石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月24日本日は消防団第一分団で阪神淡路大震災の件について視察に行きました

2007年02月24日 | Weblog
 こんにちは消防団第一分団の石井伸之です。本日は第一分団で阪神淡路大震災後の神戸へ視察へ行きました。

 天候は良いのですが、どうも風が強く体感温度は真冬並みでした。羽田空港から神戸空港に到着しても、さらに風が冷たく3月間近でも寒い陽気です。

 中華街でランチの後に、早速防災未来館へ向かい、内部の見学に入ると、まずは震災直後の様子が映像で映し出される部屋に入り、大画面で地面が割れ、建物が倒壊するショッキングな映像が飛び込んできました。

 震度7という激しい揺れが、どれだけのとてつもないエネルギーの放出だったか僅か7分間の映像からでも実感できました。

 次に、震災直後の様子を現したジオラマセットを通過してみると、民家が傾き、電柱が折れ曲がり内部の鉄筋が露出していたり、落下物によって動けなくなった車などが再現されておりました。

 そして、次は小さな映画館風のところで、13分の震災からその後の様子を描かれた短編ドキュメンタリー映画を見たのですが、今はずいぶんと綺麗に復興しておりますが、震災直後に瓦礫の中から救出される方や逆に倒壊した建物から救い出すことができずに、炎に包まれる被災者の方について書かれておりました。

 震災直後に役立ったのは、車のタイヤを交換するときに使われるジャッキで、他には電気ノコギリやスチールカッターが被災者の救出に役に立ったそうです。

 それにしても、被災者同士の助け合いの精神というのは、見習うべきものであって、地域コミュニティの強さが伺えます。地域のつながりがしっかりしてなければ、これだけの方々が地震直後に地域の人々の手によって救い出されなかったと言われておりました。

 さらに、当時の体験を聞く映像のコーナーもあり、我々と同じ消防団の方が、被災直後にどれだけ厳しい救助活動であったのか、切々と感じされられました。

 その中でも、情報の大切さとして、FM796フェニックスという地域ラジオ放送局が被災直後に立ち上がり、被災者情報や救援情報の伝達に役立ったとのことです。今回の3月議会に一般質問として「ラジオ放送局国立FMの立ち上げについて」という項目を入れておりますが、大災害時における地域の生きた細やかな情報を伝えていくことがいかに重要であるか実感しました。

 是非とも、国立市でも多摩地域で7番目のコミュニティラジオ放送局開設に向けて民間企業の皆様と連携して協力していくことが重要であると実感しました。

 およそ3時間あまりの見学後、旅の疲れを癒すために近くの「なぎさ温泉」に入り、あらゆる温泉を堪能して、その後チェックインし、夜は懇親を深める意味でのささやかな宴席で盛り上がり、長い一日が終了しました。

 
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