火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

いよいよPhobos目指して打上か?

2009-08-29 23:45:12 | Phobos-Grunt
火星は、2010年1月31日に衝となりますが、火星探査機の打上げの窓は、今年の10月頃開くようですね。
8月29日の産経ニュースによりますと、ロシアのPhobos-Gruntが、10月6日~16日の間にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打上げられるとのことです。
火星への到着は、2010年8月の予定です。

詳細は、下記にて
http://sankei.jp.msn.com/science/science/090829/scn0908291337001-n1.htm

チャイナネットにも載ってました。
http://japanese.china.org.cn/culture/2009-08/24/content_18391899.htm

本家本元の発表は無いかと探してますが、無いようです。

ロシアのサイト
http://www.russianspaceweb.com/phobos_grunt.html

その他、ESAや米惑星協会など覗きましたが、打上げ記事は見当たらないですね・・・。NASAと違って、情報がふんだんに流されることは無いのですかね。
もっと良く知りたいのですが、もどかしい限りです。

Phobos-Gruntの主目的は、下記の3点ですが、目玉は、火星の月Phobosから土のサンプルを地球に持って帰ってくる事です。
1.土サンプルのラボ分析を含むフォボスのその場所と遠隔での研究の両方
2.大気と砂塵嵐の全体論のダイナミックな作用を含む惑星火星をモニターすること
3.プラズマとちり成分を含む火星の環境の研究と放射線環境

3年に亘るミッションとなりますが、まず、Phobosに無事着陸することですね。

ロシア以外からの参加(日本も参加を求められた経緯がありますが、不参加のようで)
・ESA
・中国(火星軌道船、螢火1号)
・米惑星協会(LIFE)
・フィンランド気象研究所(MetNet)

中国の螢火1号は、火星を周回する軌道に乗り、火星の環境条件の観測、太陽風と火星磁場の観測そしてPhobos-Gruntと地球間の通信中継衛星の役割もするようです。

詳細は、下記にて
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200812081822

米惑星協会のLIFEは、10種類の微生物をチタニウム殻内部のカプセルに詰めてPhobos-GruntとともにPhobosへ着陸し、地球に戻ってくる3年間の旅をさせる予定。
10種類の内のどの種類の微生物が生き残っているか?興味のあるところです。
惑星協会では、10種類の微生物を発表してます。
トランスパーミアのテストとして期待されてます。全く初めての試みではなくてアポロの時も指令船に乗って月を往復した例があります。
トランスパーミアとは、生命が惑星間を旅することは可能であるという仮説だそうです。

詳細は、下記にて
http://www.planetary.org/programs/projects/life/

フィンランドの気象研究所のMetNetは、気象観測装置を数十個火星表面に置いて観測する計画です。

詳細は、下記にて
http://en.wikipedia.org/wiki/MetNet
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冷泉さん米けしかける有人火星探査!

2009-08-26 23:40:42 | Weblog
8月24日の日経新聞「インタビュー/領空侵犯」で冷泉彰彦氏が日本の将来のためにも火星への有人探査に積極的に取組むことが必要であると仰ってます。
日本が縮小志向でなく前向きに進む絶好のきっかけとなるという事ですね。
アメリカをけしかけてそれに積極的に係わるべきだということですね。
記事の中で冷泉さんは、「現時点では、火星に行って無事に帰ってくる技術は存在しない」と仰ってますが、全く不可能と言うことではないと私たちは、考えてます。
とにかく、冷泉さんが仰っているように日本も勿論人類全ての活性化に繋がると思います。是非、この議論を進めて行きたいものです。

日経ネットPLUSで議論が少し始まってますので、皆さんも会員登録(無料です。事務局も早速登録しました。) して、みんなの意見を読んだり発言をしましょう。

日経ネットPLUSは、下記にて
http://netplus.nikkei.co.jp/

既に、2人の方が冷泉さんの発言に対し、賛成意見を下記の通り述べてます。
・リチャード・デイルさん(英映画監督)が「地球を理解するため宇宙を目指す」

・山下雅道さん(宇宙航空研究開発機構教授)が「生命誕生のなぞ解くカギ、火星で探せ」

日本人が火星に一番乗りも不可能ではないと密かに思ってます。

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新しい火星探査車Athena活躍中!

