火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

MMXにも「マスコット」を!!

2018-10-03 21:44:39 | 日本

MMX

JAXAは、MMX探査機に搭載する小型着陸機について、フランス国立宇宙研究センター(CNES)とドイツ航空宇宙センター(DLR)での共同開発に合意しました。
http://www.jaxa.jp/press/2018/10/20181003_mmx_j.html

共同声明発表者
・JAXA理事長山川 宏
・CNES総裁ジャン=イヴ・ル・ガル
・DLR長官パスカール・エーレンフロイント


なんと!今日、小惑星探査機「はやぶさ2」からリュウグウに投下された小型着陸機“MASCOT”は、DLRとCNESが共同開発したものなんですね!

(C)JAXA

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火星に、お帰り~! 待ってました!

2018-08-28 12:28:24 | 日本

MMX
マスコミでちらほらと文科省がMMXに関して2019年度の概算要求に盛り込んでいるという報道がされています。
気になってJAXAの発表を探しましたが、まだ出てないようですね~
と言う事で、筆者は、下記の日刊工業新聞(電子版)で確認しました。
(読者登録が必要です。)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00486128

「記事の概要」
2024年の打ち上げを計画。
2019年から詳細設計を開始します。その進め方は、計画通りのコストと期間での開発を進めるために「フロントローディング」の手法を導入するようです。
ISASが主体となって、設計の検討に1年くらいを見込んでいますね。

火星衛星探査機のイメージ(JAXA提供)

JAXAのMMXのサイトは、こちら
http://www.isas.jaxa.jp/missions/spacecraft/future/mmx.html

JAXAのプレスリリース_180614:宇宙科学ミッション(MMX・DESTINY+・JUICE)の検討状況については、こちらhttp://www.jaxa.jp/press/2018/06/20180614_mmx_destiny_juice_j.html

上記の資料は、こちら
http://www.jaxa.jp/press/2018/06/files/20180614_mmx_destiny_juice.pdf

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JAXAがESAとの協力の進化を発表・・・

2017-05-17 11:24:55 | 日本

JAXAが5月15日に、欧州宇宙機関(European Space Agency:ESA)との協力をさらに拡大・深化させることで合意して、共同声明を発表しました。

詳しくは、下記にて
http://www.jaxa.jp/press/2017/05/20170515_esa_j.html

日経のオンラインニュースは、下記にて
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG15HA2_V10C17A5CR8000/

------------「内容を以下に引用します。」-------------------

JAXA-ESA共同声明
JAXA-ESA Joint Statement(仮訳)

 2017年5月15日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長 奥村 直樹と、欧州宇宙機関(ESA)長官 ヨーハン=ディートリッヒ・ヴァーナーは、東京において会合を行い、以下の内容について確認した。

(協力関係の継続・拡大・深化)
 両機関長は、長年にわたり実施されてきた両機関の協力実績を総括し、地球観測、宇宙環境利用、宇宙科学等の分野における共同ミッションや、さらには国際宇宙ステーション(ISS)での協力が大きな成果を上げてきたことを確認した。

 そして、気候変動問題への貢献を目指す雲・エアロゾル・放射観測ミッション「EarthCARE」や、太陽系の中でほとんど探査がされていない惑星の起源と進化の解明に取り組む水星探査ミッション「BepiColombo」等の共同ミッションが計画通り進行し、両機関及び世界に大きな恩恵をもたらすことを確認した。

(地球規模の課題と共同貢献の確認)
 両機関長は、より良い社会のため、また持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する衛星による全球観測やその他の宇宙アプリケーションの重要性を認識した。とりわけ、両機関長は、地球温暖化対策に貢献する温室効果ガス(GHG)排出量報告の精度向上に衛星観測データを活用するための協力を深めるとともに、宇宙技術による統合的なアプリケーションの促進を図り、多くの分野での新たな事業の拡大に結び付けていくことに合意した。

