火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

有人火星ローバーの試作品登場?

2017-05-23 18:40:04 | 火星への入植

5月11日のBusiness Insiderで、NASAケネディ宇宙センター内の民営の一般客向け見学施設であるビジター・コンプレックスに実物大の有人ローバーが展示されていることが報道されてました。
作ったのは、「Parker Brothers Concepts」社です。
この会社は、5年ほど前にテレビ局や映画制作会社の依頼で「一風変わった」乗り物を作るために設立されたとのこと。
ビジター・コンプレックスとケーブルテレビ局などがこの会社とひそかに協力して作り上げたようです。
昨年の後半から展示されていたが、最近Redditの「何だ、この車!? 」という投稿から広まりつつある模様ですね。

詳細は、下記サイトにて
https://www.businessinsider.jp/post-33538
下図が展示されているローバーです。

Shanon Parker/Parker Brothers Concepts

このローバーは、まだ名前がないようです。
仕様は、以下の通り
・6輪の完全電気自動車(電動モーター、ソーラーパネル、700ボルトのバッテリー)
・車長28フィート(約8.5m)、車幅13フィート(約4.0m)、車高11フィート(約3.4 m)の探査車は、概算で約5000ポンド(約2267.9 kg)
・タイヤ:高さ50インチ(約127 cm)、幅30インチ(約76 cm)
・フロントガラスはカーボンファイバー製のアクセント付き。NASAのロゴも入っている。
・ローバーにはGPS、空調、ラジオなど「快適な活動に必要な機器」が並ぶ一方で、ボディ全体は航空機並みのアルミ材とカーボンファイバー
・最高時速は60~70マイル(約96~112 km)、通常は時速10~15マイル(約16~24 km)
・ローバーは、操縦室と研究施設が連結されて移動することを想定している。
 ローバーの操縦室と研究室は、中央で区切られていて、後方部分は完全な研究室、前方部分は偵察に出るための操縦室。
 研究室の部分は切り離すこともでき、そのまま独自に研究を続けられる。
 そうすれば操縦室は軽くなるので、燃料をあまり消費せずに任務を行える。
 (写真を見ると操縦室が4輪で研究室は2輪となっているようです。)

NASAは、関与を否定しているものの「NASAのロゴ」が付いているので、まったく知らないはずはないかと・・・
さらに、NASAは探査車の開発に際して、いくつかの必要なパラメーターを与え、考え方として「宇宙飛行士4人で、調査、探索、テストサンプル採取を行える程度の小型偵察車」もしくは「完全な研究室」という2つを示したという。
また、このローバーは、近々NASAが共催するアメリカ国内の巡回展「サマー・オブ・マーズ」の一部として展示される予定になってます。

*どうも、盛り上げるためにいろいろ仕込んでいる感じですね。
 でも、こうしてローバーを具体化するなんて、すごいエネルギーだと思います。
 日本にも持って来てくれないかな・・・期待しましょう!

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セックスって??あれのこと????

2017-04-29 10:14:41 | 火星への入植

Gigazineさんがやってくれました。
下記に詳しく載ってますので、大人の人はぜひ読んでみてください。

http://gigazine.net/news/20170427-space-sex-serious-business/

人類が宇宙へ進出する時代に避けて通れない話題です。
(あえて、語らなくてもいいんじゃない・・・ということも言えるかもですが・・・)
日本火星協会でも理事長と私にとっては、以前からの話題の一つでした。
この話題になると、いつも以上に二人は、少年のように会話が弾みました。(笑;
特に無重力と言うところが難しいところなんですね。
イルカの知恵を借りますか?

村川会長は、2つ本を翻訳してます。
1.宇宙とセックス
http://www.spaceref.co.jp/sex_in_space/index.html

2.宇宙で暮らす(p.260 宇宙での男性と女性)
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%A7%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%99-G-%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4806714151/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1493428976&sr=1-1&keywords=%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%A7%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%99

画像は、差しさわりがあるといけないので、自分で検索してね!

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バナール球が実現する!!

