火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

火星映画のベスト5とワースト5だって!「オデッセイ」は?

2015-11-28 23:14:44 | 「オデッセイ」映画

「The Martian」がアメリカで公開された10月2日のこんな記事を見つけました。
Here are the 5 best and 5 worst movies about Mars」という見出しで、以下の映画を紹介してます。
 http://www.popularmechanics.com/culture/movies/g2217/5-best-and-worst-sci-fi-movies-about-mars/

5 BEST

・Total Recall
・Mars Attacks
・The War of the Worlds
・Rocket Man
・Stranded

5 WORST

・John Carter
・Species Ⅱ
・Doom
・Ghost of Mars
・Mission to Mars 

「The Martian」の公開日にぶつけるとは、「憎い!」
「The Martian」は、日本では「オデッセイ」として来年2月5日公開されますが、ますます楽しみになってきました。
「オデッセイ」は、もちろんベストの方に入ることと期待してます。

コメント

いよいよ始まる、砂遊び!

2015-11-19 14:04:12 | MSL

11月16日のWhat'sNewによりますと、Curiosityは、行く手に横たわっている砂丘を調査する準備をしているとの事です。
この調査で、最近の火星環境がより良く分かることが期待できます。

下図がCuriosityの最近の位置で、黒い帯状のBagnold砂丘が調査対象です。


下図がそのBagnold砂丘の方向を撮影したものです。
MastCam(右)でSol1115(9月25日)に撮影されました。(南南西を向いてます。)

下図は、南南東を向いて撮影した画像です。
やはり手前にBagnold砂丘が見えます。

下図は、Bagnold砂丘の中の調査対象の「砂丘1」のサイトです。
画像は、MRO(マーズ・リコネッサンス・オービター)のHiRISEで撮影されたものです。 

Bagnold砂丘は、下図のとおり、現在も変化し続けていることが確認されています。 (調査対象「砂丘2」)
画像もMRO(マーズ・リコネッサンス・オービター)のHiRISEで撮影されたものです。 
2010年8月4日と2014年12月13日の画像を組み合わせています。約4年間の砂丘の変化がわかります。


Bagnold砂丘の調査は、以下の点で重要なものとなります。
・低重力、低大気圧の惑星での砂丘の初めての調査。
・活動している砂丘の初めての調査。
・砂丘の波紋の大きさが地球上のものより大きい現象の調査。
・砂丘を構成している鉱物組成が均一ではないことについて調査。
(MROの分光計CRISM(Compact Reconnaissance Imaging Spectrometer for Mars)による観測データーによって確認されている) 
・風による砂粒子の分粒が起きているかどうかの調査。 

とにかく、見たり触ったり踏んづけたりして徹底的な調査を期待してます。 
ただ、Curiosity自身が埋まってしまうことは、ないでしょうね?
気をつけて! 

Curiosityの着陸地点が決まった時、周辺の地形を細かく確認するために、1辺が約1.5kmの正方形に分割しました。
当ブログ2012年8月10日「着陸地点の分譲開始」をご覧ください。
今月から8つ目の四角に入ったとの事です。
下図の矢印の位置がSol1163(11月15日)のCuriosityの位置です。
*私は、8つ目の四角の意味があまり良く分かりません。 (だからなんなの・・・)

コメント

バラバラバラ・・・神託は下されたのか?

2015-11-17 23:48:44 | Phobos

メリーランドで開催されたアメリカ天文学会の年次総会の惑星科学部門で11月10日発表された内容は、フォボスに関することでした。
発表者のTerry Hurfordさんによりますと、フォボスは、岩ではないと考えられ、3,000万年から5,000万年以内にばらばらに壊れることが予想されるとの事です。
*Terry Hurfordさん:NASA’s Goddard Space Flight Center in Greenbelt, Maryland.  

その発見の鍵は、フォボス最大のクレーターのスティックニー・クレーター(直径10km)にある放射状の溝だとの事です。
この溝は、スティックニーを作った天体が衝突した際の衝撃でできたと考えられていました。


しかしながら、この溝を良く調べると、下記の点で隕石による衝突で出来た溝ではなく、火星との潮汐力によって変形されたため生じた溝であることが分かったとの事です。
・溝が放射状に伸びていない。(隕石の衝突で出来た場合は、中心から放射状に伸びるはず)
・新しい溝が出来ていることが確認された。 (クレーターの変形は、確認されていない)

更に、最近の研究で、フォボスはしっかり固まった天体ではなく岩石などの破片の集合体で、表面を100mくらいの厚さでレゴリスが覆っている形ではないかと考えられているとの事です。