(人類の活動領域の拡大における連携)
 さらに両機関長は、国際パートナーシップ活動によるISSの2024年までの最大利用を促進することの重要性を確認するとともに、新たに、月をはじめとする宇宙探査分野で欧州と日本の強みを生かしたミッション創出の検討を行うことに合意した。
また、両機関長は、宇宙探査に係る閣僚級会合である第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)が2018年3月3日に日本で開催されることを受け、その成功に向け協力していくことに合意した。

(まとめ)
 最後に両機関長は、上記の特定された分野での協議を年内に完了させるため、担当役員レベルのワーキンググループを設置した。両機関長は、全ての協力活動を通じ、宇宙技術による社会課題の解決や産業振興、人類の活動領域の拡大に貢献していくことを宣言する。

-------------------以上、引用終わりーー

ところで、
Jan Woernerさんは、下記資料によりますと、
2015年7月1日、ヨーロッパ宇宙機関(European Space Agency)長官として就任したようですね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Johann-Dietrich_W%C3%B6rner

また、JAXAの記事によりますと
「ヴァーナー長官の就任後初来日の折に、両機関の協力をさらに拡大・深化させるべく機関間の会合を開催しました。」となってます。
つまり、今回の来日の主目的では、なかったということのようですね。
とは言っても、JAXAとESAの協力関係が継続・拡大・深化したということを素直に歓迎したいと思います。
でも、要望および懸念として、日本も有人火星探査および有人宇宙活動に関して主体的に取り組む必要があるということを言っておきたいと思います。

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惑星資源探査 × ICT

2017-03-15 15:18:11 | 日本

3月13日の朝日デジタルに驚きのニュースが出ました。
http://www.asahi.com/articles/ASK3F4TH3K3FULBJ00D.html
上記の記事によりますと「総務省の専門家会議は13日、火星を周回する超小型衛星を2020年に打ち上げる方針を確認した。」とのことです。 
火星探査用衛星を情報通信研究機構(NICT)や東大が開発すると言うことです。
・打上時期は、2020年
・衛星の大きさは、100kg以下
・費用は、数億から数十億円
・衛星は、水分を検出するセンサーを搭載し、今後、月や火星の地表下数十センチに眠る資源探査を実施するための技術にも繋げるとのこと
・打上ロケットは、未定

ネタ元を探しましたが、見つけることが出来ませんでした。
見つかる限りの関連情報は、朝日デジの引用ばかりでした。(泣;
*日本の場合、この種の情報の正式発表が遅いように感じてます。

しかしながら、月探査情報ステーションでは、独自の分析とコメントがされていました。(流石!!)
http://moonstation.jp/blog/marsexp/the-asahi-shimbun-says-nict-and-university-of-tokyo-estimating-mars-orbiting-satellite-in-2020

月探査情報ステーションでもネタ元の情報は、確認できないとのことですが、以下のことからそれなりに納得がいくとのことです。
・UAEの火星探査機が2020年にHⅡAで打上予定であり、それと相乗りではないか?
・東大は、小型衛星に実績がある。
・NICTは、搭載予定のセンサーを開発する。 

2015年6月9日にJAXAが宇宙委員会の小委員会で承認を得た火星の衛星の探査とは関連がなさそうです。
*当ブログ「フォボスか、ダイモスか?」をご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/japanmarssociety/e/74bdb975f71f31fa04cb5e7950f8006f

総務省の「宇宙×ICT に関する懇談会」の資料を見つけました。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000471096.pdf

ICT(情報通信技術)が宇宙ビジネスをけん引するとしています。
・産業の基盤を作り
・人材育成を図り
・日本の強みを生かす

同じく総務省の資料
http://www.soumu.go.jp/main_content/000458381.pdf 

*最近のFB等での情報でも宇宙開発が具体的にビジネスになって行く実感がありますね。

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鳥取砂丘から火星の砂丘へ!