2009-08-26 21:43:30 | MARS on EARTH


AMASE 2009(the Arctic Mars Analog Svalbard Expeditions)が活動中です。
今後の火星探査the Mars Science Laboratory (NASA)、 ExoMars (ESA)または the Mars Sample Return (NASA) missionsで使用することを想定してAthenaをSvalbard でテストしています。

詳細は、下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewsr.html?pid=32150

Athenaは、バッテリーで動きます。そしてロボットアームには、チタン製のスコップが付けられ、岩石などを採取します。そして、サンプル保管箱も用意されてます。サンプルリターンを実現するための取り組みですね!



Athenaのサンプル保管箱のアップです。



今までの成果から継続して、今後10年間の火星探査も面白くなると言ってます。
火星探査は、宇宙での生命の未来に繋がると思います。有人探査を是非実現したいですね。

ところで、Athenaは、アテネの守護神で知恵・芸術・学芸・戦争などの女神(ローマ神話のMinerva に当たる)だそうです。
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今年、第9回目です。

2009-08-17 23:14:30 | 火星協会


アメリカ火星協会で09年度のMDRS(the Mars Desert Research Station)への参加者を募集してます。
今年は、2009年11月14日から2010年4月18日の間行う予定です。
申込の締め切りは、9月15日でそれまでに履歴書を mdrs-applications@marssociety.orgまで送る必要があります。
どういう技術(技術者、生物学者、ジャーナリスト等)を持っているかでチームを組む際の参考とします。
また、英語の会話や読み書きが出来る方が有利ではあるが、必須ではないとのこと。
必要なら参加者の言語が話せる人と組み合わせてくれるようです。勿論、そういう人がいればということのようですが。

詳細は、下記にて
http://www.marssociety.org/portal/groups/AnalogsTF/MDRSSeason9Apps/


ユタ州の峡谷地帯の北緯38°24′、西経110°47′に火星協会が建設したMDRSが有り、毎年冬に有人火星探査のシュミレーションをやっています。
約2週間のローテーションで11チーム予定されてます。
以下のようなことをやるようです。
1.極限環境微生物のサンプル採集。
2.環境影響調査のための土のサンプル収集。
3.非侵襲的装置で各人の健康状態の測定をします。
4.滞在中の全ての食品が食物研究を目的に設計されている。

参加費用は、2週間の費用として1,000ドルとMDRSへ行くための集合地であるコロラド州のGrand Junctionへの往復の旅費とGrand Junctionでの滞在費用(数日)とのこと。
Grand Junctionからユタ洲のMDRSまでは、火星協会が運んでくれます。
また、2週間の滞在費用に対して奨学金が出るとのことです。
詳しく見てませんが、大体の人に500ドル出るのではないかと思います。
また、宇宙関連の学生や教師には1,000ドル+500ドル出るようですね。
勿論、奨学金を貰う場合は、いろいろなレポートやマスコミ関連の対応などでMDRSの活動に協力することが求められます。

我々もまだ行ったことがないので、これから少しずつ調べてお知らせします。
日本からGrand Junctionまで安く行く方法なども探します。
2週間、チームを組んで野外活動をするので体力も必要ですね。

ちなみに北緯38°24′辺は、日本では宮城県の石巻から山形空港を結んだ線上辺りです。
日本でも宮城県の後白髪山などで冬にやれそうでしょうかね。
もっと寒い北海道で良い候補地が有るかも知れませんが。
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楽しそうにやってます!

