火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

発画像!

2014-09-30 16:15:47 | インド

インドのMOMが初画像を送ってきました。
ますます追いかける側にとっては、ハードルが上がってきました。

Facebookで9月24日の発表です。
7,300kmの高度から撮影されたもので解像度376mです。  
ISROからの説明ですとFournier Crater(南緯4.3°、東経72.6°)を中心としたものだそうです。
Fournier Craterは、ヘラス盆地の北の大シュルティス高地にある大きさ118kmのクレーターです。
http://www.google.co.in/mars/#lat=-2.081267&lon=72.041298&zoom=5&map=visible&q=fournier


その他、順次発表されていますね。
次の画像は、高度8,449kmからのものです。

次の画像は、高度74,500kmからのものです。

目に火星 山は見えぬが 発画像 (オソマツでした)

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早くも仕事を!

2014-09-29 00:04:28 | MAVEN

9月24日のNewsでMAVENが火星大気観測画像を送ってきました。
MAVENが火星軌道に入った9月21日22:24 EDT(日本時間 22日11:24)から8時間後に取得した画像です。
IUVS(The Imaging Ultraviolet Spectrograph)機器によって、36,500km上空から大気の様子を収めたものです。
青色は、水素元素を示しており、数千km上空まで広がっています。
緑色は、酸素原子を示しており、酸素の塊が分かります。
赤色は、地表面からの反射を示しており、右下の明るいスポットは、極地の氷や雲の反射を示しています。 

MAVENが火星軌道へ投入されたのが9月21日22:24 EDT(日本時間 22日11:24)でしたので、下記の予定を見ますと10月29日頃に正規の軌道に入って、本格的な調査が始まるものと思います。
楽しみです。 

「Mars Orbit Insertion」 Start of MOI sequence --- Commissioning orbit   (3 days)
「Commissioning」 Commissioning orbit --- Mission orbit   (5 weeks)
「Science Operations」 Mission orbit --- One year of normal operations   (1 year)

 

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村上さん!南極から北極へ・・・

2014-09-28 01:07:41 | 火星への入植

Mars Arctic 365 Missionの最終候補者21名が決まりました。
以下の通りです。
日本火星協会のフィールドマネジャーでもある村上祐資さんが21名の中に選ばれました!やった!
21名は、MDRSの2014-15 Field Seasonの3Crewに参加して、その中から7名が選ばれることになります。
選ばれた7名のうち6名がカナダのデボン島にあるFMARSで、2015年夏から1年間の閉鎖実験を行う予定です。
MA365では、実際の火星ミッションと同様の多くの制約の下で活動をします。
MA365ミッションクルーは、フィールド調査のプログラムを実施し、
これを行う過程で、クルーは、火星で最適な活動をするための方法、技術、手段等について多くのことを学びます。
さらにMars500クルーが経験したように、閉鎖性によるストレスに対応するだけではなく、寒さ、危険、ハードワークと実際の科学的成果を達成する必要があり、したがって、火星探査で直面する真に重要な人間の要因を探求し始める。
赤い惑星への実際のミッションと同じような期間、実際の居住区と環境における有人火星探査の本格的なリハーサルを行うことにより、火星の新しいフロンティアを如何に人類が効率的に探査を共同して行うことが出来るかを学ぶことで私たちは、前へ大きな一歩を踏み出すことでしょう。
それは、これまで行われたことがありません。

「MDRSでのグループ分け」
Crew142 (Nov. 1-16, 2014)
Crew143 (Nov. 15-30)
Crew144 (Nov. 29-Dec. 14)

First Name

Last Name

Description

City, Country

 

