ファントム・オブ・パラダイス

今日は「ファントム・オブ・パラダイス」です。「ファントム・オブ・パラダイス」とは1974年に公開されたブランアン・デ・パルマ監督のアメリカ映画の事で、それはロックンロールのミュージカル映画でした。その映画は2013年にカナザワ映画祭で爆音上映されたようですが、私は大学生の頃、東京の名画座で見ました。その映画はそれほど好みの映画ではなかったので、映画の内容に関してはよく覚えていませんが、その映画の主人公の仮面の印象が強烈だった為、今でも記憶に残っています。

先日の仕入れの際に、数点、アメシストの丸玉を入手しました。その中にそれを見た瞬間に「ファントム・オブ・パラダイス」を想起してしまったものがあり、今日の写真はそれです。



これはアメシストの部分よりもメノウの部分が多く、そのメノウの部分の模様が面白いと思いました。それはまるで「ファントム・オブ・パラダイス」の主人公の仮面のように見えてしまったのです。

これは私の記憶の中でのイメージの遊びに過ぎない知覚現象のひとつだとは思います。もしかすると他のひとには何の事か？わからない事なのかもしれません。

石のイメージ遊びには何の規則も制約もありません。それはひとそれぞれが自由に楽しめば良いだけなのだろう、と思います。