(苫小牧民報 2011年 12/10)
白老のアイヌ民族博物館で始まったサケの寒干し
白老町若草町のアイヌ民族博物館で、冬の風物詩サケの寒干しが7日から始まった。アイヌ民族の保存食として知られ、同館の名物土産「サッチェプ」(サケの薫製)作りの第一工程。今年は約2500匹がポロト湖の寒風を受けながら、銀鱗を輝かせている。
寒干しされているサケはすべて白老沖で水揚げされたもので、内臓を取り除き、塩漬けされている。この日は同館伝承課の職員約20人が、開いたサケの身にヨモギの枝を刺して固定したり、寒干し用の丸太にサケをつるす作業に汗を流した。
サケは来年2月ごろまで寒風にさらした後、チセ(家屋)の梁(はり)につるしていろりの煙でいぶす。今シーズンは記録的不漁で秋サケの価格が高騰したため、生産量は前年より1000匹ほど少ないという。
サッチェプは来年5月ごろまでに完成し、同館の土産店で販売される予定だ。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11121001.html
白老のアイヌ民族博物館で始まったサケの寒干し
白老町若草町のアイヌ民族博物館で、冬の風物詩サケの寒干しが7日から始まった。アイヌ民族の保存食として知られ、同館の名物土産「サッチェプ」(サケの薫製)作りの第一工程。今年は約2500匹がポロト湖の寒風を受けながら、銀鱗を輝かせている。
寒干しされているサケはすべて白老沖で水揚げされたもので、内臓を取り除き、塩漬けされている。この日は同館伝承課の職員約20人が、開いたサケの身にヨモギの枝を刺して固定したり、寒干し用の丸太にサケをつるす作業に汗を流した。
サケは来年2月ごろまで寒風にさらした後、チセ(家屋)の梁(はり)につるしていろりの煙でいぶす。今シーズンは記録的不漁で秋サケの価格が高騰したため、生産量は前年より1000匹ほど少ないという。
サッチェプは来年5月ごろまでに完成し、同館の土産店で販売される予定だ。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11121001.html