火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

いろいろテスト中!

2015-05-28 23:38:24 | InSight

5月27日のNewsによりますと、InSightの着陸機のテストが始まったようです。

計画では、打上が2016年3月で、火星到着が9月です。
2016年は、火星最接近の年で、5月31日に地球-火星間の距離が7,528万kmとなります。 
下図は、各種のテストと組立風景です。ヒートシールドなんて手作り感が一杯です。
こうやって探査機ごとに丁寧に作り上げるので、コストが掛かるんですね。
でも、InSightは、2008年に火星に着陸したPhoenixの設計を利用しているためコストが低減されています。 
*Phoenixは、火星の北極地域に着陸して、周辺を掘って、地表下に水の氷と推定されるものを確認しました。 

          

      

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こんなことNASAってたんですね!

2015-05-24 11:48:08 | MSL

5月22日のWhat'sNewによりますと、昨年11月に見つかったChemCamのレーザー焦点装置の不具合が解決されたとのことです。
昨年の11月に見つかった不具合を地球にあるChemCamの互換機を使用して、修正点を探っていました。
Roger Wiensさん( instrument lead at Los Alamos)は、以下の通り発言しています。
「昨年11月には、私たちは、ChemCam望遠鏡の焦点を合わせるための小さなレーザーがちゃんと稼動していないことを発見しました。」「このレーザ距離計がなければ、ChemCam機器は、よく見えない状態でした。ローバーから25feetの距離の岩石や土壌を分析する時に、プラズマの点滅を行うメインレーザーは影響を受けませんでしたが、レーザー分析は、ターゲットにレーザー投射望遠鏡の焦点が合っているときのみ働きます。」 
そして、5月21日に機器上のオートフォーカスシステムのソフトウェアの修復をアップロードしてCuriosityのChemCamは、主要な機能を修正することが出来たのです。
でも、この修正期間中もChemCamは、休まず働いていましたよ。
オートフォーカスを使用せずに、いくつか異なる焦点距離で分析することで、時間を有効に使っていたようです。 

より詳しくは、こちらにて 
https://www.lanl.gov/discover/news-release-archive/2015/May/05.21-mars-rover-chemcam-instrument-sharper-vision.php

ChemCamのサイトは、こちらにて 
http://www.msl-chemcam.com/ 

*凄いことですね!最早、火星も地球の修理工場ネットワークの範囲に入っているということです。

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悪戦苦闘したけど、無事です!

2015-05-23 21:14:28 | MSL

5月22日のWhat'sNewにSharp山を登って新たな調査目標に近づいたことが報告されています。
「要点」
・登って、新たな調査地点に到着しました。
・極端なスリップのため計画変更を余儀なくされました。

傾斜21°ほどの険しいスロープを約22m登って、基岩にある2種類の特徴的なタイプをもつ調査地点に到達しました。
ローバサイエンスチームは、Sharp山の底部で分析した淡い色の岩のユニットと、まだ分析したことのない暗い色の層状の岩との間の接点を含む露頭を調査したいと思っています。

下図は、Sol991(5月21日)にNavCamにて撮影されたものです。
淡い色の岩に暗い岩が重なっています。これは、地質学的接触面の一例です。
このような接触面は、一つのタイプの岩を生成した環境条件から他の岩が生成した環境条件についての手がかりを明らかにすることが出来ます。

とにかく、ここにたどり着くまでかなり苦労した模様です。
Sol976からSol984まで、何とか "Logan Pass,"を目指して進もうとしていましたが、足元の砂地の状態が悪くて断念しました。
この砂地は、相当激しくスリップしたそうです。
それで、後戻りをしてSol991に下図の地点に来ています。 

下図のとおり、"Logan Pass,"ではなく、"Marias Pass," を目指すようです。

*Curiosityの山登りの能力は、かなりのものですね。
ところで、本文の「slopes as steep as 21 degrees」を「傾斜21°」と読みましたが、道路勾配は通常「%」表示のようです。
「%」表示だと21°は、38.4%となります。こんな急傾斜を登ったのですかね?(読み間違いかも・・・)
道路勾配については、こちら
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/slope.html 

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火星で建売分譲、開始!

