6月26日のJPLの発表によりますと26日に軌道調整を実施したとのことです。
今回の調整は、当初予定されたものではありませんが、当ブログ「山のあなたのそば近く」でお知らせしたとおり、Sharp山により近い地点に着陸させる為のものです。
今回の調整は、2011年11月26日打ち上げ以来3回目のもので、4つのスラスターを合計40秒噴かしたとのことです。
これによって、Curiosityを積んだ宇宙船の速度を時速1マイルのおよそ10分の1(秒速50ミリメートル)速めたとのこと。
今回の速度調整は、1月11日に行われた最初の軌道修正の約150分の1、3月26日の2回目の軌道修正の約20分の1の規模だそうですので、かなりの微調整といえるでしょうね。
軌道調整は、宇宙船からのデーターとドップラー効果測定で成功したことが確認されています。
宇宙船は、計画より約70秒早く高度約200kmで火星大気へ突入することとなります。
Sharp山近くに着陸する為、着陸目標範囲を従来20km×25kmのところを7km×20kmに狭めており、このことで着陸地点からSharp山の斜面の調査目標地点に移動する為の時間が数ケ月短縮できる見通しです。
単純に言っても、幅で13km、長さで5km縮んでいます。
Curiosityの移動速度は、最大で時速90メートル、平均では時速30メートル程度と予想されています。
時速30メートルとして1日10時間移動したとして、30日で9km移動できますが・・・移動するのが目的ではないですからね・・・
より目標に近く着陸することは、重要だと思います。
6月27日時点で宇宙船は、火星まで567百万kmの行程のうち494百万kmを飛行したとのことです。
いよいよ着陸まで40日を切り、クルージングフェーズからアプローチフェーズへ移行しました。
Curiosityのチームは、着陸を成功させる為に忙しくなることでしょう。
下記の通り、突入8日前から3回の軌道調整が予定されています。
着陸に関してのビデオは、こちらです。
今回の着陸が成功すれば、今までと比べてより小さな目標地域により重いペイロードを安全に輸送できる大胆な技術が確立できたことになります。
これらの革新は、今後の色々なミッションの可能性を広げることとなります。
そして、火星への有人探査に必要とされる能力の獲得に向けNASAを大きく前進させることとなります。
今回の調整は、当初予定されたものではありませんが、当ブログ「山のあなたのそば近く」でお知らせしたとおり、Sharp山により近い地点に着陸させる為のものです。
今回の調整は、2011年11月26日打ち上げ以来3回目のもので、4つのスラスターを合計40秒噴かしたとのことです。
これによって、Curiosityを積んだ宇宙船の速度を時速1マイルのおよそ10分の1(秒速50ミリメートル)速めたとのこと。
今回の速度調整は、1月11日に行われた最初の軌道修正の約150分の1、3月26日の2回目の軌道修正の約20分の1の規模だそうですので、かなりの微調整といえるでしょうね。
軌道調整は、宇宙船からのデーターとドップラー効果測定で成功したことが確認されています。
宇宙船は、計画より約70秒早く高度約200kmで火星大気へ突入することとなります。
Sharp山近くに着陸する為、着陸目標範囲を従来20km×25kmのところを7km×20kmに狭めており、このことで着陸地点からSharp山の斜面の調査目標地点に移動する為の時間が数ケ月短縮できる見通しです。
単純に言っても、幅で13km、長さで5km縮んでいます。
Curiosityの移動速度は、最大で時速90メートル、平均では時速30メートル程度と予想されています。
時速30メートルとして1日10時間移動したとして、30日で9km移動できますが・・・移動するのが目的ではないですからね・・・
より目標に近く着陸することは、重要だと思います。
6月27日時点で宇宙船は、火星まで567百万kmの行程のうち494百万kmを飛行したとのことです。
いよいよ着陸まで40日を切り、クルージングフェーズからアプローチフェーズへ移行しました。
Curiosityのチームは、着陸を成功させる為に忙しくなることでしょう。
下記の通り、突入8日前から3回の軌道調整が予定されています。
着陸に関してのビデオは、こちらです。
今回の着陸が成功すれば、今までと比べてより小さな目標地域により重いペイロードを安全に輸送できる大胆な技術が確立できたことになります。
これらの革新は、今後の色々なミッションの可能性を広げることとなります。
そして、火星への有人探査に必要とされる能力の獲得に向けNASAを大きく前進させることとなります。