2017-03-18 14:08:17 | 火星への入植

英国の「The Independent」紙によりますと、英国惑星間協会(British Interplanetary Society、BIS)のJerry Stoneさんがスペースコロニーの建設に関する発表をしたとのことです。
この発言は、イギリス科学週間の中で行われたものです。
・今から取り組めば、20年後には、地球を周回するスペースコロニーが完成できる。
・大元の研究は、既に40年前(1970年代)に行われたプリンストン大学のジェラルド・オニール博士の業績を参考にしている。
・月や小惑星から原料を調達する。
・数千人が居住する。
・もっと大きな円筒形の物(直径4マイル、長さ20マイル)を作れば、1千万人収容可能。 

元ネタの「The Independent」紙の記事はこちら
http://www.independent.co.uk/news/science/space-colonies-orbiting-earth-20-years-expert-prediction-a7623726.html

TOCANAさんの日本語の記事は、こちら
http://tocana.jp/2017/03/post_12621_entry.html  

スペースコロニーは、1969年にアメリカのプリンストン大学にて、ジェラルド・オニール博士と学生たちのセミナーの中での、惑星表面ではなく宇宙空間に巨大な人工の居住地を作成するというアイデアから誕生しました。1974年にニューヨーク・タイムズ誌に掲載されたことから広く一般に知られるようになったとのこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC

 Exterior view of a double cylinder colony. Art work: Rick Guidice/NASA

「NASAが1970年代に構想していたスペースコロニー」に付いては、
DNAさん(dailynewsagency.com)の記事が詳しいです。
http://dailynewsagency.com/2014/04/22/space-colony-artwork-1970s-lb9/ 

上記の記事中のイラストは、以下のお二人のサイトとNASAのサイトに載っています。
Don Davis 氏の公式サイト:http://www.donaldedavis.com/
Rick Guidice 氏の公式サイト:http://www.rickguidice.com/nasaart/nasaarti.html
NASAのサイトでは、Toroidal colonies、Barnal Spheres、Cylindrical coloniesの3形態に分類して分かりやすいですね。
https://settlement.arc.nasa.gov/70sArtHiRes/70sArt/art.html 

英国惑星間協会British Interplanetary Society、BIS)については、こちら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E6%83%91%E6%98%9F%E9%96%93%E5%8D%94%E4%BC%9A

バナール球も載っていました。
宇宙空間に巨大な人工の居住地を作成するというアイデアは、イギリスの物理学者J.D.バナールが1929年に出版した「宇宙・肉体・悪魔」という著書の中で宇宙島として考察されています。
この宇宙島が球体をしているため、バナール球と呼ばれています。
なんと!約90年前!
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%90%83

----バナール球について--------
まず、人類は、宇宙へ出ようとする人と地球に閉じこもる人とに2分されるだろうと予測してます。
そして、宇宙に出る人は、探検の時代を経て、宇宙空間に恒久的な家を作ろうとする。
その家は、太陽の周りを公転しており、必要な時に移動できる機能を持つとされています。
何故なら、そうすれば、太陽から得られるエネルギー量の増大、重力からの解放、惑星間飛行の容易さ(重力圏や大気圏の束縛がなくなる)という自由を手に入れることが出来ます。
構造は、直径十マイル程度の球体で内部は空洞となっています。
この球体の建設材料は、一部を地球から持って来て、大部分は小惑星、月、土星の環等から調達します。
イメージとしては、ものすごく複雑な単細胞植物に似たものになるとのこと。
外部からの危険(例えば、隕石など)については、大きなものは、バナール球の移動によって避け、小さなものは、地球の大気の働きを参考に隕石に向かって高速の気体か電子を噴射することで防ぐとしてます。
また、外壁の損傷に関しては、自動修復の機能が必要だとしてますね。
(まさに「機動戦艦ナデシコ」の世界です。ナデシコは、ナノテクで外壁の修理等をしていることになってました。)
*「機動戦艦ナデシコ」:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%B3

このバナール球は、一つだけではなく、どんどん増殖していきます。
さらに続いて、太陽系からの脱出も想定していますが、後は「宇宙・肉体・悪魔」を読んでください。

Exterior view. Art work: Rick Guidice/NASA

Interior including human powered flight. Art work: Rick Guidice/NASA

すごい構想です。それにしても、すでに90年前に発想され、40年前には、かなり具体的に検討されていたんですね。
惑星に拘らず、宇宙空間に居住区を建設するとは・・・
実現に動き出すことを期待しましょう!

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そして、人類は宇宙を飛び回る!

