火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

高度400kmの違いが分かった!

2021-02-22 11:44:56 | 有人火星

2015年3月から実施されたアメリカの双子宇宙飛行士によるISSと地上での1年間のミッションが、Scienceで2019年4月12日付けでレポートになりました!
旧聞ですが、メモしておきます。

*Scienceのレポートは、こちら
https://science.sciencemag.org/content/364/6436/eaau8650

前書現在までに、559人の人間が宇宙に飛んでいますが、長期間(> 300日)のミッションは、まれです(n=合計8)。人間を火星以遠に連れて行く長期ミッションは、2020年代と2030年代に公的機関と民間機関によって計画されています。したがって、有人宇宙飛行が人体、脳、および全体的な生理学に与える影響を評価するには、包括的な研究が今、必要です。宇宙環境は、閉鎖、隔離、微小重力、放射線、ノイズなどの環境ストレス要因への暴露など、複数の要因によって過酷で困難なものになっています。NASAの最初の1年間のミッションで、双子の一卵性(同一)の双子宇宙飛行士のペアの1人を選択することで、片方の双子に対する宇宙飛行環境の影響を、遺伝的に一致する対象に対する地球環境の同時影響と比較することができました。

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非常に詳しい報告です!

NASAのサイトは、こちら
https://www.nasa.gov/feature/nasa-twins-study-confirms-preliminary-findings

日本語の記事は、gigazineさんの記事で
https://gigazine.net/news/20190412-nasa-twins-study/

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いつまで見える!遠ざかる火星を見送ろう!

2021-02-12 00:10:44 | 火星画像

もうすぐ、バレンタインデーです。
チョコレートの売れ行きは、どうなんでしょうか!
昨年10月6日に最接近した火星は、今どんどん遠ざかっていますが、まだ、はっきりと見えています。
ふと、いつまで見えるのかと・・・
東京から見る場合で調べてみました!!
結論から言うと、6月までは、見えていますが、7月以降は・・・
以下、国立天文台の資料から火星情報を集めました。
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下図は、「今日の星空」からの各月14日の火星位置です。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi

国立天文台「東京の星空・カレンダー・惑星」からの火星に関する情報
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/02.html

2月 18日頃になると、月は火星に接近します。
火星: おひつじ座を東に移動し、下旬にはおうし座に入ります(順行)。宵の南西から西の空に見え、明るさは0.4等から0.9等。

3月 夕方、西の高い空には、火星が輝いています。また、西の低い空には、3月15日頃から細い月が見え始めます。下側が光った、まるで寝ているような月の向きにご注目ください。その月は、19日から20日にかけて、火星に接近します。
火星: おうし座を東に移動しています(順行)。宵の南西から西の空に見え、明るさは0.9等から1.3等。

4月 宵の空には火星が1等台で見えています。夜明け前になると木星、土星が南東の空に昇ってきて、上旬には新月に向かう細い月が並んで見られます。この月が夕空に移り再び満ちていく途中、17日には火星のすぐそばまで接近して見えます。今月は、月と惑星の輝きや位置の変化を楽しみましょう。
火星: おうし座を東に移動し、下旬にはふたご座に入ります(順行)。宵の西の空に見え、明るさは1.3等から1.5等。

5月  
火星: ふたご座を東に移動しています(順行)。宵の西の空に見え、明るさは1.6等から1.7等。

6月 
火星: ふたご座を東に移動し、上旬のうちにかに座に入ります(順行)。宵の西の低空に見え、明るさは1.7等から1.8等。

7月 日の入り後間もない西の低空には、金星が明るく輝いています。近くには火星もあり、7月12~14日頃にこの2つの星が接近します。12日には細い月も接近します。
火星: 日の入り後の西の低空に位置していますが、見かけの位置が太陽に近く、観察には適していません。

8月
火星: 見かけの位置が太陽に近く、観察には適していません。

9月  
火星: 見かけの位置が太陽に近く、観察には適していません。

10月  
火星: 見かけの位置が太陽に近く、観察には適していません。8日に合となります。

暦の計算
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi

 

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HOPEと天問が火星軌道に到着!成功!

