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パイレーツ

 「パイレーツオブカリビアン デッドマンズチェスト」(以後Ⅱ)を日曜にWOWOWで見た。先週の日曜には地上波で「パイレーツオブカリビアン」(以後Ⅰ)を見たから、2週連続で「パイレーツ」世界を楽しんだことになる。
 Ⅰもそれなりに面白かったが、Ⅱはめちゃくちゃ面白かった。塾の生徒に聞いたらⅠの方が面白いという子どもが多かったが、私は文句なしにⅡの方が好きだ。それは何故だろうと考えてみたら、いくつか理由が分かった。
 ①Ⅰは地上波であるためCMが入り、どうしても気分がそがれてしまう。WOWOWにはCMが入らず、息つく暇のない場面展開が楽しめる。
 ②ⅠはCM後の場面がCM前の場面とつながらない事がよくあった。時間に合わせるためにカットされた場面があるのだろう。一方WOWOWは全編ノーカット版である。
 ③Ⅰは吹き替えされており、その声がどうしても役者の個性としっくり来ない。WOWOWにも吹き替え版が放送されていたが、私の見たのは字幕版だった。
などが大きな原因だと思う。勿論劇場に出かけていってスクリーンで見て比較したわけではないから、製作者の意図とは全く外れたところでの感想であり、映画の中身の評価でもない。DVDで2作連続してみたならもう少し違う感想を持っただろうが、とりあえずは仕方がない。要は、劇場で見るのがベストだが、それが無理ならせめてDVDで見るべきだ、ということなのだろう。
 今現在3作目の「パイレーツオブカリビアン ワールドエンド」(以後Ⅲ)が公開されている。ワイドショーなどで、予告編を見たり物語の内容を漏れ聞いたりはしたが、Ⅲを十分に楽しむためにはⅠ・Ⅱの内容を十分に理解していなければいけないと言われていた。ⅡもⅠを観ていなければよく分からないだろうな、と思う場面が幾つかあったから、そうした意見は正しいものだろう。決して複雑な人間関係ではないから、Ⅲから見始めても何とか理解できるだろうが、できればⅠ・Ⅱを抑えておくべきだと思う。
 前2作を見終えた私は、Ⅲを見たくてたまらない。でも、2作とも日曜の夜に酔っ払って見たものだから、デテールを完全に理解したとは言い難い。そこで少しおさらいをしておいた方がいいと思って、ネット上をふらついていたら面白いものを見つけた。「パイレーツ10の謎」というサイトだ。このサイトの入り口を見つけるのに一苦労するが、ここを読めばⅠとⅡを復習しながら、Ⅲへの予習もできる優れものだ。

 このシリーズはディズニーの映像技術を駆使した画面の素晴らしさが大人気を博す大きな原因だとは思うが、それ以上にジョニーデップが演じるジャックスパロウの不思議な魅力が観客を惹き付けるのだと思う。彼の動きは変だ。いつもフラフラした歩き方で、オカマっぽくも見える身のこなしが可笑しい。「この奇妙なしぐさと表情はイギリスのロックバンド、ローリング・ストーンズのギタリストのキース・リチャーズをモデルとして演じられた」(Wikipediaより)ようだが、面白いことにⅢではそのキースがジャックスパロウの父親役として登場するそうだ。まさしく必見だ!
 それにしても、この船長を演じるジョニーデップという役者の素顔を初めて見たとき私は驚いた。目の下が黒くない!!よく考えれば当然のことだが、あれはメイクだったのかとその時気づいた。バカじゃないか・・。

 

でも、「ジャックスパロウ占い」というものがあるのには驚いた。いくら何でもこの占いはないだろうと思ったが、やっぱり試してしまった。名前と生年月日、血液型を入力すればジャックの体のどの部分に当てはまるかを占ってくれるのだそうだ。ちなみに私は、「ジャックのひげ」と出た。何でひげなんなだろう・・。

 
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