2016-01-25 14:32:40 | 日本

1月24日付け「YOMIURI ONLINE」で、鳥取砂丘の砂を固める技術が火星や月での建築資材のための技術研究に採択されたことが報じられています。
*これ結構大切な技術なんですよ。
 特に、火星で住むことを考えている人たちには、地表面にたくさんあるダストが資源に見えてくるわけです。
 その利用法が確かなものになれば、安心して火星へ行ける理由がひとつ増えるわけですね~ 

YOMIURI ONLINEで紹介されていた会社は、砂を固めて土産物用のモアイ像を作っている「モルタルマジック」社です。
面白そうな人たちがやっている会社な感じです。
モヤイ像とかあるし・・・でも、火星人がいないのがちょっと残念!
*火星人は、今やタコではないことがバレていますので、どんな形にするか? 
 どなたかアイデアください!
 そう言えば、2月5日公開の映画「オデッセイ」の主人公ワトニーが火星人といえるかも知れませんね。
 結構、かっこいい火星服です。
 割れたヘルメットを被ったワトニーなんて面白いかも・・・ 

これは、昨年の6月11日にJAXAが発表した
太陽系フロンティア開拓による人類の生存圏・活動領域拡大に向けたオープンイノベーションハブ」のイノベーションハブ支援事業への採択について
http://www.jaxa.jp/press/2015/06/20150611_ihub_j.html
に基づいて、65件の応募の中から採択された31件の内のひとつの研究提案です。  

その「平成27年度研究提案募集結果」は、1月14日に発表されてますね。
http://www.ihub-tansa.jaxa.jp/RFP_announcement_201601.html
<以下、JAXA資料から>

採択提案一覧 <アイデア型>(平成28年1月14日更新) 

研究名企業・機関名提案者名協同機関名(予定)
⑩昆虫ロボットの研究開発 (3件)
地中・地表面探査を目的とした昆虫タイプ小型移動ロボット 学校法人中央大学 中村 太郎、山田 泰之 プログレス・テクノロジーズ株式会社
微小重力不整地を歩行・跳躍探査する昆虫型ロボットのプロトタイプ開発 株式会社ispace 袴田 武史 国立大学法人東北大学 大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 吉田研究室
小型ロボット技術 制御技術 株式会社タカラトミー 渡辺 公貴、加藤 國彦、羽柴 健太
⑪分散協調システムの研究(群知能・制御) (2件)
複数の非駆動型探査機のフォーメーション制御による高効率・低コスト広域探査技術 国立大学法人東北大学 平田 泰久
超分散ロボット群による三角測量に基づく自己位置推定と地図生成 公立大学法人会津大学 成瀬 継太郎
⑫環境適応型ロボットの知能化研究 (2件)
環境適応型不整地自律走行プラットフォームの研究 株式会社竹中工務店 菅田 昌宏 株式会社竹中土木
RT ソリューション技術に基づく合体変形型移動ロボットの環境認識移動知能化技術の研究開発 国立大学法人東京大学 岡田 慧 THK株式会社
⑬地盤推定手法の確立 (2件)
スクリュードライビングサウンディング(SDS)による月面地盤調査技術の確立 東京都市大学 末政 直晃 ジャパンホームシールド株式会社、日東精工株式会社、東急建設株式会社
アースオーガによる地盤掘削時の施工情報を利用した地盤定数推定法 立命館大学 深川 良一 日特建設株式会社
⑭自重に依存しない締固め手法の研究 (1件)
締固め困難材料に対する振動等を用いた効果的な締固め方法と走行安定性の検証 酒井重工業株式会社 眞壁 淳
⑮資源利用プロセス技術の研究 (5件)
土砂や火山灰の形成技術 モルタルマジック株式会社 池原 正樹
火成岩あるいは粘土鉱物を主体とする土質材料からの建設材料の作製 株式会社大林組 石川 洋二
月土壌の水素還元システムの構築 -反応過程の最適化と反応炉の設計- 国立大学法人九州大学 渡辺 隆行 清水建設株式会社、公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター、 ヒロセ・ユニエンス株式会社
月土壌の水素還元システムの構築 -- 反応過程へのフレネルレンズ式太陽炉の適用 -- 公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター 篠田 佳彦
高スループットかつ高効率CO2メタン化を実現するNi/Zeolite ナノ粒子・プラズマ反応場の創成 国立大学法人九州大学 白谷 正治
⑯革新的移動機構を備えた共通台車の設計 (1件)
多目的全方向移動クローラー共通台車の設計 トピー工業株式会社 津久井 慎吾 有人宇宙システム株式会社、国立大学法人福井大学
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フォボスか、ダイモスか?