2021-02-11 11:20:44 | 火星探査計画

1.UAE探査機「HOPE」が日本時間2月10日未明に火星軌道に到着したそうです。
*しかし、UAEの下記サイトでは、あと26,700kmとなっていて3月軌道投入と表示されてますね・・・
  https://www.emiratesmarsmission.ae/track-the-hope-probe-live/

2.中国探査機「天問1号」が2月10日19時52分(日本時間:18時52分)、火星軌道へ入るためのブレーキを実施し、探査機の3000N軌道制御エンジンを約15分間点火して、周回約10日、軌道傾斜が約10度の400kmの大きな楕円軌道に入ったとのことです。
  http://www.cnsa.gov.cn/n6758823/n6758838/c6811243/content.html

とにかく、火星の傍に留まれそうで良かったですね!

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あと2ケ月21日で火星到着!

2020-11-27 21:18:09 | Mars2020

Perseveranceは、順調に飛行を続けています。
来年2月18日午後12時47分PST(日本時間2月19日5時30分)に火星大気圏に突入して410秒後に目的地ジェゼロクレーターに着陸する予定です。
そのPerseveranceの一つのマイクで、現在飛行中の宇宙空間で作動している熱システムの機械的振動音を録音したとのことです。
この落ち着いたうなりの様な音は、ローバーの排熱流体ポンプからです。
パーセベランスの右舷後部に位置するポンプは、ローバーの熱システムの一部であり、車両コンポーネントの動作温度を維持する役割です。それは、常に熱を発生するMulti-Mission Radioisotope Thermoelectric Generatorに隣接して取り付けられた熱交換器を介して熱を循環させ、宇宙空間の寒さからシステムを守る役割を果たしてます。

Audio credits: NASA/JPL-Caltech/DPA

如何でしょうか!
私は、目を瞑って何回か聞いてみました。昔懐かし蒸気機関車の音と比べれば全く静かです。
長距離のジャンボジェットでは、どうだったか?
何かの音がしていたと思いますが、あまり気にならない程度だったです。もっとも、酒を飲んだり映画を見たり居眠りしたりしてますからね。
旅客機の巡行中の騒音に関しては、こちらで検証されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo1977/22/4/22_4_201/_pdf/-char/ja

今回公開されたPerseveranceの飛行中の音は、真空での機械音ということですので、私たちが実際に火星に行く時は、騒音対策にも気を使う必要がありそうですね。
結局は、乗っている人間が一番うるさいのかも・・・

ところで、このマイクは、EDLマイクと呼ばれ、火星大気に突入して着陸するまでの音を記録する役目が主目的です。今回は、マイクが生きているか?を確かめるためのテストも兼ねていたようですが、まだ地球にいる私たちに思わぬ素敵な体験をさせてくれました!!

もう一つのマイクは、SuperCam機器のレーザーで調査目標を打つ時の音を記録することを特に目的としています。
こちらの音も早く聞きたいものですね!

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まだまだ続く、火星接近!!遠ざかる火星を見送ろう!

2020-11-03 19:19:19 | 火星画像

火星の星景スケッチや星景画像(火星と地上の風景などが一緒に写っているもの)を募集してきましたが、いまのところ、あまり集まってません!!
皆さんの投稿をお待ちしてます!!!!

現時点での火星画像は、FB「日本火星協会ブログ」でご確認ください。(火星画像は、トップに留めてあります)
でも、これからの季節とイベントを火星が飾ってくれることと思い、お正月まで継続します。(今回の火星を肉眼で見れるギリギリです。)

これから、期待のイベント
①次回の火星接近(2年2ケ月後)を先撮りしよう!
 次は2022年12月1日が火星最接近です。その時の火星の大きさは「視半径8.6″」です。
 なんと今年11月16日の火星の大きさと同じなんです。

②クリスマスイブ!
 20時には、空の高いところで火星と月が輝いてます。
 チャンスです!(いろいろな・・・

③紅白が始まったころ、火星が南西の空で輝いてます。
 チャンスです!(傍に天王星がいるよ!・・・・などと言ってみても良いかも・・・天王星は肉眼で見るのは無理の様ですが!

④2021年元旦0時に火星と天王星は、西空の高度15°以下と低く輝いていることでしょう。見晴らしの良い場所なら十分見れます。

*火星の位置を確認するには、国立天文台の「今日の星空」をご利用ください!
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下記のFBかメールに星景スケッチや星景画像(火星と地上の風景などが一緒に写っているもの)を送ってください。
氏名(ニックネームも可)、撮影場所の記載をお願いいたします。
FB:日本火星協会ブログhttps://www.facebook.com/marssociety.jp/
メール:contact@marssociety.jp

火星画像をお待ちしてま~ず!

