石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月19日本日は福祉保険委員会がありました

2008年03月19日 | Weblog
 こんにちは福祉保険委員会所属の石井伸之です。本日は、国立市議会における三つの常任委員会最後である福祉保険委員会が行われました。

 午前中は順調に審議が進み、一昨日行われた総務文教委員会や昨日の建設環境委員会と違い、定時である5時15分までに終ることを職員さんからも期待されましたが、午後になってからその淡い期待はあっさりと裏切られてしまいます。

 午後に入ると、第13号議案について所属委員で協議をしたいという申し入れがあり、福祉保険委員全員でこの議案について応接室で協議しました。

 この第13号議案にどういった問題があるかと言うと、国民健康保険課税限度額を52万円から59万円に上げるという点があり、これによって所得の高い方々にとって負担が増えることになります。しかし、以前の値上げでは公聴会を開いて様々な方面の意見を聞いたり、市民の意見を聞いたりというように、丁寧な提案をされておりましたが、今回はこういった手続きを全く飛ばしてしまったのです。

 そこで、普通にこの議案を否決したいところですが、この条例には値上げと共に、4月1日から始まる後期高齢者医療制度への支援金が含まれている関係で、ただ単に否決することはできず、結果的に私が筆頭提出者となって修正動議を行い、値上げ部分をせずに、そのまま据え置く形で議案を可決しました。

 その協議と手続きまでおよそ4時間が経過し、最終的に全議案が終了したのは午後8時前となってしまいました。

 人口7万3千人の国立市のうち、国民健康保険加入者はおよそ2万6千人となっており、加入者の為にも値上げを行うのであれば、出産一時金(現在は35万円です)の引き上げについても検討するように訴え掛けております。

 これからも、市民生活に直結する値上げを行う際には、丁寧な説明とそれに代わる、何らかの代替措置についても検討すべきです。
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