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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ダブリンでランチ」

2009-07-20 08:53:13 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ウォルトンズでフィドルのレッスン受けたあと、ダブリンでマークとランチするのが、新たな楽しみになっています。

ダブリンノビストロ、ピッグ・イアーで食べた牛肉のカルパッチョ。美味です。
 The Pig's Earは、わたしのお気に入りレストランのトップ3に、いきなりランクイン。

 雑誌の記事で見つけて、豚足のテリーヌがあると知り、一度行ってみたいと思っていた店です。

 トリニティ・カレッジのわきのナッソーストリートにあるビストロで、カレッジのグリーンを見下ろすロケーションも気持ちいいし、なによりメニューが興味深い。

 スターターは、牛肉のカルパッチョを選びました。
 生ハム?と思うほど薄くスライスした牛肉は、とろーんとドレッシングにからみながら口の中でとけていく感じ。昼間なので、冷たい白ワインを選んだのですが、赤より合うかも。

 メインのかわりに、ランチメニューにはなかったのですが、豚足のテリーヌを頼んでみると、快諾してくれました。アイルランドでは、なんでも一度、聞いてみるもんです。

 珍しく肉三昧ですが、ポーションもほどよく、味も見た目もすべてが大満足。
シェフは、たぶんまちがいなくフランス人と思われます。

 テリーヌには、豚の耳をかりかりに揚げ焼きしたものが添えられて、これがまたおいしいのなんの。

 テリーヌの中にも、お耳が入っているそうな。
 耳~!つま先~!と、いかにものビジュアルだと、ちょい苦手なのですが、テリーヌになってしまえばこっちのもんだ。

 とても美しい女性スタッフはポーランド人で、明るく気さくなサーヴィスをしてくれるし、一見外国人風のアイルランド人、マネジャーかな?は、珍しく笑顔が少なく、気むずかしいのか?と思いきや、親切に無理な注文も聞いてくれるし。

 ささっととなりのテーブルをチェックしてみると、サイドオーダーのサラダも元気いっぱいで、スターターひとつと、サイドサラダで充分満足いくランチができそう。

 デザートのライスプディングも、カシスのソルベがのっかった洗練されたバージョン。

 バブルがはじけた後の方が、シリアスなレストランだけが生き残って、食いしん坊たちにはよき時代みたいに思えます。

 なにより、シティセンターの、フレンチ・ビストロの勢いが目立ちます。
ダブリン城の真横にあるシェ・マックスも、バゴットストリートに支店ができてるし。

 お高いフレンチではなく、カジュアル・フレンチの影響がアイルランドに訪れている今、これからどう定着していくのか楽しみです。

 フィドルレッスンのほうは、前回がゆっくりめのスライドで、今回はダンスチューンの代表格リールを習いました。

 げ、弾けるのか??と、おびえたのですが、一応家で復習してみると、なんとかチューンの体裁にはなりましたが、のろくて、これじゃ踊れないな。

 少しずつ速く弾く練習をしていきます。
 たのしいよ~


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