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Insightのモールがもぐり始めたようです!

2020-10-23 00:44:59 | InSight

NASAのInSightのサイトによりますと、HP3のセンサーであるモールを地表面下に完全に押し込むことが出来たということです。下図のスクープが持ち上げられたところを見るとモールは、全く見えなくなっていますね!
https://mars.nasa.gov/news/8776/nasa-insights-mole-is-out-of-sight/?site=insight
この後は、モールを周りの地面と密着させて、地面との摩擦力とモールの掘削用のハンマーの作動によって、少なくとも地表面から3m(本来は5m)の位置に設置することを目指すためにスクープを使ってモールの周りの土を固める作業をするとのことです。
この作業などで、次にモールが地下に向かって前進を開始するのは、来年の初めになるようです。
(C)NASA / JPL-Caltech

10月16日付けのDLR(ドイツ航空宇宙局:Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt)の「InSightミッションログブック」では、以下の通り苦労して前進した様子が報告されています。
https://www.dlr.de/blogs/en/all-blog-posts/the-insight-mission-logbook-1144.aspx/ressort-2/
ーーーー以下拙訳--------------
8月10日の前回の日誌で、予想以上に砂をピットに押し込むことに成功したと報告してます。しかし、それでも私たちは、モールの後端を傾斜したスクープで押し続けて、地面に少し深く入れたいと思っていました。次に、スクープの助けを借りずにプローブがさらに地面に移動するかどうかを再度テストすることを計画しました。言い換えれば、「フリーモールテスト」と呼ばれるものを実行します。

残念ながら、これらのテストは、より困難になった条件下で行われてました。特に、近くの砂嵐と太陽電池への塵の沈着の結果として火星大気中の塵は、利用可能な電力を大幅に減少させました。これにより、HP3放射計は必要な測定を実行できなくなりました。さらに、減少した電力可用性の管理に関連する運用チームへの要求の高まりによって、モールとスクープが9月以降は、2週間に1回しか運用できませんでした。従って、8月22日(Sol 618)と9月5日(Sol 632)に100ストロークで2回、9月19日(Sol 645)に250ストロークで1回、合計3回のハンマー操作が実行されました。

(C)NASA / JPL-Caltech

上図は、2020年8月22日に30度傾斜したスクープで打つ様子です(Sol618)。 スクープが砂の中を移動していることがはっきりとわかります。 ケーブルの動きは、モールがスクープの下でさらに動くことも示唆しています。

(C)NASA / JPL-Caltech

上図は、2020年9月19日に30度傾斜したスクープで打つ様子です(Sol645)。スクープは、最初は更に砂の中を移動しますが、約60%の時間が経過しても動きはありません。一方、ケーブルは、モールの動きの結果として動き続けますが、ケーブルが地面の奥深くまで進んでいることをはっきりと見ることはできません。

最初の2回のハンマー打ちと、3回目のハンマー打ちの前半で、スクープがさらに砂の中に入ることがわかりました。モールはスクープの下に隠れていたため、プローブ自体の貫通を直接観察することはできませんでした。打撃中、プローブに向かって走っている平らなテザーはかなり動きましたが、これらは8月22日の打撃中の前進運動としてのみ明確に識別できました。全体として、スクープの動きから、モールが最大で1センチメートル離れて移動したと推定できました。 9月19日の250回のハンマー打撃のラウンドの後半に、おそらくduricrust(表層固結物)に遭遇したために、スクープがそれ以上進まなかったことを観察することは興味深いことでした。これは、2回目のフリーモールテストの実施を可能にしたため、確かに望ましい結果でした。実際、プローブはテザーの動きに応じて動き続けましたが、これらの動きがモールを地面に深くしたことを明確に判断することはできませんでした。
 プローブの不確定な動きとかなりの時間がかかることを考慮して、チームは広範な議論の末、この方法をあきらめ、代わりにピットを埋めることにしました。この目的のために、スクープは10月3日に持ち上げられ、ピットが見えるようになりました。
(C)NASA / JPL-Caltech