Vincent

Coljee

Ph.D Biochemistry, Molecular Biologist

Watertown,MAUSA

                     142

Christiane

Heinicke

Ph.D Engineer/Writer/Mountaineer

Erfurt,Germany

                     142

Kimmo

Töllikkö

Engineer/Mechanic/Wilderness skills

Kuopio,Finland

                     142

Carmel

Johnston

Environmental Science Field Research

Whitefish,MTUSA

                     142

Cyprien

Verseux

Astrobiology Ph.D Candidate

France

                     142

Digby

Tarvin

Engineer

Bedfordshire,UK/Australia

commander    142                      142

Dario

Paratesh

Engineer, Adventurer, Athlete

Rome,Italy

Jennifer

Lamore

Biologist

Westminster,COUSA

143

Paul

Knightly

Planetary Geologist

Phoenix,AZUSA

commander    143

Alexandre

Mangeot

Aerospace Engineer

Merignac,France

143

Paul

Sokoloff

Arctic Biology Field Work

Ottawa,ONCanada

143

Antonio

de Morais Teles

Geologist & Physicist

Riodi Janeiro,Brazil

143

Ian

Silversides

Masters in Mechanical Engineering & Survival Training

Ste_MadeleineQuebec,Canada

143

Anastasiya

Stepanova

Journalist

Moscow,Russia

143

Gregory

Leonard

Electronic Engineer & Mountaineer

Tuscon,AZUSA

commander    144    

Juho

Vehvilainen

Studying to be MD, Ph.D Candidate in Snow & Ice Geophysics

Helsinki,Finland

144

Victor

Luo

JPL IT Engineer

Pasadena,CAUSA

144

Yusuke

Murakami

Survival Instructor/Biomedical Antarctic Research/Mt.FujiResearch

Yokohama,Japan

144

Heidi

Beemer

Army Officer & Chemist

Clarksville,TNUSA

144

Claude-Michel

Laroche

Physicist & Military

St-Bruno,QuebecCanada

144

Susan

Jewell

MD, Human Factors Scientist

USAandUK

                     144

 

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Sharp山を初ドリル

2014-09-27 18:44:27 | MSL

9月25日のWhat'sNewによりますとSol753(9月18日 UTC)にCuriosityがSharp山の"Pahrump Hills" にたどり着きました。

詳しくは、下図にて


Curiosityから見た"Pahrump Hills" の様子です。
今までと違った雰囲気ですね。

Sol756(9月21日)にミニドリルを実施しました。

そして、Sol759(9月24日)にフルドリルを実施しました。下図はアップの画像です。
その下の画像は、Raw Imageです。 

ただし、Sol759現在、サンプルはまだCuriosityの分析機器に投入されていないとのことです。

今回のサンプルを採取した場所は、Sharp山の基礎部分となります。
これから、山登りをしながら順番に地層を分析していくことになりますね。
そして、Sharp山が形成された時代の環境のイメージを描き出すことになり、Sharp山の形成状況を導き出すでしょう。 

初めてのSharp山のサンプルの分析結果が楽しみです!

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やりました!火星周回軌道に入りました!

2014-09-24 15:32:00 | インド

インドは、火星軌道に宇宙船を投入した世界で4番目の国となりました。
正確な情報を把握していませんが、ほぼ事前の発表どおりの軌道投入が行われたようです。

 

素晴らしいことですね。
日本は、出遅れたわけですが、必ず巻き返してくれると信じています。
火星探査さらには、有人宇宙探査のワールドカップを目指して切磋琢磨しましょう!
科学技術の平和利用を切に願っています!

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もうすぐ、到着します!

2014-09-23 14:14:24 | インド

既にMOMは、火星の重力圏に入っています。
いよいよ9月24日07:17:32 IST(日本時間10:47:32)に火星周回軌道へ投入される予定です。
MOI(Mars Orbit Insertion)のビデオと Pre-MOI Press Briefing が公開されています。

そして、423km×80,000kmの軌道を3.2日間で回って火星の大気を調査します。
MAVENとの共同作業も期待できそうですね。
成功を祈りましょう!

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やー仲間達!僕は、飛んで来た!

2014-09-22 23:18:55 | MAVEN

MAVEN(NASA's Mars Atmosphere and Volatile Evolution)は、9月21日22:24 EDT(日本時間 22日11:24)、無事に火星軌道へ投入されました。
NASAのCharles Bolden長官が「MAVENは、火星上層大気を調査する初めての探査機であり、大気の変化の歴史及び地表面の変化と生命好適正への影響を調査します。さらに、2030年代に火星へ人類を送る将来のミッションにより良い情報をもたらすでしょう。」と発言しています。

やりましたね!NASAは、1999年のMars Polar Landerの失敗以降、2001 Mars Odyssey、Spirit、Opportunity、Mars Reconnaissance Orbiter、Phoenix、Curiosityと続けて成功させています。
今回のMAVENを入れると7連勝となりますね。
かなり、「打上-惑星間飛行-火星への投入」の技術が確立されていることを実感できますね。 

今後は、6週間のcommissioning phaseに入ります。
最終的な science orbit に調整することと、各種の機器のテストを実施します。
その後、1地球年で火星上層大気と太陽及び太陽風との相互作用による大気の組成・構造と大気の散逸の測定を行う予定です。