2015-05-22 22:10:04 | 火星への入植

火星へ入植した時のイメージが紹介されています。
秒刊sundayさんの5月17日の記事で知りました。 
ネタ元も紹介されていますね。
* http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3079534/Welcome-new-home-MARS-Stunning-drawings-reveal-red-planet-look-like-colonised-it.html

表題は「火星のあなたの新しい家へようこそ!とても魅力的な絵は、赤い惑星に私たちが入植した場合の様子を示しています。」となっています。

要約:
・ スウェーデンのコンセプトアーティストVille Ericsson さんが火星の未来的な植民地の素晴らしい絵を描きました。
・ 彼は、地表面上に都市を収容するための大型のドーム状構造を予想してます。
・ 登山者は、楽しみと探査のために火星最大の山- オリンパスモンス-を疾走するに違いありません。
・ 「火星は、今も私たちが別の惑星入植した場合での最高のショットの一つです。」とEricssonさんは、MailOnlineに語りました。

以下がVille Ericsson さんの画像です。
*画像クレジット: Ville Ericsson

*火星での基地というか家のことをいろいろ考えてみるのも楽しいものです。
ドーム式だと空が見えて開放的で良いですが、初めのうちは、大気が薄いので地下にドームを作ることになると予想しています。
隕石が恐いですから。
しかし、現在の技術でも、地下の住居の壁一杯に外の風景を表示させることが可能だと思います。
場合によっては、各人の出身地に合わせたり、趣味に合わせて富士山、京都、ニューヨーク、パリ、アンダルシアなどと好きなところの風景を楽しめるでしょう。
また、植物栽培は、必須ですね。食事を豊かにするためにも必要ですが、環境を改善するテラフォーミングにも役立ちます。
草木を沢山育てて、昆虫だけでなく鶏や豚や牛などと魚も育てることを想像しています。
当然、犬や猫も人間の暮らしには、欠かせませんね。 
そういえば、最初に宇宙へ行った動物は、「ミバエ」だそうです。 
だったら、最初に火星へ行く動物は、なんでしょうか?
2011年に打上げられてあっけなく失敗に終わったロシアのPhobos-Gruntには、10種類の微生物が乗っていました。 
それは、米惑星協会のLIFEというミッションで、10種類の微生物をチタニウム殻内部のカプセルに詰めてPhobos-GruntとともにPhobosへ行き、その後、地球に戻ってくるという3年間に及ぶ宇宙の旅をさせる計画でした。 
上手く行ってれば、昨年には地球に戻っていたのですが・・・ 
確かクマムシも乗っていたはずです。残念!
オリンポス山は、裾野の直径が約550km、高さが27kmですので大半は、なだらかな登りが続いているようです。
最初に登った人は、全宇宙で名前が記憶されることでしょう。でも、宇宙服を着てこの距離を登るのは、大変そうです。
個人的には、頂上まで飛行機とかで連れて行ってもらって、自転車かハングライダーのようなもので降りてみたいですね。 
いろんな遊びが出来そうです。
一番高いところと一番低いところへもテラフォーミングで海が出来る前に行った方が良いですね!
(きりがないので、妄想は、この辺で・・・)

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2035年には・・・

2015-05-21 22:04:44 | 火星への入植

NASAの有人火星探査への活動が活発化しています。
日付順に紹介します。 

1.5月15日のFUTURUSに「NASA Challenge: Space Pioneering – Achieving Earth Independence」が紹介されています。
「概要」有人火星探査を長期に安定的に行うためには、地球からの補給に頼らないで活動できる工夫が必須となります。
NASAの課題は、地球の周辺を超えた場所で、持続可能な永続性のある人間の活動のために必要な物流機能をサポートする要素を見つけることです。

この特定の挑戦のために、回答者は、火星での継続的な人間の存在を確立するために必要な「pioneering space」の特定の要素に焦点を当てるように求められます。回答者は、一つ以上の火星表面システム/機能とその目的を達成するためのに必要なオペレーションを記述することが求められます。それは、可能性を最大限に広げ、技術的に達成可能で経済的に持続可能性があり、地球からのサポートが最小限で済むようなものです。

賞金総額は、15,000ドルです。

FUTURUSの記事 
http://nge.jp/2015/05/15/post-104514

ネタ元 
https://www.innocentive.com/ar/challenge/9933746

2.5月17日のFUTURUSに「火星の環境下で開拓者となるべき生物を利用した酸素生成のテスト」が紹介されています。
「概要」NASAから依頼を受けた研究者Eugene Bolandさんが微生物を使って火星で酸素を作る実験をしています。
シアノバクテリアが有力なようです。
*Eugene Bolandさん(chief scientist at Techshot Inc. of Greenville, Indiana) 