2016-10-01 00:48:24 | 火星への入植

SpaceXのイーロン・マスク氏が火星への移住計画を明らかにしました。
メキシコ、グアダラハラで開かれた国際宇宙会議(IAC)で、9月27日(9月28日3時30分 JST)からマスク氏がプレゼンを行いました。
詳しくは、こちらです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160930-00010000-nknatiogeo-sctch 

原文は、こちらです。
http://news.nationalgeographic.com/2016/09/elon-musk-spacex-exploring-mars-planets-space-science/ 

 PHOTOGRAPH BY KEVORK DJANSEZIAN, GETTY IMAGES

講演の模様は、YOUTUBEにて:いろいろ画像があって楽しめますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=H7Uyfqi_TE8

マスク氏の計画を簡単に要約すれば、地球と火星との間で数千人を輸送する事業を、今後10数年以内に始めることが可能だと言うことです。
そしてその後、おそらく40年から100年後には、火星は100万人が暮らす自給自足できる居住地を擁するかもしれないということです。
「火星へ行く動機」
人類の未来は基本的に、2つに1つです。
・多惑星に生きる種になって、宇宙を飛び回る文明人になるか、
・地球にしがみついたまま、何らかの惨事を経て絶滅に至るかです。
マスク氏は「私は、宇宙を飛び回る文明人になる方を選びたいです。」と言ってます。

「ロケット」
高さ60m、幅12mで、42基のラプターエンジンを使ったロケットの開発を進めています。
NASAがこれまで製造した最大のロケットは、アポロ計画で飛行士を月に送ったサターンVですが、スペースXのロケットは全体でその3.5倍も強力になります。

SpaceXのロケットエンジンについて詳しいのは、こちらです。
http://news.mynavi.jp/articles/2016/09/27/spacex_raptor/ 

また、マスク氏は、ロケットの再使用を重視して、
「各ロケットブースターは1000回、タンカーは100回、宇宙船は12回使えるようにしたいと期待している。不確かではあるが、初期には宇宙船1機に100人が乗り、200人超まで徐々に増やしていく構想です。」と述べています。
もちろん、 「帰還という選択肢を人々に用意するのはとても重要なことだと考えます。」と発言してます。
帰環用の燃料は、火星で製造調達する構想です。
(「メタン/酸素」エンジンですね)
ただ、「最初期の惑星間宇宙船はおそらく火星に留まり、運ぶのは大半が貨物と燃料、そして少数のクルーになるだろう。」とのことです。

「火星への道」

https://www.youtube.com/watch?v=TnY23KEkZPY

「アポロの二の舞は、避けたい」
火星行きミッションに参加する最初のメンバーの椅子をめぐって、激しい競争とお祭り騒ぎが繰り広げられるのは確実です。
一方でマスク氏は、「初めて刻まれる足跡」に過剰な注目が集まることを懸念しています。
(一時の熱情は、覚めるのも早く、目的を間違う) 
「より広い歴史的文脈の中で本当に大事なのは、多数の人々――数十万とはいかないまでも数万人を送り込み、最終的に数百万トンの貨物を届けることを可能にすることです」とマスク氏は言う。
「私は最初の数回よりも、むしろそちらをずっと気に掛けています」 とのこと。

「火星までの旅費」
火星に多くの人が行くためには、輸送費用を約20万ドル(約2000万円)にまで下げる必要があるとマスク氏は言ってます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*いや~とにかくぶっ飛びました。
 頭にすぐに浮かんだのは、「やってくれるな~べらんめ~」という言葉と「永遠の嘘をついてくれ!」という中島みゆきの歌でした。 
 特に「100人乗り」とか「100万人移住」とか言ってくれちゃうと「4人」とか「6人」とか言っている自分が恥ずかしくなりました。
 なんか、気楽な感じになりましたね~
 すぐにでも4人くらいなら簡単にできるかも・・・ 

 でも、マスク氏は、かなり前から一貫して動いてきたんですね。
 2014年10月24日イーロン・マスク)氏がMIT(マサチューセッツ工科大学)航空宇宙学科100周年記念イベントでの発言を見てみると、実感しますよ。
 http://logmi.jp/69130 
 知識も並外れていて、話し方も感じよくて上手ですね!

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Team_NARABU 準優勝おめでとう!

2016-09-30 09:33:26 | 火星への入植

International Gemini Mars competitionの結果は、Team NARABUが惜しくも僅差で準優勝となりました。
19th Annual International Mars Society Conventionの中で、
最終プレゼンが
9月24日13時から17時30分(25日2時から6時30分 JST)に行われて、
順位発表と表彰式が9月24日19時から23時のパーティの中で行われました。(9月25日8時から12時 JST) 

5位までの順位は、以下のとおりです。 

the top prize – Team CranSpace(Cranfield University, UK)
2nd place – Team NARABU (Keio University, Nihon University & Tokyo University of Agriculture & Technology, Japan)
3rd place – Team Itinere (Purdue University, U.S.A.)
4th place – Team Russia (multiple schools)
5th place – Team FATO (University of Turin, Italy)

下図は、表彰時のズブリン会長とNARABUのメンバーです。

USTREAM

*プレゼンが深夜のため録画予約して、私は寝てしまったのですが、PCの不調で録画されていませんでした。
 機会があれば、Team NARABUのプレゼンを是非見たいものです。

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火星への旅、一緒に行きましょう!