2009-08-16 00:01:09 | MARS on EARTH
以前紹介した北極海のSvalbard(74-80*N)に作られたNASAとESAの将来の火星ミッションで使用予定の「生命の探索」機器のための国際実験場で今年も研究者が活動してます。
8月12日のMarsTodayの記事です。
キツネや北極熊が出るのでライフルが必要であると言ってます。結構、物騒ですね。
環境汚染に気をつけながら氷河の中の極限環境微生物を研究していると言うことです。やっと見つけたと思ったら自分が持ち込んだ微生物だったら大変なことです。
環境汚染されていない場所を再度探さなくてはならなくなります。

詳細は、下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewsr.html?pid=32070

周りの環境は、いろいろな地形が集まったところです。
古い花崗岩岩石、デボン紀の赤の砂岩、3つの火口丘、温泉、および海に達する大きい氷河。


氷河に立って、サンプルを円筒形に採取しています。


サンプルを担いで徒歩で戻る様子です。ヘリコプターもあるようですが・・・。


ここでの研究を基に Exomars探査車(ESA)は2mの深さまでサンプルを掘ることができる掘削システムを用意するようです。

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Victoria クレーターきれいですね!

2009-08-15 11:25:59 | MRO
皆さん紹介されてますが、きれいなので当サイトでも遅ればせながら紹介します。

09年7月18日にMROのHiRISEで撮影されたもので、8月11日(米国時間)に発表されたビクトリアクレーターの斜め上空からの影像です。



左側にOpportunityの轍が写ってます。それを拡大したのが下記の写真です。




詳細は、下記にて
http://hirise.lpl.arizona.edu/ESP_013954_1780

急斜面の地層には、地質学者さんたちが興味を引かれる情報があるのでしょうね。
Google Marsで見るとOpportunityの活動の軌跡が良く分かりますので、感慨深いものがあります。
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Constellation具体化に向けて!②

2009-08-14 00:32:27 | NASA
スペースサイトさんの8月12日の記事でホワイトハウスから委託された委員会が12日に行った最後の打合せが紹介されています。



スペースサイトさんは、リンクしてますのでそちらの12日の記事を。Spaceflightの記事は、下記にて

http://spaceflightnow.com/news/n0908/12augustine/

・現在の予算は、絞りすぎなので現実性がないということで、増額を認めてます。
 2020年まで3億ドル上積み、その後は、年2.4%増額すると言うことです。
・強調しているのは、宇宙開発の継続性と計画性です。
 宇宙開発が必要であることには、疑問はないようです。
・予算の増額があってもISSの運用は、アメリカ単独では2015年までしか出来ないとのこと。
 2015年~2020年の間は、国際的パートナーに負担して欲しいとのことですね。
 国際的パートナーとは、ロシア、日本、カナダ、およびESAということです。
 民間の参加も期待しているようです。
・最終的に地球近傍小惑星、月や火星へのフライバイとその先の深宇宙への探査のためのオプションも評価してます。
 その場合、アレス5を人用に転用することも検討されたようです。どうもアレスⅠは評価低いのでしょうか?
・火星への有人探査については、当面の究極の目標であることは認められましたが、現在の計画の範囲を超えている(予算でしょうね)と言う理由で、今のところ予算やタイムスケジュールを出すまでには至らないと言う結論となってます。
 大変残念ですが、目標は一緒ですから気を落とさず頑張りましょう。
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Constellation具体化に向けて!

2009-08-09 11:28:50 | NASA


スペースサイトさんの8月6日の記事とテクノバーンさんの8月7日の記事によりますとホワイトハウスから委託された委員会のNASAの次期有人宇宙開発「コンステレーション」の再評価試案が大筋決まったようです。

スペースサイトさんは、リンクしてますのでそちらを。テクノバーンさんの記事は、下記にて

http://www.technobahn.com/news/200908070547

発端のSpace.com の記事は、下記にて

http://www.space.com/news/090805-human-spaceflight-options.html

基本的内容は、
・2011年までにスペースシャトルを引退させる。
・ISSの運用は、2020年まで延長する。
・2015年にアメリカのスペースシャトル代替輸送手段の開発が終わるまでの間の人員の輸送等は、ISS加盟国と民間企業に任せる。
・次期宇宙船は、ORION有人宇宙船とARESロケットとする。
・また、LEO(ISSが周回している400kmの低軌道)を超えて行く意志は、固い模様。
・マーズダイレクトなる案もあり、当方としては喜ばしいが、もう少しおとなし目の案が有力とのこと。