2015-06-10 22:24:14 | 日本

いくつかのマスコミでJAXA(宇宙航空研究開発機構)が6月9日、政府の宇宙政策委員会の小委員会で火星の衛星からのサンプルリターン計画を説明して、大筋で了承を得たことが報道されています

その計画は、火星の衛星に着陸して、砂や氷などを採取して地球に持ち帰る無人探査機を2021年度をめどに打ち上げるというものです。

マスコミの発表は、朝日新聞デジタルは、こちらで、全体的にまとまっているのがThe Huffington Post でした。
The Huffington Post によれば、「宇宙政策委で正式に認められれば、文部科学省は2016年度の概算要求に関連予算を盛り込み、JAXAが開発に着手する。総開発費は約300億円になる見込みだ。」とのことです。 

6月9日の「第2回 宇宙科学・探査小委員会 議事要旨」は、こちらです。

*事務局は、JAXAの正式発表は、見つけることが出来ませんでした。

*かなり、意欲的な計画だと思います。
相変わらず、隙間狙いの感もありますが、どこもやっていない事への挑戦ということでワクワクしますね!
1998年7月4日に打上げられた火星探査機「のぞみ」は、失敗に終わりましたが、今も火星と同じ公転軌道上を回っているはずですので、応援してくれることでしょう。 
ロシアも2012年に地球軌道からの離脱に失敗したPhobos-Gruntの後継機を2020年に打上げる計画ということです。
良きライバルを得て、競い合うのも楽しみですね!
火星の最接近をみると、2020年10月6日が6,207万kmで、2022年12月1日が8,145万kmです。
発表時の表現と火星接近から予想すると、ロシアが2020年6月頃の打上で、日本は、2022年8月頃の打上と考えられますね。
(しかしながら、JAXAは、2021年度と言ってますので、2022年3月までには、打上げられることになります。どんな軌道を飛ぶ予定なんでしょうか?)
なんとか、一緒に飛んでってほしいものです。
そうは言っても、確実に成果を得ることの方が大切ではあります。
どちらも良い成果を期待してます!

火星の衛星探査機のイメージ図(JAXA提供)

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瓢箪から駒

2012-01-29 22:37:14 | 日本
先日から古川元久・宇宙開発担当相が「日本人も火星へ」と発言したということが話題になっていますが、元ねたは、1月16日の「国際宇宙ステーション長期滞在ミッション報告会」での発言だったようです。
こういうことは目標を掲げることが大切だと思いますので大歓迎です。

世界の宇宙大国といわれるアメリカ、ロシア、EU、中国、インドなどは有人で火星を目指す方向性を既に明確にしています。
アメリカは、2030年代半ばには有人飛行で火星を目指すと目標として掲げています。
EUやロシアは、昨年終わったMARS500の実験に見られるとおり、有人で火星を目指す為の取組みを続けています。
中国も月そして火星を目標としています。インドも続くものと思います。
その中で日本の取組みは、如何にも遅れていました。
現実的といったらよいかもしれませんが・・・

今回の古川担当相が発言されているように火星を目指すという目標を掲げることで日本のそして世界の若者に夢と希望を与えることが出来ると思います。
科学技術の更なるブレークスルーが起こることが期待できますね。
なにを勉強したらよいか、何をなすべきか目標がハッキリすることでしょう。
宇宙開発は、膨大な費用が掛かりますので、国際協力なしでは、達成できない大きな目標であり、チャレンジするのに申し分の無い目標といえます。
世界平和にも繋がることと期待してます。
人類は、地球で繁栄を極めましたが、地球圏を脱出することは出来ず、いずれ滅びるかもしれません。
でも、何もチャレンジせずに諦めて良い筈は無いでしょう。