GIZMODOさんでも取り上げています。
http://www.gizmodo.jp/2015/11/post_20161.html

*今回の発表で、新しい内容としては、フォボスが岩ではないということだけです。
Wikipediaによりますと、もともとフォボスは、火星の潮汐力によって100年間で約1.8m引き付けられており、やがてロシュ限界に達し壊れる運命にある。そして、5,000万年以内に火星の表面に激突するか、破壊され火星のとなると考えられていましたので、既定路線と言えますね。

コメント

Sol926 "Garden city"での成果

2015-11-16 14:24:11 | MSL

11月11日、久々にWhat'sNewが更新されました。
メリーランドで開催されたアメリカ天文学会の年次総会の惑星科学部門でDiana Blaneyさんが"Garden City"で得られた成果を発表したそうです。
Diana Blaneyさん: a Curiosity science team member at NASA's Jet Propulsion Laboratory, Pasadena, California.

下図が"Garden City"の画像で、背後に見えるのがSharp山ですね。
4月8日の当ブログ「“Garden City”の鉱脈に惹かれて」で紹介した湖底の堆積物が岩になった後に湿潤な環境下で形成されたものです。
"Garden City"では、足場が悪いためドリルを使えなかったので、主としてChemCamで分析をしています。
鉱脈の分析の結果、単一の物質ではなくいくつかの物質が見つかりました。
ある部分は硫酸カルシウムで、他の部分では硫酸マグネシウムが確認されています。
更に他の鉱脈では、フッ素が豊富であったり、鉄がいろいろな濃度で見つかりました。 

CuriosityがSol923にSharp山の麓Pahrump Hillsでの調査を終えて、山を登り始めてすぐSol926(3月15日)に"Garden City"を見つけました。
そして、この鉱脈を調査したわけです。 
約8ケ月前の出来事ですね。

下図は、その鉱脈をアップしたMastCamによる画像です。(差し渡し約60cmです。)
1)薄くて暗色調の破壊充填材; 2)大きく破損した中の厚く暗い色調の鉱脈材料;3)最後に堆積された明るいトーンの鉱脈材料
http://mars.jpl.nasa.gov/msl/multimedia/images/?ImageID=7529

下図は、上記「1)薄くて暗色調の破壊充填材」のRMI(Remote Micro-Imager)での画像です。
青いバーがカリウム、赤いバーが鉄の含量を表しています。
左がSol946(4月4日)、右がSol936(3月25日)に撮影されました。
http://mars.jpl.nasa.gov/msl/multimedia/images/?ImageID=7530

下図が"Garden City"の位置です。

下図がCuriosityの最近の位置です。
本日(11月16日)は、Sol1165ですが、発表されているのは、Sol1160までなんです。 

 

コメント

日本!激遅! なんで?誰か教えて!

2015-11-15 11:14:44 | 「オデッセイ」映画

「The Martian」の公開時期を調べたところ、日本では何で来年2月にならないと見れないのか?
まったく不思議に思えてならない。
これって、「ガラパゴス化」の一環・・・
現在、得られた情報によりますと各国の公開時期は、下記のとおりです。 
http://www.imdb.com/title/tt3659388/releaseinfo

日本は、堂々?の84位です。それも他をかなり離して・・・なんで?誰か教えて!

Release Dates 

Canada 11 September 2015 (Toronto International Film Festival)
UK 24 September 2015 (London) (premiere)
USA 27 September 2015 (New York Film Festival)
Australia 30 September 2015  
UK 30 September 2015  
Indonesia 30 September 2015  
Ireland 30 September 2015  
Norway 30 September 2015 (Bergen International Film Festival)
Philippines 30 September 2015  
Argentina 1 October 2015  
Brazil 1 October 2015  
Chile 1 October 2015  
Colombia 1 October 2015  
Czech Republic 1 October 2015  
Dominican Republic 1 October 2015  
Greece 1 October 2015  
Hong Kong 1 October 2015  
Croatia 1 October 2015  
Hungary 1 October 2015  
Israel 1 October 2015  
Italy 1 October 2015  
Republic of Macedonia 1 October 2015  
Mexico 1 October 2015  
Malaysia 1 October 2015  
Netherlands 1 October 2015  
New Zealand 1 October 2015  
Peru 1 October 2015  
Puerto Rico 1 October 2015  
Portugal 1 October 2015  
Serbia 1 October 2015  
Singapore 1 October 2015  
Slovenia 1 October 2015  
Thailand 1 October 2015  
Uruguay 1 October 2015  
Bulgaria 2 October 2015  
Canada 2 October 2015  
Ecuador 2 October 2015  
Estonia 2 October 2015  
India 2 October 2015  
Iceland 2 October 2015  
Cambodia 2 October 2015  
Lithuania 2 October 2015  
Latvia 2 October 2015  
Norway 2 October 2015  
Pakistan 2 October 2015  
Poland 2 October 2015  
Romania 2 October 2015  
Sweden 2 October 2015  
Turkey 2 October 2015  
Taiwan 2 October 2015  
USA 2 October 2015  
Vietnam 2 October 2015  
South Africa 2 October 2015  
Nigeria 5 October 2015  
Belgium 7 October 2015  
Egypt 7 October 2015  
United Arab Emirates 8 October 2015  
Bahrain 8 October 2015  
Belarus 8 October 2015  
Germany 8 October 2015  
Denmark 8 October 2015  
Georgia 8 October 2015  
Iraq 8 October 2015  
Jordan 8 October 2015  
South Korea 8 October 2015  
Kuwait 8 October 2015  
Kazakhstan 8 October 2015  
Lebanon 8 October 2015  
Oman 8 October 2015  
Qatar 8 October 2015  
Russia 8 October 2015  
Syria 8 October 2015  
Ukraine 8 October 2015  
Austria 9 October 2015  
Finland 9 October 2015  
Mongolia 9 October 2015  
Spain 16 October 2015  
France 21 October 2015  
China 25 November 2015  
Jamaica 25 November 2015  
Trinidad and Tobago 25 November 2015  
Bolivia 26 November 2015  
Venezuela 27 November 2015  
Japan 5 February 2016