8月12日に最終的な会合を予定しており、その後、8月末にはオバマさんへ報告するとのことです。
オバマさんの判断が待たれるところです。

地球軌道から出て行く意志は、固そうですので何時までも浮き輪をつけて渚での遊びが繰り返されることは、避けられそうです。
関心事は、月でどの位費用を使うミッションになるのかです。
出来るだけ早く火星への道筋を歩いて欲しいと願ってます。

2004年2月に前大統領ブッシュさんが発表した「The Vision for Space Exploration」には、木星の衛星カリスト上に有人基地が描かれていましたからね。

下記の下のほうに「The Vision for Space Exploration」のPDFが有りますので、22ページのイラストを見てください。
http://www.nasa.gov/mission_pages/constellation/news/index.html
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若田さん!ゆっくり温泉に入って鋭気を養ってください。

2009-08-05 23:42:58 | Weblog
8月5日の日経によると、4日の夜、若田さんが日米のテレビ会議システムで日経との会見に応じたとのことです。
その中で「日本が独自の宇宙船を持つ必要がある」「宇宙開発は、人類存続のため避けられない」と発言されたようです。

詳しくは、下記にて
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20090804AS2G0400O04082009.html

海外では、オバマさんも火星探査へ傾いているようですし、日本も限りある原資を有効に活用することは勿論ですが、月であまりお金を使い過ぎないで、火星探査へ振り向けて欲しいものです。

8月2日の日経の社説は、若田さんを労いつつも費用対効果にも言及しており、「いつまでも宇宙飛行士だけが目立って実験がかすむようでは実験棟建設の意義が疑われる。」と厳しい指摘をしてますね。

詳細は、下記にて
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090801AS1K3100831072009.html

このご意見は、ご尤もですが、敢えて一言
一番の問題は、日本として宇宙開発に向き合う姿勢がしっかりしていない事だと思います。
若田さんも仰っているように、人類が宇宙へ出て行くのは繁栄を求めるのであれば必然と言って良いと思います。
アメリカ、EU、ロシアは、火星有人探査=火星入植を視野に入れています。
まず、行くことそうすれば、新しい技術や発見そして哲学、芸術等が生まれてくると思います。
何か良い技術が出来たら行こうという意見も聞きますが、全否定はしませんが宇宙開発には膨大な資金が必要です。より良い目標に向けて資源を集中する必要があります。
目的を達成するために人類に残されている時間もお金も限られているという認識の中で日本は、他の地球同胞に対してどういう責任を果たそうとしているのでしょうか?
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NASAの月火星探査の模擬試験

2009-08-05 23:09:54 | Weblog
8月4日のMarsTodayによると、NASAのExploration Systems Mission部長が月へ行き、そして火星へ、更に火星以遠へ行くプロジェクトを多くの人に広めるためサイトを立ち上げたそうです。ブログ、 Flickr、 Facebook、 Twitter、そして YouTubeと多くのツールを使用してます。

詳しくは、下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=28899

NASAの立ち上げたサイト
www.nasa.gov/exploration/analogs

NASAのExploration Systems Missionは、月へ戻ることと火星へ行くことそして火星以遠へ人類を送るために必要なことを技術も含め開発しているところです。
7月には、Pavilion Research Project(Pavilion湖、Ontario, Canada)とHaughton Mars Project(Devon Island, Nunavut, Canada)を開始したとのこと。Mars Societyのプロジェクトとの関係は、どうなのでしょうか?たぶん、関係ありかと思いますが、調べて分かれば報告します。
また、今年の秋には、Desert RATSチームがアリゾナの砂漠で徒歩による移動を計画しています。

下記の写真は、Desert RATS 2008の様子です。
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