火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

ググって満足してちゃ、駄目なの?!

2016-04-30 10:44:14 | 火星画像

4月29日facebookに「ググってちゃダメ?10代の「検索スキル」がハンパない」と言う記事が紹介されていました。
http://matome.naver.jp/odai/2145723312682757801

最近何か調べる場合は、yahooかGoogleで済ましてましたが・・・
しかしながら、今回の熊本地震の情報などを見ていてTwitterが気になってました。
なぜかと言うと、私がFacebookやtwitterでフォローしている情報通の方たちが結構twitterを利用していることが気になっていたからです。
私的には、twitterは、動きが早すぎて知りたい情報をつかみにくいのと要らない情報が多すぎ!と感じてfacebook中心で見ていました。 

そういうわけで、「火星接近」というお題で検索してみましたところ、情報の鮮度からするとtwitterが一番と感じました。(あくまで、私見です。)
*私はネット弱者のためinstagramは、登録してますが、使えてません。 

・Googleでの検索結果
 https://www.google.co.jp/#q=%E7%81%AB%E6%98%9F%E6%8E%A5%E8%BF%91

・Yahooでの検索結果
 http://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A7dPGUALBiRX9QUAcEOJBtF7?p=%E7%81%AB%E6%98%9F%E6%8E%A5%E8%BF%91&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=&afs=

・twitterとfacebookは、ログインしないと検索できないようなので、皆さん各自でやってみてください。

結局、私がネットを十分活用できていないと言うのが結論です。チャンチャン
 いろいろ勉強になるな~
(こうやってブログに書いていること自体が使えてないと言うことですね。)

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何とか当面の最終目標へ行けそうです。

2016-04-28 22:44:44 | MSL

4月27日のWhat'sNewにCuriosityの近況が紹介されています。
2012年8月6日にGaleクレーターに着陸後、8月22日に初めて6mほど走行しましたね。
8月23日の当ブログ「足慣らし」でも伝えています。
それから、約44ケ月!その中でも最も険しくて、通過が困難な範囲を横断し終わりました。
*やった~
ローバーの車輪は、一時損傷が進んだため、いつまで保つか?懸念されていました。
でも、下図の通り当面の最終目標地まで大丈夫な見込みとなりました。
これは、チーム一丸となって、走行の仕方を工夫したり、なるべく良いルートを走行することを心がけた結果です。

車輪は、直径50cm×幅40cmで基盤部分の厚さは、10セント硬貨の約半分ということです。
良くこういう言い方をしますが、身近に持っている人ならすぐにイメージが浮かぶので良いのでしょう。
数字ですと、10セント硬貨の厚みは1.35mmですので、 0.675mmということです。
表面のギザギザは、 grousersと言うそうです。厚みは、0.75mmです。
車輪は、基盤部分がかなり痛んでも大丈夫とのことです。
Curiosityを出来るだけ長く活動させるため地球上で車輪の耐用性について調査しています。
その結果、1つの車輪でgrousersが3カ所壊れた場合、その車輪の耐用走行距離の約60%に達していることを示すとのことです。
現時点で12.7km走行してきた実績から、今後の調査でも支障は出ないと判断してますね。

下図は、Sol1283(2016年3月16日) にNaukluft PlateauからCuriosityが縁の方を見たパノラマ画像です。

A地点、B地点、C地点は、Galeクレーターの縁のピークです。
A地点:ローバーから29.1km離れた位置です。
B地点:ローバーから28.4km離れた位置です。
C地点:ローバーから45.5km 離れた位置です。

下図をクリックするとNaukluft PlateauからSharp山の方を見たパノラマ画像が見れます。

まだまだ先が長いけど、頑張って!

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アメリカの会社だけ・・・

2016-04-23 00:41:14 | Mars2020

4月21日のCuriosityのWhat'sNewに、NASAがいよいよ2020年に打上げ可能な最新技術レベルの火星周回機のアイデアの募集を開始したとの記事が載っていました。

当ブログでも2014年7月28日「革新的なブロードバンドを求む!」 と 2015年1月23日「火星でサッカーワールドカップを生中継で見れる!」 で紹介してますね。

ただ、応募資格がアメリカの企業だけと言うことです。
少し気になりますね。
世界の技術を切磋琢磨しないと本当に良い技術が育たないのではないかと心配です。 
ExoMarsからの離脱の仕方やそのあとにMars2020Roverを単独で始めたりと、国際協働という観点からすると少し違和感を覚えています。
でも、火星からの情報が豊富に早く入ることになるので期待しましょう!

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北極を一人で歩いている荻田さんへ思いを送りましょう!

2016-04-16 00:44:16 | 火星画像

日本火星協会では、「2016年の火星接近をみんなで楽しもう!」と考えています。
ぜひ、火星を見つけて写真を投稿してください。

4月29日は、38年前に植村直己さんが犬ぞりで北極点に到達した日です。
今、一人で北極を歩いている荻田さんへ向けて、熱い思いを送る日にしたいですね。
北極圏にいる荻田さんからは、火星は見えないと思いますが・・・ 
荻田さんの位置・情報そして応援は、こちらこちら
https://www.facebook.com/northpoleadventure/?pnref=story
http://blogs.yahoo.co.jp/ogita_exp/37025568.html

一方、中緯度にいる私たちにとって、ようやく観測に適した時期となってきました。
夕食後、腰を上げて三脚をセットすれば、火星がアンタレスと土星と一緒に顔を出していることでしょう。

寒くもないし、蚊もいないし、酒も旨いし、絶好の観測時期です。 

*投稿は、Facebook、Twitter、Instagramにて、「#火星接近」をつけて投稿してください 

下表は、国立天文台の「こよみの計算」を利用した表です。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
火星の観測にお役立てください。

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火星への大切な一歩!

