンドに送って三者凡退に抑えました。
 その裏に新井の右中間への当たりを長野の好補に阻まれてしまいましたが、敵失と代走赤松の盗塁で1死2塁のチャンスを作りました。しかし、野間と梵が凡退してまたも得点を挙げられず、9回も澤村に抑えられて、最後まで拙攻であと1点を奪うことができず、連夜の1点差負けを喫してしまいました。

 
 打線は拙攻の繰り返しで、5度も得点圏に走者を進めながら適時打は1本も出ず、得点はシアーホルツの本塁打2本だけでした。
 初回に白星から2か月見放されていた高木勇の立ち上がりを攻めきれず、併殺でチャンスを潰した後に、チャンスを作るという悪循環で助けてしまうと、4回には巨人がミスで試合の流れを手放しかけたところで、シアーホルツの本塁打で完全に流れが変わったと思ったのですが、ここで福井が犠打失敗して流れを掴み損ねました。
 拙攻だけでなく、ミスもあっては、勝てるはずがありませんね。この悪い流れを早く断ちきらないと、上位チームから置いていかれてしまいます。
 誰か救世主が出てきてほしいですね。
 
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前田健9回に力尽きる

2015年07月24日 23時46分51秒 | 試合結果
巨人 000 000 002 2
広島 000 000 001 1
勝利投手:菅野8勝6敗
敗戦投手:前田健8勝6敗
セーブ:山口2勝4敗2S
本塁打:[広島]會澤5号


 前田健と菅野のエース対決ということで、締った展開になるかと思いましたが、両チームとも走者を出しながらも、両投手が粘りの投球で得点は入りませんでした。

 前田健は、初回に安打と犠打で1死2塁のピンチを背負うも、坂本と亀井を抑えて無失点で凌ぐと、2回の1死1,2塁では小林を併殺に打ち取って巨人に得点を与えませんでした。
 5回の2死2塁の場面では、立岡を一ゴロに打ち取ると、6回から8回までは三者凡退に抑えました。


 エルドレッドが夫人の出産のため帰国したため、グスマンが1軍に昇格し、6番左翼で先発起用されました。
 その打線は、初回に2安打で1死1,3塁の先制機を作りましたが、新井が浅い中飛、シアーホルツが右飛に倒れてしまうと、3回無死2塁では菊池が犠打を失敗して走者が送れず、丸のニゴロと新井の死球で2死1,3塁となるも、シアーホルツが一ゴロに倒れて、またも得点することができませんでした。
 5回にも先頭の田中が四球を選ぶも、菊池と丸が連続三振に倒れ、新井の安打で1,2塁となりましたが、シアーホルツがニゴロで無得点に終わりました。
 6回1死1塁は會澤が併殺、7回2死2塁は丸が三振と尽く打線が繋がりませんでした。

 8回まで巨人打線を4安打に抑えて三塁を踏ませなかった前田健でしたが、9回1死から四球と安打で1,3塁とされて、代打高橋由に適時打を浴びて1点を失うと、更に阿部の安打で満塁とされ、代打堂上の犠飛で2点目を失ってしまいました。

 9回裏に會澤が本塁打を放って1点を返し、更に代打松山の安打で1死1塁として菅野をマウンドから引きずり降ろしましたが、代走赤松が盗塁失敗して、最後は田中が遊ゴロに倒れて、巨人に競り負けました。
 前田健は、マツダで今季初黒星となってしまいました。


 前田健は、9回に2点を失ってしまいましたが、誰も責めることはできません。球宴登板から中3日で先発するはずだった22日中日戦が中止となり、今日の試合にスライドしていることから、調整が難しかったと思います。
 本人も調子が悪かったとコメントしていたように、球に本来のキレが無く、苦しい投球でしたが、それでも8回まで4安打無失点に抑えていたところは、さすが前田健といったところでしょうか。
 
 それ以上に打線が巨人を上回る9安打を放ち、序盤から得点機が何度もありながら、菅野から得点を奪えなかったことが痛かったです。これだけチャンスを逸すると、試合の流れも巨人に傾いてしまうのも当然かもしれません。
 
 特に1番田中が2安打2四死球で4回も出塁しながら、菊池と丸が続かず、シアーホルツも3度の得点機で全て凡退してしまいました。
 どこかで1本出て1点でも奪っていれば、試合展開も変わっていたはずです。

 後半戦に入って打線の繋がりが悪くなっているように感じます。更にエルドレッドが抜けたのも痛いですね。代わりに昇格したグスマンの奮起に期待したいですね。
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終盤に鮮やかな逆転勝ち