上図は、10月3日にスクープを持ち上げた後のピット(Sol659)。砂の中のスクープの痕跡がはっきりと見えます。モールは完全に砂で覆われており、穴は大部分が埋めら​​れています。右側の画像は、10月17日に計画されている2つのスクープの動きを示しています。

次のステップについて話し合った後、10月17日土曜日に2つの平行スクープ移動を実行することを決定しました(Sol659)。その後、熱伝導率の測定が実行されます。これにより、埋め戻しに関する間接的な指標も得られます。次に、中身を押して砂を圧縮し、モールを押します。埋め戻しの結果に応じて、ピットを埋めるためのさらなるアクションが計画されてから、さらにハンマーで叩き、後で別のフリーモールテストが行われます。
――――以上拙訳ーーーーーーーーーーーーーー

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国慶節を祝い!天問が雄姿を自撮り!

2020-10-02 14:08:51 | 中国

Soraeさんの記事によりますと、中国の火星探査機「天問」が火星に向かって飛行中の雄姿を自撮りして、送って来た画像が国慶節と中秋節を祝い、10月1日に公開されたそうです!
太陽系初の快挙ではないでしょうか!
https://sorae.info/space/20201001-tianwen-1.html

その雄姿が下図
(C)CNSA

Soraeさんの記事によりますと、撮影は天問1号の外側に設置されていた装置を分離して実施されたようです。その様子もSoraeさんの記事で紹介されています。
”凄い!!”の一言です。

天問は、CNSAによりますと「10月1日の早朝の時点で、プローブは地球から24.1百万キロメートル、1億8800万キロメートルを飛行しており、飛行は良好な状態です。」とのことです。

*CNSAの記事は、こちら:http://www.cnsa.gov.cn/n6758823/n6758838/c6810285/content.html

*China Radio International.CRIの記事は、こちら:http://japanese.cri.cn/20201001/dca6226a-e7df-6b5c-d465-6ef7a1a84240.html

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南極から火星や月の基地を!

2020-09-29 01:04:59 | 火星探査計画

現在、第61次南極地域観測隊の越冬隊が南極で活動中です。
そして、第61次隊は、JAXAとの共同研究として南極の厳しい環境を月や火星に見立てて今回は、月の居住施設としての「居住ユニット」の試験を行うことになっています。
*詳しくは、こちら:https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/amsu.html

この試験は、宇宙探査イノベーションハブとミサワホーム株式会社、株式会社ミサワホーム総合研究所、国立極地研究所の4者が取り組む共同研究です。
この「居住ユニット」は、2つのユニットからなっていて、現在は組み立てられて試験が開始されていることでしょう。

朝日新聞の2020年6月26日の記事は、こちら:https://www.asahi.com/articles/ASN6J43DBN61ULZU019.html

第61次隊の行動予定は、こちら:https://www.nipr.ac.jp/info/h31-61/doc08.html

第61次隊は、越冬隊29名、夏隊42名、越冬隊同行者1名、夏隊同行者20名の総勢92名で編成されています。https://www.nipr.ac.jp/antarctic/jare/member61.html

第61次南極地域観測計画の「3. その他観測・研究」、「公開利用研究」「極地における居住ユニットの実証研究 」に居住ユニットの情報が紹介されています。
topic9をクリックしてみてください。
https://www.nipr.ac.jp/antarctic/jare/outline61.html

この「居住ユニット」については、下記サイトが詳しいです。
https://toyokeizai.net/articles/-/315264

この記事によりますと、南極昭和基地に建設資材を供給するなど、積極的な協力をしてきた大手ハウスメーカーのミサワホームの開発した「居住ユニット」には、様々な新技術が採用されているとのことです。とてもここで紹介しきれないので、ぜひ上記の記事を読んでください。
ーーーー一部記事引用ーーーーーーーーーーーーーー
コンテナ規格(長さ約6.0m×幅約2.4m×高さ約3.0m)に準拠したユニット2つが連結されたもので、床面積は約33㎡となっている。現地では隊員の会議・食事スペースとして活用されるという。
南極昭和基地において1年間、居住・施工・移動に関する実証・試験運用が行われた後、標高約3800mの内陸部にある氷床深層掘削拠点「ドームふじ基地」まで、ユニットにソリを着けて雪上車で輸送される計画である。
ーーーー引用終わりーーーーーーーーーーーーーー
凄いことになってますね!
月面基地での実証の後は、火星基地への応用が期待されます!
そして、10月6日は、火星が最接近する日です。この時期にこういう実験が行われるという、、、何か!勝手に縁を感じますね!
第61次南極地域観測隊の活動に熱い注目をしましょう!
同行している朝日新聞社の中山記者の記事が待ち遠しい!

