ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

僕とポーク ほしよりこ

2008-02-13 | 漫画
きょうの猫村さん」の猫村ねこさんにはとてもはまってしまったjesterですが、その後、ほしよりこさんはどんな作品を書いていくのか、とても気になっておりました。

僕とポーク  好き嫌いはいけません、残さず食べなさいよ。

そんなことをいわれたのはわたしたちの世代までかしらと思ってましたが、ほしさんは1974年生まれですし、うちでも家族Bはしょっちゅうこういわれてますし、結構若い世代でもいわれている言葉なのですね。

さて、そういわれたイサオ少年は「じゃあ僕の残したものでブタを育てて、それを外国の恵まれない子供に食べさせてあげよう」とブタを育て始める。
ブーちゃんと名付けて・・・・

ブーちゃんがエプロンを結んでご飯を作るわけではなく、ブタはブタなんですが、しっかり笑えてほんのり泣ける話に仕上がってます。
その他に3編短編が収録されてます。

あいかわらず鉛筆がきのヘタウマ(?)な絵と文字。
単に「かわいい♪」だけでは終わらないシュールなストーリー展開も味わいがあります。

猫村さんが御好きだったら、この本も気に入るかも、の『ほしワールド』でございました。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読まれたのですね (igu)
2008-02-14 12:28:19
この本、本屋で見かけてから気になっていたのですが、帯に「泣ける」という意味のことが書いてあったので迷って、何度も手を出しかけては通り過ぎてました~。
ラップしてあって試し読みできないし。

だって・・・表紙のあの可愛いブタが可愛そうな運命になったらどうしよう?と思って!(←先走り)
ブタって育ったあとは・・・って場合が多いので。

jesterさんオススメなら・・読んでみようかなあ~
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読みましたよ~。 (DD)
2008-02-14 17:03:11
お正月にパーマ屋さんに行ったら置いてあったので、一気に読みました♪
イサオ少年がブーちゃんを買い始める動機がおもしろいと思いました。
全体的にどこかゆる~くて、ぶっ飛んでて、でも芯はマジメなところが良いです。

あと、たろちゃんのお話もおもしろかった。
パソコンやらネットやらのお勉強にもなりました。(笑)
うろ覚えなんですが、たろちゃんのママのお友だちが一緒にお買い物してるとき、ブラを付け忘れてきて恥ずかしい~とか言ってたのに、実はそのことをしっかりブログネタにしてたっていうエピソードが、何だかイマドキだな~と印象に残ってます。(爆)
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iguさん♪ (jester)
2008-02-14 20:40:52
iguさん、毎度ご来店ありがとうございます! 大歓迎ですだ♪

>この本、本屋で見かけてから気になっていたのですが、帯に「泣ける」という意味のことが書いてあったので迷って、何度も手を出しかけては通り過ぎてました~。

あのね、答を出してある話じゃないんです。
可愛くてただほんのりできるという本でもないのであります。
でもやっぱりこの人才能あるなあ、猫村さんはまぐれじゃなかったんだな、って思える、大人の絵本って感じです。

ただし、jesterは泣きました・・・
あまりいってしまうと面白くないので、この辺で…(殴

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DDさん♪ (jester)
2008-02-14 20:44:00
DDさん、コメントありがとうございます! 
嬉しいですわ♪

>お正月にパーマ屋さんに行ったら置いてあったので、一気に読みました♪

まあ!この本が置いてあるパーマやさんなんて、センスが良さそうですね~!
うらやましいです!
うちの近くなんて、女性誌ばっかりです・・・

>全体的にどこかゆる~くて、ぶっ飛んでて、でも芯はマジメなところが良いです。

そうそう、絵もそうだけど目の付け所が違うんですよね。
なんともいえない「ほしワールド」です。

>あと、たろちゃんのお話もおもしろかった。

たろちゃん、かわいかったです!
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