5月はアイルランドの高校の卒業シーズン。
今週水曜日には St. Andrew’s Collegeの卒業式がありました。ICTからは3名が卒業です。
初夏にもかかわらず、先週から例年になく冷え込み、雨と嵐の悪天候が続いていたダブリン。でもこの日の夕方だけはまるで計ったかのように暖かく晴れ渡りました。
いつもはバスでAndrewsに行く私も、オフィス近くのLansdowne Stadium(ランズダウン・スタジアム)でのサッカー・マッチのおかげで、道路は交通渋滞。久しぶりにDART(列車)を取ったものの、ハッピーなアイルランド・サポーターで車内は東京のラッシュ並みにすし詰めでした。アイルランドのラッシュなんて初めて経験した~!
DARTはLansdowne Stadiumの観客席の下をくぐるように走ってBooterstown駅へ。晴れた海の眺めはとてもキレイ。駅から走って走ってぎりぎりセーフ! 日本からいらしたHちゃんのお母様が席を取っておいて下さいました。
日本と違うのは、まず卒業式が夜7時半から始まること。昼じゃないんです!
それから制服でないこと。みんなきばってオシャレして来ます。普段校内で見かける制服姿の高校生はやはり子どもだなぁという印象でしたが、この日はメイクもバッチリ、髪の毛もカールして、セミフォーマルなドレスやスーツを身につけた高校生たちは、とても大人っぽく見えました。
卒業生入場― って言っても、日本のように全校生徒保護者が見守る中、拍手に包まれて入場、でもなく、生徒によるジャズの演奏の中、気がついたらバラバラ入場していました。日本の学校の式典のような厳かな雰囲気というより、終始リラックスしたハッピーなムードが漂っていました。
式の内容は盛りだくさん!
まず校長先生の挨拶がありました。冗談も交えて会場が暖かい笑いに包まれます。
その後は生徒による音楽や詩の朗読が続きます。音楽のコンテストやミュージカルが盛んなAndrewsらしく、音楽の才能にあふれた生徒が次々と出てきました。ピアノを弾きながら歌う女の子、バイオリンとピアノのタンゴ・デュオ、ミュージカル「レミゼ」で大活躍した2人の女の子もデュオで歌を聴かせてくれました。
式のハイライトは修了書の授与。担任の先生が一人一人の名前を読み上げ、舞台で校長先生から修了書を手渡されます。これも日本のように左手、右手、礼、など格式ばったものではなく、先生と握手する程度、とてもあっさりしています。去年は担任の先生のところに握手しに行ったり、ハグしたり、ほっぺにキスをしたりという生徒もいて、会場も盛り上がりましたが、今年はそんなこともなく実にあっさり。
我が子の授与の瞬間を待ち構えるご父兄はここも同じ。シャッターチャンスが短いので今か今かと待ち構えます。
(*修了書授与と舞台パフォーマンスの写真は今年は撮れませんでした(涙)。掲載写真は去年のもの)
Head Girl, Head Boy(学年代表)の女の子と男の子がスピーチをしました。
「今晩は6年生のみんなが集まる最後の機会です」―そう、何年か一緒に学校を過ごした子どもたちは、これからはそれぞれの進路に向けてバラバラに歩いていきます。ハッピーな夜ではあるけど、やっぱりしんみりする夜。
校長先生による聖書の祈りの言葉と学校指定の聖歌を会場のみんなで歌って、式は締めくくられました。
式典後、カンティーン(食堂)では飲み物とおつまみが振舞われました。おつまみはこれからが旬の苺とクリーム!飲み物はワイン!! この日は子どもたちも大人たちに祝福されながら一緒にワインやシャンパンを楽しみます。
Mちゃんのお父様も日本からいらっしゃいました。日本の卒業式とはだいぶ違う様子に驚かれつつ、こういうのもいいね、と娘さんの卒業を喜んでいらっしゃいました。
T くん、Hちゃんのそれぞれの担任の先生にもお会いできました。「Tが9月のパーティにも来れるといいけど・・・」と別れが名残惜しそうなTくんの先生。Hちゃんの先生も、「彼女はとてもラブリーな子です。学校のいろんな活動にも参加してくれました」とHちゃんのお母様に声をかけてくださいました。
夜10過ぎくらいまで学校のカンティーンでは、子どもたちと卒業を祝う両親や先生との歓談が弾んでいました。
夜10時過ぎでもまだほんのり明るいダブリン。夏が近づいてくるのを感じます。
・・・そして彼らの本当の(??)お楽しみはこれから、オシャレして着飾った子どもたちは、みんなで過ごす最後の夜を大いにエンジョイするためBallsbridge(ダブリンの一等地よ~!)のナイトクラブに繰り出していきました。
6月からリービング試験が始まります。リービングの結果で大学が決まるので、本当に真剣に頑張らなくてはならない時期です。そんなシビアな時期の前のハッピーな卒業パーティは、子どもたちの成長を喜ぶとても暖かい雰囲気でした。
・・・何はともあれ、卒業オメデトウ!!
★「アイルランド・ハイスクール・ダイアリー」ICTのプロフィールはコチラから★
☆「アイルランド・ハイスクール・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆
⇒アイルランドへの高校留学はアイルランド留学センターにおまかせ!