 

FUTURUSの記事
http://nge.jp/2015/05/17/post-104746

ネタ元
http://www.nasa.gov/feature/planting-an-ecosystem-on-mars

3.5月20日のGIZMODOに「Rules for the 3D-Printed Habitat Challenge - Design Competition」
「概要」火星に永住するための家を建てる必要があります。
その家を3Dプリンターの技術で火星や小惑星帯で入手可能な原料を使用して建設するためのアイデアを募集しています。
現地調達方式ですね。
これは、賞金総額がなんと225万ドルです。

GIZMODOの記事
http://www.gizmodo.jp/2015/05/nasa3d_3.html

ネタ元
https://americamakes.us/Challenge

*有人火星探査がらみの記事が増えていますね。アメリカが2030年代に向けて本気で動き出している印象を受けます。

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Sol956 天体観測の日

2015-05-13 09:02:27 | MSL

5月9日のWhat'sNewに夕日のアニメが掲載されています。
Sol956(4月15日)にMastCam(左)を使用して撮影されたものを繋ぎ合わせたものです。
この日は、砂嵐が発生していて、ダストが上空に残っていたとのことです。 

この日の主目的は、太陽がGaleクレーターの縁に沈む時に水星の太陽面通過があるとのことで、空を見上げていました。
水星の太陽面通過は、今後2024年まで観測されないとのことです。
その写真を撮影する計画があったのですが、写真は、まだ公開されていないようです。

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Curiosityは、好奇心を押さえられなかった!

2015-05-12 20:15:20 | MSL

5月8日のWhat'sNewでCuriosityの近況が報告されていました。
「要点」
・新しいパノラマは、Curiosityのルートに沿って近くから遠方の丘までを示します。
・Curiosityは、谷の中で、岩盤が切断されてその後、再充填された場所を調査しました。
・上記のタイプのサイトは、火星において今まで見たことがないものです。
*"Logan Pass,"を目指していましたが、岩盤が切断されてその後、再充填された場所 "Mount Shields," に寄り道をしたと言うことですね。
  Curiosityは、好奇心を押さえられなかったと、言うわけです。
  こういう直感は、大切なものだと思います。 

下図の新しいパノラマは、いよいよ登りにかかっているCuriosityから見える風景です。 
Sol957(4月16日)のMastCam(右)の画像です。

下図は、HiRISEからの画像です。

下図は、Sol971時点での等高線表示です。(等高線の間隔は、2mごとになっています。)
これからは、登りがきつくなってきますが、まだまだ先は長いですので、Curiosityの頑張りに期待しましょう! 

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歓迎!新規参入!

2015-05-08 11:14:24 | UAE

アラブ首長国連邦(UAE)が5月6日(ドバイ現地時間)に2020年に火星へ探査機を送り込む計画を発表しました。
発表は、Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum副大統領兼首相(ドバイ首長)が率いるhigh-level delegations同席のもとthe Emirates Mars Mission teamから発表されました。

また、The Emirates Mars Missionのサイトは、こちらです。
http://www.emiratesmarsmission.ae/mission-journey/

「概要」
・アラブ初の火星ミッションは、火星大気の総合的なモデルを作成します。
・火星探査機の名称は、「HOPE:希望」です。
・この探査機が、より良い未来を模索している何百万人もの若いアラブ人の希望となることを期待しています。

「スケジュール」
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2015年 予備的設計開始
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2016年 予備的設計発表
       詳細設計開始
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2017年 詳細設計発表
       組立とテスト実施
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2020年7月 打上  
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2021年1Q 火星周回軌道到着
       飛行期間:約200日間
       周回軌道(22,000-44,000 km)
       周回速度(1周55時間)
       調査オペレーション開始
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2023年 追加調査オペレーション開始
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*2021年は、UAEの建国50周年だそうです。 

探査機「HOPE」は、少なくとも2023年まで運用され、追加で2025年まで運用可能となっています。
そして1,000GB以上のデータが火星から送られて、UAEの研究チームによって解析されることでしょう。
また、世界中の200以上の研究機関にデーターがシェアされ、1,000人以上の研究者が利用することになるでしょう。
 