人類が宇宙へ進出する為には、いろいろな技術の開発やより深い人間研究が必要となります。

無重力との戦い(ISS等でかなりの経験を積んでいます)
宇宙線との戦い(MSL等での実際の観測や原発事故での経験が生きるでしょう)
閉鎖空間での人間関係のありかた(今の社会自体が閉鎖社会では・・・)
恋愛や結婚はどうなりますか(宇宙へ行くとSEX禁止ですかね・・・)
家(個人住宅)は持てるのでしょうか(家族も持ちたいものですし、お隣と同じカプセルではイヤですね)
食事も楽しみたいものです(いつもレトルトでは・・・)
ペットや家畜とも一緒に暮らしたいですね(ペットがいると人間同士の関係も良くなるようです)
服装もいつも同じ宇宙服ではイヤですし、人と違う服装もしたいですね(宇宙ファッションショー楽しそうです)
宇宙空間や火星でも遊びたいですね(いつも映画やゲームではなくて、其処でしかできない楽しいことを見つけることでしょう)
宇宙警察も必要になりますか
学校は、バーチャルなカタチで大丈夫でしょう(それともSFにある様に必要な情報は、頭脳に直接ダウンロードできる日が来るのでしょうか)

考え出すときりが無いですが、瓢箪から駒とも言います。
実現する日が来ることを期待しています。
いつの日か人類が火星に降り立つ日が来ると信じていますが、その日に日本人が参加していない事ということが無いことを祈ります。
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魅力のトライアングル

2010-08-08 22:36:44 | 日本
8月6日のMarsDailyによりますと日本時間で12日から14日西の空に惑星がまとまって見られるとのことです。
日没後1時間くらいから西の低い位置に見えるとのこと。
まず、金星が一番明るく輝いていてハッキリ見えるので位置確認し易い。
金星と火星と土星がトライアングルを形作っているので探しやすいようです。
水星は、一番低い位置なので場所を選ばないと見逃す可能性あります。
もうひとつは、きれいな夜空が必要だと言ってますね。
横浜は、現時点の天気予報だと晴れそうですが、雲もありそうです。

詳しくは、下記にて
http://www.marsdaily.com/m/



東京の日没は、13日で18時34分となっています。
13日、14日は、三日月も参戦する予定です。(上の画像は、アメリカ時間なので日本は1日早くなります。12日が13日、13日が14日です。)
天文年鑑で確認すると水星は、20時前に沈み、21時前には、土星、金星、火星も順に沈むようです。
星空年鑑でもこのことを取り上げていて、望遠鏡があれば土星の輪も確認できるのではないかと言ってます。
昨日今日は、地元のお祭りでお神輿やら盆踊りで夏らしかったですが、夜空を眺めるのも夏の風情ですね。
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エンジンの音 轟々と

2010-06-13 23:24:21 | 日本
はやぶさ君お帰り!
無事に再突入しカプセルの回収もほぼ確実になったようです。

JAXAに繋がらず焦ってスペースサイトさんに助けを求め、下記USTREAMにて無事見届けることが出来ました。
いつもお世話になります。

http://www.ustream.tv/recorded/7634995

再突入時はかなり光り輝き徐々に消えていきました。
素晴らしい映像です。
でも、この映像を得るためには、用意周到な準備があったことと思います。
関係者の皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。
この実績は大きいですね。
日本の技術陣の優秀さを世界に示すことが出来たのではないでしょうか。

サンプルリターンの実績は、今後の探査計画の幅を広げてくれることと期待してます。
そして、将来の有人探査および宇宙旅行(火星が第一候補ですね)に繋がります。
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桜も君を応援している!

