ESAのMarsExpressがArgyre basin(アルギュレ盆地)の中のHookeクレーターの画像を10月5日に発表しました。
上の画像で左側が濡れて光って見えますが、ドライアイスに覆われているとのことです。
Argyre basinは、幅1,800km、深さ5kmの火星で2番目に大きいクレーターです。
Argyre は、ギリシャ語で「銀の島」と言う意味だそうです。Giovanni Schiaparelli(スキャパレッリ、1835年-1910年)が名付けました。
Argyre Planitia(平原)の大部分は、風や氷河そして湖が存在したことによる作用によって形作られたと考えられています。
従って、Hooke クレーターの周囲の地形は、滑らかな外観を見せています。
Hooke クレーターの内部では、風の活動による砂丘が形成されており、風によって作られた線形の模様を見ることが出来ます。
場所は、Argyre Planitiaのはずれにあります。