今週水曜日には St. Andrew’s Collegeの卒業式がありました。ICTからは3名が卒業です。
Booterstownの海。 | |
卒業生のミュージック・パフォーマンス(2005年)。 | |
修了書授与(2005年)。 | |
シャンパンで乾杯! | |
イチゴ&クリーム。 | |
卒業パーティー。 | |
まだ空が明るい初夏のダブリン。 友達との語らい。 |
いつもはバスでAndrewsに行く私も、オフィス近くのLansdowne Stadium(ランズダウン・スタジアム)でのサッカー・マッチのおかげで、道路は交通渋滞。久しぶりにDART(列車)を取ったものの、ハッピーなアイルランド・サポーターで車内は東京のラッシュ並みにすし詰めでした。アイルランドのラッシュなんて初めて経験した~!
DARTはLansdowne Stadiumの観客席の下をくぐるように走ってBooterstown駅へ。晴れた海の眺めはとてもキレイ。駅から走って走ってぎりぎりセーフ! 日本からいらしたHちゃんのお母様が席を取っておいて下さいました。
日本と違うのは、まず卒業式が夜7時半から始まること。昼じゃないんです!
それから制服でないこと。みんなきばってオシャレして来ます。普段校内で見かける制服姿の高校生はやはり子どもだなぁという印象でしたが、この日はメイクもバッチリ、髪の毛もカールして、セミフォーマルなドレスやスーツを身につけた高校生たちは、とても大人っぽく見えました。
卒業生入場― って言っても、日本のように全校生徒保護者が見守る中、拍手に包まれて入場、でもなく、生徒によるジャズの演奏の中、気がついたらバラバラ入場していました。日本の学校の式典のような厳かな雰囲気というより、終始リラックスしたハッピーなムードが漂っていました。
式の内容は盛りだくさん!
まず校長先生の挨拶がありました。冗談も交えて会場が暖かい笑いに包まれます。
その後は生徒による音楽や詩の朗読が続きます。音楽のコンテストやミュージカルが盛んなAndrewsらしく、音楽の才能にあふれた生徒が次々と出てきました。ピアノを弾きながら歌う女の子、バイオリンとピアノのタンゴ・デュオ、ミュージカル「レミゼ」で大活躍した2人の女の子もデュオで歌を聴かせてくれました。
式のハイライトは修了書の授与。担任の先生が一人一人の名前を読み上げ、舞台で校長先生から修了書を手渡されます。これも日本のように左手、右手、礼、など格式ばったものではなく、先生と握手する程度、とてもあっさりしています。去年は担任の先生のところに握手しに行ったり、ハグしたり、ほっぺにキスをしたりという生徒もいて、会場も盛り上がりましたが、今年はそんなこともなく実にあっさり。
我が子の授与の瞬間を待ち構えるご父兄はここも同じ。シャッターチャンスが短いので今か今かと待ち構えます。
(*修了書授与と舞台パフォーマンスの写真は今年は撮れませんでした(涙)。掲載写真は去年のもの)
Head Girl, Head Boy(学年代表)の女の子と男の子がスピーチをしました。
「今晩は6年生のみんなが集まる最後の機会です」―そう、何年か一緒に学校を過ごした子どもたちは、これからはそれぞれの進路に向けてバラバラに歩いていきます。ハッピーな夜ではあるけど、やっぱりしんみりする夜。
校長先生による聖書の祈りの言葉と学校指定の聖歌を会場のみんなで歌って、式は締めくくられました。
式典後、カンティーン(食堂)では飲み物とおつまみが振舞われました。おつまみはこれからが旬の苺とクリーム!飲み物はワイン!! この日は子どもたちも大人たちに祝福されながら一緒にワインやシャンパンを楽しみます。
Mちゃんのお父様も日本からいらっしゃいました。日本の卒業式とはだいぶ違う様子に驚かれつつ、こういうのもいいね、と娘さんの卒業を喜んでいらっしゃいました。
T くん、Hちゃんのそれぞれの担任の先生にもお会いできました。「Tが9月のパーティにも来れるといいけど・・・」と別れが名残惜しそうなTくんの先生。Hちゃんの先生も、「彼女はとてもラブリーな子です。学校のいろんな活動にも参加してくれました」とHちゃんのお母様に声をかけてくださいました。
夜10過ぎくらいまで学校のカンティーンでは、子どもたちと卒業を祝う両親や先生との歓談が弾んでいました。
夜10時過ぎでもまだほんのり明るいダブリン。夏が近づいてくるのを感じます。
・・・そして彼らの本当の(??)お楽しみはこれから、オシャレして着飾った子どもたちは、みんなで過ごす最後の夜を大いにエンジョイするためBallsbridge(ダブリンの一等地よ~!)のナイトクラブに繰り出していきました。
6月からリービング試験が始まります。リービングの結果で大学が決まるので、本当に真剣に頑張らなくてはならない時期です。そんなシビアな時期の前のハッピーな卒業パーティは、子どもたちの成長を喜ぶとても暖かい雰囲気でした。
・・・何はともあれ、卒業オメデトウ!!
★「アイルランド・ハイスクール・ダイアリー」ICTのプロフィールはコチラから★
☆「アイルランド・ハイスクール・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆
⇒アイルランドへの高校留学はアイルランド留学センターにおまかせ!