2016-04-08 22:48:02 | 火星への入植

村上祐資さん!おめでとうございます。
約3年間の選考期間を経て、Mars160のメンバーとなりましたね!
それもXO(Executive Officer)とはすごいです。
これは、MA365へと続く道ですし、火星も視野に入って来ました。 

日本火星協会のHPで今回のニュースリリース資料を公開してますので、ご覧ください。

ここでは、アメリカ火星協会がこの件に関する発表をしてますので、ご紹介します。
原文:http://www.marssociety.org/home/news/?post=mars-society-to-launch-mars-160-twin-desert-arctic-analog-missions

要旨は、以下の通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
火星協会は、「Mars 160 Twin Desert-Arctic Analog Missions」を立ち上げました。 

火星協会は、所有している擬似火星研究基地の2つを使用して80日間づつ合計で160日間の新しいミッションを開始します。
(火星砂漠研究基地(MDRS)、フラッシュライン火星北極研究基地(FMARS))

・Mars Desert 80 (MD80):2016年秋、MDRS(アメリカ、ユタ州)

・Mars Arctic 80 (MA80):2017年夏、FMARS(カナダ、デボン島)

メンバーは、以下のとおり(多国籍、全員がMDRS経験者)

・アレクサンドル・マンジョ、コマンダー&エンジニア(フランス)
・村上祐資、執行役員(日本)
・シャノン・ルパート、生物学者(米国)
・アナスタシア・ステパノワ、ジャーナリスト(ロシア)
・クロード・ミシェル・ラロッシュ、エンジニア(カナダ)
・博士 ジョナサン・クラーク、地質学者(オーストラリア)
・スーザン・ジュエル、MD、バイオメディカル・リサーチ(英国) 

プログラムマネージャ:ロバート・ズブリン(火星協会の会長)
主任研究者:シャノン・ルパート 

「目的」
火星で活動する場合と同じような環境下で、活動することで将来の有人火星探査のための知見を得ることを目的としてます。

1.野外調査

・地質調査

・古生物学と微生物調査

2.技術調査

・火星関連工学研究

・遠隔科学生物医学のテスト

・宇宙服技術

・野外活動行動戦略

・基地と野外間との宇宙飛行士同士の連携訓練

「その他の目的」
1.コスト削減
 MDRSとFMARSとでは、活動に掛かる費用が違い、当然FMARSのほうが高いです。
MDRSでFMARSと同等な成果が得られるならば、今後の火星擬似研究に大きく貢献します。

2.MA365の実現
 火星協会は、Mars Arctic 365 mission(MA365)を計画してます。
MA365は、現在、資金調達中ですが、MARS160の成果によって実現を早めることが期待されます。
その理由は、MA365の運営費用削減と最適な人材の選出です。

「今後の予定」
1.第19回国際火星協会大会にてMARS160のクルーの会見があります。(スカイプ等)

 *第19回国際火星協会大会:9月22日~25、the Catholic University of America(ワシントン州)

2.MD80:9月24日からMDRSで開始されます。

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マジ!火星ウォーカー

2016-04-02 00:14:50 | MSL

2015年1月22日の当ブログ「現場で話し合おうじゃないか!」で紹介したNASAとMicrosoftが開発したOnSightの新しい情報です。
3月30日のWhat'sNewによりますと、Curiosityの探査チームですでに以下のように活用されています。
・ローバーの運転チームは、ローバーの操作をする時に利用しています。
・科学チームは、調査対象を見つけるためや対象に近づく方法などのために利用しています。

今年の夏、"Destination: Mars"展示会がNASAの Kennedy Space Center Visitor Complex で開催されます。
参加者は、OnSightを使用した対話方式の火星バーチャルツアーによる火星ウォーカー体験ができるということです。
Curiosityのミッション担当者と同じ体験が出来ます。
また、あのムーンウォーカーのBuzz Aldrinさんも一緒に参加します。
*これは、一考の価値ありですね!

JPLは、この技術から国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士や宇宙船の設計・組み立てを担当するエンジニアを支援する複合現実アプリケーションを開発しています。
先日、1年間のISS滞在から帰還した宇宙飛行士Scott Kellyさんは、2016年2月にミッションコントロールとISSとで最初のSkype通話をした時に、これらのアプリケーションを使用しました。 

火星に降り立ったBuzz Aldrinさん

下図は、CuriosityのドライバーのErisa Hinesさんです。 

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Team Kanauと双NARABU

2016-04-01 00:41:14 | 火星への入植

いよいよthe International Gemini Mars Design Competition(インスピレーションマーズへのアイデアコンテスト)が始まりました。
このコンテストは、2014年に行われ日本のTeam Kanauが優勝したInspiration Mars Student Design Contestのリニューアル版です。
火星協会の位置づけとしては、いくつかの類似点はあるけれど、前回の「過度な技術開発」「打上げ能力やスケジュールへの要求によるあまり使用されない高エネルギー軌道を使用する」等の要件を今回は、回避することで、前回の原理的弱点を解消するものであると言うことです。
はるかに簡単で、より頻繁に用いる低エネルギー軌道を用いることで、できるだけ安全かつ簡単、安価にそして2024年には、打ち上げ可能なミッションとなっているということです。
それは、ちょうど大統領選が始まっており、今年の11月に新しい大統領が就任するさきがけとして9月にこのコンテストの優勝者が決まり、新しい大統領(男女どちらであれ)が2期の任期を全うする2024年に有人火星探査が実現するという巡り合わせになると言うことです。

そして、12チームの中に日本のチームが入っています。 
連続優勝を目指して、チームNARABU 頑張って! 

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