写真のラズベリーは、数年前にウエックスフォードへ行く途中で見つけたファームショップで買ったもの。
かわいい店構えに、思わず立ち寄っちゃいました。
確か8月の終わり頃で、天候もよく、気温も夏らしく、ラズベリーは見事に熟してて、すっごくおいしかった。
車の中で、どんどんジャム化してしまうので、大急ぎで食べた記憶があります。
ストロベリーは、アイルランド南東部ウエックスフォードの特産です。
ダブリン郊外などでつくってるファームもあるけれど、メジャーなのはウエックスフォード。
苺づくりがさかんなのは、アイルランドの中でも温暖な地域だから、という理由だけではなさそうです。だって、あたたかいという点では、コークやケリーも同じでしょう?でも、ウエックスフォードのストロベリーといったら、ほとんどブランド化しているほど。
たぶん「バイキングが上陸して住み着いた地域」ということが関係していると、わたしはふんでいます。
ベリー好き、というか、寒い北欧では、夏に収穫できる様々なベリー類で、ビタミン補給したのでしょう。その食習慣が、バイキングの上陸とともに、アイルランドで根づいたのではないかな?と思うのです。
アイルランドのアイスクリームがおいしいことは何度も書きましたが、日本でいうソフトクリームの形態で、いちばんポピュラーなものは、99(ナインティ・ナイン)です。ソフトクリームに、フレークスという、ほろほろっとくずれやすいチョコレートが、アイスクリームにぷすっとつきささっているタイプ。
チョコなしのプレーンを注文すると、それでは愛想がないと思うのか、シロップかける?と聞かれることがあります。
これが、たいていラズベリー味で、すっごくきれいな濃いピンク色をしています。
ちょっと甘酸っぱくて、こっくりしたバニラアイスとよく合います。
強い風が吹く日は要注意。
一度、オフホワイトのコートを着てるときに、ラズベリーのシロップがたら~っとこぼれるだけでなく、風にあおられてコート中に飛び散り、えらい目にあったことがあります。大人げないことに夢中で食べてらしく、しばしまったく気づかず、ああ、おいしかった~って、ハンカチだそうとバッグに目をやった瞬間、コート中にピンクのシロップがぶちまけたかのように点々と・・・。
幸い、防水加工してある生地だったので染みにはならなかったけど、いやはずかしかったな。まるで、殺人事件の現場から出てきたような姿だったのよ。
こういうときに、知らん顔するのが礼儀の国民性ですが、それがいいことなのかどうなのか、ちょっと考えちゃいました。
★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆
⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」
アイルランドでとれるラズベリー。よ~く熟しててあまーい! | |
果樹園に隣接したファームショップ。果実の他に、自家製ジャムやジュースも売ってて楽しい。 |
確か8月の終わり頃で、天候もよく、気温も夏らしく、ラズベリーは見事に熟してて、すっごくおいしかった。
車の中で、どんどんジャム化してしまうので、大急ぎで食べた記憶があります。
ストロベリーは、アイルランド南東部ウエックスフォードの特産です。
ダブリン郊外などでつくってるファームもあるけれど、メジャーなのはウエックスフォード。
苺づくりがさかんなのは、アイルランドの中でも温暖な地域だから、という理由だけではなさそうです。だって、あたたかいという点では、コークやケリーも同じでしょう?でも、ウエックスフォードのストロベリーといったら、ほとんどブランド化しているほど。
たぶん「バイキングが上陸して住み着いた地域」ということが関係していると、わたしはふんでいます。
ベリー好き、というか、寒い北欧では、夏に収穫できる様々なベリー類で、ビタミン補給したのでしょう。その食習慣が、バイキングの上陸とともに、アイルランドで根づいたのではないかな?と思うのです。
アイルランドのアイスクリームがおいしいことは何度も書きましたが、日本でいうソフトクリームの形態で、いちばんポピュラーなものは、99(ナインティ・ナイン)です。ソフトクリームに、フレークスという、ほろほろっとくずれやすいチョコレートが、アイスクリームにぷすっとつきささっているタイプ。
チョコなしのプレーンを注文すると、それでは愛想がないと思うのか、シロップかける?と聞かれることがあります。
これが、たいていラズベリー味で、すっごくきれいな濃いピンク色をしています。
ちょっと甘酸っぱくて、こっくりしたバニラアイスとよく合います。
強い風が吹く日は要注意。
一度、オフホワイトのコートを着てるときに、ラズベリーのシロップがたら~っとこぼれるだけでなく、風にあおられてコート中に飛び散り、えらい目にあったことがあります。大人げないことに夢中で食べてらしく、しばしまったく気づかず、ああ、おいしかった~って、ハンカチだそうとバッグに目をやった瞬間、コート中にピンクのシロップがぶちまけたかのように点々と・・・。
幸い、防水加工してある生地だったので染みにはならなかったけど、いやはずかしかったな。まるで、殺人事件の現場から出てきたような姿だったのよ。
こういうときに、知らん顔するのが礼儀の国民性ですが、それがいいことなのかどうなのか、ちょっと考えちゃいました。
★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆
⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」