苫小牧民報 (2015年 4/28)
職員(右)から特製カードを受け取る子どもたち
白老町のアイヌ民族博物館で26日、特別企画「言ってみよう!イランカラプテ」のプレイベントが行われ、子どもたちが職員と交流しながら簡単なアイヌ語を学んだ。大型連休に合わせた誘客活動の一環で、29日からの本格実施を前に試験的に行ったもの。参加した子どもたちからは「楽しい」などの感想が出ており、同館職員も本番前に一定の手応えを感じていた。
このイベントはアイヌ語が書かれたチラシを来館した子どもたちに手渡し、目印を持った職員にアイヌ語であいさつすると、特典で1枚ずつ特製カードがもらえるという内容。29日以降はシークレットカード1枚を含む全6種類を用意するが、この日のプレイベントでは半分の3枚を用意した。
休日を利用して札幌から家族4人で来館した加藤常知さん(39)は、長女の優奈さん(10)と長男の遼大さん(7)の2人がこの企画に参加。家族全員で目印を持った職員を探し、見つけては子どもたち2人が声をそろえて「イランカラプテ」と元気よくあいさつ。職員も笑顔で対応し、カードを手渡した。
学芸員の矢崎春菜さん(28)は「アイヌ語で話す機会があることでいい思い出にもなる」と話しており、「私たちも話し掛けてもらえることがうれしい。多くの人に少しずつアイヌ語を使ってもらえるようになれば」と期待を寄せていた。
このイベントは連休期間中の今月29日と5月3~6日の計5日間、午前10時から午後3時まで行う。このほか、各種文化体験(一部有料)や口承文芸イベント「オルシペアヌロー」(5月4日)など例年以上のお楽しみ企画を準備中。家族で参加しても楽しめるものも多く、同館側も多くの来館を呼び掛けている。
http://www.tomamin.co.jp/20150424970
職員(右)から特製カードを受け取る子どもたち
白老町のアイヌ民族博物館で26日、特別企画「言ってみよう!イランカラプテ」のプレイベントが行われ、子どもたちが職員と交流しながら簡単なアイヌ語を学んだ。大型連休に合わせた誘客活動の一環で、29日からの本格実施を前に試験的に行ったもの。参加した子どもたちからは「楽しい」などの感想が出ており、同館職員も本番前に一定の手応えを感じていた。
このイベントはアイヌ語が書かれたチラシを来館した子どもたちに手渡し、目印を持った職員にアイヌ語であいさつすると、特典で1枚ずつ特製カードがもらえるという内容。29日以降はシークレットカード1枚を含む全6種類を用意するが、この日のプレイベントでは半分の3枚を用意した。
休日を利用して札幌から家族4人で来館した加藤常知さん(39)は、長女の優奈さん(10)と長男の遼大さん(7)の2人がこの企画に参加。家族全員で目印を持った職員を探し、見つけては子どもたち2人が声をそろえて「イランカラプテ」と元気よくあいさつ。職員も笑顔で対応し、カードを手渡した。
学芸員の矢崎春菜さん(28)は「アイヌ語で話す機会があることでいい思い出にもなる」と話しており、「私たちも話し掛けてもらえることがうれしい。多くの人に少しずつアイヌ語を使ってもらえるようになれば」と期待を寄せていた。
このイベントは連休期間中の今月29日と5月3~6日の計5日間、午前10時から午後3時まで行う。このほか、各種文化体験(一部有料)や口承文芸イベント「オルシペアヌロー」(5月4日)など例年以上のお楽しみ企画を準備中。家族で参加しても楽しめるものも多く、同館側も多くの来館を呼び掛けている。
http://www.tomamin.co.jp/20150424970