「このミッションへの期待」
このミッションは、100%アラブ首長国連邦チームによって計画され、アラブ首長国連邦(UAE)で管理されます。
そのことで、アラブの科学者と技術者の新しい世代の育成のための触媒となることでしょう。
更に、科学と宇宙分野の成長の支えとなるプロジェクトとして設計されています。
以上の理由から、Emirates Mars Missionは、地球上に大きな遺産を残すことでしょう。

*UAEは、自前のロケットは持っていないと思いますので、たぶん外部委託となるのではないでしょうか?
三菱重工が今年の3月にUAEからの衛星打ち上げを受注してますね。
http://www.mhi.co.jp/news/story/1503095625.html 

*UAEの火星探査機の打上は、2020年と言うことなので、是非三菱重工(日本)に受注してほしいものです。
競争が厳しいと思われますが、受注のチャンスは、あるのではないでしょうか?
探査機の重量は、約1.5T(燃料込)ですので、HⅡAなら余裕ですね。
技術力と気配り、おもてなしで何とか頑張って!

*この件に関しては、寺薗さんが既に昨年8月28日付けの月探査情報ステーションブログで書かれています。
大変参考になりましたのでメモしておきます。(良いお仕事!ありがとう御座います。)
http://moonstation.jp/ja/blog/archives/1292

*2020年は、火星接近の年です。最接近は、10月6日で距離は、約6,207万kmとなります。

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放射線被爆と時間因子

2015-05-07 21:14:48 | 宇宙線

5月2日に“What happens to your brain on the way to Mars” というレポートがthe open-access journalScience Advancesで発表されました。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版でも紹介されています。
それに関して、アメリカの火星協会は、無効なクレームだという反論の記事を配信しています。 

題名は、「Invalid Claims Made for “What Happens to Your Brain on the Way to Mars” Publication」となっています。

以下は、主要な反論部分です。 
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しかしながら、実際は、その研究“What happens to your brain on the way to Mars” は、有人火星探査との関連性はありません。
研究者から被験者に与えられた照射線量は、火星へ向かう途中で宇宙飛行士によって経験されるものとは関係がないのですから。
原理の違いは、研究のマウスへの放射線量の投与時間は、惑星間宇宙で旅行者が受けるであろう時間よりも400万倍も短いものでした。
加えて、その30秒間でマウスに与えられた総累積照射量は、宇宙飛行士が2.5年の火星ミッションの過程で受けることになるGCR量よりも約50%大きいものです。 
*GCR(galactic cosmic ray:銀河宇宙線) 

要点は、次のとおりです。マウスの実験では、被験者は、1分あたり100ラドの割合で30ラド(0.3グレイ)の照射が与えられました。
火星ミッションで、宇宙飛行士は、行きと帰りのそれぞれ6ケ月で毎月1ラドの照射を受け、火星滞在中の18ケ月に毎月0.5ラドの照射を受けるので、トータル21ラドとなります。(1グレイ=100ラド=100 cGray、 GCRの1グレイ=6シーベルト=600レム、空間線量率は、次の文献でで見つけることができます。「惑星間空間での宇宙線放射線量- 現在とワーストケース評価」RA Mewaldtら、2005年)
The Cosmic Ray Radiation Dose in Interplanetary Space – Present Day and Worst-Case Evaluations” R.A. Mewaldt, et al, 2005.) 

“What happens to your brain on the way to Mars”というラボでの研究と宇宙飛行との間の線量率で400万倍の時間差が非常に重要です。
急激に大量の毒素を投与された場合の効果と、同量ではあるが長期に亘って非常に少量づつ投与された毒素の効果とが全く異なっていることは、化学的および放射線毒性においてよく知られた知見です。
違いは、身体の自己修復システムは、長期間にわたって受け取った場合なら簡単に管理できる量でも、突然大量に投与された場合は、対応できないということです。
例えば、個人が100秒間、毎秒ウォッカの1ショットを飲んだ場合、彼は死んでしまうだろう。同じ人が、100ヶ月間、毎月ウォッカの1ショットを飲んだ場合は、彼は全く悪影響を経験しないであろう。
これは、宇宙空間で宇宙飛行士によって経験されるであろう(1ラド/月)ことと、「火星に向かう途中で、あなたの脳に何かが起こる」レポート(毎秒1.6ラド)で報告された意味のない照射線量率とを分けて考える必要があると言うことです。