*20200929、10:30一部追記

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火星協会の年会が10月15日PDTに、いよいよ始まります。

2020-09-27 00:02:05 | 火星協会

アメリカ火星協会の年会の概要は、以下の通りです。
原文:https://mailchi.mp/marssociety/toward-a-coherent-artemis-plan-rzubrin-1103286?e=60dfe348ae

粗訳は、以下にて
ーーーーーーーーーーーーーー

2020バーチャル火星協会大会

第23回国際火星協会大会は、 インターネットで、10月15日から18日の日程で開催されます。 プログラムがウェブサイト上にリリースされました。

現在3,500人が仮想会議に参加する予定です。火星協会は、皆さんに150人の講演者がいる この重要なイベントに参加して、現在の火星探査、近い将来の赤い惑星への有人火星ミッションの計画などについて学ぶことをお勧めします。  

火星協会の4日間のグローバルイベントでは、主要な科学者、政府の政策立案者、商業宇宙の幹部、科学ジャーナリスト、宇宙擁護者が一堂に会し、火星の人間とロボットによる探査と最終的な人間の定住に関連する最新の科学技術開発と課題について話し合います。

会議のハイライトのいくつかは次のとおりです。

  • 元NASA管理者のDr. Michael D. Griffinによる、宇宙プログラムを動かすための目標の作成に関する講演。
  •  エグゼクティブディレクターで元NASAエイムズ研究センターディレクターのDr.S. PeteWordenによるBreakthroughStarshotプロジェクトに関するプレゼンテーション  。
  • NASAのパーセベランス  ローバーミッションについて、主任科学システムエンジニアのDr. Sarah Milkovichとの話。
  •  世界中から20人のチーム参加者が参加した火星協会主催の火星都市国家デザインコンペティションの最終ラウンド  。
  • NASAの主要な宇宙生物学者であるDr. Chris McKayによる、太陽系での生命の探索に関する講演。
  •  ミッションの副プロジェクトサイエンティストであるDr. Abigail FraemanによるNASAのキュリオシティローバーの操作に関する最新情報  。
  •  元宇宙飛行士でNASAの副管理者であるDr. John Grunsfeldによるハッブル宇宙望遠鏡の30周年に関するプレゼンテーション  。
  • 有名なオペラ歌手 Oscar Castellinoによる「火星への道」のライブパフォーマンス。
  • ヘリテージ財団のシニアフェローであるDean Changによる中国の宇宙探査計画の分析  。
  • 火星砂漠研究基地の所長であるDr. Shannon Rupertによる、MDRSクルーのアナログ人口統計(年齢・性別・学歴等)についての議論  。
  •  ミッションのチーフエンジニアであるDr. J. Bob Balaramによる、現在赤い惑星に向かっているNASAの火星創意工夫ヘリコプターについてのプレゼンテーション  。
  •  プロジェクトサイエンティストの Dr. Mark PanningによるNASAの火星インサイト着陸船ミッションに関する最新情報  。
  • 宇宙の主要なジャーナリストや支持者との火星と宇宙通信に関するパネルディスカッション。
  •  プロジェクトの共同創設者であるYonatanWinetraubによる月へのSpaceILミッションについての講演。
  •  ミッションの主任研究者であるDr. Alan Sternによる冥王星を探索し、現在、カイパーベルトを航行しているNASAのニューホライズンズミッションに関する講演。
  • ヴァージンギャラクティック社の最高宇宙責任者George T. Whitesidesによる同社に関する最新情報。
  • 赤い惑星での生命の探索に関する一流の専門家とのパネルディスカッション。
  • 火星への有人火星ミッションの計画についての火星協会会長Dr. Robert Zubrinによる講演。

独自の技術を駆使することで、大会期間中のプレゼンテーション、パネルディスカッション、ディベートだけでなく、世界中の人々が参加し、質問を投げかけ、交流し、仮想のこれまでに見たことのないタイプのグローバル大会を開催することが可能になります。

 国際火星協会大会へのオンライン登録は無料ですが、参加者は50ドルの寄付をして組織とそのプログラムを支援することを検討してください。

登録方法など、火星協会のグローバル会議の詳細については、当社のWebサイト(www.marssociety.org)にアクセスしてください。バーチャルイベントに皆様をお迎えできることを楽しみにしております!

