火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

the Mars Science Laboratory

2008-11-23 01:41:17 | MSL


既にご存知でしょうが、来年秋に打上が予定されている the Mars Science Laboratory(MSL)の着陸候補地が4ケ所に絞り込まれました。
Holden;扇状地、洪水の堆積物、湖底と粘土の豊富な堆積物を含んでいるクレーター。
Eberswalde;古代の川が湖に流れ込んだデルタ地帯。
Mawrth;少なくとも2種類の粘土を含んでいるむき出しの層がある。
Gale;粘土と硫酸塩を含む多くの地層を含む山。

NASAは、更に情報を集め09年の夏にMSLの着陸地点を決定するとの事です。
MSLは、以下の2点の利点からかなり幅広く着陸地点を決めることが出来ます。また、火星の1年(23ケ月)を通じての活動も予定されています。
1.着陸方式(a new "skycrane" technology:ローバーを吊るす形での軟着陸)により、かなりの危険な場所にも着陸可能である。
2.動力源を放射性同位元素電力(a radioisotope power supply:1970年代の火星バイキング着陸機により用いられたような)としていることで、最近のミッションで使用されている太陽エネルギーシステムに比べて、赤道からほど遠い場所でも一年中の活動を可能にした。

http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2008-219

また、ローバーの写真は、下記です。(NASAのサイトから取ったところサイズが大きすぎてアップできなかったため、スペースサイトさんからコピーさせてもらいました。ネット未熟者ですみません。スペースサイトさんは、こちらです。http://spacesite.biz/)
スカイクレーンとMSL本体が結合したところです。



http://mars.jpl.nasa.gov/msl/spotlight/20081112.html

火星には、必ず人による探査が行われることでしょう。それもかなり近いうちに。とはいっても10年単位での時間の流れの中でしょうが・・・。
火星の南半球のヘラス盆地で地下にかなり大きな氷河をMars Reconnaissance Orbiter(MRO)が見つけたとの事。生命の発見も確実な感じとなってきましたね。

http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=26993


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休息を!!

2008-11-13 00:59:03 | Phoenix


11月10日の発表でPhoenixと11月2日以来連絡が取れず、今後も期待できないということが明らかになりました。当面、数週間は、連絡を待つようですが、いよいよ来るべき時が来たと言うことですね。いつか来ることは、分かっていたミッションですが、その時が来るとこんなにも寂しいものなんですね。
11日から12日と大阪出張で10日の夜は特にニュースがなかったので、もう少しお付き合いできると思ってましたが、12日に帰宅して友人のメールで知りました。
Phoenixは、休息に入りましたが調査結果の分析・取りまとめは、まだ始まったばかりだとの事です。結果発表を期待して待ちましょう。
今までの成果を簡単にまとめますと以下のようです。
1.今までのどの着陸船より北極に近く着陸した。
2.今までの着陸船より深く掘ってサンプル採取した。
3.水の存在を確認した。
4.地球外で最初の原子間力顕微鏡を使った原子レベルに近い画像からSSIによる広範囲の眺望まで25,000以上の画像を送ってきた。
5.土の詳細な分析を実施した。アルカリ性であった。(生命の栄養分でありえる塩類の小さな濃縮を見つけた;氷と土の関連がある過塩素酸塩塩の発見;そして、炭酸カルシウム(液体の水の影響の目印である)の発見。)
6.天候の記録。;気温、圧力、湿気と風に関するデータ。もや、雲、霜と旋風の観測。雲からの降雪の観測。
7.Mars Reconnaissance Orbiterと共同して地上と軌道上から同時に天候の観測を実施した。

詳細は、下記サイトで

http://phoenix.lpl.arizona.edu/11_10_pr.php

しかしながら、今後も2009年のMSL、2013年のMAVEN、2016年のExoMARSが控えてますので、まだまだ火星探査は続くと言うことです。NASAは、火星の探査はまだまだ続くとの力強いコメントを出してます。

この次に火星が春を迎えるのは、2009年10月頃です。2008年5月の着陸時と同じ季節は、2010年3月頃です。Phoenixからの復活のメッセージを期待して待つこととしましょう。Phoenix 暫しの休息を!!

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休み休みですが、まだ頑張ります。

2008-11-05 23:49:20 | Phoenix


Phoenixは、10月30日以降、毎日連絡が取れているようです。その様子は、下記のサイトでビデオを見てみてください。

http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/multimedia/7010.html

Phoenixは、陽が落ちると活力を失うが、翌日の陽を受けて目覚めているとの事です。いよいよ長い冬眠に入る時期が来たようですね。残された時間で気象観測をするのと土にさしたTECPで伝導率の情報を得て、霜が降りる様子を捉える仕事を最後まで試みるとの事です。また、次の春or夏が来た時に復活してほしいと期待しますが、かなり悲観的な感じです。でも、待っていようと思います。
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通信繋がる!

2008-11-04 00:25:59 | Phoenix


Sol151と言うと10月27日頃でしょうか?砂嵐と氷の雲によって天候は、悪化してます。最高気温が-45℃となってますね。こういう天候の影響で29日にPhoenixが休止モードに入ってしまったようですが、30日の速報ですとMarsOdysseyと通信が繋がったようです。何とか測定を継続してほしいものです。Phoenixは、当初の任務は、既に果たしてはいますがまだ行けそうだと思っていたので心配です。更に長い冬を越しての復活も期待したいのですが・・・。過酷な環境なのでしょうね。
それにしても、3台の軌道船が見守ってくれているのが頼もしいですね。火星の探査は、今までの成果が結び合って着実に進化していることが実感出来ます。「継続は力なり」と更なる継続を!
速報は、下記です。

http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/news/phoenix-20081030.html
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