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石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

第四十三回東京都市議会議員研修会がありました

2005年02月16日 | Weblog
 本日2月16日は、午前中は国立駅周辺まちづくり特別委員会があったので、そちらの傍聴(私は清化園跡地利用特別委員会の所属で、まちづくり特別委員会の方の所属ではありません)をしてきました。平成22年完成予定である中央線の三鷹~立川間の高架化工事に伴う、国立駅周辺のよりよい周辺環境を作るために様々な審議がされています。
 午後より本題の研修会が、「府中の森芸術劇場 どりーむホール」にて行われました。前半は挨拶や表彰が行われ、後半は政治評論家の森田実氏の講演が「2005年 日本政治を考える」という題目でありました。
 主な内容と言うと、イラク戦争によってアメリカの国力が弱まりつつあり、その影響でドルの力がそれに釣られて弱まり、石油取引はいままで全てドルで行われていたものが、徐々にユーロへと移り変わりつつあるそうです。イラクのフセイン前大統領は石油の取引をユーロで進めようと推進していたので、アメリカにとってフセイン政権を倒すべき理由の一つだったそうです。
 その後のアメリカ大統領選挙ですが、当初優勢と思われたケリー候補の支援がこれほどまで後退したかというと、選挙前にアメリカではウサマ・ビン・ラーディンの映像が繰り返し放映されたそうです。これを見たアメリカ国民はテロから世界を守るには、テロと戦う姿勢を明確にしているブッシュ大統領を支援したそうです。しかし、その放映も選挙戦略の一環としてブッシュ陣営が各放送局に働きかけて繰り返し放映したとのことです。
 このように物事にはしっかりと裏表があって、そういった情報がなかなか表に出てこないというのは、やはり日本のマスコミはアメリカを恐れている証拠であると断言されていました。
 他にミニ知識として津波というのは世界共通で「つなみ」だそうです。『津』というのは港のことで、普段穏やかであるから港として利用されている場所にまで、波が来るということで「津波」なのだそうです。
 なかなか、聞くことのできない話を聞く事ができ、有意義な時間を過ごす事ができました。
 
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松戸市議会の議会システムについて視察しました

2005年02月16日 | Weblog
 本日は、社会福祉協議会の理事会の後、都庁に私の政治団体の収支報告を行い、その後松戸市役所へと向かいました。今日の話は、東葛ステイツマンクラブという千葉県東部の若手議員を中心とした集まりがあり、そこに所属している岩堀けんし松戸市議よりお誘いいただきました。
 人口40万を超える松戸市と国立市を一概に比較できませんが、年間の政務調査費が国立市の12万に対して60万円支給されているのには、正直うらやましく思いました。
 特に異なる点はというと、国立市には趣旨採択という、この部分は認めるが、この部分は認めないというようなある意味明快ではない採択がありますが、松戸市議会ではここ二十年間趣旨採択というものは上がっていないとのことでした。
 次に、議員が国や都へ提出する意見書というものがありますが、国立市では福祉保険委員会の行われる日の正午が提出締め切りで、最終本会議にそのまま審議されますが、松戸市では議会前に提出され、会派代表者会議にてその意見書の内容について話し合われると言う段階を踏んで、議会での審議が行われます。この方法なら過半数で採択される見込みのあるものだけが取り上げられ、時間の短縮に繋がります。他にも様々な違いがありました、それぞれの議会によって個性があり、特色があるということに気づかされました。松戸市議会では、今年の6月よりインターネットによる議会中継が始まるとのことです。最初は地方のケーブルテレビによる放送を考えていたそうですが、テレビ局との金額の面で折り合わず、結局インターネットという方法になったそうです。経費としては様々な器材のレンタル費で250万円かかるそうです。そこまでたどり着くには、議会内のコンセンサスをまとめるのに約十年の月日を費やしたと言われていました。新しい物事をはじめるには時間がかかるものです。国立市議会でもインターネットによる中継が始められるように少しずつ努力したいと思います。
 一番印象的な話しは、松戸市の議会事務局長が言われていた一言です。「議員が議会でなにをやっているのか、市民のみなさまにわかるような活動をしていただきたい。そして、議会事務局の職員さんと腹を割っていろいろなことをはなしていただき、お互いの理解を深めていただきたい」
短い文章でしたが、ズシリと重い一言でした。
 私としては、情報公開の一端として、この石井伸之の議員日記をより長く続けられるように努力していきます。
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