ーーーー粗訳以上ーーーーーーーーーー

2020 Mars Society Convention Scheduleは、下記にて
https://www.marssociety.org/wp-content/uploads/2020/09/Mars-Society-2020-Convention-Schedule.pdf

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みんなで火星接近を楽しみましょう!!!

2020-08-28 21:43:21 | 火星画像

2020年の火星最接近は、10月6日です。
10月6日前後は、最大視直径22.6″となって赤く輝くことでしょう!

今回は、日本惑星協会がMarsWeek3を企画されてます。
日本火星協会(MSJ)としても賛同ですので、一緒に火星接近を楽しみたいと思います。
詳しくは、日本惑星協会のこちらのサイトでご確認ください。
http://www.planetary.jp/marsweek/index.html
メールで観測報告を投稿すると、日本惑星協会から「観測証」が送られてきます。
投稿フォームは、こちらです。
http://www.planetary.jp/marsweek/index.html#data-send

また、当ブログでも紹介したいと思いますので、下記のFBかメールに星景スケッチや星景画像(火星と地上の風景などが一緒に写っているもの)を送ってください。
氏名(ニックネームも可)、撮影場所の記載をお願いいたします。
FB:日本火星協会ブログhttps://www.facebook.com/marssociety.jp/
メール:contact@marssociety.jp

下記は、星景画像の見本です。

下記は、星景スケッチの見本です。

*なお、送っていただいた星景スケッチや画像から日本火星協会として良かったものを選んでポストカードを作ろうと考えております。
・後日、そのスケッチまたは画像提供者と日本火星協会会員にポストカードをお届けします。

・20200831、16:14 一部改訂
ーーーーーーーーーーーーーー

下図は、国立天文台の「こよみの計算」を利用した火星の資料です。

東京(東京都)

緯度:35.6581° 経度:139.7414° 標高: 0.0 m 標準時:UT+9h

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Halfway to Mars

2020-08-09 00:34:00 | 火星協会

米火星協会が人類の宇宙での成果を祝う音楽をリリースしました!
作者は、オペラ歌手のOscar Castellinoさんです。Castellinoさんは、the covid-19によるロックダウンの最中に、今置かれている状況が火星に向かう宇宙船の状況と同じということからアイデアを得たようです。
そして、Elon Muskさんと Robert Zubrinさんの様な先駆者に触発されてこの曲を書いたと言ってます。

米火星協会としても大変気に入っているとのことです。
米火星協会のリリースは、こちら
https://mailchi.mp/marssociety/toward-a-coherent-artemis-plan-rzubrin-1103230?e=60dfe348ae

とこちらyoutubeで
https://www.youtube.com/watch?v=ZsevMa610DY&fbclid=IwAR0I0CcUcsGDNR4qvZ-MLv7yoWEyMQDxIBBCigX8TOhkqp98rdfqO2aOLPE&mc_cid=bc2c08a7a8&mc_eid=

歌詞は、以下です。

Innovation, Expedition,
This is what we breathe,
On a mission, past ignition
Meteoric speed!

Sailing through the distant ether,
Like a shooting star,
Breaking limits,
Lifting spirits,
This is who we are!

Living a life among the stars
and finding what life is all about,
Spreading the wonders of the earth far out.

We are Halfway to Mars (3)
and going on ...
Put to test every skill,
Past the highest hill.
We are Halfway to Mars and going on ...

Boca Chica to Africa,
All of earthly kind.
Indiana to India,
With a goal in mind.
On a quest to give the best to
Generations on ...
Breaking limits,
Lifting spirits,
This is why we're born!

Living a life among the stars
and finding what life is all about,
Spreading the wonders of the earth far out.

We are Halfway to Mars (3)
and going on ...
Put to test every skill,
Past the highest hill.
We are Halfway to Mars (3) 
and going on ... !