「構想から11年、無事に火星に到着して喜んでいます。これから、私たちの科学ミッションが始まることを楽しみにしています。」とBruce Jakoskyさんは、感慨深い様子です。
*Bruce Jakosky:MAVEN principal investigator with the Laboratory for Atmospheric and Space Physics at the University of Colorado, Boulder (CU/LASP)

MAVENは、とりあえず1年の科学ミッションを行いますが、追加で6年間稼動が可能となっています。
また、Odysseyが今まで担っていたCuriosityやOpportunityと地球との中継基地としての役割を、MAVENが引き継ぐこととなっています。
Odysseyの推進剤は、2015年頃にはなくなります。
その後、MAVENが2021年頃まで頑張ってくれそうです。
さらにその後は、来る有人探査で活用するための新しい高速通信機能を持った軌道船が投入されるはずです。
楽しみですね!

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お先に!席とりしますね!

2014-09-17 22:57:14 | MAVEN

9月15日のMAVENのNewsによりますと、9月12日に予定されていましたTCM-4 は、飛行が順調なためキャンセルされました。
インドのMOMにしろ、惑星間飛行の技術の進歩を感じますね。
下図が、9月15日から21日の主なイベントをしましたものです。
9月15日時点でのMAVENの位置とスピードは、以下の通りです。
・地球からの距離:216百万km
・火星への距離 :  2百万km(MAVENから見た火星が約22m25cm離れてみる野球ボールと同じ大きさに見えます。)
・火星との相対速度:3.185km/秒

これからは、宇宙船自体の自律飛行ですべてが進められます。
しかしながら、火星軌道に確実に投入するためMOIの24時間前と6時間前に突入軌道を引き上げるコマンドが地球から送られる可能性があります。
MAVENの打上から火星軌道投入までを描いた動画“Targeting Mars:”を下図をクリックしてご覧下さい。

今後は、以下のイベントが予定されています。
・MOI事前記者会見(NASA本部)   :9月17日13時 EDT(日本時間9月18日2時)
・MOIライブテレビ報道          :9月21日21:30~22:45 EDT(日本時間9月22日10:30~11:45)
・MOI後記者会見( Lockheed Martin, Denver) :9月21日、MOIの約2時間後から

上記の様子は、www.nasa.gov/ntv で見ることが出来ます。 

いよいよですね。

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火星軌道到着まで、あと10日!

2014-09-15 11:41:48 | インド

MOMのfacebookによりますと、10日後(24日)に火星軌道へ投入されるとのことです。
そのためのコマンドのダウンロードが始まっています。約13時間掛かる模様。
火星軌道へ投入されれば、ロシア-アメリカ-ESAに続いて4番目の快挙となります。
当初計画では、9月14日にTCM-4が計画されていましたが、どのタイミングで行うのか?行わないのかも気になっています。 
上手くいってほしいものです。 

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Sharp山の麓を望み、新しい計画を語る

2014-09-13 12:04:44 | MSL

9月11日のWhat'sNewテレコンで発表された内容が紹介されています。
主に、今いる場所とSharp山の中腹の「long-term destination」へのルートとそこでの探査計画が述べられています。
詳細な調査計画は、こちらで見ることが出来ます。Mars Science Laboratory - Extended Mission 1 Science Plan (PDF)

Sol744にAmargosa ValleyからSharp山の麓であるPahrump Hillsを望む位置に来ました。
下図は、MastCamで撮影されたもので、手前がAmargosa Valleyでスケールバーの上にPahrump Hillsの路頭が見られます。



Sol744(9月10日)のCuriosityの位置は、下図のとおりです。
下段中央の白っぽいところあたりを通って山登りに取り掛かるものと思います。

今後のルートは、従来登山口とされていたMurray Buttesには行かずに下図のルートを取ることとしました。
見た目でもかなり距離を節約できるようです。
ただし、路面がどうでしょうか?ホイールの損傷状況が心配ではあります。 

下図は、その先まで含めた登山ルートです。

下図は、Galeクレーターの底部からMurray Formationを経てHematite Ridgeの地質を示しています。

下図は、上図のA-A´の地質断面図です。

MROのHiRISEからの画像は、こちら とこちら

下図では、GaleクレーターでAPXSによって今まで調査された結果を表しています。
"Wildrose" と"Bonanza King," でsiliconが顕著に多い傾向があったとのことです。

黄色の四角は、火星由来の隕石、赤の四角は、SpiritがグセフクレーターのFuzzy Smithで分析した結果です。 

こうしてみると「long-term destination」までの距離が正確にはわかりませんが、約8kmはありそうです。
上り坂だし、足が痛いし、興味深い場所がたくさんあるし・・・結構時間がかかりそうですね。
まだまだ、楽しめそうです。

Inspiration Mars が最接近した時に通信を交わせると面白いですね。
また、Mars Oneの最初のクルーが到着する時に出迎え出来るかも・・・

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あと10日で火星へ到着!