 

コメント

移住計画の方が安全

2015-11-08 15:14:12 | 「オデッセイ」映画

マーズワンプロジェクト 移住候補者のEtsuko_Shimabukuroさんが『The Martian』を見たそうです。
ご自身のブログで紹介されていますので、紹介します。
 http://etsuko4mars.hatenablog.com/entry/2015/11/04/080050

映画を見て、無理に帰る計画よりもMarsOne方式の移住を目的にした方が安全だと思ったとの事です。

コメント

太陽嵐が~~

2015-11-07 16:42:48 | MAVEN

MAVENの1年に亘る火星大気の調査結果が11月6日4時 JSTの記者会見発表のあと、MAVENのサイトでも発表されています。
結論は、「火星大気が失われた原因が太陽風であったことが確認された。」ということでした。
記者会見のビデオ: https://www.youtube.com/watch?v=dIIV-EQKMAA



ほぼ予想通りの結論でしたが、ハッキリと確認されたことで、今後の研究方針が定め易くなりました。
MAVENの観測によって火星大気が太陽風によって剥ぎ取られる量が毎秒約100gということです。
そして、2015年3月に発生した太陽嵐で、太陽嵐による影響も確認されました。 
太陽嵐3月17日 http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032000006/

また、興味深いのは、火星大気が剥ぎ取られている場所3ケ所が確認されたことです。
太陽風が火星の後へ流れる下方部分と火星の極の上部を流れる "polar plume,"からと火星の周囲のガスの拡張雲からということです。
火星大気の損失割合は、以下のとおりです。
・火星の後へ流れる下方部分から約75%
・火星の極の上部を流れる "polar plume,"から約25%
・火星の周囲のガスの拡張雲からは、ほんの少し 

MAVENの最終目標は、初期火星から失われた大気と水の量を確定することです。
*まだまだ、これからですね! 

MAVENは、11月16日に丸1年の科学ミッションを終了します。
その後は、2013年11月19日の当ブログ「完璧な打上げでした!」で触れているとおり、6年間の追加調査となる予定です。

コメント (1)

MAVENの成果発表!

2015-11-04 11:31:48 | MAVEN

11月6日午前4時 JST(11月5日14時 EST)からMAVENによる今までの探査結果の発表が行われます。
NASA_TVなどで見ることが出来ます。
「火星大気の運命について新しい発見を発表」するとの事です。 
発表者は、以下のとおりです。(皆さんMAVEN関係者ですね)

  • Michael Meyer, lead scientist for the Mars Exploration Program at NASA Headquarters
  • Bruce Jakosky, Mars Atmosphere and Volatile Evolution (MAVEN) principal investigator at the Laboratory for Atmospheric and Space Physics (LASP) at the University of Colorado, Boulder 
  • Jasper Halekas, MAVEN Solar Wind Ion Analyzer instrument lead at the University of Iowa, Iowa City 
  • Yaxue Dong, MAVEN science team member at LASP 
  • Dave Brain, MAVEN co-investigator at LASP

NASA_TVは、こちらです。
http://www.nasa.gov/nasatv 

*楽しみですね。
 明け方にMAVENの発表を聞いてから5時頃に東の空を見上げれば、月、木星、火星、金星を見ることが出来ます。

コメント