日本裁判官ネットワークブログ
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 お盆休みが近づいてきましたので、昔のネタを再掲載します。最近は、「裁判員になった」という人もちらほらいて、同窓会も大いに盛り上がります。みなさん、精神的につらいところもあるけれど、とてもいい経験になった、裁判のことがとても身近なこととして考えられるようになったと感想を言ってくれます。今年の同窓会はどうかな、と思っています。、

                         記

お盆休み、久しぶりに、高校の同窓会がありました。32年ぶりに会う同級生もいて、懐かしい限りでした。もう孫ができるかという人もいれば、子供がまだ数か月という人もいて、結婚年齢が広がっていることを感じさせられました。

 いろんな話をしてきたのですが、その中で特筆ものは、同級生の中に、検察審査員候補者の通知が来たという人がいたこと。地方裁判所から、裁判員候補者の通知が来たという人は見かけませんでしたが、裁判員裁判や検察審査会の話題は、昨年以来、こうした会合でとても盛り上がります。候補者通知があった人がいればなおさらです。やはり、自分が関与するとなると、関心の持ち方が違いますね。厳しい質問を受けることもありました。同じ経験をされている司法関係者は多いのではないでしょうか。

 なお、私は、支部長裁判官として、支部に併設されている検察審査会での宣誓に立ち会うのですが(検察審査会法16条)、その際、検察審査員等の権限、義務等について説明する機会があります。そうした機会における反応を見ていると、今年は、検察審査員等の方々の予備知識が、昨年までよりも相当多いのではないかという印象を持っています。検察審査会の起訴議決についての報道が続いたためでもあるでしょうね。同窓会の印象とつながるところです。



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