火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

Sol967 

2015-04-28 10:38:57 | MSL

Curiosityは、Sol967(4月26日)に下図の場所にいます。
次の目標を"Logan Pass"としていましたが、もっと魅力的な場所を見つけて向かっているところです。
そこは、"Logan's Run"と名づけられました。
*"Logan's Run"って調べると「2300年未来への旅」と出てきます。
事務局は、読んだことありませんが、ディストピアだそうです。余り触手は、動かないな~

Sol967からの眺めは、下図のとおりで、かなり登っているようですね!
 NavCam_LEFT_Bでの撮影です。 

 

 

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Sol957 火星に来てから10kmを走破!

2015-04-20 14:25:17 | MSL

4月16日のWhat'sNewによりますと、Sol957(4月16日)に着陸地点からの移動距離が10kmを越えました。
走行距離計では、先週に10kmとなっていましたが、車輪のスリップなどを考慮して地図上での計測を使用しています。
上図が10km地点から進行方向(西)を見た画像です。 
砂地の登り斜面を進まなくてはいけないということが実感できますね! 
この先には、次の調査目標の"Logan Pass." が待っています。

Pahrump Hillsは、the Murray formationと名づけられた山の基底地層が露出した場所でした。
その付近にある高いビュートは、軌道上から見た形状が波打っていることから洗濯板ユニット(the Washboard unit)と呼ばれています。
私たちが通っているくぼ地は、洗濯板ユニットの露出面によって視界が制限されています。
(その高い露出面の南側の視界は、いくつかの場所の隙間から見ることが出来ます。) 
"Logan Pass."で、the Murray formation と the Washboard unitとの関係を調査します。
古代の堆積環境、そして環境条件がどのように変化したかを理解するのに役立つでしょう。 

下図が、Curiosityの位置です。
図の幅が約2kmです。 

これから先を見てみますと、まだまだ先が長いですね!
ただ、山登りに差し掛かっていることは、事実です。
気を引き締めて、頑張って!!
 

 

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液体の水の存在!けど塩辛い!

2015-04-14 22:58:48 | MSL

4月13日のWhat'sNewによりますと、CuriosityのREMSによる気象データとGaleクレーター内で過塩素酸塩を確認していることからかん水の存在が確認できるとのことです。
詳細は、Nature Geosciencesのオンラインで4月13日に発表されています。
*事務局は、会員ではないので、上記のレポートを読んでいませんが、概略は、以下のようです。
 (表やデーターを見たいのですが、見れないですね。そのうち、どこかで発表されることを期待してます。) 

・火星の土の中に液体かん水が生成する条件は、予想よりも赤道に近い所まで広がっています。
・土壌中の過塩素酸塩は、大気から水分子を取り込むことが出来て、凍結防止作用をします。
・ただし、かん水の存在がCuriosityの周辺を微生物の存在にとって有利になることはないでしょう。 

過塩素酸塩は、火星の土壌中に存在することが、Curiosityだけでなく、2008年に北極圏に着陸したPhoenixによっても確認されています。
Phoenixの成果については、2008年11月13日の当ブログ「休息を!!」を参照してください。 
液体の水そのものを発見したわけではないですが、液体の水の存在が確実になったと言えるようですね。
*事務局としては、生命の存在には、厳しい条件ですが、可能性が高まってきたと言えると思っています。 

下図は、REMSです。
Boom2が見えますが、Boom1は見えませんね。
Curiosityが着陸した時にBoom1は、損傷したと見られています。
*そのため気象データで風速/風向のデータが発表されていません。

下図は、 "Artist's Drive."からのパノラマです。
Sol952(4月11日)にNavCamにて撮影されました。
左が東で右が南西方向です。左の地平線上にSharp山の上部が見えています。

下図は、"Artist's Drive."にいるCuriosityの進行方向の風景です。
Sol951(4月10日)にNavCamにて撮影されたものです。 西の方向を向いています。

Sol951時点のCuriosityの位置です。

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Sol908 今までドリルで開けた穴 6つ!

2015-04-11 21:28:14 | MSL

EmillyさんのブログでCuriosityがGaleクレーターであけた6つのサンプル穴の画像が下図のように紹介されていましたのでメモしておきます。
左から右へ、そして上から下の順にJohn Klein(Sol182); Cumberland(Sol279); Windjana(Sol621); Confidence Hills(Sol759); Mojave(Sol882);Telegraph Peak(Sol908)
これらの画像は、すべて約5cmの距離からのMAHLIの画像です。サンプル穴の幅は、約1.6cmです。

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大変だ!太陽系は、水にあふれている!