2016-08-02 23:02:52 | 火星への入植

朝日新聞Digitalで8月1日に「火星への旅「日本も一員に」NASA長官、近く訪日へ」の記事が配信されました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ700F3NJ7ZUHBI01S.html
*無料会員登録をすると全文が読めます。

この記事は、7月29日に朝日新聞がボールデン長官に電話取材したものです。
*この記事に関連する情報を探しましたが、現時点では、JAXAとNASAのサイトで探すことが出来ませんでした。

記事の詳細は、上記の朝日新聞Digitalでご確認いただきたいのですが、要旨は以下の通りです。
---------------------------------
NASAのボールデン長官が2日米国を発って、日本などを歴訪する。
日本に立ち寄る目的は、NASAが2030年代に計画している「有人火星探査」への日本の参加を促すためで、「火星への旅」の一員になってくれることを大いに期待しているとのことです。
そして、資金協力を求めているわけではなく、日本の技術的な貢献を期待しているとのことです。
期待される技術分野として、
「火星への離着陸機や人の居住施設といった有人火星探査に必要な装備類」を挙げています。
日本としてもISEF(国際宇宙探査フォーラム)が来年、日本で開催されることもあり、政府内で、米国の火星有人探査にどう協力していくか検討が始まっている。 

ボールデン長官は、日本には4日間滞在し、JAXAや宇宙政策の関係閣僚・省庁幹部らと面会する方向で調整をしているという。 
--------------------------------

*凄いことです!アメリカが本気で取り組んでいることが伝わってきますね。
大統領選挙の行方が気になるところですが・・・ 

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ニーモって

2016-07-29 01:27:44 | 火星への入植

7月21日からフロリダ沖の海底にあるNASAの海底Aquarius Reef BaseNEEMO21ミッションが始まっています。 
http://www.nasa.gov/image-feature/aquanauts-splash-down-beginning-neemo-21-research-mission
*NEEMO:The NASA Extreme Environment Mission Operations (NASA極限環境ミッション運用) 

今回は、16日間(7月21日~8月5日)で、今までで最長だとのことです。
ハブの外部(海中)では、将来の宇宙ミッションで使用するツールとミッション運用技術を評価します。
ハブの内部では、DNAシーケンサー、医療遠隔装置、および有人宇宙飛行の貨物移送のためのHoloLens動作性能をテストします。

今回のクルーは8名で、ハブ外部が上記の写真の上から時計回りでMatthias Maurer (ESA)、 Marc O Griofa (Teloregen/VEGA/AirDocs)、 NASA astronaut Megan McArthur、 NASA astronaut Reid Wiseman、 Dawn Kernagis (Institute for Human & Machine Cognition)、 そして Noel Du Toit (Naval Postgraduate School)
ハブ内部には、Florida International University Habitat Techniciansの Hank Stark (左) と Sean Moore (右) 

現在、ISSに滞在中の大西卓哉宇宙飛行士もこの海底Aquarius Reef Baseで2011年10月20日から10月26日の間、訓練を受けていました。
*もっと長い期間やる予定がハリケーンの接近によって打ち切られていますね。
http://iss.jaxa.jp/astro/onishi/neemo15/news/

海底Aquarius Reef Baseの場所は、こちらhttps://www.google.com/maps/place/Aquarius+Reef+Base/@25.0307697,-80.5311269,8z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x6c5d66c663f4ec8e!8m2!3d24.9501739!4d-80.4535364?hl=ja 

*いよいよ火星へ向けて出かける本気度が上がってきた感じです~

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日本チームNARABU、頑張って!

2016-05-18 00:14:41 | 火星への入植

今年の4月1日に当ブログ「Team Kanauと双NARABU」で紹介したthe International Gemini Mars Design Competition(インスピレーションマーズへのアイデアコンテスト)で、双NARABUがファイナリスト10チームに選ばれました。
以下の通り、5月16日にMarssocietyのニュースで発表されています。
*前回のTeam Kanauと同様に、是非優勝して欲しいものです。 

最終審査は、第19回の火星協会の総会で行われます。
ワシントン州のthe Catholic University of Americaで9月22日から25日で行われます。
優勝者は、24日に行われる夕食会で発表されます。

火星協会会長のズブリンさんが次のように言ってます。
「このミッションをGemini Marsと呼ぶのは、単に乗員が2名だと言うことだけではない。1960年に行われたジェミニ計画が月への道筋を付けるものだったのと同様に、Gemini Marsが火星への道を拓くものになるからだ。」
*期待してます。 

ジェミニ計画のイラストです。
*火星へ行く場合は、乗員が2人でも、もっと大きな宇宙船となります。 

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火星への大切な一歩!

