火星への道

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火星からのお持ち帰り・・・

2018-05-01 15:44:28 | サンプルリターン

NASA

NASAとESAは、2018年4月26日に火星サンプルリターンについて以下の声明を発表しました。

以下、簡約
ーーーーーーーーーーーー

火星の仲間たちへ、

   この1週間は、火星探査プログラムのエキサイティングで生産的な1週間でした。4月26日の木曜日、ベルリン航空ショーで、NASAとESAは、2019年末までにそれぞれの当局に提出される火星試料回収計画(サンプルリターン)を共同開発する目的で、Statement of Intent(SOI)に署名しました。米国議会大統領の予算申請とESA閣僚理事会の2019年12月の会議を経て、NASAとESAは、約18ヶ月後にこの要請に応じることが期待されます。皆さんの参考のためにSOIが添付されています。

   この署名は、あなた方が何十年も前から努力してきた、この感動的な使命を果たすために一緒に働くという欲求、準備、意欲の結果を伝える歴史的なものです。これは、パートナー間の1年以上の労力の産物です。私は、コミュニティとチームとして、この壮大な挑戦に取り組む準備ができていると確信しています。私たちは、適切なサンプルを特定するための科学的および運用上の成熟度を持ち、クリティカルな技術を適用する準備ができており、規律を持ってこのキャンペーンを手頃なコストで実行することができます。

   私はこのチャンスに興奮しています、誰もがこの取組みを成功させるために私とともに参加してくれることを期待してます。

Jim Watzin, NASA Mars Exploration Program Director

SOI:https://mepag.jpl.nasa.gov/announcements/2018-04-26%20NASA-ESA%20SOI%20(Signed).pdf

以上

ーーーーーーーーーーー

ネタ元:Planetary News
https://www.lpi.usra.edu/planetary_news/2018/05/01/nasa-esa-statement-of-intent-for-mars-sample-return/

参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

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歴史的薩長連合!!

2009-07-11 18:03:46 | サンプルリターン




歴史的薩長連合とでも言いましょうか。7月8日のMarsTodayによるとESAとNASAとで2016年から始まり、2020年に亘る火星探査協力を進めることが合意されたとのこと。
背景には、各宇宙機関の予算上での危機がありました。
ESAは、Exo-Marsミッションを完遂し、更なる火星探査に繋げる為、政府から国際協力に努めるよう勧告されていました。
また、NASAもMSL(Mars Science Laboratory)が2009年から2011年に延期された後、予算面から今後の火星探査計画の見直しがされている状況です。
こうした両宇宙機関の事情もあり、昨年末から協議を重ねてきたようです。

詳細は、下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=28684

まず、両機関でMEJI(Mars Exploration Joint Initiative)を設立して、更に下記の組織を運用していくとのこと。
・a joint ESA/NASA engineering working group(JEWG)
・a joint executive board
・a joint architecture review team
2020年の火星からのサンプルリターンを最終目標としてます。

そうこうしているうちに7月10日のMarsTodayの情報で、NASAからこの件に関して説明資料が出たことが報告されました。
前半部分は、MSLの予算状況。そして、後半はESAとの協同事業について詳しく説明されてます。



詳細は、下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewsr.html?pid=31742

それにしても、昨今の経済状況からすれば予算が厳しいのは仕方ありませんね。
年収何百億円とかいう桁違いの大金持ちがいるのですから、助けてくれませんかね・・・。
でも、ESAもNASAも火星探査に対する強い意志を感じます。
人類の未来が掛かってると言うことですね。
頑張ってほしいし、応援していきましょう!

コメント (2)
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PARISで今後の火星探査についての国際会議

2008-07-06 00:21:26 | サンプルリターン



7月9-10日、パリでESAとフランス宇宙研究所がNASAとIMEWG(INTERNATIONAL MARS Exploration Working Group)と協力して、火星の探検における次のステップを議論するために、会議を行うようです。当面は、サンプルリターンを目的とし、究極は人による探査へと繋がる道筋です。この会議への関わりについてJAXAへ質問を送りましたが、返事が来るでしょうか?

http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=25846

コメント (1)
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