2010-03-29 22:07:35 | 日本
遅くなりましたが、嬉しいお知らせなので当ブログでも触れておきます。
3月27日にJAXAがはやぶさ君の第2期軌道制御を終了したことを発表しました。

発表は、下記にて
http://www.jaxa.jp/press/2010/03/20100327_hayabusa_j.html

地球の中心から約2万kmの距離を通過する軌道に乗ったそうで、これから数回の軌道修正を経て地球への帰還を目指します。
回収場所は、オーストラリアになります。
27日午後3時17分時点での地球からの距離は、約2.7千万kmです。6月には、良い知らせが届くことでしょう!


下記の画像は、近所にある桜の古木の幹にたくましくつぼみを付けている桜です。
昔から桜の古木の並木があり、桜道と通称されているのですが、近年大胆に幹を残してほとんどの木が枝葉を落とされてしまったのです。
今年は、いつも見ていた桜が見られないかと思っていたところ、どっこい新しい芽が出てきて花となったのです。
何か嬉しいですね。
桜を切るというのは、新しく再生することを促す効果があるそうです。

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きれいな月の左側に赤い火星が輝いてます!

2010-01-29 23:34:47 | 日本
1月27日のMarsTodayによりますと火星の衝についてのTexas-Austin大学の発表が紹介されています。

1月29日に衝になると言ってます。
本ブログの09年12月24日の記事で火星通信さんのCMO365を紹介しましたが、その中では「火星は2010年一月27日の19hGMTころに最接近(δmax=14.1ʺ)し、黄経衝は同じく一月29日の19.5hGMT頃に起こる。」となってます。
日本時間に読み変えますと最接近が1月28日4時、黄経衝は1月30日4時ということですね。
「天文年鑑2010」だと31日となってますが、「衝」の定義が違うんでしょう。
とにかく、暫くは赤く輝く火星を見つめて居たいと思います。

詳細は、下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=30092

「衝」については、下記にて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%9D

Texas-Austin大学の発表した画像は、下記にて


大きい画像は、下記にて
http://stardate.org/images/mediacenter/stardate-mars-brightest-20100129.jpg
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はやぶさ君、おうちの明かりが見えましたか?

2010-01-16 18:21:30 | 日本
1月14日JAXAの発表によるとはやぶさ君がいよいよ地球引力圏を通過する軌道に乗ったそうです。
この軌道に乗ってくると最接近時には、地球から約140万kmのところを通過する見込みです。
この軌道は、地球周回軌道に乗ることを目的にした軌道ではなく、直接、地球に突入する計画です。
今後は、「月軌道半径を通過する軌道へ移行 → 地球大気への再突入 → 地上
でのカプセル回収」と段階を踏みつつ進むとのことです。
サンプル回収は、6月の予定です。
初めてのお買い物から帰ってくる我が子を待つ気持ちですね。
流石に小さいので、はやぶさ君が肉眼で見えることは無いと思いますが・・・。

日本時間14日9:00時点のはやぶさ君の位置は、地球からの距離58,722,790km、赤経9h46m26s、赤緯17.35度ということです。
ちなみに火星の位置を見てみましたら、14日ですと赤経9h18m0s、赤緯20.10度(天文年鑑2010)です。
結構、近い方角といっても良さそうですね。

詳しくは、下記にて
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index.html

地球の引力圏の考え方は、いくつかあるようですが、JAXAの発表ではHill圏(150万km)を採用してます。

引力圏の考え方は、下記に詳しいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%8A%9B%E5%9C%8F

Wikipediaによると「重力は遠距離力であって無限遠まで到達するから、1つの天体のみで重力圏を考えることは意味がない」とのことです。
①太陽と地球との2天体で考えると地球の引力圏は、約26万kmだそうです。
②作用圏(影響圏、Sphere of Influence)という考え方ですと93万kmだそうです。
③Hill圏だと150万kmとなり、ラグランジュ点L1と同じ位置だそうです。
月までの距離が約38万kmですから①は、感覚的には納得できない感じですね。
とにかく、此処からはかなり安心して待っていられるようです。
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JAXAも本気!

