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鉱物の部屋へのいざない

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小松鉱山?

2014-02-16 15:14:47 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「小松鉱山?」です。タイトルに?が入るのは初めてです。

先ほど、注文していた「探検!日本の鉱物」(寺島靖夫 著 ポプラ社)が届いたので、早速、読みました。寺島靖夫さんは鉱物趣味歴60年という大先輩です。一度お店にもいらっしゃった事もあります。その寺島靖夫さんの初の鉱物本なので、入門書ながら楽しみにしておりました。すぐにその本を読みました。

その本には数々の寺島コレクションが載っておりました。中には今では採集できないものもあったりして、寺島靖夫さんならではの鉱物趣味歴60年だと思いました。寺島靖夫さんは神岡鉱山などの勤務経験もあられるそうで、そういう意味でアマチュアというよりもプロ?の鉱物趣味の方と言えそうです。日本の各地の鉱山が稼働している時代を知っている貴重な方でもあられます。

そのような寺島靖夫さんの書かれた本なので、本に書かれている事に疑問を持ってはいけません。

実はその本を読んだ今、どうしても気になる疑問点がひとつ残ってしまいました。

それは何かと言うと、その本の緑鉛鉱のページに出ていた小松鉱山(石川県)産の緑鉛鉱です。それは小松の金平周辺で採集される紫色の緑鉛鉱です。それは金平鉱山特有の珍しい色の緑鉛鉱です。疑問に思ったのは「小松鉱山?」という鉱山名です。私は「小松鉱山」という名前の鉱山の存在を知りません。

気になってWeb検索してみましたが、小松鉱山という名の鉱山は埼玉県でひとつ見つかりましたが、それ以外はなかなか見つかりませんでした。

小松鉱山の名前はその本の後半に載っている日本の主な水晶産地のところにも出ていました。石川県のところで小松鉱山(小松市)と出ております。

「小松鉱山?」、小松出身の私にとってはそのような名前の鉱山の存在はあってほしい鉱山名なのですが、残念ながらそのような名前の鉱山は知りません。「小松の鉱山」の間違い?かとも思ったのですが、真相は分かりません。

寺島靖夫さんは鉱山関係者の方でもあられたので、もしかすると、その業界では「小松の鉱山」を「小松鉱山」と呼んでいたのかも知れません。

「小松鉱山?」この疑問は消えておりません。

コメント
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