火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

骨骨研究してます。

2009-01-28 22:36:27 | Weblog



Dr.Joyce Keyak(UCI orthopedic surgery and biomedical engineering professor)率いるUC(University of California)Irvine とUC San FranciscoJoyce の研究チームは、国際宇宙ステーションで4~6ヵ月を過ごした13人の宇宙飛行士の骨強度を評価する研究を行った結果を発表しました。その研究で平均して、宇宙飛行士の座骨強度が14パーセント減少する事を発見しました。3人の宇宙飛行士は20パーセント~30パーセントの損失を経験しました。そして、その減少率は、骨粗鬆症のお年寄りの女性に認められる率に相当するそうです。

Dr.Keyakと彼女の同僚は、彼女が骨粗鬆症の人々の座骨骨折リスクを決定するために過去20年にわたって開発した新しいコンピュータープログラムを使用しました。研究チームは、1人の女性と12人の男性のインターナショナル宇宙センター乗組員の座骨CTスキャンを構造的に分析するためにこのプログラムを使いました。従来は、骨密度に注目していましたが、彼女は、骨強度に着目したそうです。

DR.Keyakによると骨強度は、宇宙ステーションでの勤務の間、月毎に0.6パーセントと5.0パーセントの間で減少が見られたとのことです。そして、それは同じ目的の以前の研究において観察された0.4パーセント〜1.8パーセントの骨密度の毎月の減少より顕著に大きかったとのこと。
詳しくは、下記サイトにて

http://today.uci.edu/news/release_detail.asp?key=1864


Dr.Keyakは、こんな方です。



通常長期間の宇宙飛行の影響を調べている研究者は、座骨または脊骨に注目します。宇宙では、腰の骨損失率が最も大きいことを経験してます。そして、股関節部骨折になると大概入院と大手術を必要とします。それは、自力で歩く能力を弱め、そして長期間または生涯にわたる障害または死の原因にさえなることがあるようです。脊椎骨の骨折もまた、酷い背中の痛みと奇形を含む深刻な結果を生じるようです。

火星に行くのも容易ではない事ですね!更なる研究を期待します。
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MSLに名前!

2009-01-18 21:31:25 | MSL


MSLの名前の募集がされていましたが1月25日が締め切りです。残念ながらアメリカの学校に在学中の5歳から18歳の学生さんが対象で提案者は、提案する名前がなぜローバーにふさわしいかについて説明するエッセイの提出を求められてます。
締め切った後、3月22日から29日の間に9候補に絞ってネット上でランク付けするとの事です。この投票は、世界中から受け付けるようです。参加しましょう。
そして、4月16日頃にNASAが名前を発表します。詳細は、下記サイトで。

http://marsrovername.jpl.nasa.gov

現在、火星上で活躍中のローバーのSpiritとOpportunityの名前もネーミングコンテストで決められたんですよね。応募した1万人以上の中から、9歳のSofi Collisちゃんの提案が選ばれました。Sofiちゃんとローバーの2ショットは、ローバーが結構大きくて印象的でしたね。この時は、教育玩具大手のレゴ社と惑星協会の主催で全米の12歳までの子供たちが対象でした。Spiritが打上げられたのが2003年6月10日、Oppotunityは7月7日に打上げられました。2004年1月に火星に着いてから5年間の活動ですっかり名前も馴染んでますね。
今回も良い名前がつけられる事を期待しましょう。
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ハワイのケック天文台活躍

2009-01-17 23:20:32 | Weblog


上の写真の左から2番目と3番目がケック天文台。左端はすばる望遠鏡、右端はIRTF。
ケック天文台については、下記を見てください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%83%E3%82%AF%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1

今回1/15に発表された火星のメタン発見は、NASAのGoddard Space Flight CenterのMichael Mumma博士率いるチームです。ケック天文台のW.M.ケック望遠鏡とNASAのInfrared Telescope Facility(IRTF)を使用して火星の90%に及ぶ地域を3火星年(地球の7年に相当)に亘り観測した成果です。
Mumma博士は言います。「メタンは、火星の大気中で素早く破壊されるので、2003年の火星の北半球でのメタンの相当な量の漏れ広がりの発見は、なんらかの現在進行中のプロセスがガスを放っていることを示します」
メタン(CH4)は、地球上の天然ガスの主成分です。地球上の大部分のメタンは、生物が栄養分を消化することで放出しているので、宇宙生物学者はこれらのデータに興味を持っています。しかし、他に地質学的プロセス(鉄の酸化のような)でもまた、メタンが放出されますので、一概に生命活動とは決められないのです。
発表によると、メタンの流出は、古代の底氷または流れた水の徴候を示す地域の上に見られたとのことです。(アラビアTerraの東、Nili Fossae地域と大シルティス(約直径745マイルの古代の火山)の南東のような火星の北半球地方上に見られた。)
生命がこのメタンを放出したかどうか調べる1つの方法は、同位元素比率を測定することです。元素の同位体は、わずかに異なる化学的性質を持ちます。そして、生命はより軽い同位元素を使うようです。もし生命がメタン生産に関与しているならば、火星で放出されるメタンと水は水素と炭素の同位体元素の比率に特徴的な比率を示す筈です。

火星のメタンの発生の原因を発見するために、NASAのMars Science Laboratory(MSL)のような将来のミッションが期待されますね。
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火星の大気についての最新情報がアップデート!