2010-01-11 18:22:37 | 日本


Spacerefさんのニュースリストに「2010-01-07 2110年 宇宙の旅 2週間で火星往復 20年かけ太陽系外」という題で産経新聞社のニュースが紹介されていました。

JAXAの若手技術者らが未来型ロケットの研究会を発足させ、「100年後」の開発を視野に、反物質ロケット等をテーマに上記の見出しにあるように「火星往復2週間 20年かけ太陽系外へ飛び出す」という壮大な将来構想を今年度中にまとめるとのことです。

詳細は、下記にて
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/m20100107026.html?fr=rk

壮大な初夢ですね。研究会の概要を知りたくてJAXAのサイトを探しましたが、見つけられませんでした。

それであちこち見ていたら「宇宙活動ガイドブック」のところでロケットの基礎知識が詳しく掲載されていましたので、素人でもあり興味深く見させて頂きました。
下記にサイトを紹介します。

宇宙活動ガイドブック
http://edu.jaxa.jp/materialDB/html/guidebook/guidebook/main.html

Mission3 ロケット
http://edu.jaxa.jp/materialDB/html/guidebook/guidebook/pdf/mission3.pdf

現在の技術では、片道6ケ月程度かかるため、人体への無重力や放射線の影響について検討されていますが、火星への往復が2週間で出来ると、対応方法が劇的に変わることでしょうね。
加速をずっと続けるような飛行計画を立てれば、飛行中に適当な重力が得られる訳ですね。
夢が膨らみますが、100年後ですか・・・。
しかしながら、目標がハッキリすれば人類の英知は、困難を瞬く間に解決してくれることと思います。
楽しみが増えました。
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はやぶさ君!お手柄!

2009-11-29 22:07:39 | 日本
ISASの「今週のはやぶさ君」で11月26日に更新された情報によりますと、日本時間で11月12日3時12分頃、はやぶさ君が火星を撮影したそうです。
はやぶさ君がスタートラッカのカメラで撮った写真です。
スタートラッカは、星を目印に自分の向きを確認するための装置です。
http://www.ard.jaxa.jp/res/sgdg/a01_01.html

火星とはやぶさ君との距離は0.13au(約1,900万km)でした。

詳細は、下記にて
http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/weekly.shtml

http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/weekly_2009_2.shtml#200911

なんとか着実に飛行を続けているようで安心しましたね。
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はやぶさ君!待ってるよ~

2009-11-20 00:42:37 | 日本
19日の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の配信メールによりますと
「平成21年11月9日にご報告いたしました、小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンの異常について、その対応策を検討してきました。その結果、今後の運用に対する見通しが得られましたので、イオンエンジンの状況を注視しつつ帰還運用を再開することとしました。」とのことです。

その方法は、4つのイオンエンジンのうちの2つを下記の通り組合わせるというもので日本の技術陣の心意気を感じました。
JAXAの発表「スラスタAの中和器とスラスタBのイオン源を組み合せることにより、2台合わせて1台のエンジン相当の推進力を得ることが確認できました。」

詳細は、下記にて
http://www.jaxa.jp:80/press/2009/11/20091119_hayabusa_j.html

この調子で行けば、2010年6月の地球帰還計画が実施出来そうだとのことです。

2010年6月11日は、サッカーワールドカップ南アフリカ大会の開幕日で、7月11日が決勝です。世界中が熱狂する試合が繰り広げられている最中の「はやぶさ」の帰還となりますね。
日本代表が勝った時と「はやぶさ」帰還が重なると嬉しいな!
サッカー日本代表は、ベスト4を目指してます。
宇宙技術でも有人宇宙飛行をやっているアメリカ、ロシア、中国には及びませんが4位と言ってもいいんじゃないかな~。
日本!頑張れ!

下は、友人に頂いたイチゴの苗をプランターに植えたところです。
イチゴも来年は赤い実を付けてくれることを期待してます。


コメント
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