日本裁判官ネットワークブログ
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日本裁判官ネットワークのシンポジウムはいよいよ明日開催です。裁判員裁判の次は、民事裁判の改革の番です。熱い議論をしましょう!

シンポジウムのご案内
民事紛争解決の新しい試みに向けて
民事訴訟のありかたをもう一度再考したい!
軽快な労働審判的な手続とその運用を!

日  時 平成23年2月20日(日曜日。土曜日ではありません。)
場  所 「大阪弥生会館」 06-6373-1841
JR大阪駅北のヨドバシカメラの北,JRA(場外馬券売場)の北西30m
【シンポ】
1 第1部(総論)午後1時から3時ころまで
・元大阪高裁裁判長が,新民訴の争点整理と集中審理方式が形骸化し,旧民訴時代のような書面交換だけの3分間弁論準備手続になってしまっているのではないかと議論される現状とその原因を分析します。
・大阪弁護士会中本和洋氏が,日弁連において議論している民事司法の現状分析と改革の課題「市民にとって,より利用しやすく,分かりやすく,頼りがいのある民事司法」を示します(自由と正義2011年1月号Vol.62p17)。

2 第2部(各論)午後3時から5時ころまで
・当ネットワークのメンバー神戸地裁伊丹支部長浅見宣義が,労働審判のエキスを通常民事訴訟に取り入れた「L方式」の試験的運用(判例時報2011年1月21日号)を報告します。
・元簡裁判事が,弁護士に避けられて激減している民事調停の現状と労働審判のエキスを取り入れ,弁護士も積極的に使いたくなるような民事調停への改革の試みを紹介します。
(第2次司法改革の提言)
【パーティ】 午後6時から2時間ほど(会費制です)




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