2016-04-08 22:48:02 | 火星への入植

村上祐資さん!おめでとうございます。
約3年間の選考期間を経て、Mars160のメンバーとなりましたね!
それもXO(Executive Officer)とはすごいです。
これは、MA365へと続く道ですし、火星も視野に入って来ました。 

日本火星協会のHPで今回のニュースリリース資料を公開してますので、ご覧ください。

ここでは、アメリカ火星協会がこの件に関する発表をしてますので、ご紹介します。
原文:http://www.marssociety.org/home/news/?post=mars-society-to-launch-mars-160-twin-desert-arctic-analog-missions

要旨は、以下の通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
火星協会は、「Mars 160 Twin Desert-Arctic Analog Missions」を立ち上げました。 

火星協会は、所有している擬似火星研究基地の2つを使用して80日間づつ合計で160日間の新しいミッションを開始します。
(火星砂漠研究基地(MDRS)、フラッシュライン火星北極研究基地(FMARS))

・Mars Desert 80 (MD80):2016年秋、MDRS(アメリカ、ユタ州)

・Mars Arctic 80 (MA80):2017年夏、FMARS(カナダ、デボン島)

メンバーは、以下のとおり(多国籍、全員がMDRS経験者)

・アレクサンドル・マンジョ、コマンダー&エンジニア(フランス)
・村上祐資、執行役員(日本)
・シャノン・ルパート、生物学者(米国)
・アナスタシア・ステパノワ、ジャーナリスト(ロシア)
・クロード・ミシェル・ラロッシュ、エンジニア(カナダ)
・博士 ジョナサン・クラーク、地質学者(オーストラリア)
・スーザン・ジュエル、MD、バイオメディカル・リサーチ(英国) 

プログラムマネージャ:ロバート・ズブリン(火星協会の会長)
主任研究者:シャノン・ルパート 

「目的」
火星で活動する場合と同じような環境下で、活動することで将来の有人火星探査のための知見を得ることを目的としてます。

1.野外調査

・地質調査

・古生物学と微生物調査

2.技術調査

・火星関連工学研究

・遠隔科学生物医学のテスト

・宇宙服技術

・野外活動行動戦略

・基地と野外間との宇宙飛行士同士の連携訓練

「その他の目的」
1.コスト削減
 MDRSとFMARSとでは、活動に掛かる費用が違い、当然FMARSのほうが高いです。
MDRSでFMARSと同等な成果が得られるならば、今後の火星擬似研究に大きく貢献します。

2.MA365の実現
 火星協会は、Mars Arctic 365 mission(MA365)を計画してます。
MA365は、現在、資金調達中ですが、MARS160の成果によって実現を早めることが期待されます。
その理由は、MA365の運営費用削減と最適な人材の選出です。

「今後の予定」
1.第19回国際火星協会大会にてMARS160のクルーの会見があります。(スカイプ等)

 *第19回国際火星協会大会:9月22日~25、the Catholic University of America(ワシントン州)

2.MD80:9月24日からMDRSで開始されます。

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Team Kanauと双NARABU

2016-04-01 00:41:14 | 火星への入植

いよいよthe International Gemini Mars Design Competition(インスピレーションマーズへのアイデアコンテスト)が始まりました。
このコンテストは、2014年に行われ日本のTeam Kanauが優勝したInspiration Mars Student Design Contestのリニューアル版です。
火星協会の位置づけとしては、いくつかの類似点はあるけれど、前回の「過度な技術開発」「打上げ能力やスケジュールへの要求によるあまり使用されない高エネルギー軌道を使用する」等の要件を今回は、回避することで、前回の原理的弱点を解消するものであると言うことです。
はるかに簡単で、より頻繁に用いる低エネルギー軌道を用いることで、できるだけ安全かつ簡単、安価にそして2024年には、打ち上げ可能なミッションとなっているということです。
それは、ちょうど大統領選が始まっており、今年の11月に新しい大統領が就任するさきがけとして9月にこのコンテストの優勝者が決まり、新しい大統領(男女どちらであれ)が2期の任期を全うする2024年に有人火星探査が実現するという巡り合わせになると言うことです。

そして、12チームの中に日本のチームが入っています。 
連続優勝を目指して、チームNARABU 頑張って! 