“What happens to your brain on the way to Mars” の著者達は、これらの違いを認めて、それらの結果の意味に但し書きをつけることを怠った。
それだけでなく、彼らは、レポートの深くに実際の線量率に関する情報を埋め込んでしまっている。(それが“Animals, heavy ion radiation, and tissue harvesting「動物、重イオン放射線、および組織の収穫と題し終わりに向かってテキスト段落の途中で見つけることができます)、それによって、一部のサイエンスライターは、真偽のほどが良くわからないセンセーショナルなことを暗示させる報告に簡単に騙されます。

長期間に亘って被爆した毒素の少量が人への悪影響のリスクを統計的に高めることがあるということは事実です。
しかし、私たちは、すでに長期の宇宙飛行中に被爆した宇宙線のゆっくりとした蓄積が有人火星探査を中断させるほどのものではないことを示しているデータを持っています。
(地球低軌道でのGCR線量率は、惑星間宇宙の半分のものとしています。)
地球低軌道での拡張宇宙ミッションで、有人火星ミッションと同等のGCR放射線量を被爆した宇宙飛行士が既に半ダースもいます。
彼らから、一人もいかなる放射線死傷者を出していません。(Avdeyev, Polyakov, Solovyov, Krikalyov, Foale, Walz, Lucid) 

さらに、国際宇宙ステーション(ISS)が継続的に有人で行われており、火星ミッションでは、宇宙空間にいるのは、ISSミッション時間の約40%です。
ISSプログラムクルーがこれからの10年で計画されているオペレーションで被爆するだろう全GCR線量(人·REMSで測定)は、火星へ隔年で打上げられ同じ期間のミッションをする一連の5乗組員によって被爆されると予想されるものと同等です。
継続的な有人火星探査プログラムに対応するように、実際にISSプログラムは、乗組員のためのGCRリスクを同じレベルにしました。
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以下は、長期滞在者の記録です。
Avdeyev
:747.59日
・Sergei Vasilyevich Avdeyev(ロシア語:Сергей Васильевич Авдеев)
Polyakov438日
・Valeri Vladimirovich Polyakov((ロシア語:Валерий Владимирович Поляков)
Solovyov361日22時間49分
・Vladimir Alekseyevich Solovyov(ロシア語:Владимир Алексеевич Соловьёв)
Krikalyov:803日9時間39分
・Sergei Konstantinovich Krikalyov(ロシア語:Сергей Константинович Крикалёв)
Foale374日11時間19分
・Colin Michael Foale(イギリス人)
Walz230日13時間4分
・Carl Erwin Walz(アメリカ人)
Lucid223日2時間50分 
・Shannon Matilda Wells Lucid(アメリカ人) 

*放射線被爆に関しては、なかなか分かり難い面がありますね。
 しかしながら、今回のレポートに対してズブリンさんが主張しているとおり、深宇宙探査のような場合の環境被爆等では、どのような時間をかけて被爆するかが意味を持ってくるのだと思います。
 もちろん、放射線をコントロールできるようになると良いのですが・・・

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中緯度に氷河が!しかも、動いている!

2015-05-03 23:18:47 | 水と生命

旧聞となりますが、水に関する貴重な情報ですので、メモしておきます。

4月8日にSpaceRefで紹介されていました。
*ネタ元は、こちら 
the Niels Bohr Institute (at the University of Copenhagen)の研究チームが以前から軌道船によって中緯度で観測されていた帯状に伸びる氷河が水の氷であることを証明しました。

下図が、その分布図です。北半球と南半球ともに緯度30°~50°の範囲の中にあります。
水の氷の総量は、1,500億m3以上で、火星表面を1.1mの氷で覆うことが出来るとのことです。(凄い!)
レポートは、Geophysical Research Lettersに掲載されています。 
長い間、それが水の氷かドライアイスか泥なのかが分からなかったのです。
 
研究者は、MRO(Mars Reconnaissance Orbiter)SHARAD(Shallow Subsurface Radar)による10年間にわたるデーターと氷の流れのモデルとを組み合わせて解析した結果、水の氷で、しかも動いていることが分かったのです。
これだけの水の氷が火星の地表面に存在するのは、厚いダストが覆っているためと考えられています。


Credit: Mars Digital Image Model, NASA/Nanna Karlsson

AstroArtsの記事は、こちら

*世の中、ゴールデンウイークですね!
 本日、みなとみらい地区に行ったところ、人波に圧倒されました。

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