2015年07月21日 23時45分16秒 | 試合結果
中日 301 100 000 5
広島 020 200 13X 8
勝利投手:大瀬良2勝6敗
敗戦投手:田島3勝5敗1S
セーブ:中崎5敗13S
本塁打:[中日]和田3号、平田9号
     [広島]エルドレッド8号


 先発の野村は、初回に2死から田中の失策で走者を背負うと、ルナに安打を浴びて1,2塁とされ、和田に3点本塁打を浴びて先制されてしまいました。

 昨日は拙攻を繰り返した打線は、初回に2塁打と四球で1死1,2塁のチャンスを作りましたが、新井が併殺に倒れて無得点に終わってしまいました。
 それでも、2回に無死1塁からエルドレッドが2点本塁打を放って1点差に追い上げました。
 しかし、3回に野村が2安打で1死1,3塁とされると、ルナの遊ゴロを田中の拙い守備により、打者走者のみしかアウトにできず1点を失ってしまいました。
 更に4回には平田に本塁打を浴びて1点を失い、2死2塁とされたところでマウンドを飯田に譲りました。
 
 ところが、4回に安打、四球、野選で無死満塁のチャンスを貰うと、梵と會澤の犠飛で2点を返しました。
 5回からは戸田が登板し、5回と6回を無失点に抑え、7回には無死2塁のピンチを迎えるも、大島、代打荒木、遠藤を凡打に打ち取り、3イニングを無失点に抑えました。
 7回に3番手田島を攻めて1死1塁から田中が適時打を放って、ついに同点に追い付きました。更に2死1,3塁のチャンスを作りましたが、新井が右飛に倒れて勝ち越しは成りませんでした。 
 8回からは大瀬良が登板して三者凡退に抑えると、その裏に連続四死球で無死1,2塁のチャンスを貰ったところで、雨脚が54分間の中断を挟んで、犠打で1死2,3塁として、會澤の2点3塁打で勝ち越し、更に代わった高橋聡から野間も適時打を放って3点を奪いました。
 9回は中崎が無失点に抑えて中日に逆転勝ちして、最下位転落は免れました。


 序盤は守ってはミスから失点、攻めては拙攻で無得点、反撃した直後に失点と、昨日の悪い流れを引きずっているようで、とても勝てる雰囲気がありませんでした。
 更に野村は、昨日のヒーロー平田に2試合連続となる本塁打を浴びて、完全に試合の流れは中日へ行ってしまいました。

 しかし、その悪い流れを止めたのは、戸田と大瀬良の中継ぎ陣でしょう。5回からは無失点で凌ぎ切り、中日に追加点を与えず、試合を立て直して、試合の流れを引き戻しました。
 特に同点となった直後に大瀬良が三者凡退に抑えたところが大きかったと思います。これが直後の3得点を呼び込んだのは間違いないでしょう。
 これから優勝を目指すには、今日のように序盤でリードを許しても、中継ぎが試合を立て直して、白星を挙げていくことが大切になってきます。
 後半戦は、中継ぎ陣の奮闘に期待したいですね。


 
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拙攻の繰り返しで競り負ける

2015年07月20日 23時25分09秒 | 試合結果
中日 020 000 010 3
広島 200 000 000 2
勝利投手:又吉5勝3敗
敗戦投手:ヒース4敗4S
セーブ:福谷3勝3敗19S
本塁打:[中日]平田7号、8号
     [広島]丸12号

 初回に田中の2塁打などで1死3塁とすると、丸が2点本塁打を放って幸先良く先制しました。しかし、先発のジョンソンが直後に2回に1死1塁から平田に2点本塁打を浴びてすぐさま同点に追いつかれてしまいました。

 2回裏に連続長短打で無死1,3塁の絶好機を作りながら、石原とジョンソンが連続三振、田中はニゴロに倒れて無得点に終わると、3回と4回も走者を出しながらも2死からで得点に繋がりませんでした。
 5回に安打と犠打で1死2塁と久々の得点機を作るも、丸と新井が凡退して若松を攻めきれませんでした。

 ジョンソンも毎回安打を打たれる苦しい投球で、5回には2死から2塁打と四球で1,2塁のピンチを招いてしまいましたが、新井の攻守に助けられて無失点で凌ぎ、6回も2死から連打と四球で満塁とするも、代打エルナンデスを三振に斬って、6回を9安打2失点に抑える粘投でした。