Credits:by Oscar Castellino

ーーーーーーー以下は、私の拙訳です。(詩なので、誤訳もあると思いますが・・・汗)

革新、探検

これが私たちが生きているということ。

ミッションに向かって、すでに点火され

流星のようなスピード!

 

遥かエーテルを航行し、

流れ星のように、

限界を突破し、

魂の炎を燃え立たす、

これが私たち!

 

星々に囲まれて人生を生きる

人生とは何かを見つけること、

地球の素晴らしい出来事を遥か遠くまで広げよう。

 

私たちは火星に行く途中!火星に行く途中!火星に行く途中さ!

そして、進み続ける...

すべての技術を試して、

最高の丘を超える。

私たちは火星に行く途中!そして、進み続ける...

 

ボカチカからアフリカへ、

地上の種のすべて。

インディアナからインドへ、

目標を心に留めて。

最高の物を与えるための探求

同世代の人々に...

限界を突破し、

魂の炎を燃え立たす、

これが私たちの生まれた理由です!

 

星々に囲まれて人生を生きる

人生とは何かを見つけること、

地球の素晴らしい出来事を遥か遠くまで広げよう。

 

私たちは火星に行く途中!火星に行く途中!火星に行く途中さ!

そして、進み続ける...

すべての技術を試して、

最高の丘を超える。

私たちは火星に行く途中!火星に行く途中!火星に行く途中さ!

そして、進み続ける...

ーーーー以上ーーーーーーーーーー

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えっ!ドイツ火星協会が・・・

2020-06-26 00:41:57 | 火星大気

松村武宏さんが6月24日付けのSoraeでドイツ火星協会のプロジェクト「ARCHIMEDES」について記事を書いてます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cfe65b5fb62a33c238a5d6362e63546a0cae7d2

最初は、いよいよ「ARCHIMEDES」が現実化するのかと思いましたが、でも何らかの進展があったのでしょうね!
今後、要注目です!
ドイツ火星協会のもともとのアイデアでは、直径16mと10mのバルーンがありましたが、Soraeの記事では、10mのバルーンに絞られたようです。
このバルーンに観測機器を乗せて上層から地上までの大気の観測をじっくり時間をかけて行うということですね。
それにしても、いろいろなアイデアがあるものですね~

周回機は、火星の周回軌道に入るために火星の大気を減速に利用することがあります。
また、着陸機は、火星大気に突入して高温に耐えながら減速して、数分で地表に降り立ちます。でも、どちらも大気を上層から地表まで詳しく観測することは出来ないのです。
そこが、「ARCHIMEDES」のアイデアですね。
10mのバルーンだと大気突入から地上まで30分から1時間かけて降りてきて、火星大気を観測できるとのことです。
16mのバルーンだと数時間かけて地上まで降りてくるようです。

ドイツ火星協会の「ARCHIMEDES」に関するサイトは、こちらです。
https://www.marssociety.de/en/the-archimedes-mars-mission.html

ドイツ火星協会の「ARCHIMEDES」プロジェクトは、2001年から始まっているんですね。
私自身も以前聞いたことがあったのですが、すっかり忘れていました。

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モールが地表面下に・・・

2020-06-08 00:48:12 | InSight

6月3日付けのDLR(ドイツ航空宇宙局:Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt)の「InSightミッションログブック」によりますと、InSightのHP3のセンサーであるモールを地表面下まで押し下げることが出来た!ということです。

本来ならば、下図のようにモール(温度センサー)は、地表面下5mの位置に配置されているはずでした。

(C)DLR(CC-BY 3.0)

目論見では、モールが地面との摩擦力を利用して掘削用のハンマーの作動によって、地下5mまで潜っていく予定でした。
しかしながら、周りの地面との摩擦力が十分でないためと、予想より硬い地盤の影響で潜っていくどころか、はじき返されたのです。
そこで、地面との摩擦力の替わりとして、モールの後ろにInsightのアームの先についているスクープの底を押し当てることでモールが地表下に潜り込んで行く「the 'back-cap push'」という作戦を実行しました。
その結果、Sol 458(3月11日)に地表から約7センチメートル上にモールの後端があった状態からスタートして、11週間にわたる6サイクルのハンマリングの結果、Sol 536(5月30日)にモールを押していたスクープが地表面と接触するところまでモールが地表下に潜ったとのことです。

これからは、スクープの先端を使ってモールがさらに深く潜っていくサポートを実施する予定です。
DLRでは、難しい作業であるが出来ないことではないと、自信を示しています!