2009-01-14 23:25:31 | Weblog


NASAの1/12の発表によるとEST(アメリカ東部標準時間)の15日14時からNASA本部で火星の大気について最新情報のアップデートが発表されるそうです。

http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=27336

生命探査や地質調査に寄与する情報ではないかと思います。NASA TVでライブで流すとの事です。しかし・・・、日本時間ですと16日午前4時ではないですか?根性なしなので(寒いし、眠いし、英語良く分からないし・・・)後日の発表を期待したいと思ってます。
どなたかよろしくお願いします。

NASA TVは、下記です。
http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/MM_NTV_Breaking.html

一番期待できるのは、スペースサイトさんですね。(自分でも頑張ろうとは思ってますが~~;)

http://spacesite.biz/

当日の参加者は、下記の方々です。

- Michael Meyer, Mars program lead scientist, NASA Headquarters in Washington

- Michael Mumma, senior planetary scientist and director, Goddard Center for Astrobiology, NASA's Goddard Space Flight Center in Greenbelt, Md.

- Geronimo Villanueva, planetary scientist and astrobiologist, Goddard Space Flight Center

- Sushil Atreya, professor of atmospheric and space science, University of Michigan, Ann Arbor

- Lisa Pratt, professor of geological sciences, Indiana University in Bloomington, Indiana
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転がる岩は、前向きだ!

2009-01-12 18:55:19 | Weblog


上記の画像は、Spiritによって撮られたLahontan Crater と the Columbia Hillsの間の中間の平野でおよそ5~7センチメートル間隔で定期的に間隔をあけて転がっている小さな岩たちです。
従来は、こうした小さな岩は、火星の激しい風によって動かされて散らばっていると説明されていましたが、1月9日のMarsTodayの記事によると Andrew L. Leier( the University of Calgary in Alberta, Canada)と James R. Steidtmann( the University of Wyoming in Laramie)が the journal Geologyに発表した "Wind-Driven Reorganization of Coarse Clasts on the Surface of Mars." で全く違っていたことを証明しています。



http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=27330


それによるとですね~。風が、岩の正面から砂を吹き飛ばして、正面に穴をつくって、それから岩の後に砂を集め山を作ります。
岩はそして穴に向って落ちることで前方に転がります。それは、風に押されて後ろに転がるのではなく、風へ向って移動する事になります。
風が吹き続ける限り、このプロセスは繰り返されます、そして、岩は前進します。
そして、決して強烈な風でなくてもこのプロセスは起こるようです。
でも、これだけでは、均等に散らばっている理由が説明できません。
それは、岩が群れているため、グループの前面の岩によって真ん中や後ろの岩を風から保護しますね。内側とか後ろの岩は、風が正面から当たらないので、風はそれらの岩の横に穴をつくります。したがって、風に向ってでなく、横側に転がります。そして、岩の群れは、広がり始めます。
以上が、小さな岩たちが、均等に散らばっている理由だそうです。
このことをコンピューターでのシミュレーション計算で証明したとの事です。

何事でも突き詰めて考える人が居るものですね。「火星は、風が強いので岩が吹き飛ばされて散らばっている。」で私は、全く納得でしたけど、実際に均等に散らばり過ぎだということで考えたんでしょうかね。

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寂しげな青です!

2009-01-04 18:03:38 | Phoenix


http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/images/press/phx-20090102.html

NASAから1月2日に上記の写真が公開されました。
この写真は、Mars Reconnaissance OrbiterのHiRISEカメラによって米時間で12月26日(火星暦9月下旬/天文年鑑より)の秋に入りつつある時期に取られたものです。
火星時間で午後3時31分、太陽は地平線から14度の高さにあったとのことです。
今後も定期的にMars Reconnaissance OrbiterによってPhoenixの周囲の変化の様子をモニターする計画です。
まだ、霜や氷に覆われてはいないようですね。

火星暦については、いろいろ意見があるようですが火星の季節を実感できるので良いアイデアと思います。探査の場合、着陸日からSolで日にちを数えます。これはこれで指標になるので便利です。
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明けましておめでとうございます

2009-01-01 01:02:38 | 火星協会
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。



上記写真は、米国火星協会のMars Desert Research Stationの様子です。

今年は、一体どのような年になるのでしょうか?不安感の多い新年ではないかと思います。
火星に関しては、合が終わり太陽の後ろから徐々に火星が顔を出している状態です。Phoenixは、完全に凍り付いていることでしょう。
今年の火星ミッションは、ロシアのPhobos-Gruntがメインでしょうが、AMSAT-DL(ドイツ)のP5-Aとそれに便乗するドイツ火星協会が計画しているARCHIMEDESが有ります。両方とも打上げは、今年の10月に予定されています。
今年も1年、火星の情報を中心に掘り下げたいと思っています。
気長にお付き合いのほどお願いします。
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