2014-09-12 00:10:21 | MAVEN

MAVENのサイトによりますと、いよいよ9月21日にMAVENが地球から約10ケ月(7.11億km)の旅を経て火星軌道に到達します。
宇宙船を減速するために6機のメインエンジンが2機ずつ立て続けに点火されて、33分間噴射され、火星を周回する楕円軌道に投入されることでしょう。

En route
MAVENは、地球から火星へ向かう巡航期間に搭載機器の調整及び宇宙船システムの初期チェックを終了しています。
2ケ月前には、すべての機器は、火星軌道投入に備えてオフになっています。

Into orbit
軌道投入時、MAVENは搭載のコンピューターに制御されています。
燃料が25℃~26℃に温められ、燃料バルブが開けられるでしょう。
すべてが上手く行けば、地上からの手助けは、不要だそうです。
ただ、重要な例外として、ナビゲーションチームがMAVENの火星軌道投入高度が低すぎると判断した場合に24時間前または6時間前に軌道修正を行うかもしれません。 
火星軌道投入時、宇宙船は、北極の上空380kmの軌道に入るため33分間で搭載燃料の半分以上の燃料を燃焼します。
エンジンが止まって3分後に高利得アンテナで地球との通信を確立します。
その時点で、MAVENが正常に動いていることを地球上のMAVENチームが確認できます。
その後、MAVENチームは、宇宙船に新しいコマンドをアップロードし、搭載機器に電源を入れて状態を確認します。

New view of Mars
MAVENは、上空大気を観測するための近地点(約150km)、火星大気の全体を観測するための最遠点(約6,300km)という楕円形の軌道で周回します。
MAVENは、大気ガスの組成、構造と散逸を測定します。
Jakosky主任研究員は、次のように言ってます。
「私たちは、火星の新しい視点および気候、液体の水そして微生物の生存適正の歴史を得るでしょう。」

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テレコンで何が語られるか?

2014-09-10 15:45:44 | MSL

What'sNewによりますと9月11日10時 PDT(日本時間 9月12日2時)にCuriosityの探査の現状と今後の活動についてテレコンを実施するとのことです。

会議の参加者は、以下の通り
-- Jim Green, director, Planetary Science Division, NASA Headquarters, Washington
-- John Grotzinger, Curiosity project scientist, California Institute of Technology, Pasadena
-- Kathryn Stack, Curiosity Rover mission scientist, NASA's Jet Propulsion Laboratory, Pasadena. California

USTREAMで見れそうですね。
http://www.ustream.tv/nasajpl 

Curiosityは、Sol740時点(9月5日)で下記の位置にいます。
Amargosa Valleyの入口付近です。ここから当面の目標地Pahramp Hillsを目指します。(下の下の図を参照)
結局、砂地のHidden Valleyは、避けていました。(画像をクリックすると鮮明な画像が見れます。) 

また、Curiosityの当初計画の稼動期間は、1火星年となっており、追加予算が必要でした。
9月4日付けのSPACEFLIGHT NOWによりますと、結局、今後2年活動するための追加予算6,000万ドルを受けとることになりましたが、
審査委員会からは、かなり厳しく評価されています。
(水元さんに教えていただきました。ありがとうございます。)

今年の審査対象は、以下の7テーマでした。
①Curiosity
②the Cassini spacecraft orbiting Saturn
③the Opportunity Mars rover
④the Lunar Reconnaissance Orbiter
⑤the Mars Reconnaissance Orbiter
⑥the Mars Odyssey probe
⑦US contributions to the European-led Mars Express orbiter at the red planetでした。

Curiosityの探査は、科学的焦点と詳細さに欠けていると言うことで、7テーマ中で下位の方にランクされたそうです。
また、Curiosityの担当者が大きなプロジェクトなので潰せないという態度を露にしたと怒ってもいますね。 

そうは言っても、まだSharp山にも登っていない状態です。
せめて「long-term destination」までは行ってもらわないと納得出来ないのではないでしょうか?

2011年6月11日の当ブログ「厳しく言われていますが、内部監査ですね!」でも厳しく言われていました。
サンプル採取とかSoftwareとか、結局苦労してますね。
今回のテレコンで、この関係の話も出るのでしょうか?お楽しみ! 

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