2015-04-09 21:14:04 | 水と生命

(そして、NASAは、自信にあふれている)

Curiosityの4月7日のWhat'sNewでNASAが生命探査の一環で取り組んできた「水を探す」プロジェクトの成果をまとめて概観しています。
Ellen Stofanさん(chief scientist for NASA)によれば、「私たちの世代で”私たちが太陽系およびその外世界で一人ぼっちなのか”という問いに最終的答えることが出来るかもしれません。」とのことです。
*ネタ元は、NASAのサイトです。

天文学者は、星間の巨大な分子雲の中に、惑星系が新しく生まれる原始惑星系円盤の中に、そして太陽以外の星を回る巨大惑星の大気の中に水が存在するサインを見ています。
また、地表下に液体の水を保持するいくつかの世界があり、氷や水蒸気の形で水を保持している更に多くの世界があります。
月や水星にも水の存在の徴候が確認されました。
太陽系は、水であふれているようにも見えますが、一方、火星のように乾燥した世界もあります。
火星の太古に大量の水が存在したことは、かなり確実になっていますが、その大量な水は、どこへ消えたのでしょうか?
この謎を解くためにMAVENがいま頑張っているところです。
太陽系内での水の分布を理解することで、45億年前に太陽系がどのように形成されたかの多くの手掛かりが得られるとのことです。

最近、千個目の系外惑星を検証したKepler のデータは、最も一般的な惑星の大きさが地球よりわずかに大きいことを確認しました。
Keplerの後継者、K2は、新しい世界を発見するために星の光の中の奥底まで監視を続けます。

NASAのTESSの今後のミッションは、太陽系の近くの明るい星で地球と同サイズかまたは、超地球サイズの系外惑星を調査することです。
TESSが見つけた惑星のいくつかは、水を有しているかもしれません。
NASAの次世代の宇宙望遠鏡のthe James Webb Space Telescopeは、これらの特別な世界の大気を非常に詳細に調査することでしょう。

下図は、太陽系での生命探査候補を示しています。

地球だけがが太陽系内で海を持っているわけではないことが分かっています。
海洋は、生命探索の手がかりを与えてくれます。

NASAの探査ロボットは、これらの遠い未知の海の世界へ旅して、すでに間近に迫っています。

  • Dawn宇宙船は、魅力的な準惑星 Ceresを周回しています。
  • New Horizons は、準惑星Plutoへ過去の劇的な飛行を経て、今年の夏に到着します。
  • Cassiniは、土星の衛星Enceladusに今年の後半に接近する予定です。水の間欠泉の現象の発見からEnceladusには、地下に海があることが分かっています。
  • NASAの将来の水の世界への探検は、木星の衛星Europaへのミッションとして、科学者や技術者の心の中に形を作っています。  

 

 

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"Garden City." の鉱脈に惹かれて

2015-04-08 11:37:14 | MSL

4月1日のWhat'sNewによりますと、下記のことが分かっています。
1.“Garden City”の露出している鉱脈は、湖底の堆積物が岩になった後に湿潤な環境下で形成されたことを物語っています。
2."Telegraph Peak" からドリルで採取されたサンプルには、クリストバライト(シリカ鉱物)が含まれていました。

Sol923にPahrump Hills を離れ、Sharp山に向かいましたが、その道筋の“Artist’s Drive.”に入ったとたん“Garden City”という魅力的な場所に出会ってしまいました。
“Garden City”は、魅力的な鉱脈を含んだ露頭ですが、足場が悪くてドリルは使えないようです。 

下図がその魅力的な鉱脈です。
この鉱脈は、周りの岩から6cmほど突き出ていて、幅が4cmほどあります。
MastCamの右カメラによる28枚の画像を合成したものです。
Sol929の日中(3月18日)に撮影されました。

下図は、鉱脈のアップです。
Sol935の夜(2015年3月25日)に撮影されました。
MAHLIの発光ダイオードの照明を使っています。
鉱脈には、明るいトーンのものと暗いトーンのものがあります。
白い物質が引き裂かれて、暗い鉱脈物質(黒の矢印)と第3の物質(白い矢印)を組み入れているように見えます。 

下図は、Sol940でのCuriosityの位置です。
この位置が“Garden City”です。 

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