火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

なんだか元気です

2010-08-02 23:23:25 | MELOS
本日、東京大学総合研究博物館で行われている「火星 ウソカラデタマコト」を見に行って来ました。
本日は、MELOSの関係者が集結する特別セミナーということでもありました。
展示は、小さなスペースに良く纏められていて、意図が明確に示されていました。
日本の組織でこんなに風通しが良い感じを受けたのは、初めてです。
はやぶさの成功が良い後押しとなっているんでしょうか?
JAXAから資金援助が出たというような謝辞がありました。
入り口脇には、宇宙農業の蚕さんとドジョウさんも展示されてました。蚕さんは、希望者に分けてくれるようです。
研究者の方に聞いたところでは、「のぞみ」をやっていた研究者が「あかつき」をやっているようです。「あかつき」の成功を踏まえて再度、火星への挑戦となることを期待しましょう。

メインテーマは、4つのPlanA-Dに対する人気投票ですね。
各プランは、展示品と主要な研究者によるプロモーションビデオで構成されており、公開ギャラリーの日は、運がよければ研究者に直接話が聞ける機会があるということです。
このような機会はめったに無いのでぜひ皆さんもお出かけになることをお勧めいたします。
この展示は、10月30日まで行われています。
公開ギャラリーは、8月4日、18日、22日、9月18日、10月16日の13時~14時の予定です。

①PlanA 火星探査車を用いた表面探査(地質探査)
 (プロモーションビデオ出演)並木則行(千葉工大)、石橋高(千葉工大)、久保田考(JAXA)
    
 展示品:LIBS(レーザー誘起絶縁破壊分光器)

下記にて、詳しく
http://www.perc.it-chiba.ac.jp/movie/index.html

    
②PlanB 火星探査車を用いた生命探査
 (プロモーションビデオ出演)山岸明彦(東京薬科大)、伊藤隆(理化学研究所)、三河内岳(東大)
 
 鉄還元微生物

適当なのがなく、参考までに
    http://www.ne.jp/asahi/mc/minatomachi/deep-biosphere.htm    

PlanAとBは、どちらも探査車を使用します。今回、模型が展示されており久保田さんが説明されていました。
NASAの探査車は、6輪ですが、JAXAは5輪を提案してます。
5輪でもNASAのSPIRITのように1輪が故障しても活動可能とのことです。

久保田さんのHPは下記にて
http://robotics.isas.jaxa.jp/kubota_lab/research.html

③PlanC 無着陸サンプルリターンを中心とした空中探査
 (プロモーションビデオ出演)藤田和央(JAXA、東大)、橘省吾(東大)、三河内岳
 これは、私も気に入った案です。私の場合は、もちろん有人で行くことが希望ですが・・・
 この案は、簡単に言いますと、火星を周回して空中のダストをサンプリングして地球へ持ち帰ろうということです。 
 
 展示の目玉は、火星の3D画像です。  
  
 火星探査航空機については、直接触れられていませんが、展示パネルがありましたので関係あるサイトを探しました。
下記とか    
http://www.k.u-tokyo.ac.jp/ae/res/ren01.html

下記とか    
   http://www.ard.jaxa.jp/research/mitou/mit-index.html

http://flab.eng.isas.jaxa.jp/member/oyama/research_j.html  

 
④PlanD 複数の着陸機でネットワークを作る地中探査
  (プロモーションビデオ出演)千秋博紀(千葉工大)、新谷昌人(東大)
    
  展示品:レーザー地震計

下記にて    
https://kaken.nii.ac.jp/ja/p/15340148

なんだか、別世界にいるような気分の空間でした。
日本で火星探査についてこんなに熱く語る人たちが居たなんて、嬉しい限りです。

また、この東京大学総合研究博物館には、多くの人骨や土器などが展示されていましたが、2階の「昆虫標本の世界―採集から収蔵、多様性保全まで」(会期:2010年7月24日(土)~10月30日(日))も展示数は、多くはありませんでしたが質の良い展示だと感じました。

夏休みに是非行って見てください。
ついでに東大キャンパスを見てみるのも良いかと思います。
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火星へ日本も再挑戦か!のぞみがまたでた!

2009-05-05 00:12:02 | MELOS
5月4日のmsn産経ニュースによると、火星に無人探査機を軟着陸させる日本で初めての計画が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や東大の研究者らの間で浮上したとのこと。それによると平成30年の打ち上げを目指す構想で、火星にCO2(二酸化炭素)が多いことや大気圧が地球の百分の一といった環境変化の過程を探る目的とのこと。
詳細は、下記にて
http://sankei.jp.msn.com/science/science/090504/scn0905040128000-n1.htm

この件も5月5日のスペースサイトさんに教えていただきました。いつもお世話になってます。

http://spacesite.biz/

火星は月に続く有人活動の候補地として欧米などが探査競争を展開しているが、日本は火星を周回する探査機「のぞみ」を失敗し、後塵(こうじん)を拝している。関係者は「今度こそ」と意気込んでいる。

記事の出所がハッキリしないので半信半疑ですが、天下の産経新聞さんの情報なので間違いないでしょう。JAXAのホームページでは、探せませんでした。
何はともあれ、嬉しいニュースです。インド、中国も火星と言っている時代に日本はどうなるのかと思っていたので、期待が高まります。

更に記事によると、計画は「MELOS」(ミーロス)と名付けられ、既に100人以上の研究者が参加。25年ごろにJAXAの正式なプロジェクトとして開発着手を目指す。とのことです。
MELOS計画では、高度が異なる2基の衛星で大気の流れや組成などを高精度に観測する。探査機には小型車やレーザー装置、地震計などを搭載。レーザーを地表に照射し、蒸発した気体の元素を調べたり、小型車で土壌を分析することなどを検討している。土壌分析で生命の痕跡にたどり着く可能性もあるという。


既に100人もの研究者が参加ということは、何か会議なり研究機関が出来たのでしょうかね。

日本は火星を周回する探査機「のぞみ」を1998年7月4日に打ち上げ、2003年12月9日に火星軌道投入を断念し、そして「のぞみ」は、12月14日に火星から 1000 km地点を通過してこのミッションは、失敗に終わっていますね。そのあと、日本での火星探査は片隅に置いておかれてきましたが、やっとまた世界と肩を並べて進めるんですね。

最近のアメリカの惑星協会の「月の先に:21世紀の有人宇宙探査の新しいロードマップ」によると現在の最高の科学で到達可能な目標は、火星への有人探査であると言っており、そのために最善を尽くすべきだと言ってます。
簡単にいうと月への有人探査に否定的で月で有人活動するためのインフラにお金を浪費すべきではないということを言ってます。火星への有人探査が現在の展望できる範囲での最高の目標であり、月軌道よりも更に火星に近づく方向での有人ミッションに費用を使うべきといってます。
詳細は、下記にて

http://www.planetary.org/programs/projects/space_advocacy/roadmap.html

如何に火星へ人類を送り込み、無事に帰還させるか?世界の最高の頭脳、技術、勇気そして文明を総動員してやるべき遣り甲斐のあるテーマではないでしょうか?
一寸、一人だけ盛り上がっているかもですが・・・。
火星への移住、そして太陽系からの旅立ち・・・。
すごいな~。世界中が力を合わせれば可能だと信じてます。今夜は、眠れそうもないな。


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