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島袋さんと火星談義!

2016-02-14 00:14:14 | 火星への入植

島袋さんは、マーズワンで20万人の応募者から100人までに絞り込まれた候補者の一人でメキシコ在住です。
来日中の忙しいスケジュールの中、Mars OneのT-シャツとSpaceXの帽子を身につけて会いに来てくれました。
火星移住への静かな信念を持った、素敵な方でした。
島袋さんのブログ:http://etsuko4mars.hatenablog.com/


「島袋さんとのQ&A」

Q:どんな人と一緒に火星に行きたいですか?
A:どんな人でもかまわない。
  どんなトラブルもチームで解決していかなくてはならないので。
 
Q:昆虫食についてどう思うか?
A:そういう状況になったら、どんなものでも食べると思う。

Q:応募の動機
A:2010年のオバマさんの演説。子供の頃に望遠鏡で木星を見ていた。火星は小さすぎて 見えなかったが、将来、地球外の惑星にすんでみたいと考えていた。

Q:MarsOneの模擬火星基地について
A:ドバイかアイスランドが有力であるが、日本を含めその他の地域でも可能性はあるのではないか。
 模擬火星基地の誘致の公募制になるとしても、私利私欲や国家の利益など で考えてほしくない。
 火星への居住は、国や人種を超えた、人類全体としての挑戦であるため。

その他
火星通貨がある。マーズコイン。

MarsOne選考スケジュール
https://community.mars-one.com/blog/screening-from-100-to-24

1.2016年2月時点で100名の候補者がいる。(100名選考時に6名が脱落したので、6名追加した。)

2.今後の選考スケジュール
①各自で選択して10-15人からなる6-10チームを作る。
   (条件:国籍、年齢等多様であること、男女半々であること)
  5日間の間で、研究課題をチームで処理する中、選考が行われる
②40名に絞られた候補者は、9日間の閉鎖実験を受け、30名まで絞られる。
③30名の候補者は、各自4時間のthe Mars Settler Suitability Interview (MSSI)を受ける。
④MSSI後に24名の候補者が決定される。この24名は、10年後の火星への出発に向けてMars
 Oneに正規雇用され、訓練に励むこととなる。

3.24名選考後
①4人1チームになり、チーム毎に9ケ月間一緒に訓練を受けます。
この際、チーム構成メンバーの国で訓練を行う可能性がある。
残りの3ケ月は、実際に火星で次のチームを迎えることを想定して、他のチームと一緒に訓練を
する。(各チームには、専属のトレーナーが付く)
②毎年6チームの順位を下記の投票で決める。
  1票:競争に勝つこと
  3票:審査員
  5票:一般からの投票
③最下位のチームは、自動的に新しいチームと入れ替えられます。(J-リーグ方式)

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火星で建売分譲、開始!

2015-05-22 22:10:04 | 火星への入植

火星へ入植した時のイメージが紹介されています。
秒刊sundayさんの5月17日の記事で知りました。 
ネタ元も紹介されていますね。
* http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3079534/Welcome-new-home-MARS-Stunning-drawings-reveal-red-planet-look-like-colonised-it.html

表題は「火星のあなたの新しい家へようこそ!とても魅力的な絵は、赤い惑星に私たちが入植した場合の様子を示しています。」となっています。

要約:
・ スウェーデンのコンセプトアーティストVille Ericsson さんが火星の未来的な植民地の素晴らしい絵を描きました。
・ 彼は、地表面上に都市を収容するための大型のドーム状構造を予想してます。
・ 登山者は、楽しみと探査のために火星最大の山- オリンパスモンス-を疾走するに違いありません。
・ 「火星は、今も私たちが別の惑星入植した場合での最高のショットの一つです。」とEricssonさんは、MailOnlineに語りました。