詳しくは、DLR-Blogs「Logbook entry 3 June 2020」をご覧ください。
https://www.dlr.de/blogs/en/desktopdefault.aspx/tabid-5893/9577_read-1090/

*進展しましたね!関係者の粘り強い活動の成果だと思います。
 モールよ!5m地下まで潜ってくれ!

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閉鎖実験の進展!!

2020-05-25 09:55:05 | 火星への道

(C)Institute for Biomedical Problems/NASA
上図は、2019年の閉鎖実験参加者

NASAがモスクワのIBMP(the Institute of Biomedical Problems)での男女混合・国際チームのメンバー募集を開始するそうです。
https://www.nasa.gov/feature/nasa-seeking-us-citizens-for-social-isolation-study-for-moon-and-mars-missions/
ーーーー以下、引用ーーーーーーーーーーーーーー
残念ながら、募集対象者は米国人に限るとのこと・・・
その他の条件は、「年齢30~55歳。英語とロシア語に堪能で、理系の修士号、博士号または医師の資格を持っているか、もしくは軍の士官訓練課程を修了していること。その他、学部卒業で軍や民間での実務経験がある場合も選考対象。」とのことです。

参加者は、火星への将来のミッションで経験することが予想される宇宙飛行士と同様の環境等を体験します。国際的なメンバーの乗組員が8か月間閉鎖環境で一緒に暮らし、科学研究を行います。そして、バーチャルリアリティを使用し、多くのタスクの中でロボット操作を実行します。研究は、参加者が模擬宇宙ミッションを正常に完了するために作業する際の「隔離と閉じ込めの影響」を調査するために行われます。このような地上ベースのミッションの結果は、NASAが宇宙探査の実際の課題に備えるのに役立ち、これらの問題の一部を解決して対策を開発するための重要な科学データを提供します。

今回の閉鎖実験は、2019年に実施された過去4か月の調査に基づいています。

このミッションには、参加者に報酬が用意されていて、NASAに加入しているかどうか、またはNASAの従業員または請負業者であるかどうかに応じて、さまざまなレベルの報酬があるようです。

ーーーー以上引用おわりーーーーーーーーーーー

*当ブログで520MARSのミッションを報告してますが、2015年8月16日の記事の閉鎖実験スケジュールに基づいてIBMPでの閉鎖実験が進められてきたわけですね!
8ケ月間の閉鎖実験は、2015年の当ブログ「男女混合で閉鎖実験とな!」には2018年実施となってました。
2015年時点でのスケジュールは、以下のとおりでした。
・2016年から2017年 : 14日間の実験を2回
・2017年          : 4ケ月の実験 
・2018年          : 8ケ月の実験
・2019年から2020年 : 12ケ月の実験 

でも、2年くらいの遅れは、現時点で問題ないと思います。
*520MARSについては、こちら
https://blog.goo.ne.jp/japanmarssociety/c/c37b017b484311cad6219b6bcb0e23de
520日間の男7名の閉鎖実験でした!!
火星への着陸模擬実験もありましたよ!

*ロシアも同じように募集をしていると思いますが、把握できてません!
 Anastasiyaも頑張って!

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中国初の火星探査ミッション、「天問」と名付けられました!

2020-04-25 18:07:48 | 中国

4月24日のロイターさんの記事によりますと、中国国家航天局が今年8月前後に打上げ予定の火星探査ミッションを「天問1号」と命名したとのことです。
https://jp.reuters.com/article/space-exploration-china-mars-idJPKCN2260JT

「天問」の由来は、紀元前4世紀ごろの詩人、屈原の詩にちなんで名付けられたとのことです。

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*「天問」をgoogle翻訳すると「天国、Heaven」と出ました。
ただ、詩の内容を読むと宇宙誕生の物語のようです。

こちらのサイトに一部翻訳が載っています。
https://chinese.hix05.com/Soji/soji108.html

こちらは、屈原の天問の全文が中国語で
https://zh.wikisource.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%95%8F

興味深いですね!どなたか、前文翻訳をしてくれないかな・・・

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