火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

垂涎の・・・昆虫

2015-10-31 22:14:28 | 火星食

昆虫料理研究家の内山昭一さんと若くて可愛いアシスタントの女性にお会いしてきました。
そして、虫食いのお話をいろいろお聞きしました。
お二人から昆虫料理の話を伺っていると、自然に同じ世界へ無理なく入り込んでいけそうな気持ちになってきました。 
本当に美味しそうに調理方法や味そして食感・匂い・香りについて話しているお二人は、口の中に唾液が溢れて来ているのがハッキリ分かるようでした。

人類が初めて火星の地を踏む探査時代を経て、基地建設の時代には、植物工場と昆虫養殖場を併設していることが予想されます。
更に定住時代になれば、日本人としては、稲を育ててそこにドジョウや合鴨などが共棲する里山のような風景を火星でも実現したいものですね。
そして、いろいろな昆虫が飛び交っていて、それを見たマーズノートたちが唾を飲み込みながら「旨そうだ」と呟いているかも・・・ 

内山さんのサイトは、こちらです。
http://insectcuisine.jp/

内山さんの著書

人生が変わる!特選昆虫料理50
食べられる虫ハンドブック
昆虫食入門
楽しい昆虫料理」 

11月2日には、「昆虫を食べてわかったこと」が発売されます。

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ローバー着陸候補地が絞り込まれたようです。

2015-10-28 12:14:14 | EXOMARS

10月21日にESAのNewsで2018年の探査機の着陸候補地としてOxia Planum(オキシア平原)を第一候補として発表しました。
*http://exploration.esa.int/mars/56686-landing-site-recommended-for-exomars-2018/
ただ、決定ではなく着陸地点選定ワーキンググループ(the Landing Site Selection Working Group)の推奨と言うことです。
最終決定は、ESAと Roscosmosによって打上げの半年前に決定されるとの事です。

Oxia Planumには、火星で粘土に富んだ古い(約38億年前)もっとも大きな露出面のひとつがあります。
その素晴らしい層状の地層は、Mawrth Vallisの地層と似ていることから堆積と湿潤の様々な環境を記録している。
この画像は、NASAのMROのMORAの地形データとESAのMars ExpressのHRSC画像を組み合わせて作られました。
黄色と青色の楕円は、それぞれ2018年打上の場合と2020年打上の場合の着陸楕円を示しています。
大きさは、104km×19kmです。  

しかしながら、選定理由の一番は、「着陸のしやすさ」と言うことです。
下図にもあるとおり、ExoMarsの着陸楕円の大きさが104km×19kmに対して、Curiosityは、19.2km×6.4kmとなっています。
*http://mars.jpl.nasa.gov/msl/multimedia/images/?ImageID=4398
圧倒的な着陸技術の差を感じますね。
でも、2mも掘ることが出来る機能があり、生命探査の可能性が高まります。
無事に着陸することを最優先に目指す方針は間違っていないと思いますよ。 

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マーク・ワトニーの道

2015-10-22 21:14:14 | 「オデッセイ」映画

10月17日の「Astrobiology Mgazine」にマーク・ワトニーが生き残りを掛けて火星を移動したルートが描かれています。
1から5までは、約3,200kmです。
(JRで稚内から枕崎:日本縦断で3,194km、万里の長城:2,700km、東京-新大阪を新幹線で約3往復)
ワトニーが宇宙生物学者で急いで帰る必要がなかったら見所満載の素晴らしい地域だとの事です。(ウーム・・・)

NASAの火星地図のオンラインツールmarstrekはこちらです。
http://marstrek.jpl.nasa.gov/
これがあれば、火星で道に迷うことはなさそうです。(他の問題は、さて置き) 

(1) The fictional Ares 3 landing site in southern Acidalia Planitia. (2) Carl Sagan Memorial Station (Landing site of the NASA Pathfinder mission) (3) Marwth Vallis (4) Meridiani Planum and the site of NASA's Opportunity rover (5) Schiaparelli crater. Credit: NASA Astrobiology

