昨日の 1C0A ( マルタ騎士団 ) との QSO ( 18MHz / SSB ) におけるマイク トラブルの原因を探ってみると、単なる操作ミスでした。
普段使用しているマイクがコンデンサーマイクなので、ファントム電源を内蔵しているマイクアンプ ( dbx社 286A )を使用しています。
( 写真の上段が dbx 286A マイクアンプ )
この 286A には、ファンタム電源 ( 48V ) の供給 ( 有 / 無 ) の操作 SW があり、最近 SSB に出ていなかったもので、すっかりとこの SW のことを忘れてしまっており、
「 OFF 」にしたままだったのです。
コンデンサーマイクに 48V を供給してないので。当然、マイク出力は出ず、SSB 出力は、マイク入力信号が無いため変調がかからず、全く出ません。慌てて ハンドミク ( ダイナミックマイク ) に接続し直して、SSB 送信出力が出ていることを確認した後、何とか QSO が出き、事無きを得た次第であります。
常に入れっぱなしにしていれば、このようなトラブルは発生しませんが、最近は FT 8 ( FT 4 ) ばかりで運用しており、たまに CW モードを使用する程度で、全く SSB で運用していなかったことから、暫く前に「48V PHANTOM POWER 」SW を 切ったままにしていた事 が原因でした。
今朝使用したハンドマイクを何時も使用しているコンデンサーマイクに戻し、「48V PHANTOM POWER 」SW を押すと、LED ランプも点灯し、SSB の変調も正常に戻りました。
( SW 操作で「48V PHANTOM POWER 」供給中の LED ランプ点灯 )
何ともお粗末な操作ミスによるトラブルでしたが、緊急時には、ハンドマイクを直ぐ取り出せるようにしていたことが幸いしました。Hi.