以下がVille Ericsson さんの画像です。
*画像クレジット: Ville Ericsson

*火星での基地というか家のことをいろいろ考えてみるのも楽しいものです。
ドーム式だと空が見えて開放的で良いですが、初めのうちは、大気が薄いので地下にドームを作ることになると予想しています。
隕石が恐いですから。
しかし、現在の技術でも、地下の住居の壁一杯に外の風景を表示させることが可能だと思います。
場合によっては、各人の出身地に合わせたり、趣味に合わせて富士山、京都、ニューヨーク、パリ、アンダルシアなどと好きなところの風景を楽しめるでしょう。
また、植物栽培は、必須ですね。食事を豊かにするためにも必要ですが、環境を改善するテラフォーミングにも役立ちます。
草木を沢山育てて、昆虫だけでなく鶏や豚や牛などと魚も育てることを想像しています。
当然、犬や猫も人間の暮らしには、欠かせませんね。 
そういえば、最初に宇宙へ行った動物は、「ミバエ」だそうです。 
だったら、最初に火星へ行く動物は、なんでしょうか?
2011年に打上げられてあっけなく失敗に終わったロシアのPhobos-Gruntには、10種類の微生物が乗っていました。 
それは、米惑星協会のLIFEというミッションで、10種類の微生物をチタニウム殻内部のカプセルに詰めてPhobos-GruntとともにPhobosへ行き、その後、地球に戻ってくるという3年間に及ぶ宇宙の旅をさせる計画でした。 
上手く行ってれば、昨年には地球に戻っていたのですが・・・ 
確かクマムシも乗っていたはずです。残念!
オリンポス山は、裾野の直径が約550km、高さが27kmですので大半は、なだらかな登りが続いているようです。
最初に登った人は、全宇宙で名前が記憶されることでしょう。でも、宇宙服を着てこの距離を登るのは、大変そうです。
個人的には、頂上まで飛行機とかで連れて行ってもらって、自転車かハングライダーのようなもので降りてみたいですね。 
いろんな遊びが出来そうです。
一番高いところと一番低いところへもテラフォーミングで海が出来る前に行った方が良いですね!
(きりがないので、妄想は、この辺で・・・)

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2035年には・・・

2015-05-21 22:04:44 | 火星への入植

NASAの有人火星探査への活動が活発化しています。
日付順に紹介します。 

1.5月15日のFUTURUSに「NASA Challenge: Space Pioneering – Achieving Earth Independence」が紹介されています。
「概要」有人火星探査を長期に安定的に行うためには、地球からの補給に頼らないで活動できる工夫が必須となります。
NASAの課題は、地球の周辺を超えた場所で、持続可能な永続性のある人間の活動のために必要な物流機能をサポートする要素を見つけることです。

この特定の挑戦のために、回答者は、火星での継続的な人間の存在を確立するために必要な「pioneering space」の特定の要素に焦点を当てるように求められます。回答者は、一つ以上の火星表面システム/機能とその目的を達成するためのに必要なオペレーションを記述することが求められます。それは、可能性を最大限に広げ、技術的に達成可能で経済的に持続可能性があり、地球からのサポートが最小限で済むようなものです。

賞金総額は、15,000ドルです。

FUTURUSの記事 
http://nge.jp/2015/05/15/post-104514

ネタ元 
https://www.innocentive.com/ar/challenge/9933746

2.5月17日のFUTURUSに「火星の環境下で開拓者となるべき生物を利用した酸素生成のテスト」が紹介されています。
「概要」NASAから依頼を受けた研究者Eugene Bolandさんが微生物を使って火星で酸素を作る実験をしています。
シアノバクテリアが有力なようです。
*Eugene Bolandさん(chief scientist at Techshot Inc. of Greenville, Indiana) 

 

FUTURUSの記事
http://nge.jp/2015/05/17/post-104746

ネタ元
http://www.nasa.gov/feature/planting-an-ecosystem-on-mars

3.5月20日のGIZMODOに「Rules for the 3D-Printed Habitat Challenge - Design Competition」
「概要」火星に永住するための家を建てる必要があります。
その家を3Dプリンターの技術で火星や小惑星帯で入手可能な原料を使用して建設するためのアイデアを募集しています。
現地調達方式ですね。
これは、賞金総額がなんと225万ドルです。

GIZMODOの記事
http://www.gizmodo.jp/2015/05/nasa3d_3.html

ネタ元
https://americamakes.us/Challenge

*有人火星探査がらみの記事が増えていますね。アメリカが2030年代に向けて本気で動き出している印象を受けます。

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双子の宇宙飛行士が上下関係に・・・

2015-01-06 00:15:12 | 火星への入植

1月4日のNHK NEWS_WEBでNASAが有人火星探査に向けてISSで1年間の滞在実験を開始するという報道がありました。
気になって調べたところ、NASAが一卵性双生児の宇宙飛行士の一人をISSに1年間滞在させて、人体への影響を調査研究するということでした。
下図が、その2人で左がScott Kellyさん、右がMark Kellyさんです。

