12月22日のHazard labさんの記事によりますと、12月にサンフランシスコで開催された米地球物理学連合(AGU)の秋季学会で、NASAジェット推進研究所がInsightの最新報告を発表したそうです。それによりますと、Insightが過去1年間(地球年)で322回の地震(=火震)を観測し、その地震の中に2つの大きな地震が確認され、InSightの着陸地点から1600キロほど離れた「ケルベルス地溝帯」(下図)の断層が震源の可能性があるとのことです。
*InSightが火星に着陸したのは、2018年11月26日11:52 PST(11月27日4:52 JST)で、地震計の設置は、2018年12月19日でした。
(C)ESA / DLR / FU Berlin、CC BY-SA 3.0 IGO
Hazard labさんの記事は、こちら:https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/2/32425.html
ーーーー*下記のAGUの発表は、ネタ元ではないようです。2019.12.28追記----
Hazard labさんのネタ元は、多分このAGUでの発表かと:https://eos.org/features/a-modern-manual-for-marsquake-monitoring
12月27日付のNationalGeographicさんの記事によりますと、ネタ元の論文は現在査読中とのことです。
NationalGeographicさんの記事:
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/122700763/
ーーーーーーーー追記終了ーーーーーー
*火星の内部が明らかになるのが楽しみですね!