火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

火星まで2ケ月弱で!NextSTEP

2015-08-31 00:44:41 | ロケット他推進技術

8月26日のSpaceDailyによりますと、Ad Astra Rocket CompanyがNASAのNextSTEP(the Next Space Technology Exploration Partnerships)でのプラズマロケット推進技術の開発に特化したパートナーシップ契約を勝ち取ったとの事です。
裁定額は、3年間で900万ドルです。
パートナーシップ契約の条件に基づき、Ad Astraは、そのエンジンが少なくとも100時間、100キロワットの電力レベルを維持することが可能であることを証明する必要があります。
これらのプロトタイプのテストは、同社のテキサス州の施設で行われます。
NASAからの資金提供が決まる前にAd Astraでは、VASIMRの10,000回以上の実験を行っています。
これまでのところ、プラズマエンジンは、1分未満の稼動が可能との事です。

VASIMR(the Variable Specific Impulse Magnetoplasma Rocket)が完成すると地球から火星まで2ケ月掛からずに行くことができる様になります。  

この件は、2014年10月28日にNASAが「深宇宙探査(火星への旅)のための能力開発提案を募集」を開始しているNextSTEPのプロジェクトの一つとなります。
 

2015年5月6日にNextSTEPでのパートナーシップを含む12のプロジェクトが紹介されていますので、簡単にメモしておきます。
高度な推進技術
1.Ad Astra Rocket Company

2.Aeroject Rocketdyne Inc.
 

3.MSNW LLC

 

居住スペース
4.Bigelow Aerospace LLC 
 

5.Boeing Company
 

6.Orbital ATK of Dulles
 

7.Lockheed Martin Space Systems Company
 

8.Dynetics Inc.
 

9.Hamilton Sundstrand Space Systems International 
 

10.Orbital Technologies Corporation (ORBITEC)
 

小型衛星プロジェクト
11.Lockheed Martin Space Systems Company

12.Morehead State University, と the Busek Company (Natick MA), NASA Goddard Spaceflight Center (GSFC in Greenbelt MD), the Catholic University of America (CUA)

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火星に名前を送りましょう!

2015-08-21 14:14:04 | InSight

来年火星へ向けて飛び立つInSightにあなたの名前を載せることが出来ます。
下記サイトから登録しましょう。マイルも貯まりますよ。
 http://go.usa.gov/3Aj3G

受付締め切りは、9月8日です。急いでください!

いよいよInSightが来年、カリフォルニアのVandenberg Air Force Baseから打ち上げられます。
打ち上げ窓は、2016年3月4日から3月30日です。
火星到着は、2016年9月28日を予定しています。 

ところが、着陸地点はElysium平原に絞られていますが、4ケ所の候補があり、決まっていません。
でも、安心してください。今年中には、1ケ所に絞られる予定です。
下図は、その中で有力候補のひとつです。
楕円の大きさは、東西130km、南北27kmで、中心は、北緯4°、東経136°です。

 

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なんと!10%もの水が・・・

2015-08-20 12:14:48 | MSL

8月19日のWhat'sNewによりますと、Curiosityは、"Marias Pass"での調査を終えて8月12日から順調に山登りを開始しています。
8月18日までに132m進んで、2012年8月に火星に到着してからCuriosityは、11.1km移動したこととなりました。
Sol753(2014年9月18日)にSharp山麓に到着して以来、長期間でしたが、十分な成果が得られたと思います。 
Sharp山の層状の地層を調べていけば、山の形成過程や環境変化など多くのことが確認できることでしょう。
*楽しみです! 

Curiosityは、移動しながらシリカに富んだ"Buckskin"のサンプルを分析中です。
そして、DAN(Dynamic Albedo of Neutrons )による測定で、下図のとおり水が豊富にある場所を確認しました。
特に赤い部分は、10%以上の水分含量です。
ただし、水は単独で存在しているわけではなく、岩石の水和物として存在していると推定しています。
今回、DANは、アクティブモードで測定しており、地表面下約1mまで測定可能だった様です。 

下図は、Curiosityがシリカに富んだ"Buckskin"でドリル穴を前に自分撮りをした画像です。
なんとなく得意げに見えませんか?

下図は、Round-Horizon Versionです。

 

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7つ目のドリルのあと、順調に山登り!

2015-08-17 17:17:44 | MSL

EmillyさんのブログでCuriosityの最新情報のまとめが出ていました。
Sol908以来7つ目のドリルがSol1060に行われました。
Emillyさんは、Sol911にショートが発生したにもかかわらず、今回ドリルが使用できたので、Curiosityの状態が回復したと喜んでいます。
このショートについては、2015年3月6日の当ブログ「Sol911 ショート発生によりサンプル投入停止中」でも紹介してます。 

サンプルした場所は、下図の「Buckskin」の位置です。 

下図がドリルした画像です。
サンプリング箇所は、「Buckskin」と名づけられていて、シリカに富んだ場所です。

下図は、Sol1051にドリルする場所を見た画像です。(NAV_LEFT_B)で撮影されました。
白く見えるところが目標地点です。

 

下図は、ドリルが削った滓の色の違いを比べています。
削り滓(ドリルが削った粉末)は、多くの場合、岩の表面とは異なる色です。
異なる色は、岩石の組成物のヒントを提供します。
赤い削り滓は、複数の酸化鉄、青い削り滓には、還元鉄が含まれています。
下図では、7ドリルサイトからの削り滓の9種類の写真をその彩度の順と、虹の色に合せた表示としているそうです。
*興味深いですね。

