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「ある健康法」(その2)

2014年03月16日 | ムサシ

8 最近の私は,起床前の10分間の「うつぶせ」が生活習慣として定着しているが,その時間は読書することにした。そうすると10分間はアッという間に過ぎてしまい,少し短か過ぎるので15分に変更したが,甚だ快適である。その間ジッとしているのではなく,10回程度腹部を上下させる運動を,少し間隔を置いて3回程度繰り返すことにしたが,そうすると起床時には毎朝腹痛状態になってトイレに駆け込んでいる。
9 私は幼いころから「快便児」だったのであるが,半年ほど前から「野菜を山ほど食べる健康法」を思いついて実行している。週日は無理であるが,土,日には鍋に入れた多量の水に,豚コマとカツオダシの素を入れ,大量のキャベツとモヤシを茹でて2日間で食べている。味ポンなど数種類の調味料を順番に使い,調味料を入れたお椀に適量の茹で汁を加えて味を薄め,七味トウガラシを加えると,野菜を大量に食べる喜びも手伝ってか,私には感動的な美味しさに思えるし,不思議なことに飽くこともない。また大量のキャベツとモヤシをメインとする野菜炒めも作っており,大体1週間交替で,土,日に自分で調理して熱心に食べている。野菜炒めの腕前も少しずつ上達してきた。
10 それに加えて,最近は2週に1回のペースで,某チャンメン店で「野菜タップリチャンメン」を食べている。週末の金曜日の夕食として,ビール付きであることが多い。掻き混ぜないで上から順次食べて行くと,ビールのつまみとして大量のキャベツとモヤシとその他の野菜を食べることになり,なかなかメンに辿り着かない。しかも美味しい。生ジョッキ2杯を飲んで完食すると,「生まれて来てよかった。」と思うほどである。しかしそうすると翌日は体重が増えることになるので,涙ながらにメンを少し残すというルールにした。川柳に「ちょっと待て その一口で 豚になる」というのがある。
11 どうやら私は何を食べても美味しい人間のようで,甚だ安上がりにできており,何を食べても,すぐに「美味しい」と言って感動する。妻に言わせると,精魂を込めて新しい料理を作っても,いつもどおりの平凡な「とても美味しい」というコメントなので,張り合いがないと言って怒っているが,私は「お買い得亭主であることの証拠だ。」とうそぶいている。
12 私はそれ以外にも,健康の基本として,できるだけ沢山の野菜と(果物も多めに)食べることにしている。ほうれん草や春菊の「ごまあえ」は得意料理であるし,月に1回程度は,新妻のごとく,料理の本に首っ引きで新料理に挑戦している。妻は笑いながら横目で見ていて,時折味見をしている。料理の本で見つけた「甘酢」や「酢味噌」の作成法に自己流の改良を加え,「特製甘酢」と「特製酢味噌」を作っておいて,毎日食べている。今や売り出せばヒット商品になりそうな美味しさに思える。甘酢からは,シラス入りキュウリ揉みや,更にキャベツスライスやゴーヤスライスを加えた「酢野菜」が美味しい。酢味噌にもシラスを加えるが,キューリや長芋のぶつ切りがマッチするし,茹でたホタルイカやタコブツも美味しい。また馬か兎のように3センチ程度の生ニンジンをマヨネーズで食べている。トマトもバナナもリンゴもぶつ切りで沢山食べる。
13 そうすると何のことはない。私がますます「快便児」になって行くのは,「うつぶせ法」もさることながら,食物繊維の大量摂取による当然の理論的結果に過ぎないのかも知れない。私は肉や魚も食べる人間ではあるが,野菜を山ほど食べる人間なので,「ベジタリアン」とか,「菜食主義者」ということにならないものであろうか。(ムサシ)