今回は、Scott KellyさんがISSに3月から1年間滞在することになります。
Mark Kellyさんは、既に引退しているので地上で通常通り過ごす事になります。
この二人の遺伝子情報と身体的、生理的情報を収集することで、2030年に計画している有人火星探査のためのデーターとする計画です。 

このミッションには、ロシアの宇宙飛行士Mikhail Kornienkoさんも参加して、1年間ISSに滞在します。
国際的な協力体制が作られているとのことです。 

    

先月、Orionの無人での打上が成功しました。
いよいよ、2030年代の有人火星探査に向けて具体的な活動が動き始めましたね。
*ただ、この情報は、NHKのニュース以外は、2013年のものです。従いまして、多少変化があるのかもしれませんが・・・

*追記:ISSで3月から始まるExpedition43に上記お二人の名前がありました。

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村上さん!南極から北極へ・・・

2014-09-28 01:07:41 | 火星への入植

Mars Arctic 365 Missionの最終候補者21名が決まりました。
以下の通りです。
日本火星協会のフィールドマネジャーでもある村上祐資さんが21名の中に選ばれました!やった!
21名は、MDRSの2014-15 Field Seasonの3Crewに参加して、その中から7名が選ばれることになります。
選ばれた7名のうち6名がカナダのデボン島にあるFMARSで、2015年夏から1年間の閉鎖実験を行う予定です。
MA365では、実際の火星ミッションと同様の多くの制約の下で活動をします。
MA365ミッションクルーは、フィールド調査のプログラムを実施し、
これを行う過程で、クルーは、火星で最適な活動をするための方法、技術、手段等について多くのことを学びます。
さらにMars500クルーが経験したように、閉鎖性によるストレスに対応するだけではなく、寒さ、危険、ハードワークと実際の科学的成果を達成する必要があり、したがって、火星探査で直面する真に重要な人間の要因を探求し始める。
赤い惑星への実際のミッションと同じような期間、実際の居住区と環境における有人火星探査の本格的なリハーサルを行うことにより、火星の新しいフロンティアを如何に人類が効率的に探査を共同して行うことが出来るかを学ぶことで私たちは、前へ大きな一歩を踏み出すことでしょう。
それは、これまで行われたことがありません。

「MDRSでのグループ分け」
Crew142 (Nov. 1-16, 2014)
Crew143 (Nov. 15-30)
Crew144 (Nov. 29-Dec. 14)

First Name

Last Name

Description

City, Country

 

Vincent

Coljee

Ph.D Biochemistry, Molecular Biologist

Watertown,MAUSA

                     142

Christiane

Heinicke

Ph.D Engineer/Writer/Mountaineer

Erfurt,Germany

                     142

Kimmo

Töllikkö

Engineer/Mechanic/Wilderness skills

Kuopio,Finland

                     142

Carmel

Johnston

Environmental Science Field Research

Whitefish,MTUSA

                     142

Cyprien

Verseux

Astrobiology Ph.D Candidate

France

                     142

Digby

Tarvin

Engineer

Bedfordshire,UK/Australia

commander    142                      142

Dario

Paratesh

Engineer, Adventurer, Athlete

Rome,Italy

Jennifer

Lamore

Biologist

Westminster,COUSA

143

Paul

Knightly

Planetary Geologist

Phoenix,AZUSA

commander    143

Alexandre

Mangeot

Aerospace Engineer

Merignac,France

143

Paul

Sokoloff

Arctic Biology Field Work

Ottawa,ONCanada

143

Antonio

de Morais Teles

Geologist & Physicist

Riodi Janeiro,Brazil

143

Ian

Silversides

Masters in Mechanical Engineering & Survival Training

Ste_MadeleineQuebec,Canada

143

Anastasiya

Stepanova

Journalist

Moscow,Russia

143

Gregory

Leonard

Electronic Engineer & Mountaineer

Tuscon,AZUSA

commander    144    

Juho

Vehvilainen

Studying to be MD, Ph.D Candidate in Snow & Ice Geophysics

Helsinki,Finland

144

Victor

Luo

JPL IT Engineer

Pasadena,CAUSA

144

Yusuke

Murakami

Survival Instructor/Biomedical Antarctic Research/Mt.FujiResearch

Yokohama,Japan

144

Heidi

Beemer

Army Officer & Chemist

Clarksville,TNUSA

144

Claude-Michel

Laroche

Physicist & Military

St-Bruno,QuebecCanada

144

Susan

Jewell

MD, Human Factors Scientist

USAandUK

                     144

 

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