石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

1月17日本日は関口市長より平成20年度予算の説明を受けました

2008年01月17日 | Weblog
 こんにちはこの頃は長女に隙を見せると、耳をかじられるのでパソコンに向かっていても気が抜けない石井伸之です。特に「おしりかじり虫」を歌い始めると突然私の背後から抱きつき、耳を「カプリ」とやられてしまいます。あま噛みのうちはいいのですが、徐々に乳歯でかじられてしまい痛い思いをしております。

 もちろん悪いことをした時には躾の上でも叱るのですが、寂しくてかまってもらいたかったのかもしれませんから、程々に叱ってこちらも長女の耳を摘まんで、その痛さを分らせつつ、遊んであげております。でも、この頃は「かぷり」とやってから、両手で耳を押えて逃げ回るようになりました。

 さて、本日は午前10時より国立市役所市長公室において、関口市長・副市長・企画部長より平成20年度の第一次査定が出たということで説明を受けました。

 まずは、大きな話をすると、下記のような表になります。

市税等の歳入金額・・・・・・・・・・・・210億1千万円・・・・・・A

毎年経常的にかかる歳出・・・・・・・・・177億5百万円・・・・・・B

国民健康保険等の特別会計への繰り出し・・・34億3千8百万円・・・・C

A-B-Cという計算式となり、赤字額は・・10億4千万円・・・・・・D

さて、この赤字分を埋めるために登場するのが、財政調整基金という国立市の貯金と臨時財政対策債という借金です。

財政調整基金繰り出し予定額・・・・・・・・・4億円・・・・・・・・・E

臨時財政対策債借入予定額・・・・・・・・・・6億4千万円・・・・・・F

D-E-Fという計算でゼロになります。もちろん細かいところでは、退職者に向けての基金を下ろしたりもしますが、ここでは割愛しました。さて、ここで国立市の財政における見通しですが、ここ数年がヤマ場と考えます。

 何と言っても中央線連続立体交差化事業や国立駅周辺の問題、20人を超える団塊世代の大量退職による退職金、下水道事業での返済、清化園跡地活用の問題、小学校・中学校・市役所の耐震補強問題、というようにお金のかかる状況がここ数年でピークを迎えております。どうにかして、ここ数年を乗り切るためにも企画部の方々を先頭には頑張っていただき、議会としても建設的な提案(上原前市長には、なかなか取り上げていただけませんでしたが)をしていきたいところです。

 さて、次に個別の問題で幾つかお知らせしたいと思います。まずは、消防団として期待していた、耐火服の買換え事業ですが査定がゼロになっておりました。しかし、要求額が2116万8千円となっていたので、ちょっと中身的に絞ってもう一度考えていただければと思います。

 それからコミュニティバス事業ですが、どうにか来年も青柳・泉ルートについては運行継続する見込みです。関口市長を支える与党議員(ちなみに私は野党の立場です)から南部地域の貴重なコミュニティバスの廃止を促すかのような発言がありましたので、冷や冷やしております。今後は他市とも連携する中で、コミュニティバスの充実に向けて努力します。

 国立市商工会が始めた国立カードも機械の交換などで総額で1億2千万円ものお金が必要となり、国立市に3000万円の補助を求めておりますが、現在のところは調整中となっておりました。

 この予算で子育て世代に一番嬉しいのは、私を含め何人かの議員が訴えかけていた、乳幼児医療費助成制度の所得制限なく小学校就学前までの引き上げについて、今予算で認められ、順調に行けば就学前乳幼児は10月から医療費が無料になります。いまでも3歳未満までは所得制限なく無料でしたが、3歳になると医療費が必要になります。選挙で掲げた公約が実現するのは、市民の皆様との約束を果たすという意味でも、本当に嬉しいことです。

 また、放置自転車の借り置き場についても、二か所あるうちの一か所は敷地を借りておりましたが、下水処理をしている水再生センター内の敷地が使えることになりました。

 長々と書きましたが、今後はさらに復活調整がされることとなっており、最新情報をお届けさせていただきます。
 
 それと、市議会通信58号と57号をホームページに掲載しましたので、見ていただけでは嬉しく思います。
ishiinobuyuki.sakura.ne.jp/







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