Marias Passの下方のエリアは、科学的に興味深い場所です。
下図のとおり、下部にPahrump formationがあり、その上に重なってStimson formationがあります。
Pahrumpの物質は、Curiosityが「Confidence Hills」と「Mojave」でドリルをしました。
明るい色調で肌理の細かい堆積岩です。
Stimsonの部分は、腐食に対して耐性があります。
この違いをもたらすものは、何か?
気候の変化によるのか?堆積環境の変化?Stimsonも堆積岩か?PahrumpとStimsonが形成されるのにどのくらいの時間掛かったのか?
これらの質問に答えるため、科学者チームは、両方の岩のタイプを特徴付け、また、PahrumpとStimsonを分離する境界を見ることができる場所を見つける必要があります。
下図は、"Missoula,"という調査対象でSol1031(7月1日UTC)にMAHLIで撮影されたものです。 (上方の図、参照)
*謎は深まり、楽しみが増しますね!
 

下図は、"Lamoose"というシリカの多い岩石です。(上方の図、参照)
Sol1041にMAHLIで撮影されました。


 

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男女混合で閉鎖実験とな!

2015-08-16 21:14:16 | 520MARS

8月10日のMOONDAILYによりますと、6日(木)にthe Institute of Biomedical Problems(IBMP)の第一次長(Oleg Orlovさん)RIA Novostiに次のように話したとのことです。
「月や火星そして他の惑星への有人探査のシュミレーションのための閉鎖実験を2016年から2020年の4年間を掛けて、男女混合のチームで行う予定。」
スケジュールは、以下のとおり。
2016年から2017年 : 14日間の実験を2回
2017年          : 4ケ月の実験 
2018年          : 8ケ月の実験
2019年から2020年 : 12ケ月の実験 
使用する場所は、 Mars-500 projectで以前使用した施設に手を加えて使用するようです。
宇宙飛行の状態をシュミレーションするために磁場の低い状態を作り出すことが最重要だとのことです。
ロシア、アメリカ、ヨーロッパ、日本からのボランティアが参加するようです!「日本」!! 

2015年10月から11月に開始が予定されている女性6名による閉鎖実験「the Luna-2015 program」に引き続いて行われるとのことです。
25歳から34歳の女性6名でモスクワの施設で8日間の閉鎖実験を行います。
*「the Luna-2015 program」については、とりあえず、こちらの情報しか見つかりません。
 http://www.unlockpwd.com/experiment-luna-2015-six-girls-isolated-from-the-world/

*当ブログで以前お伝えした「宇宙版MARS500」の流れなんでしょうか?
日本が入っているということは、メンバーの選定はどうなっているのでしょうね? 
いろいろ疑問が多いです。ロシア語が読めないので、英文の情報がほしいです。

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HI-SEAS IV のクルーが発表されました。

2015-08-15 14:44:14 | MARS on EARTH

HI-SEASの1年間のシュミレーションが8月28日からスタートします。
有人火星探査には、往復の飛行を含めて約3年間かかるという想定の元、その間のクルーの結束とパフォーマンスに焦点を当てた研究です。
HI-SEASの研究者は、クルーが正常に任務を達成することができるようにするための効果的なチーム構成およびサポート戦略を開発しています。
そのため、シュミレーション中、クルーは、カメラ、体動トラッカー、電子調査、および他の方法を使用して監視されます。
 

クルーメンバーは、こちらです。

threeCrew Cmmander: Carmel Johnston
Her interest in global food production and sustainability lead her to HI-SEAS to research food production in Mars simulation. 

fourChief Scientific Officer & Crew Physicist: Christiane Heinicke
German physicist and engineer. Most recently she has worked on sea ice and has also gained experience working with polar lights, metal melts and simulations of the Earth’s mantle. 

sheynaHealth Science Officer and Habitat Journalist:  Sheyna Gifford
She holds a bachelor of science in neuroscience and english, a master of clinical laboratory science and biotechnology, a master of science in journalism, a doctor of medicine and is currently earning a master of business administration. Be sure to check out Sheyna’s blog ‘Live From Mars’ 

fiveChief Engineering Officer: Andrzej Stewart
He is an ardent light aircraft pilot and previously worked at Lockheed Martin as an interplanetary flight controller. 

twoCrew Biologist:  Cyprien Verseux
Part of his research aims at making human outposts on Mars as independent as possible of Earth, by using living organisms to process Mars’ resources into products needed for human consumption. 

crew1Crew Architect: Tistan Bassingthwaighte
His doctoral work will involve designing a next generation conceptual Mars habitat.

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3年目~の・・・

2015-08-07 22:44:04 | MSL

Curiosityが火星に着陸してから丸3年目を迎えました。
長い道のりでしたが、まだ山登りがありますので、これからが本番ですね!
3年間を3分4秒にまとめたビデオは、こちら

What'sNewによりますと、NASAは、Curiosity火星着陸3周年を記念して2つのツールを公開しました。

「Mars Trek」と「Experience Curiosity」です。

Mars Trekは、今までの火星探査の情報を活用した詳細な地図が特徴です。
ユーザーが火星表面を自由に移動しながら観測できます。
また、地形図を3Dプリントできるようです。

Experience Curiosityは、Curiosityと火星の旅を一緒にする経験ができるのと、ユーザーがCuriosityを操縦することができます。

 

NASAの火星への道についての詳細は、こちらです。

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