 打線は6回に2番手又吉を攻めて、2死から2塁打と四球で1,2塁として、代打松山が右前打を放つも、2走の梵が本塁で刺されて得点を挙げられませんでした。

 7回からは戸田を投入し、2死2塁とされたところでヒースに交代してルナを抑えましたが、8回に1死から平田に今日2本目の本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 9回に大瀬良を投入して1安打2四球で2死満塁として平田を迎える大ピンチを迎えましたが、平田を三振に斬って無失点に抑えて、味方の反撃に望みを繋ぎました。
 9回に福谷から四球と犠打で1死2塁の同点機を作りましたが、代打野間が遊ゴロ、田中が三振に倒れてしまい、中日に競り負けて後半戦も黒星スタートとなりました。


 後半戦初戦は、中日の好守もありましたが、打線が拙攻の繰り返してしまい接戦を落としてしまいました。
 初回こそ丸の先制2ランで最高のスタートを切りましたが、2回の無死1,3塁を逸すると、その後は6回まで毎回走者を出しながらもあと一本が出ずに、試合の流れを掴みきれず、最後はヒースが一発を浴びてしまいました。

 序盤で若松を捉えきれず、5回まで投げさせてしまったことが最大の敗因でしょう。不安定な先発投手を助けてしまうと、負けてしまう典型的な試合でした。

 後半戦がイライラの募る試合から始まってしまいスッキリしない始まりとなってしまいましたが、明日は打線が爆発して気持ち良く勝って、今日溜まったイライラを晴らしてほしいですね。
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會澤がMVP獲得

2015年07月19日 20時54分29秒 | 日記
全パ 000 012 000 3
全セ 001 330 01X 8
勝利投手:前田健1勝
敗戦投手:ディクソン1敗
本塁打:[全パ]秋山1号、森1号
     [全セ]會澤1号、平田1号

 更新が遅れましたが、昨日のオールスター第2戦を振り返ります。

 マツダスタジアムで行われたオールスター第2戦は黒田が先発し、丸、菊池、田中、新井がスタメン出場しました。
 黒田は、初回に秋山、柳田、中田から空振り三振を奪う最高の立ち上がりでした。2回に2安打と四球で1死満塁のピンチを背負うも、炭谷をニゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けて、2回を投げて3安打1四球無失点でマウンドを降りました。
 3回からは前田健が登板し、全て直球勝負で4回2死まで完璧に抑えるも、ここから糸井と松井稼に連続してピッチャー返しの安打を浴びて1,2塁とされましたが、最後は中島をニゴロに打ち取り無失点で凌ぎ、2回を投げて2安打無失点に抑えました。

 2回まで吉川に無得点に抑えられていた打線は、3回にこの回から登板したディクソンから會澤が球宴初安打となる本塁打を放って先制点を挙げました。
 4回には十亀に対してルナと新井の安打で1死1,2塁とすると、梶谷と田中の適時打で3点を追加しました。
 
 5回に田中健が秋山に本塁打で1点を返されるも、直後に2死1塁から筒香と新井の連続適時2塁打と梶谷の適時打で3点を加えました。
 6回に大野が代打森に2点本塁打を浴びてしまうも、8回に平田の本塁打で1点を追加してリードを5点に広げました。
 9回を呉昇桓が三者凡退の抑えて、全セが連勝しました。

 この試合のMVPには先制本塁打を放ち、黒田、前田健らを好リードした會澤が選ばれ、優秀選手には新井、Be a Driver賞には田中が選らばれました。


 黒田がシーズンさながらの投球術で2回を無失点に抑えると、後を継いだ前田健は、全球直球でパ・リーグの強打者と真っ向勝負を挑んで、2回を無失点に抑える好投でした。
 これに刺激を受けたのか、會澤が先制本塁打を放ち、新井も2安打を放って打点を挙げて勝負強さを発揮しました。更に田中も適時打を放ち、全セの勝利に大きく貢献しました。
 丸と菊池が無安打と沈黙したのは、残念でしたが、好選手の集まるオールスターで全員が活躍するのは難しいと思うので、これは仕方ないですね。

 カープ勢が活躍したことで、後半戦に向けてチームに弾みが付くと思います。この良い流れを切らさないように、先ずはリーグ戦再開となる明日の中日戦をしっかりと戦って、白星スタートといきたいですね。
 先発のジョンソンは、前回は援護に恵まれなかったので、今度は序盤から援護して、楽に投げさせてあげてほしいですね。
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