(1) 乗ってきたAres3の着陸地点、The fictional Ares 3 landing site in southern Acidalia Planitia. (49.8°N 339.3°Eを中心とした広大な地域)
(2) Pathfinderの着陸地点、Carl Sagan Memorial Station (Landing site of the NASA Pathfinder mission)
(3) Marwth Vallis(Curiosityの着陸候補地にもなった生命が発見出来そうな地域)、Marwth Vallis
(4) Opportunityの居る場所、Meridiani Planum and the site of NASA’s Opportunity rover
(5) Ares4着陸予定地(ここにMAV(火星上昇機)がAres4のクルーがくるのを待っている)、Schiaparelli crater
Credit: NASA Astrobiology- See more at: http://www.astrobio.net/news-exclusive/the-martian-astrobiologist/#sthash.88tcqB3g.dpuf

下図は、スキャパレリクレーターです。  

PathfinderのローバーSojournerです。
 

Opportunityです。

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Ares3まもなく到着!

2015-10-19 22:44:14 | 「オデッセイ」映画

映画「オデッセイ」が10月2日からアメリカで公開されています。
最初の遭難の設定が火星ではありえないとか言われていますが、総じて評価は、高いです。
身内の発言が多いのかもしれませんが、日本での公開が待ち遠しいですね。
*日本では、2016年2月5日から全国ロードショーです。オフィッシャルサイト

主人公のマーク・ワトニーが取り残されることになったAres3の着陸地点がMRO(マーズリコネッサンスオービター)のHiRISEの画像で公開されています。
小説での位置は、北緯31.2°、西経28.5°ですが、微妙にずれています。
HiRISEのサイトでは、Ares3のハブが見えないのは、到着前だからと洒落ています。 

下図が2015年4月8日に撮影されたもので、火星時間で14:10です。ESP_040776_2115
位置は、北緯31.380°、西経28.629°です。

下図は、2015年5月17日に撮影されたもので、火星時間で14:01です。ESP_041277_2115 
赤と青のめがねを使うと立体に見ることが出来るそうです。
位置は、北緯31.384°、西経28.633°です。

10月5日のMarsTodayでも記事になっています。

ちなみに「オデッセイ」は、2014年3月、ヨルダンワディ・ラムで撮影が行われたとの事です。
下図は、ワディ・ラムの地形です。
マリネリス峡谷に迷い込んだような気分になりますね。 

 

 

 

 

 

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約5億年間、湖は存在していた!!でも・・・

2015-10-10 21:14:14 | MSL

10月8日のWhat'sNewによりますと、ゲールクレーターで湖の存在がより確実になったとの事です。
10月9日発行の「 the new Science article 」で論文が発表されています。
2014年12月10日に当ブログ「Galeクレーターは湖だった!」のまとめの論文ですね。
下図は、Sol569(2014年3月13日)に"kimberley"からMastCam_Leftで撮影されたものです。 

Curiosityの調査結果から導き出された結論は、約38億年前から33億年前、この地域に湖が存在していて、地球でもよく見られる乾燥期と湿潤期の繰り返しによる土砂の堆積で、ここに見られるゲールクレーターの下層部分が形成されたと言うことです。
Curiosityは、現在、ゲールクレーター最下層から75mまでの堆積地層を調査してきました。
そして、それに付け加えて軌道上のMRO(マーズリコネッサンスオービター)からの情報を合わせると、水輸送堆積は、約150~200mの厚さがあると考えられます。
さらに、水との相互作用を示す地層は、800mほどの高さまであると考えられます。
その上の地層は、水和地層ではなく、Curiosityの観測などによって、水輸送堆積の後に風によって形成された堆積地層だと予想されています。 

そして、古代の気候の最新モデルとの矛盾が解決されないで横たわっている訳です。

Grotzingerさんが言ってます。 "Something is missing somewhere."「何かが、どこか欠落しています。」

*面白い!単純じゃないんだ!そう、我々が行かなくては、解決できない。

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